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February 16, 2018

いずこも頭の痛い受信料問題

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オーストリアは、平昌オリンピックで、2個目の金メダルを獲得しました。種目は本来、オーストリアが得意のアルペンです。

男子アルペン複合で、ARCE HIRSCHER選手が金メダルを獲得しました。ただ、それ以外のアルペン競技では、今のところ不振です‥

今日は「ORFの受信料にまつわるお話」です。

日本でも時々、NHKの受信料をめぐる裁判がありますが、最近では支払いを命じる判決が定着しているようですね。
ただ、昔と異なり、テレビを見なくなっている人が増えていること、民間放送網が充実して公共放送以外の局を選択できるようになったこと、情報収集の手段がインターネットに移行していることなどを考えると、公共放送の位置づけが変わってきているような気がします。

さて、家主さんが払っているので、Feriは関係ありませんが、オーストリアでは、ORFにテレビとラジオを所有している世帯は、52.66Euroの受信料を2ヵ月1度支払わなければなりません。

日本のNHKは、受信形態で受信料の値段が異なりますが、こちらは一律。さらに、受信料の徴収(受像機の確認)は結構厳しいようで、こちらの文化である「逃げ得は許さない」を実践しているそうです。

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実際、郵便局員が個人宅を訪問し、受像機の有無を確認しているようなケースもあるという噂話を耳にしたこともあります。

ただ、日本のNHKと異なるのは、ORFでは民間企業のコマーシャルも平気で流しているということです。つまり、広告収入を得ている訳です。ただ、コマーシャル中は、画面左上の「ORFのロゴ」は消えているようです。

それで、受信料を徴収しているのですから、面白くない人は多いでしょうね。また、日本でも問題になっているのは、公共放送の位置づけです。

特に政治的な問題の場合、特定の政党や勢力に加担しているのではないか‥という疑惑です。NHKの場合、左右両派から批判されているようです。

日本の場合、公共の電波を使うため、NHKだけでなく、民間放送も中立性が求められるようですが、実際にはニュース系の番組では、色々な問題があるようですね。

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さて、オーストリアでも、その点を問題視しているグループが存在します。それが、政権入りした自由党。自由党は、ORFの受信料廃止を訴えています。

その理由ですが、前回の大統領選挙の際、大統領候補のテレビ討論会で、自由党候補に対して、憶測情報を持ち出してホーファー氏に質問し、逆にその情報の出所の曖昧さが暴露されてしまったのです。

ORFは、社会民主党を贔屓にしているらしく、自由党は大嫌いのようです。そこで、政権入りした自由党は、不偏不党の看板を事実上、下ろしてしまっているORFの受信料廃止を訴えているようです。

お隣のスイスでは、2015年に公共放送の受信料徴収に関して、国民投票が実施され、わずかの差で可決されています(スイスの場合、現在はテレビやラジオを保有していなくても、一律に受信料が徴収される方式です)。
何かと話題を提供してくれる自由党。さて、この行方は‥


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