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March 2018

March 31, 2018

どうなるのでしょうか?

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今度の日曜日はOstern(イースター、復活祭)です。

ただ、こちらはちょっと天候不良が続いており、「春の訪れを告げる」という感じにはならないかもしれません。もしかすると、昨年のクリスマスよりも寒くなるという話も出ています。

また、今週末はVerkehrsmuseum Remise(ウィーン交通博物館)で、「Ostern in der Remise」の行事が行われます。このように、カトリック教徒が多いオーストリアでは、祝日も含めて、キリスト教に関連する行事が多いのが特徴です。

しかし、近年、キリスト教徒以外の人が急速に増えていること、難民・移民などの問題もあり、こういったキリスト教に関連した行事を見直す動きも出ているという話を耳にしたことがあります。

ところで、最近、日本ではヨーロッパの移民に関するニュースが報道されているのでしょうか。ヨーロッパでは、何故か、難民や移民に関するネガティブな情報は、マスコミがセーブしている傾向があります。そのため、あまり情報が伝わってきません。

Feriは行ったことがないので、断定的なことは言えませんが、北欧スウェーデンの治安が急速に悪化しているという話もあります。

そのため、スェーデンの医療機関で働く外国人医療関係者の中には、母国へ戻る人も出てきているという話を耳にしました。

更に、一部の国では、移民・難民に対するヘイトスピーチを徹底して取り締まる動きも出ており、インターネット上でも情報が伝わらなくなっているという噂もあります。

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ドイツほどではありませんが、オーストリアでも移民に関するネガティブな話題は、マスコミがあまり取り上げない傾向があるようです。

一つには無用な対立を招かないための配慮なのかもしれませんが、その他にも色々な事情があるようです。

そんな中、珍しくオーストリアのKronen Zeitungで、こんな記事を見かけました。

ウィーンにあるAKH(国立病院)での出来事です。ウィーンに住むSalfenauerさんご夫婦のお嬢さんが難病を発症し、定期的にAKHに通院し、治療を受けているそうです。

治療は、24時間以上かかる薬剤接種なのですが、副作用は命の危険が伴うため、今までご夫婦はお嬢さんにつきそっていたそうです。

3月中旬、いつものように治療でAKHを訪れたSalfenauerさんご夫婦は、病院側から次のような指示を受けました。“同室の‘radical Muslim woman’(過激ムスリム女性)が、男性の入室を拒否しているので、お父さんは病室外で待機してください”。

仕方なく病院側の指示に従ったSalfenauerさんですが、それにもかかわらず、件のイスラム女性は、“彼の声が聞こえる”と訴え、そこからも立ち去るよう要求したそうです。

イスラム女性患者とSalfenauerさんは口論になったようですが、Salfenauerさんご夫婦が譲歩する形で、待合室に引き揚げました。

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March 30, 2018

オーストリア航空の2018夏スケジュール

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今日は「オーストリア航空の話題」をお伝えしましょう。

3月27日、同社は2018年の夏スケジュールで行われる拡大路線の概要を発表しました。

再開される日本線ですが、5月15日のウィーン発が初便となります(成田発は5月16日)。運航日は、すでに発表されているようにウィーン発が月曜、火曜、水曜、金曜、日曜で、成田発が月曜、火曜、水曜、木曜、土曜という週5便体制です。

機材は、以前と同じB777-200ER型ですが、今回からプレミアムエコノミーのサービスが始まります。座席配置ですが、Business38席、Premiumeconomy24席、Economy244席が標準となります。

Premiumeconomy設置前は、Business48席、Economy260席だったので、両社のゾーンを若干、削ってPremiumeconomyを設置したことがわかります。

日本線のダイヤですが、以下のようになっています。便名も、そのまま復活です。

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-OS51便:ウィーン発13時40分、成田着7時30分

-OS52便:成田発10時55分、ウィーン着15時55分

日本線の復活で一番喜んでいるのは、日本のご家族を呼び寄せることがある、こちらにお住まいの日本人だと思います。ご家族がご高齢の場合、乗り継ぎがネックになりますので‥

直行便でしたら、途中でトラブルになるリスクはゼロですからね。Feriの友人も安心していると思います。

さて、日本線以外の長距離路線では、北米路線の運航充実が図られます。

具体的には、ロサンゼルス線が週6便、マイアミ線が週4便、トロント線が週6便、ワシントン、シカゴ線をデイリーで運航するほか、ニューアーク、JFK線で引き続き週13便、運航します。

中国線については、特に変化はないようです。

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March 29, 2018

どうなる「飲食店の全面禁煙」

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今日は「飲食店の禁煙にまつわる話題」です。

日本でも2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に合わせて、飲食店の禁煙を進める法案が審議されているようですが、「喫煙問題」は、いずこも頭の痛い問題です。

ヨーロッパでは喫煙に寛容だったオーストリアですが、ご存じのようにEUのレギュレーションにより、徐々に禁煙の範囲が広がってきました。

そして、2015年、ついに飲食店での全面禁煙が議会で可決され、2018年5月1日から施行されることになりました。

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3年の猶予を与えた形になりましたが、2016年7月1日以前に店内を禁煙仕様に改装した場合は、税制上の優遇措置を与えるなど、早期の全面禁煙化に向けた取り組みも行われました。

可決された法案では、常設の飲食店だけでなく、テント内のイベントやパーティ会場での喫煙も禁止されており、唯一の例外は、ホテル内の喫煙場所設置。

ただし、この喫煙場所では、食事やドリンクの持ち込みは一切認められず、ホテル側からのサービスも提供できません(空港に設置されている喫煙室と一緒ですね。左の写真はフランクフルト・アム・マイン空港の喫煙室です)。

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実際、完全分煙でもCaféなどはかなり影響を受けており、改装費用を捻出できず、結果的に経営権を手放したところもあります。小規模な店舗に関しては、選択式だったので、何とかなっているというのが実情でした。

ところが、昨年、政権交代が実現してから、この法案を見直す動きが出てきました。

国民党(ÖVP)は自由党(FPÖ)と連立を組む際、「全てのバーやレストランでの喫煙を禁じる法律」の撤回を条件にしたのです。

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March 28, 2018

Linzer Torte

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今日は「伝統的なお菓子の話題」をお伝えしましょう。

ご存じのようにオーストリアには、古くから美味しいお菓子が沢山、作られているのは、皆さまご存じのとおりです。

Wienの街中を歩いているとSacherTorteの袋を下げたお客さまを時々見かけます。絶好なWien土産ですね。そう言えば、シュヴェヒャート空港の制限エリア内でも、SacherTorteを販売していますね。

「こってりとした濃厚な味わい」が特徴のSacherTorteですが、最近では、日本でも有名になり、コンビニエンスストアの店頭にも並ぶことがあるとか‥Wienの皆さまが耳にしたら、さぞやびっくりすることでしょう。

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なお、厳密にはSacherTorteと名乗ることができるのは、ホテル・ザッハーおよびデメルで提供されるものなのですが、街中では、この名前のチョコレートケーキを多く見かけます。

まぁ、うるさいことは抜きにして、美味しい一時を過ごせれば、それで良しとしましょう。

さて、先日、久しぶりにオーバーエスターライヒ州に住んでいる大先輩と、Wienでお目にかかることができました。

以前は、Wien市内に居を構えていましたが、今はオーバーエスターライヒ州の某街にあるお住まいで生活をされています。久しぶりにお目にかかるということで、お土産にLinzer Torteをいただきました。

今回は、奥さまはご一緒ではなかったのですが、奥さまからのプレゼントでした。

Linzer Torte(リンツァートルテ)は、Linzで生まれた世界的有名なお菓子。

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「リンツ地方 (Linzer) の菓子」という意味で、アーモンドの粉末と、シナモンやナツメグ等の香辛料を入れた生地の間に、フランボワーズジャムをはさんだ丸いケーキです。

以前、日本オーストリア食文化協会の方にうかがったお話では、リンツ地方の菓子にはアーモンドとラズベリーを使ったものが多いそうです。、

また、意外なことにフランスでも、「オーストリアの菓子」として有名だそうで、どこの菓子屋でも見かけるとか(Feriは、フランスには詳しくないので、店頭で確認した訳ではありませんが‥)。

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March 27, 2018

車いすのお客さま用買い物カート

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今日は「お店の買い物カートの話題」をお届けしましょう。

こちらでは、スーパーマーケットでは巨大なカートを使って買い物をするのが一般的です。感覚的には、日本のスーパーに設置してあるものの倍はあるような気がします。

また、カートの整理を効率的に行うため、デポジット制を導入しています。そのため、原則としてカートを整理する要員は配置されていません。

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もちろん、大量も買い物をしないお客さま向けにカゴも置かれていますが、こちらはデポジットではありません。ただ、カゴを使う場合、精算後にカゴから買い物袋に商品を入れ替えるというパターンより、精算時に自分の買い物袋に入れる人が多いような気がします。

さて、今日はスーパーマーケットのお話ではなく、ドラッグストアのケースです。ドラッグストアの場合、スーパーマーケットほど大量に商品を購入するお客さまが少ないためか、カートも小振りのケースが多いような気がします。

先日、こちらではポピュラーなドラッグストアチェーンのdm前を通りかかったところ、ショーウィンドウから興味深い表示が見えました。

それが、冒頭の写真です。どなたでもわかる平易なイラスト。車いすのお客さま用買い物カートが置かれており、その使い方をイラストで示したものだったのです。

車いすのお客さまが使いやすいように、下部が広くとってある上に、カートの荷台も若干、低いような感じです。

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March 26, 2018

旧市街には不釣り合い?

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日本では学校が「春休み」に入ったこともあり、人の移動が多くなっているようですが、皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

日本の場合、4月から新年度に入るため、3月末は、新生活に向けて人の動きが活発になりますね。

さて、今日は「旧市街のお店の話題」をお届けしましょう。

ウィーンの旧市街(1区)のお店と言えば、昔から営業している伝統的なお店や、高級品を扱うBoutiqueなどが多いという印象がありますね。

このブログでも時々お伝えしているように、伝統的な個人商店に関しては「後継者難」の問題などもあり、廃業するところが増えているようです。その跡地に入るのは、だいたい新業態や最近流行のお店と相場が決まっています。

先日、所用があってSchottentorから旧市街を横断(おおげさですが)して、Stubentorまで行った時、Stubenbastei で写真のようなお店を見かけました。

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以前、ここは、別のお店だったのは間違いないのですが、どのような業態だったかは、残念ながら記憶にありません。

写真を丹念に探せば、このお店になる前のものが出てくる可能性が高いのですが、めげてしまいました‥

業態は、Wienでも最近多く見かけるようになったディスカウントショップです。日本流に言えば「100円ショップ」ですが、必ずしも「日本の100円」に相当する1Euroでお値段が統一されている訳ではありません。

ただ、色々な商品を安く販売しています。Feriも、時々、覗くことがありますが、なかなか興味深い品揃えです。

ちなみに、このお店の屋号は、Scount Handels。「低価格がウリ」の「庶民的なお店」なので、Wienでも比較的低所得者層が多いエリアに出店する傾向が多い業態です。

という訳で、富裕層が多くお住まいも旧市街には、正直、不釣り合いな業態のような気がします。

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March 25, 2018

Wien地下鉄新型車両デザインが発表されました

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週末、東京では桜が一挙に満開になったようですが、お花見も賑わったことでしょう。

さて、今日は「Wiener Linienの新型地下鉄車両の話題」をお届けしましょう。

競争入札の結果、SIEMENSが受注したWiener Linienの新型地下鉄ですが、受注の段階ではデザインは公開されていませんでした。

今回、インテリアも含む車両デザインが公開されました。ちなみに、現時点では新型地下鉄は「X-Wagen」と呼ばれています。

ご存じのように、今回の新型車両は、完全自動運転システムが導入されるU5での使用を前提としたものです。外観よりも、システム関係が大きく改良されていると思われます。

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まず、外観ですが、完成予想イラストをご覧になるとわかるように、現在、使用されているType Vに近い「食パン型」のデザインになっています。

片側3扉(両開き、プラグインドア)で、正直、あまり代わり映えしない感じがしますね。最も機能性を重視すると、こういったデザインに至ると思います。

そういう意味では、不要な装飾を廃して、合理的なデザインにしたのは、頷けるところです。

先頭部分もType Vとよく似ていますが、前照灯を含めて横長に光る帯が入っています。この帯は、側面の帯と同じ幅になります。出入り口上部には、乗客案内用の各種ピクトグラムが掲出されています。

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さらにドアの外側にも開閉時、ドアに埋め込まれた警告灯(縦長、恐らくLED)が点滅するようです。ドアが開く前は緑、開くときは赤に色が変わります。これは、ホームドアが設置されるU5の意識した装備でしょうね。

もちろんエアコンが装備されていますが、ご存じのように積極的に冷やすというより、極端に客室温度が上がらないように調整しますという感覚です。

そのため、例によって窓の一部が通風用に開閉できるようになっています。Type Vでは横開き式でしたが、X-Wagenでは、Type Uのように「内側に開く方式」に戻るようです。こちらの方が外気を多く取り入れることができるためだと思われます。

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車体は軽量構造になっており、使用される材料の90%以上がリサイクル可能だそうです。恐らくアルミ製だと思いますが、素材については言及されていませんでした。

大幅に刷新されるのは客室です。Wiener Linienの地下鉄は、基本的に向かい合わせ方式のクロスシートを採用していますが、X-Wagenも基本的にはクロスシートです。

ただ、従来はベビーカーを搭載するスペースは設けられていませんでしたが、X-WagenではULFなどと同じく、折りたたみ式のシートを装備したベビーカー搭載スペースが新設されることになりました。

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March 24, 2018

番外編 九州酒蔵びらき

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三寒四温が続く日本ですが、皆さまは、いかがお過ごしでしょうか。

今日は番外編で「お酒の話題」をお届けしましょう。

自分で言うのも変ですが、今やFeriのホームグラウンドはVolksoperからホイリゲに移った感があります。

いわゆるインバウンドを対象としたホイリゲもWienには沢山ありますが、Feriが足繁く通っているのは、地元の皆さまご用達のホイリゲであるのは言うまでもありません。

さて、先日、九州・福岡へ出張した友人から興味深いメールが届きました。「3月23日から35日まで、JR博多駅前広場で“九州酒蔵びらき”というイベントがあり、たまたま出張期間と重なったので参入してきたよ」というものです。

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九州というと蒸留酒の焼酎が有名ですが、実は日本酒でも隠れた名醸造所が存在します。福岡や佐賀には、特に多いという話を聴いたことがあります。

会場では、1個500円の有田焼ぐい呑みか、プラスチック製のカップを購入して、各醸造所のブースを回るシステムになっていたそうです。

まぁ、このパターンは日本では良くあるのですが、友人曰く、“会場限定の特別酒を提供していた”というではありまえせんか。

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「限定品」に弱い日本の皆さま。当然、試飲してみたくなるのが人情です。友人も、最近、仕事で訪れている佐賀の酒蔵を集中的に回ったそうです。その気持ち、よくわかりますね。

やはり酒蔵によって、口当たりや味にかなりの違いがあったとか…

まぁ、これは、こちらのワインでも同じこと。同じGRÜNER VELTLINERでも、ホイリゲによって味は異なります。まぁ、これが楽しいのは言うまでもありません。


しかし、「酒蔵びらき」とは、呑兵衛にとっては、たまらない催事ですね。Wienでは、毎年秋に行われるワインハイキングが、これに近い催事です。

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March 23, 2018

Sauerkrautの量り売り

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今日はオーストリアでは定番の総菜「Sauerkrautのお話」です。

日本の漬物とは全く違いますが、立ち位置としては、それに近い食品(料理)がザワークラウトではないでしょうか。

酸味が強いことから、「酢漬け」といったイメージがありますが、ご存じの方も多いように、この酸味は、空気中の乳酸菌などによる発酵で生じるもので、酢などの調味料は加えていません。

ブルストやウィンナシュニッツェルなど、脂っこい肉料理の付け合わせとして使われるケースが多いですね。なお、常温で食べるほか、温めて食べることもあります。

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地域によって製法が違うようですが、基本的にはキャベツを千切りにして、瓶や漬物樽に入れ、塩と香辛料を入れてから攪拌。重しをのせて押しをかけ、常温で保管します。

夏ならば3日程度、冬でも1週間程度で酸味が出て食べごろになるようです。

日本の「漬物」と同じく、自宅でも作ることができますが、スーパーマーケットなどで既製品をお買い求めになる方も多いようです。

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アルミパックに入った商品やチルド商品、瓶詰めが一般的です。

写真のチルド商品は、電子レンジで温めて食べるもので、650wで4分半と表示されていました。一方、アルミパックに入った商品は、そのまま取り出して常温で食べるのが基本のようです。

このようなパッケージ商品に加えて、一部のスーパーマーケット(特に規模が大きく、需要が高いお店)では、量り売りを実施しています。

今回お目にかけるのはMERKURの売場です。気になるお値段は1kg、2.19Euroでした。パック入りの商品が、500gで1.49Euro程度なので、量り売りの方がお得なようです。

プライスカードを見ればわかるとおり、オーストリア産です。

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March 22, 2018

伝統的なカフェハウスがブティックに‥

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先日、世界遺産にしていされているWienの旧市街が「危機遺産」の勧告を受けているという話題をご紹介しましたが、今回は、それに関連するような話題です。

ウィーンの旧市街や周辺には、雰囲気の良い「伝統的なカフェハウス」が点在していますね。

観光客の方も大勢いらっしゃるCafé Centralなどもありますが、比較的小さく、まだまだ地元の皆さまが愛用しているお店もあります。

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FeriがはじめてWienに行った頃は、ほとんどのカフェハウスが喫煙可だったため、店内には紫煙が漂っており、良い悪いは別にして、独特の雰囲気を醸し出していました。

その後、分煙が徹底されるようになり、タバコが苦手なお客さまにとっては、過ごしやすくなったのは、言うまでもありません。

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カフェハウスの中には、定期的に店内でミニコンサートやピアノ演奏などを開催しているところもあります。

以前、Feriがよく利用していた旧市街のホテルに近いSCHOTTENRINGにも、渋いCaféがありました。ちょうど、旧証券取引所の向かいです。

屋号が思い出せなかったのですが、写真が出てきました。「Café SCHOTTENRING」というお店です。Feriも何回か利用したことがあります。

典型的な「カフェハウス」で、地元の皆さんがゆったりと過ごしている姿が印象的でした。

また、Ringに面してシャニガルテンも設置されており、季節の良い時期は、こちらも賑わっていました。

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March 21, 2018

Hernals駅の隣も工事中

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今日、日本は「春分の日」でお休みですね。

寒の戻りがあり、寒い地域もあるようですが、皆さま、ご自愛ください。

さて、今日は「アパート建設ラッシュが続くWienの話題」です。

最近は、従来と異なり、「スクラップアンドビルド方式」の再開発が顕著になってきたWien。スクラップアンドビルド方式の場合、最も気になるのは、周囲の景観に大きな影響を及ぼす可能性が高いという点です。

周囲に伝統的な建物が建っているケースが多いWienでは、従来の統一された景観が崩れてしまうような気がします。

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Feriが以前、17区にあるアパートにお世話になっていましたが、最寄り駅はS45のHernalsでした。この駅は16区と17区の境にあるのが特徴ですが、駅舎はDorunbach地区にあります。

S45にはOtto Wagnerによる伝統的なデザインの駅舎が多いですが、Hernals駅も、その一つで、1898年に開業しました。

この駅は第二次世界大戦時に被災しましたが、周辺の再開発に合わせて、オリジナルへの復元工事が行われ、1987年に完成しました。

このように、S45やU6にはOtto Wagnerがデザインした駅舎が多いですが、このように多額の費用と歳月をかけて、復元し、使用しているのはたいしたものです。

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なお、Hernals駅にはOttakring寄りに貨物駅があります。現在、貨物輸送は行われていませんが、かつては、この貨物駅を利用して、市内に運ぶ食料品をはじめとする物資が搬入されていたそうです。

以前、このブログでご紹介したこともありますが、Julius Meinlの本社工場があり、専用の引き込み線も用意されていました。専用線でコーヒーを搬入するというのもすごい話です。それだけ需要が多かったのでしょう。

さて、最近、所要があってHernals駅を利用したのですが、駅を降りてびっくり仰天。

東側の隣接地域で大規模な再開発が始まっていたのです。駅前は、数年前の駅前整備事業の一環としてバスターミナルになりましたが、その隣接する地域です。

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March 20, 2018

巨大なろうそく

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先週末からイースター市が始まりましたが、それより前から商店ではイースターに向けた飾り付けが行われています。

イースターは春の訪れを告げる行事ですから、色もパステルカラーを使った春をイメージしたものが多いですね。

さて、今日は「ちょっと面白いグッズの話題」です。

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こちらでは、現在でも「ろうそく」が日常的に使われているのは、皆さま、ご存じのとおりです。市内には「ろうそく専門店」も営業しており、色々なろうそくが販売されています。

以前、旧市街のAm Hof近くになった専門店には、色々な「変わったデザインのろうそく」が販売されており、このブログでも何回かご紹介したことがあります。

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また、Feriも何回か、利用したことがあります。ただ、残念ながら、閉店してしまい、現在では水晶などを販売する専門店になっています。

さて、今日、ご紹介するのは18区にあるFrësiaというバラエティショップで見かけた「巨大なろうそく」です。

たまたまバーゲン品として、店頭の平台に並んでいました。とにかく「巨大なろうそう」で、直径30cmちかくありそうな感じです。

プライスカードには「Autdoor Candle」と書かれていたので、キャンプなどで使う商品のようです。お値段ですが、本来は9.95Euroのところが、バーゲン品なので7.95Euroになっていました。

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March 19, 2018

REGIO JETは、こんな感じ

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今日は「Wineに乗り入れている鉄道の話題」です。

皆さまご存じのようにヨーロッパの国鉄は、上下分割方式で民営化されたところが大多数です。そのため、従来と異なる鉄道運行会社が参入するようになりました。

このブログにもたびたび登場するオーストリアのWestBahnも、そのような鉄道の一つですし、ÖBBが運営する国際夜行列車NightJetも、この制度を利用して運行しています。

先日、このブログでチェコの新しい会社が運行するREGIO JETをご紹介しましたが、先日、Hauptbahnhofで、実際の列車を見る機会がありました。ただ、乗ったわけではありませんが…

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このREGIO JETは「鉄道のLCC」といった趣で、とにかく運賃がお安いのが特徴。Wine-Parg間が15Euroから設定されています。もっとも「から」がくせ者なのは言うまでもありませんが… 

なお、列車番号ですが、ÖBBのRailJetと紛らわしい「RJ」を冠しています。ただし、列車番号自体は1000番台ですが…

ポスターに登場している機関車は、先日、ÖBBが貨物用に導入したSIEMENSのVectronシリーズ。で、現車はやはりVectronでした。形式は193型。

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客車はヨーロッパの標準仕様車で4両編成。車内は見学することはできませんでしたが、最近、多くなっているオープンタイプ客室が基本のようです。

また、無料Wi-FiやPC用電源供給サービスが導入されています。さらに編成は短いものの、航空機のようにクラス別サービスが導入されている点が注目されます。

そして、車体にクラス別サービス内容を示すピクトグラムが掲出されています。

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上級クラスはBusiness。こちらはコンパートメントが基本で、ソフトドリンクの無料サービス、新聞サービスなどがあるほか、有料で軽食のケータリングも行っています。

次にRilax。こちは名称が示すように、ちょっと贅沢な旅行用のクラス。ソフトドリンクの無料サービスに加えて、車内Wi-Fiを利用したエンターテインメントシステム用の携帯端末の貸出も行っているようです。

Standardはコンパートメントとオープンタイプの両方があり、無料ドリンクサービスなども設定されています。

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そして、最もリーズナブルな価格が設定されているのがLOW COST。こちらはオープンタイプの客室で、シートピッチも若干狭いようです。また、ケータリングサービスは一切ありませんが、その分、料金設定は低く抑えられています。

同社のホームページによると、BUSINESS とRELAXはFullServiceをうたっています。

料金ですが、Wine-Parg間の場合。STANDARDが15Euro、RELAXは19Euro、BUSINESSは22Euroとなっていました。曜日によっても運賃が違うことでしょう。

いずれにしても細かい運賃設定をしているところは、昨今の航空会社と同じ発想ですね。

さて、新会社が新型電気機関車を自力で調達するのは異例なのですが、調べてみたらELL Austriaから3両をリースで導入したことがわかりました。

ここで気になったのがELL Austriaという会社。ELL Austria GmbH(ELL:European Locomotive Leasing)は、ウィーンを拠点とする鉄道車両のリース会社です。

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March 18, 2018

変わったお店シリーズ136 SPARの新業態“SPAR enjoy”

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今日は変わったお店シリーズの一つとして「スーパーマーケットの話題」をお届けしましょう。

ご存じのように、こちらでは日本のコンビニエンスストアと同じ業態はありません。事業形態が比較的似ているのは、ガススタンドに併設されているショップでしょうか。

しかし、それでも、日本のコンビニエンスストアに比べると、圧倒的に品揃えが少ないですね。それでも加工食品やドリンク類が手に入るので、一般のスーパーマーケットが休みの日曜日などには助かります。

一方で、こちれでも生活パターンが多様化してきており、従来の営業形態が、必ずしも利用者のニーズにマッチしているとは言えなくなってきました。

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そのため旧市街にあるスーパーマーケットでは、テイクアウトして、すぐに食べることがでいる商品が増えています。

さらにイートインコーナーを開設しているところも増えてきているように感じます。ただ、基本的な品揃えは、従来のスーパーマーケットに近いと思います。

そんな中、旧市街(Vollzeile39)に今までからあったSPARの小型店が、最近、改装されちょっと変わった店舗になりました。

大げさに言えば「新業態」といった感じです。そのため、店名も「SPAR enjoy」となっています。キャッチフレーズは“Ready to Eat!”。正にすぐに食べることができる商品を取り揃えていることがわかります。

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具体的にはサンドイッチやサラダが中心ですが、SUSHIも並んでいました。また、日本のコンビニエンスストアほどではありませんが、チキンなど温かいスナック(Hot to Go)も販売されています。

当然、ドリンク類も充実しており、紙コップに入ったCoffee(Coffee to Go)も販売しています。

まず、取り扱っている商品が、オフィスなどで昼食をとるときに便利な「中食」(調理済み食品)中心であるという点です。

営業時間は、月曜から金曜日までが7時15分から19時30分まで、土曜日は7時15分から18時00分までとなっています。

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March 17, 2018

謎のピクトグラムシリーズ ベビーカー禁止?

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先日、Wien-DonaustadtWienで路線バス26A系統(連節バス)と大型トラックの衝突事故が発生しました。この事故で、バスの乗客8名が負傷しました。

写真を見ると、バスの側面に大型トラックが接触したようですが、バスの車体がかなり痛んでおり、大事故になる一歩手前だったような気がします。

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さて、今日は「謎のピクトグラムシリーズ」をお届けしましょう。

現在、ÖBBが運行するS Bahnでは、バリアフリー仕様のCityJetをはじめとする新型電車が続々と投入されています。

ご存じのように、こちらの駅はプラットホームが低いため、列車に乗るには大きな段差があります。この段差が「バリア」になっている訳です。対応策としては、

1.プラットホームをかさ上げする

2.車両を低床化する

という2つですが、ヨーロッパの多くの国では、「車両の低床化」で対応しています。

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ただ、車輪を小径化する訳にはいかないため、台車間を低床化するのが一般的です。

そのため、出入り口付近はプラットホームと同じレベルになっていますが、台車の部分は床が高く、車内を車いすやベビーカーで自由に移動することは難しいのが実情です。

さて、Feriが、はじめてオーストリアを訪問した頃、投入が始まった3両編成の4020型電車は、残念ながら低床仕様になっていません。

そのため、ベビーカーなどを載せる場合は、他のお客さまのアシストが不可欠です。こちらでは、協力をしてくれるお客さまが多いので、比較的スムーズにベビーカーを利用しているお客さまの乗降ができるようです。

先日、S45を利用した際、低床式の4024型ではなく、4020型がやってきました。ふとドアを見ると、写真のようなピクトグラムが…

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March 16, 2018

大胆な大規模改修工事

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3月14日、国連が「世界幸福度ランキング World Happiness Report」を発表しました。このランキングは「所得」、「健康と寿命」、「社会支援」、「自由」、「信頼」、「寛容さ」などの要素を基準にランク付けされたもの。

海外では、あまり関心がない、この手のランキングですが、日本人はランキング好きですから、話題になっていると思います。ちなみに、オーストリアは12位、日本は54位でしたが、国民の実感はどうなのでしょうね。

さて、昨日は「19区のアパートの話題」をお伝えしましたが、今日は旧市街で見かけた「改修工事現場の話題」です。

Wienは旧市街であっても、住民が多く住んでいるので、建物でも様々な工事が行われています。

実際、ケルントナーシュトラーセ沿いでは、従来の建物を解体し、新しいショッピングセンターを建てたケースもあります。もちろん、高さ制限は守っていますが、とおりの雰囲気は随分と変わったような気がします。

さて、先日、所要があってamHof前を通りかかったところ、1階(日本式)にBankAustriaの視点が入っている建物で大規模な改修工事が行われていました。

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改修していたのは、日本式では2階にあたる部分です。通常の内装だけの改修ではなく、間取りも含む抜本的な改修工事のようで、サッシが取り外されているのはもちろん、写真をご覧になるとおわかりのように、一部は側壁が取り壊されていました。

外壁や内部の壁などを取り壊す場合、建物の強度を確保するため、構造計算が必要になるそうですが、おそらく、それを実施した上での大規模改修工事なのだと思います。

たまたま、裏側のとおりから、2階の工事現場が見えたのですが、内部も徹底的に解体されていました。

興味深いのは、取り壊したサッシの部分に臨時の補強材が取り付けられている点です。やはり古い建物で、外壁によって郷土を保持しているため、工事中は、この手の補強が必要なのでしょう。

そもそも1階が銀行支店で、2階で、このような大規模改修工事をしてセキュリティ上、問題が発生しないのか…というのも気になりました。

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March 15, 2018

19区の高級アパート その後‥

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今日は、このブログで建設途中の模様を定期的にお伝えしていた19区の高級アパート「Pfarrwiesengasse 23」の「その後」をお届けしましょう。

このアパートは、古くなり移転した老人ホーム跡地に大手デベロッパーBUWOGが建設を進めていたもので、同じ敷地内に集合住宅(Apartment)とTown Hauseが設けられています。 2017年9月にApartment(78戸)とTown Hause(7戸)の両方が竣工し、入居が始まりました。

実際、どの程度、埋まっているのかは、関係者ではないので、わかりませんが、夜に通りかかると明かりが灯っている部屋も数多く見えるとことから、一定数はうまっているようです。

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ところで、このアパートには入居者が利用できる共用施設として、プールをはじめとするスポーツ施設などが設けられることが決まっています。

しかし、2017年9月に入居が始まった時点では、それらしい施設が見あたりませんでした。Feriは、計画が頓挫したのかと思っていたのですが、地下駐車場付近で再び大規模な工事が始まりました。

どうやら、本体工事を優先させて、付帯設備の工事は後から行うことになったようです。Feriは関係者ではありませんから、その理由はわかりませんが、全体的な工事が遅れていたことが要因かもしれません。

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March 14, 2018

ルフトハンザの新サービス

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今年は4月1日がイースターなので、今週末からWienでもOstermarktが始まります。

3月上旬は大寒波が襲来し、マイナス10度という日が続きましたが、Ostermarktが始まると「春の息吹」を感じられるようになります。そして日も長くなり、シャニガルテンもオープンする時期に‥ Feriの好きな「黄昏時」をゆっくり楽しむことができるようになります。

さて、今日はオーストリア航空の親会社である「ルフトハンザの話題」です。

ご存じのようにルフトハンザのハブはフランクフルト・アム・マイン空港。現在、かつて米軍施設があったエリアに新しいターミナルを建設する計画が進められています。

正直、大きくなると乗り継ぎなどに時間がかかるようになるので、利便性が損なわれるのですが、Feriには一番、馴染みがある空港なので、よく利用しますが‥

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合理的なドイツ人らしく、ルフトハンザでは、短距離路線では、サービスの見直しを良く行っています。かつては、袋に入った機内食を搭乗前にゲートで受け取るというユニークなサービスもありました。

まぁ、経費削減に向けた「サービスの簡素化」な訳ですが、ヨーロッパでは、それだけ競争が激しいということなのでしょう。

今日、ご紹介するのは、フランクフルト・アム・マイン空港のゲートラウンジで見かけた新サービス。Feriも愛用しているNespressoのマシンが設置されており、登場までの一時、Nespressoで一息入れてもらおうという趣向です。

ただし、有料サービスです。使い方は、最初にコインを入れてNespressoのカプセル(4種類の中から選択)を購入します。

Nespressoは豊富なフレーバーが特徴ですが、さすがに自販機なので、フレーバーの選択ではなく、エスプレッソ、コーヒー、カプチーノ、カフェラテといった飲み方の選択になっていました。

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March 13, 2018

「OTTO WAGNER展」が始まります

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本業で取り込んでいるため、短めの話題でご容赦下さい。

さて、今日は「特別展の話題」をお届けしましょう。KarlsplatzにあるWien Museumで3月15日から「OTTO WAGNER展」が始まります。

皆さまご存じのようにOTTO WAGNERは19世紀末から20世紀にかけて活躍したオーストリアの建築家で、現在でも多くの「作品」がウィーン市内で現役の施設として利用されています。

独特のデザインは、一度見たら忘れられませんね。また、単に建物のデザインを行っただけでなく、都市計画全般にも携わっていた点が注目されます。

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さらに、技術者でありながら、新しい造形をめざしたウィーン分離派の中心人物でした。技術者でありながら、芸術家のセンスを兼ね備えている‥「Wienらしい人物」の代表と言えるかも知れません。

代表作は、ご存じHofpavillon Hietzing 、Majolikahaus 、Stadtpavillons Karlsplatz、Postsparkasse、Kirche am Steinhofなどなど、現在の「Wienの観光名所」が多数、含まれています。

今回は、OTTO WAGNERの没後100周年に当たることから、大規模な特別展が開催されることになったものです。

メイン会場はエントランスの左側にある特別展用のホールです。今回は、プランニングだけで実行に移されなかった計画なども含め、様々な資料が500点ほど展示されることになっています。

展示品の多くは、「本邦初公開」のようで、建築デザインに興味のある方のみならず、Wienがお好きな皆さまには興味深い内容になっているようです。

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March 12, 2018

変わったお店シリーズ135 都心の小さな食料品店

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昨日は東日本大震災から7年目でしたが、日曜日であったこともあり、各地で追悼行事や復興支援行事が行われたことと思います。

「政治の世界」は何やら騒がしくなってきたようですが、こういった日は犠牲になった方々に思いを馳せたいものです。

さて、今日は「変わったお店シリーズ」をお届けしましょう。東京都心部はオフィスビルディング中心になってしまい、お住まいになっている方は少ないという話を聞いたことがあります。

もっとも、最近は都心の再開発に伴ってタワーマンションが建設されるようになり、都心回帰が始まっているようですから、事情が変わりつつあるのでしょうね。

さて、元々、コンパクトシティであるWienですが、都心部にも多くの人が住んでいます。日本で言えば、「雑居ビルディング」になるのでしょうが、下層階が店舗やオフィス。中層階以上がアパートという物件が多いのがWienの特徴かもしれません。

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そのためか、一見するとオフィス街と思われるような場所に意外な店舗が店を構えていることがあります。今日、ご紹介するのも、そんなお店の一つ。ある意味、Wienらしいお店かも知れません。

先日、市庁舎近くを歩いている時、写真のようなお店を見かけました。このお店がある場所は、。オフィス中心のエリアです。最も中層階以上はアパートもありますが‥

オフィスにお勤めの方に加えて、お住まいになっている方向けの食料品店なのでしょう。ただ、間口が狭く、本当に小さなお店です。

日本では見ることが少なくなった黒板を使った「今日のお勧め」などが店先に出ているところが、オーストリアらしさを醸し出しています。

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立て看板には赤いチョークで「HERINGS SCHMAUS 100g €2.55」という文字が‥ 「今日のお勧め」のお惣菜でしょうか。

こちらでは珍しいお魚料理で、ニシンを使っているようです。残念ながらFeriは頂いたことがありません。ご興味のある方は、ググってください。色々と出てきます。

小さいお店ですが、店頭には果物も並んでいます。

面白いのは、果物は、こちらの基本である「量り売り」である点。お客さまはビニール袋に入れて果物を店内に持っていき、従業員さんが計量してお値段が決定するようです。

また、ショーウィンドウから店内を眺めると、ワインや加工食品、お菓子なども色々と扱っているようで、小さいながらも、食料品を総合的に扱っているお店のようです。

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March 11, 2018

東日本大震災から7年

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平素は「お気軽な話題」のノー天気に展開しているFeriですが、さすがに「この日」だけは、色々な想いが心をよぎります。

3月11日の朝、Wienで目覚めたFeriは、ORFのテレビニュースで、東日本大震災を知りました。最近は便利な世の中になり、インターネット経由で様々な情報が入手できます。

過ぎにパソコンを立ち上げて、震源地や被災状況を把握しましたが、千葉県内陸部にあるFeriの実家が、どの程度の被害だったのかまでは、わかりません。

電話も通信規制がかかっていたため、連絡がつき、家族の無事を確認するまで、1日を要しました。

最終的に当日は震度5弱の揺れが襲ったことがわかりましたが、自宅の構造や地盤の問題もあり、建物には若干の被害が出ていました。幸い、生活に支障が出るほどの被害ではありませんでしたが、仮にもう一回、巨大地震に見舞われたら、今度は倒壊の可能性があるかもしれません。

当初から、震災の翌日12日は、Wienの友人宅に集まるスケジュールだったのですが、当然、話題は東日本大震災関連の話題になりました。

特に、福島第一原子力発電所の事故については、センセーショナルに取り上げていたのが、印象に残っています。

その後、こちらでの震災関連の報道は、福島第一原子力発電所関連の情報が多くなり、いかに放射線に神経質なのかを肌で実感しました。

後日、日本に駐在していた欧米の皆さまは、関西へ避難、もしくは帰国したという話を耳にして、複雑な感想を持ったものです。

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March 10, 2018

お酒はどうする セルフレジ

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今日は「スーパーマーケットの話題」をお届けしましょう。

こちらでも、最近はセルフレジ(KASSOMAT)が増えてきました。特に比較的大きなスーパーマーケットに多いようです。やはりお客さまが集中する時間帯に処理する能力を高めることが目的なのでしょう。

以前もご紹介したように、基本的なシステムは日本のスーパーマーケットに導入されているセルフレジと同じですが、スキャン後に品物を置く台が非常に大きいのが特徴。日本の倍以上はあると思います。

また、こちらでは「レジ袋は有料」なので、最初に「レジ袋の有無」を選択するという画面操作はありません。袋が必要な場合は、これを別途、購入し、バーコードをスキャンするという形になります。

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ところで、こちらでもお酒の購入(飲用)には年齢制限があります。本来は年齢確認が義務づけられていますが、日本のように、画面に「年齢確認ボタン」がある訳ではなく、従業員さんが目視で判断しています。さすがにFeriくらいの年齢になると、外見も相応なので、身分証明書などの提示を求められることはなくなりました。

では、基本的に無人で会計を実施するセルフレジの場合は、どうでしょうか? 実は日本の場合と同じく、最終的な会計前に従業員さんが、該当するレジで年齢確認操作をするようになっています。

先日、MERKURで買い物をした際、有人レジが混んでいたので、空いているセルフレジを使いました。たまたまBierを買ったのですが、スキャンした際、画面の表示が変わりました。

ただ、そのまま次の商品のスキャンも可能。通常、総ての商品のスキャンが終わると会計の過程に入るのですが、お酒類が入っている場合、ここから先に進まなくなります。

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March 09, 2018

ÖBBが新型電気機関車1293型を公開

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今日はFeriお得意のジャンル「鉄道の話題」をお届けしましょう。

ÖBBは、3月5日、次世代の貨物列車用電気機関車1293型(Vectron)を公開しました。

1293型はSIEMENS製で、主に国際貨物輸送に使用されることになっています。ÖBBでは、2017年、SIEMENS社とVectronを最大200両導入する契約を締結。内訳はMSタイプ:50両(20両はオプション)、ACタイプ150両(総てオプション)。

そして、最初のロットは交直流のMS仕様30両が発注されました。今回、1号機が完成し、ÖBBに納入されたことから公開となったものです。

直流電化区間が存在しないÖBBが、交直両用仕様の電気機関車を導入したことに疑問を持つ方も多いと思います。

実は、ヨーロッパでは、多く国で国鉄が上下分割方式で民営化されてから、EU圏内を中心に貨物列車運行のオープンアクセス化が進められました。その結果、新しい会社が貨物列車運行に参入した他、国境を越えて貨物列車の運行が可能になりました。

日本では考えられませんが、通運会社が自社で機関車を調達し、JRの路線で独自に貨物列車を運行するというイメージです。

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ÖBBも自国内にとどまらず、「攻めの経営」という姿勢で、EU内の貨物列車運行を行うことになり、その用途に適した汎用貨物用電気機関車を導入することになったものです。

当面、運用する範囲ですが、自国内に加えて、ドイツ、イタリア、クロアチア、ポーランド、スロバキア、スロベニア、チェコ、ハンガリーとなっており、運行はRail Cargo Groupが行います。

鉄道ファンの方はご存じかと思いますが、1990年代以降、それまでの主流であった鉄道事業者のニーズに合わせて製造されるいわゆるオーダーメイド方式から、セミオーダー方式に変わりました。

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March 08, 2018

Weinに騎馬警官隊が登場か

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今日は「Wienの治安に関する話題」をお届けしましょう。

日本では、あまり報道されていないかもしれませんが、ヨーロッパでは難民の流入にともなって治安が悪化している地域があります。

ドイツ、Berlinのある小学校では、昨年30件以上の暴力事件が起きたことを受けて、警備員を雇うことに決めたそうです。

この小学校は99%が移民で、先生や生徒が攻撃されることが頻繁にあるとか‥ その結果、学校の秩序を保つため、7時半から16時まで警備員を配置することになったという話です。

今のところオーストリアでは、ここまで酷い状態には至っていないようですが、治安の維持は大きな課題になっています。

ご存じのようにオーストリアでは、昨年末、国民党(ÖVP)と自由党(FPÖ)と連立政権が発足しましたが、それに伴って、政策の転換も行われています。

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その一つが、自由党から政権入りしたHerbert Kickl内務相の発言。先月、Münchenを訪問した際、騎馬警官部隊を視察しましたが、その際、Wien警察の騎馬警官を新設するという方針を発表しました。2019年から24頭の馬を導入して、運用試験を始めるそうです。

その理由は、「群衆のコントロールをする時にすぐれた心理的効果がある」というもの。また、雑踏警備や街頭警備の際、馬であれば車両では入れない路地でも入ることができ上に、人が歩く速度で移動が可能な点も評価されているそうです。

確かに車両では、人が歩く速度で移動するのは、不可能ではありませんが、意外と大変ですよね。

また、人の背丈より高い位置から、警察官が周囲を見渡すこともできるという点もメリットだそうです。

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March 07, 2018

今、ここにある危機 アパート建設ラッシュですが‥

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今日は「アパート建設ラッシュの話題」をお届けしましょう。

このブログでも、色々とお伝えしていますが、旧市街周辺でも、最近は再開発の動きが活発になってきました。

従来、ウィーンでは伝統的な様式の建物を生かしながら、内部をリフォームするというパターンが多かったのですが、最近では、日本流の「スクラップアンドビルド方式」が増えてきたのが気がかりです。

特に旺盛なアパート需要を反映して、富裕層向けの高級アパート(日本で言うマンション)やオフィスビルディングの建設が各地で行われています。

富裕層向けの高級アパートなので、従来のリフォーム方式では、販売価格を上げることができないためか、完全新築に踏み切っているような気がします。

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今日、お目にかけるのは、そんな物件の一つ。場大手のデベロッパーBUWOG Groupが開発を進めているもので、場所はJosefstädter Straßeの旧市街側、Auerspergstraßeと交差する角という、抜群のロケーション。同社のホームページを確認しましたが、まだ物件情報は掲載されていませんでした。

現在、基礎工事が始まった段階ですが、Feriは、後ろの建物を見て、愕然としました。伝統的な美しい建物が並んでいるではありませんか。しばし、この美しさに見とれてしまったFeri‥

現場に掲出されていた同社の物件を見ると、現代的なデザインが特徴。恐らく、ここに建つアパートも、斬新なデザインになることは、まず間違いないと思います。

先日、「Weinが危機遺産に」という記事を掲載しましたが、Feriは、インターコンチネンタルホテル周辺の再開発以上に、このような局地的に行われているスクラップアンドビルド方式の方に危機感を持っています。

もちろん、Wienは多くの住民が生活している都市であり、例え旧市街や隣接する区であっても、博物館ではありません。しかし、今までは、古い建物のファザードを生かしながら、内部を徹底的に近代化することで、快適な生活を手に入れていたのだと思います。

もちろん、後付けのエレベーターが使いにくい、天井が高すぎて暖房効率が低いといった難点はありましたが、ある意味、オーストリアの皆さまは、多少の不便さは受け入れていたような気がします。

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March 06, 2018

路面電車の交通事故防止に向けて

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平昌オリンピックのアルペン複合と大回転でも金メダルを獲得したMarcel Hirscher選手が、3月3日、スロベニア・クランスカ・ゴーラでの大回転第7戦で優勝、3月4日に同地で行われた回転第11戦でも優勝し、2年連続5度目の回転種目別優勝が確定しました。オーストリアにとっては嬉しいニュースです。

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さて、今日は「路面電車の話題」をお届けしましょう。

Wienでは、車のドライバーには迷惑かもしれませんが、原則として公共交通機関の路面電車が優遇されています。

自動車の軌道敷内通行禁止などが、その代表だと思います。Volksoperに近いWähringer Straßeのように、道幅の狭い場合、軌道敷内に自動車が走らざるを得ませんが、それでも優先権は路面電車にあるようです。

「円滑な自動車運行ができないから、路面電車を廃止」という発想にはならないところが、どこかとは違うところかもしれません。

実際、Wienの路面電車を見ると、自動車と接触したのか、車体が痛んでいる車両を比較的多く見かけます。また、以前、このブログでもご紹介したように、Feri自身も自分が乗っている路面電車が自動車と接触した事故を経験しました。

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このように軌道敷内に侵入した自動車と路面電車の接触事故もあるのですが、それ以上に多いのが路上駐車中の自動車との接触のようです。

路上駐車が多いWienの場合、路上駐車している車に、路面電車が接触しそうになり、電車が停車せざるを得ないケース‥ その結果、ダイヤが乱れて、利用者に迷惑がかかり、利用者離れにつながります。

公共交通機関の場合、定時制というのは大きなポイントですから。それだけに定時運行は、Wiener Linienにとって、大きな課題です。

そこで、Wiener Linienでは、路面電車と接触する危険性のある路上駐車スペースの見直し(中には、違法な駐車スペースもあるようです)を行いました。

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March 05, 2018

ウィーンのキッチンから チルド総菜

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今日は久しぶりに「ウィーンのキッチンから」をお届けしましょう。

簡単な料理しか作らないFeriにとって、総菜系の冷凍食品やチルド食品は便利な存在です。

こちらでは、今までの冷凍食品は色々な種類が販売されていましたが、チルド食品の種類は少なかったような印象があります。

これは、チルド食品の場合、調理に電子レンジを使うケースが多いのですが、日本と異なり電子レンジの普及率が低かったことが要因かも知れません。

こちらでは、アパートでも、電気コンロの下に電気オーブンがビルトインされているのが一般的です。反面、電子レンジに関しては、その必要性が低かったためか、家電量販店などでは販売されているもののの、普及率は低いようです。そのため、日本のような多機能電子レンジというのは、余り見かけた記憶がありません。

Feriも、冷凍シュニッツェルなどは電気オーブンで美味しく作ることができますので、今までも頻繁に利用していました。

反面、チルド食品については、17区、5区の両アパートとも電子レンジがなかったため、試食したくても、食べることができませんでした。

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Feriはコーヒーについては「こだわり」があるので、以前、特売品のNespressoのマシンを買ってしまったことがありますが‥

コストパフォーマンスは、あまりよくありませんが、やはりNespressoは美味しいですね。お陰様で、満ち足りた朝を迎えることができるようになりました。

今日、ご紹介するのはチルド食品の「Frankfurter Würstel」。正直、普通のFrankfurterだったら、生の商品を買って食べた方が、コストパフォーマンスが高く、かつ美味しいです。

では、なぜ、これを買ったか‥それは、写真をご覧になればわかるように「mit saft」。グーラッシュのソースが付いているからです。

つまり「二つの味が楽しめる」という訳です。作り方はとても簡単。紙のパッケージからプラスチック容器に入った本体を取り出し、上のフィルムを少しはがして、電子レンジに入れて加熱するだけ。

加熱時間は750wで2分30秒です。日本では600wが最近は一般的になってきましたが、こちらは電圧が高い関係なのか、750wが標準仕様のようです。

レトルト食品ではないので、賞味期限は意外に短かったですね。

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March 04, 2018

CityBikeWienが15周年を迎えました

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日本でも最近は各地で自転車シェア事業が始まっているようです。

2月下旬には、何かと話題のメルカリが自転車シェアリングサービス「メルチャリ」に参入したというニュースを耳にしました。

基本的な仕組みは、こちらのシェアバイクに似ていますが、同社のシステムで興味深いのは、運用の一部を利用者に担ってもらう点。

ステーションに返却されなかった放置自転車を別の利用者が戻す、自転車の故障箇所の写真を撮りアプリを通じて報告するなど「運営支援」をした場合は、ポイントが付与されるそうです。さて、運営上のトラブルは解消されるでしょうか。

さて、今日は「CityBikeの話題」をお届けしましょう。

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現在、Wien市内で「公共交通機関の一つ」に位置づけられまでに成長した「CityBike」が15周年を迎えました。2003年に3つのステーションでスタートしたCityBike。

現在では、安定した運営が行われていますが、前史があります。シェアバイクとして試行が始まった当初、当初は、利用者の善意を前提に、無登録・完全無料で使用できるシステムでした。

ところが、その結果、大変なことが起こりました。まず、CityBikeが大量に盗難にあってしまい、国境付近で大量に見つかったこともあります。

また、ステーションに返却されず、市内に放置されてしまいました。その結果、運営システムが崩壊。

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そこで、ゼロベースでシステムの見直しが行われ、Bankomat(銀行のキャッシュカード)を使った登録・認証システムに代わりました。その後、現在のクレジットカードの利用ができるようになりました。現在は、ステーションだけでなく、事前にWebサイトでの登録も可能です。

利用料金は、1時間は無料、2時間1Euro、3時間4Euro、以降1時間4Euroとなっています。この料金体系を見ると、頻繁にステーションに返却しながら使うのがオトクという感じがします。

また、円滑な運用を促すため、放置された場合は20Euroのペナルティが科せられます。さらに1台の最大利用時間が決まっており、120時間以内にステーションに返却しなかった場合、600Euroが請求されます。

また、当初、冬期は運用を停止していましたが、現在は通年運用になりました。

その結果、市内各地にあるステーションをベースに運用が実現しました。実際には、ステーション間でCityBikeの偏りが生じるため、定期的に自転車運搬車を使ってステーション間の移送を行っています。

Feriはメンテナンスセンターを見たことはありませんが、常に良い状態で運用されているところから、定期的なメンテナンスも行っているものと思われます。

また、シェアバイクが市内交通として機能するためのポイントは、気軽に利用する前提になる「ステーションの数」。

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March 03, 2018

国民性の違いなのでしょうか?

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3月に入って、日本では気温が上がっていると思います。気温が上がると、必ず問題になるのが「スギ花粉」。

一節によると、花粉症は前年は発症していなくても、一定の許容量を超えると突然、発症する場合があるとか‥ という訳で、これからは花粉症でマスク‥という皆さまも多いと思います。

冬季オリンピックも終わり、パラリンピックまで、時間が空くため「祭りの後」のような雰囲気になっているかと思います。何でも分析が好きな日本人は、マスメディアでも、メダルが取れた要因、期待されながらメダルが取れなかった要因の分析をしていますね。

その中で、興味深い分析を目にしました。今回、メダルを獲得した種目に多いのは、1.外国人コーチの採用、2.ナショナルチームを創立しての長期的・継続的なトレーニング、というものです。

確かに羽生選手、女子スピードスケート、女子カーリングなどは、いずれも優秀な外国人コーチの指導があったことが、結果に大きく寄与しているのは事実でしょう。

ただ、日本のコーチが海外に招へいされて、素晴らしい実績を残している例もありますから、コーチの国籍は関係ないと思います。

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さらに、コーチの指導を成果に結びつけるためには、個々の選手にも高い実践力が問われますから、コーチだけの力とは言えないと思います。

Feriが注目したのは、従来の所属組織別に選手がトレーニングをするのではなく、ナショナルチームを組んで長期間、同じメンバーでトレーニングをするという点です。

たしかに長期間、共同生活を送れば、団体競技の場合、チームメイトの特性もつかめます。また、個人競技でも、良い意味でライバルが身近にいるので、刺激にもなりますね。

実際、同じスケート種目でもショートトラックは、ナショナルチーム制をとらなかったため、今回は惨敗したという分析も目にしました。

この話を耳にして、ふと、思い出したことがあります。それは、以前、ウィーン国立歌劇場の専属歌手を10年間、務めていた甲斐 栄次郎さんから聴いた話です。

ご存じのようにウィーン国立歌劇場では、演目数は少なくなったとは言え、現在もレパートリー方式で、多数の演目を上演しています。さらに主役級には、外部から著名な歌手をゲストとして招へいするケースも増えています。

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March 02, 2018

ウィーン地下鉄開業40周年「ウィーン地下鉄トリヴィア40」

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今日は「ウィーンの地下鉄にまつわる話題」をお届けしましょう。

1978年2月25日、ウィーン地下鉄U1のKarlsplatz-Reumannplatz(3km)が開業しました。という訳で、今年は、ちょうど開業40周年に当たります。

現在、ウィーンの地下鉄は5つ路線があり、路線総延長83キロメートル、駅数は109す。2017年の輸送実績は4億5,000万人以上で、重要な都市交通となっています。

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Wiener Linienでは、開業40周年を記念して新しいリファレンスブック「Chronik Wiener U-Bahn-Bau:Resolutions - Events - Openingings」を制作中です。

本書は3月中旬に出版される予定で、ウィーン交通博物館のミュージアムショップやオンラインショップで購入することができます。

それに先だって、Wiener Linienでは、ブログで「40 Facts zu 40 Jahre Wiener U-Bahn(ウィーン地下鉄トリヴィア40)」を公開しています。今日は、この内容をご紹介しましょう。

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1. 2017年、ウィーン地下鉄の運行距離は合計1500万キロに及びました。

2.地下鉄建設によって約20万人の雇用を確保することができました。

3.これまでの地下建設への総投資額は90億ユーロを超えています。

4.地下鉄の最高速度は80 km / hです。

5.地下鉄の平均巡航速度は32.47 km / hです。

6.地下鉄は最大40‰の勾配に対応しています。

7.現在、全線が地下の路線はありません。
Feri注:U2がRing沿いに運行されている時代は、全線地下でしたが、延長により地上区間が誕生しました。

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March 01, 2018

お犬様を連れてお買い物‥

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今日から3月。ウィーンは、一時期、気温が上がったのですが、また真冬に逆戻り‥街中では、イースターの飾りも見られるようになりました。

ところで、先日閉幕した冬季オリンピックの女子フィギュアスケートで金メダルを獲得したアリーナ・ザギトワ選手がご褒美に秋田犬を希望していると、ロシアのメディアが伝えているそうです。

ザギトワ選手は、大会前、新潟で調整しており、その際、雑誌で秋田犬を写真を見て、気に入ったとか‥ これを受けて、秋田犬保存会会長が、秋田犬を贈呈する用意があることを表明しているようです。さて、どうなるでしょうね。

さて、今日は「ペットの話題」をお届けしましょう。ウィーン市内を歩いていると愛犬を連れて歩いている人を沢山見かけます。

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先日、旧市街を歩いていたら、あるお店の前に大型犬が二頭、つながれていました。スーパーマーケットを含む食料品店は、愛犬の立ち入りは禁止されているため、店の前に犬をつなぐスペースが取り付けられています。

躾ができている愛犬の場合、飼い主さんがお買い物中、ここでおとなしく待っています。

この大型犬も、おとなしく待機していました。Feriは、“こんな大型犬を飼っている飼い主さんは、屈強な男性だろうな”と思っていました。

その後、所要を済ませて、街へ戻ると、再び、この二頭とバッタリ。何と飼い主さんはご年配の女性でした。

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