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March 21, 2018

Hernals駅の隣も工事中

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今日、日本は「春分の日」でお休みですね。

寒の戻りがあり、寒い地域もあるようですが、皆さま、ご自愛ください。

さて、今日は「アパート建設ラッシュが続くWienの話題」です。

最近は、従来と異なり、「スクラップアンドビルド方式」の再開発が顕著になってきたWien。スクラップアンドビルド方式の場合、最も気になるのは、周囲の景観に大きな影響を及ぼす可能性が高いという点です。

周囲に伝統的な建物が建っているケースが多いWienでは、従来の統一された景観が崩れてしまうような気がします。

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Feriが以前、17区にあるアパートにお世話になっていましたが、最寄り駅はS45のHernalsでした。この駅は16区と17区の境にあるのが特徴ですが、駅舎はDorunbach地区にあります。

S45にはOtto Wagnerによる伝統的なデザインの駅舎が多いですが、Hernals駅も、その一つで、1898年に開業しました。

この駅は第二次世界大戦時に被災しましたが、周辺の再開発に合わせて、オリジナルへの復元工事が行われ、1987年に完成しました。

このように、S45やU6にはOtto Wagnerがデザインした駅舎が多いですが、このように多額の費用と歳月をかけて、復元し、使用しているのはたいしたものです。

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なお、Hernals駅にはOttakring寄りに貨物駅があります。現在、貨物輸送は行われていませんが、かつては、この貨物駅を利用して、市内に運ぶ食料品をはじめとする物資が搬入されていたそうです。

以前、このブログでご紹介したこともありますが、Julius Meinlの本社工場があり、専用の引き込み線も用意されていました。専用線でコーヒーを搬入するというのもすごい話です。それだけ需要が多かったのでしょう。

さて、最近、所要があってHernals駅を利用したのですが、駅を降りてびっくり仰天。

東側の隣接地域で大規模な再開発が始まっていたのです。駅前は、数年前の駅前整備事業の一環としてバスターミナルになりましたが、その隣接する地域です。

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鉄道路線のS45とHeigerlien Straße、PaIetzgasseに囲まれたエリアです。

お恥ずかし話、以前、この場所には何があったのか、記憶になかったのですが、2015年に撮影した写真を引っ張り出したところ、高架になっている鉄道線路と同じ高さの丘になっていたようです。シンボルは丘の上に立つ、トウヒらしき木。

ただ、私有地だったのか、公有地(ÖBB所有)だったのかは、よくわかりません。地図を見ると、広大な土地であったことがわかります。

現在は、丘は完全に削り取られ、土地を平坦にして基礎工事を行っているところでしたが、ご多分に漏れず高級アパートが建設されるようです。

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鉄道も高架部分と丘がつながっていたため、丘を崩した上で、鉄道線路側に擁壁を建設する工事も並行して行われていました。

この現場では、MIGRAとARWAGという二つのデベロッパーが開発を進めています。MIGRAが建設するアパートには、79戸が入居する計画になっています。一方、ARWAGが建設するアパートの方が小規模なようで、こちらは46戸が入居する計画です。

完成予想パースを見るかがりでは、MIGRAの物件の方が、駅に近い側に建設されるようです。

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この付近は、再開発が比較的早くから行われていたので、伝統的なデザインの建物は比較的少ないので、まぁ、完成しても違和感は少ないかもしれません。

日本流で言えば、「S45のHerna駅から0分の好立地」ですから、高額物件でしょうね。

散歩に最適なウィーンの森も近いですし、交通の便も抜群。付近にはスーパーマーケットも多数あります。こんなところに住んだら、快適な生活が実現できそうですね…


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