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April 30, 2018

有料トイレの自動精算機

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日本では、今日はゴールデンウィーク前半の最終日ですね。「昭和の日」の振替休日だったでしょうか。

こちらは、振替休日という制度はないので、都市によって祝日が変動することはありません。まぁ、その分、皆さん、バカンスなどは独自に楽しんでいますが‥

どうも日本人は、「皆さん、揃って休まないと休みにくい」という国民性なのかもしれません。

日本のテレビ報道などを見ていると、ゴールデンウィークに合わせて鉄道、道路、空港の混雑状況を紹介していますが、確かに多くの人がお出かけになるようです。

しかし、こちらと異なり、休日や祝日でも営業している店舗や業種が非常に多い日本。ゴールデンウィークなど、関係なく、働いている皆さまも多いことと思います。実際、ゴールデンウィークを満喫できる国民は、どの程度、いらっしゃるのでしょうね。

さて、前置きが長くなりましたが、今日は「有料トイレの話題」をお届けしましょう。

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最近、ÖBBの主要駅などでは、有料トイレが多くなってきました。

従来からも、個室については、利用時にドアにコインを入れないと開かない方式は多かったのですが、現在、主流となっているのは、トイレに入る際、料金を支払うというシステム。

利用者から徴収した料金を清掃やメンテナンスに充てる訳です。確かに、無料の公衆トイレに比べると、清掃が行き届いており、格段に綺麗です。
有料トイレで問題となるのは、料金の徴収方法。以前は、掃除の係員が入り口に待機していて料金を徴収していました(実際にはチップのような性格でしたが‥)。

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しかし、最近では、人件費の高騰などもあり、コスト面でペイしないので、自動精算機と自動改札の組み合わせが一般的になりました。

以前、Hauptbahnhofの例をご紹介しましたが、今日はWestbahnhofのケースです。基本的なシステムは同じですが、運営会社が違うのです。

こちらはドイツのHering Sanikonzet GmbH)。ちなみに自動精算機で利用料金を支払うとバーコードがついたチケット(金券)が発券される方式を、同社では「Die Hering Wertbon-Systeme」と名付けているようです。

料金は、0.50Euroなのは、同一でした。恐らく、オーストリアの場合、一定の決まりがあるのかもしれません。

興味深いのは自動精算機のシステムです。今回は通路に面したところに精算機が置いてあったので、写真撮影が可能でした。

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まず、トイレは緊急時で利用するケースが多いためか、こちらで使われている通常の自動販売機や券売機よりも支払い方法が多様になっている点です。

まず、コイン。2Euro、1Euro、50cent、20cent、10centが使用可能です。コインの投入口が一番、痛んでいたので、利用者が多いのでしょう。Feriもコインを使いましたが‥

次にEuro紙幣ですが、5Euroと10Euroに対応していました。さすがに、それ以上の金額になると偽造紙幣が使用される危険性が高いため、10Euroを上限にしたのでしょう。

それでも、おつりが9.5Euro出る訳ですから、万が一、偽造紙幣が使われた場合は、かなり大きなダメージでしょう。

次に最近、こちらでも普及しはじめたキャッシュレス。精算機の右下に端末が取り付けられていますが、これを使用します。

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最近、利用できる範囲が広がっている携帯電話やスマートフォンを使ったPaybox NFC(非接触方式、日本の「おサイフケータイ」に相当するシステムです)などに対応しています。

また、スマートフォンの場合、精算機に表示されているQRコードを撮影し、そこからサイトにアクセス。そのサイトで決済する方法もあるようです。

ただ、トイレに駆け込みたい時、押っ取り刀でスマートフォンを取り出して、QRコードを撮影して‥という余裕はなさそうな気がします。

また、後日、写真をチェックしたところ、端末の右側にはカードリーダーらしきものが組み込まれていました。もしかしたらクレジットカードでの決済も可能なのかもしれません。

しかし、有料トイレの設計・施工だけでなく、運営まで一括で請け負う会社が、複数存在し、商売として成り立っているというのは、文化の違いなのかもしれません。

前提としては、「良いサービスには料金が発生する」という価値観がベースにあると思います。

なお、内部の写真撮影は問題があるので、運営会社のオフィシャル写真でご紹介します(ドイツの施設なので、Westbahnhofのものと若干仕様が異なります)。


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