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March 31, 2018

どうなるのでしょうか?

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今度の日曜日はOstern(イースター、復活祭)です。

ただ、こちらはちょっと天候不良が続いており、「春の訪れを告げる」という感じにはならないかもしれません。もしかすると、昨年のクリスマスよりも寒くなるという話も出ています。

また、今週末はVerkehrsmuseum Remise(ウィーン交通博物館)で、「Ostern in der Remise」の行事が行われます。このように、カトリック教徒が多いオーストリアでは、祝日も含めて、キリスト教に関連する行事が多いのが特徴です。

しかし、近年、キリスト教徒以外の人が急速に増えていること、難民・移民などの問題もあり、こういったキリスト教に関連した行事を見直す動きも出ているという話を耳にしたことがあります。

ところで、最近、日本ではヨーロッパの移民に関するニュースが報道されているのでしょうか。ヨーロッパでは、何故か、難民や移民に関するネガティブな情報は、マスコミがセーブしている傾向があります。そのため、あまり情報が伝わってきません。

Feriは行ったことがないので、断定的なことは言えませんが、北欧スウェーデンの治安が急速に悪化しているという話もあります。

そのため、スェーデンの医療機関で働く外国人医療関係者の中には、母国へ戻る人も出てきているという話を耳にしました。

更に、一部の国では、移民・難民に対するヘイトスピーチを徹底して取り締まる動きも出ており、インターネット上でも情報が伝わらなくなっているという噂もあります。

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ドイツほどではありませんが、オーストリアでも移民に関するネガティブな話題は、マスコミがあまり取り上げない傾向があるようです。

一つには無用な対立を招かないための配慮なのかもしれませんが、その他にも色々な事情があるようです。

そんな中、珍しくオーストリアのKronen Zeitungで、こんな記事を見かけました。

ウィーンにあるAKH(国立病院)での出来事です。ウィーンに住むSalfenauerさんご夫婦のお嬢さんが難病を発症し、定期的にAKHに通院し、治療を受けているそうです。

治療は、24時間以上かかる薬剤接種なのですが、副作用は命の危険が伴うため、今までご夫婦はお嬢さんにつきそっていたそうです。

3月中旬、いつものように治療でAKHを訪れたSalfenauerさんご夫婦は、病院側から次のような指示を受けました。“同室の‘radical Muslim woman’(過激ムスリム女性)が、男性の入室を拒否しているので、お父さんは病室外で待機してください”。

仕方なく病院側の指示に従ったSalfenauerさんですが、それにもかかわらず、件のイスラム女性は、“彼の声が聞こえる”と訴え、そこからも立ち去るよう要求したそうです。

イスラム女性患者とSalfenauerさんは口論になったようですが、Salfenauerさんご夫婦が譲歩する形で、待合室に引き揚げました。

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すると、そこへ警備員を連れたドクターがやってきて、Salfenauerさん夫妻に対して病院から出るように指示したとか‥

Salfenauerさんは弁護士であったことから、その後、病院側に強く抗議し、最終的にはAKH側がSalfenauerさんご夫婦に対して、謝罪したと報じられています。

Salfenauerさんは地元紙 Kroneの取材に対して、“過激主義者、ここでは宗教の過激派ですが、その過激主義者がウィーンで、私たちにどのように振る舞うべきかを決定するようになったことに私たちはショックを受けました。フルベールのムスリマが、私に娘の見舞いは出来ないと決めていいのですか?すべての過激主義、特にこのような精神的なテロは拒絶しなくてはいけません”。

医療機関でのトラブルが多いようですが、これは新しい難民や移民は、こちらでは一般的なかかりつけ医を持たないため、いきなり病院へやってくることも遠因になっているようです。

このような最近の動きを見ていると、トラブルを避けるため、当局側が自国民(オーストリア人)に譲歩を求めているような気がします。

そういった背景が、昨年の選挙結果にも表れているのでしょう。

ところで、今までもオーストリアには多くのイスラム系の住人が住んでいました。ただ、彼らはユーロイスラームと呼ばれ、キリスト教社会で共存するため、過激な行動は控え、市民権を得ていました。そのため、このようなトラブルは少なかったようです。

ところが、最近、移民や難民としてやってきたイスラム系の方は、どちらかというと過激な思想に染まっていることが多く、トラブルを引き起こす要因になっているようです。

日本では、宗教対立というのは、あまりイメージがつきませんが、こちらでは、ある意味、深刻な問題になりつつあります。

これは、大量の難民を受け入れたドイツでは、もっと深刻な影響が出ているといわれています。

マスコミも一部しか報道しませんから、その実態は「闇の中」ですが、治安の良かったオーストリアも、徐々に変化の兆した見えているような気もします。

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