« Wiener Linienの大規模工事がありました | Main | 工事現場にて »

April 10, 2018

Wien Museum Neu“ウィーン博物館リニューアルプロジェクト”

Ansicht_aussen_winkler_ruck_certov

日本では話題になっていないかもしれませんが、オーストリアのアレキサンダー・バン・デア・ベレン大統領が、4月7日から6日間の日程で中国を訪問しています。

オーストリアからは約170人の経済界関係者を含む250人の使節団が随伴しています。

その中には、セバスチャン・クルツ首相をはじめ、カリン・クナイスル外相、ノルベルト・ホーファー運輸相など、クルツ政権の4閣僚も含まれています。

目的は経済交流。オーストリアにとって中国は重要な貿易の「お得意先」。せっかくなのですから、日本にも立ち寄ってくれれば良いのですが、貿易相手先としてはランクが下がるので、そのままご帰国のようです。

Wienmuseumneu_pressefoto_03

さて、今日はKarlsplatzにある「ウィーン博物館(Wien Museum)の話題」をお届けしましょう。

観光名所にもなっており、ウィーンという都市に関連する展示が多角的に行われているウィーン博物館。各種企画展も頻繁に行われているのは、皆さまもご存じのとおりです。

先日、このブログでもご紹介したように現在、「OTTO WAGNER展」が開催されています。

ウィーン博物館は、Oswald Haerdtlによって設計され、1959年にオープンしました。オープンから60年近くが経過しているため、このほど、ウィーン市ではウィーン博物館のリニューアルプロジェクトを立ち上げました。

Wienmuseumneu_pressefoto_01

今回は、付近の再開発も含めた全面的な建て替えになるようで、国際コンペが開催されました。

このコンペには26カ国から274件の応募があり、最終的にはオーストリアの建築家チームであるWinkler + Ruck(Klagenfurt)とFerdinand Certov(Graz)のデザインが選ばれました。今回、ご紹介するイラストは、ウィーン博物館が公開している公式写真です。

リニューアルの特徴は、最上階が展望スペースになっていることで、ここからウィーン市の姿を眺めることができる点です。

ただ、昨今問題になっている建物の高さは抑えられていますが‥

Rendering_aussen_winkler_ruck_certo

館内ですが、1階と2階が常設展示スペースに宛てられ、1階には特別展用のスペースが設けられます。

最上階の展望スペースにはエレベーターでアクセスできますが、博物館とは独立してた施設になるようです。また、博物館前の公共スペースも拡充されます。

リニューアルにかかる費用は1億8000万Euroだそうで、基本的にウィーン市が資金提供を行いますが、各種寄付も募るようです。

Perspektive_innen_winkler_ruck_cert

ただ、現時点ではウィーン市やWien Museumのリリースには、具体的な着工時期、完成予想時期が発表されていません。これは、資金調達計画に関連があるようです。

実際、一部の報道によると、もっと資金が必要ではないかという話も流れていますので、本格的に工事が始まるまでには、紆余曲折がありそうです。

官民を含めて、博物館が多いウィーンだけに、リニューアルと言っても簡単には進まないようですね。

※「人気ブログランキング」に登録しています。この記事がお気に召しましたら、下記のバナーをクリックしていただくとFeriの励みになります

Br_decobanner_201105_b_3

街角の話題 |

« Wiener Linienの大規模工事がありました | Main | 工事現場にて »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« Wiener Linienの大規模工事がありました | Main | 工事現場にて »