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March 08, 2018

Weinに騎馬警官隊が登場か

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今日は「Wienの治安に関する話題」をお届けしましょう。

日本では、あまり報道されていないかもしれませんが、ヨーロッパでは難民の流入にともなって治安が悪化している地域があります。

ドイツ、Berlinのある小学校では、昨年30件以上の暴力事件が起きたことを受けて、警備員を雇うことに決めたそうです。

この小学校は99%が移民で、先生や生徒が攻撃されることが頻繁にあるとか‥ その結果、学校の秩序を保つため、7時半から16時まで警備員を配置することになったという話です。

今のところオーストリアでは、ここまで酷い状態には至っていないようですが、治安の維持は大きな課題になっています。

ご存じのようにオーストリアでは、昨年末、国民党(ÖVP)と自由党(FPÖ)と連立政権が発足しましたが、それに伴って、政策の転換も行われています。

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その一つが、自由党から政権入りしたHerbert Kickl内務相の発言。先月、Münchenを訪問した際、騎馬警官部隊を視察しましたが、その際、Wien警察の騎馬警官を新設するという方針を発表しました。2019年から24頭の馬を導入して、運用試験を始めるそうです。

その理由は、「群衆のコントロールをする時にすぐれた心理的効果がある」というもの。また、雑踏警備や街頭警備の際、馬であれば車両では入れない路地でも入ることができ上に、人が歩く速度で移動が可能な点も評価されているそうです。

確かに車両では、人が歩く速度で移動するのは、不可能ではありませんが、意外と大変ですよね。

また、人の背丈より高い位置から、警察官が周囲を見渡すこともできるという点もメリットだそうです。

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Feriは心理学を選考している訳ではありませんが、群集が暴徒化した場合、警察車両に対して破壊行為を働いても、生き物である馬に対して、危害を加えることは希だそうです。

そのような観点から、暴徒になる可能性があるデモ警備には、うってつけの「装備」という見方もあるそうです。なるほどねぇ‥

という訳で、Wienでも騎馬警官隊は、主にデモの警備などで活用することが検討されています。ただ、市議会の中には、騎馬警官隊の整備に多額の経費がかかる(35万Euroと見積もられています)こと、警察力の強化などに懸念を示しているグループもいるとか。

いずれにしても治安の維持は、大きな課題だけに、今後の動向に注目したいところです。

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