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April 13, 2018

自動運転バスのテストが始まります(Test für selbstfahrenden Bus in aspern)

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昨日は「Volksoper2018/19シーズン」のプログラム発表があったので、今日は「お休み」とも考えたのですが、気を取り直して、「お手軽な話題」で‥

以前、このブログでも計画をお伝えしたWiener Linienが中心になって進めている「自動運転バスプロジェクト」の使用車両2両が完成しました。

このバスは完全自動運転で、最大11名の乗客を乗せることができます。自動運転時の最高速度は20km/h。まぁ、テスト段階ですから、最高速度が抑えられているのはやむを得ないところでしょう。

このバスですが、詳しいスペックは公表されていませんが、フランスのバスメーカーNavyaが開発した自動運転専用のバス「ARMA」がベースになっていると思われます。

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標準仕様の「Navya ARMA」は、定員15名(座席定員11名)で、定格出力15kwの電動機1基を搭載、設計最高速度は45km/h、走行時間は13時間となっています。車体サイズは全長4750mmと非常にコンパクトですね。

このプロジェクトはAustrian Institute of Technology(AIT)を中心に、Kuratorium für Verkehrssicherheit (KFV)、TÜV AUSTRIA、SIEMENS、NAVYA(フランスのバスメーカー)が参加しています。

テストに供されるフィールドは、ニュータウンとして開発が進められているAspernの Seestadtです。Seestadtは新しい場所に建設されたニュータウンなので、都心部と違い道路も非常に整備されており、歩車分離が徹底しています。

そのように考えると、この手のテストにはうってつけのフィールドだと思います。計画ではU2のSeestadt駅とSeestadtを結ぶシャトル便として運行されるようです。

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計画では2019年から実用化に向けて、実際に乗客を乗せた運用試験を行い問題点の洗い出しなどを行うことになっています。

ただ、現状ではオーストリアの法令で、乗務員なしで運行ができないため、監視役の乗務員が搭乗することになっています。

Wiener Linienとしては、将来的には、現在、運行しているAXタクシーを自動運転バスに置き換えることができないかを検討しているようです。
このニュースをまとめている時、日本でも岡山県でSBドライブ社(SoftBank系の会社)が、宇野自動車と協同で「バス自動運転サービスの実用化に向けた実証」を行うというニュースが入ってきました。

SBドライブ社でも、Navya ARMAを使って実証実験をしているエリアもあるようですが、今回は市販の小型バスを改造したものを使用するそうです。

各地で運転手の不足が問題になっているバス業界。意外と路線バスから自動運転が始まるのかも知れませんね。

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