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April 23, 2018

どうなるUber問題

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最初は22日に行われた「第35回ウィーン・シティ・マラソン」(35. Vienna City Marathon)の話題から。

日本も22日は「夏日」になった地区が多かったようですが、こちらウィーンも、ここ数日、初夏のような天候に恵まれています。

22日はスタート時点での気温は20度でした。しかも「快晴、無風」。Feriはマラソンには詳しくありませんが、選手の立場では、あまり良い気象条件ではなかったようです。

最終的な参加選手は41919名(ハーフマラソンに出場する一般参加選手が大多数ですが)でした。しかし、気温が高く、無風だったため、体調不良になる選手が続出し、新聞記事によると赤十字の医療スタッフが500回以上、出動したようです。

病院へ搬送された選手もいました。当然、給水に使う水の量もうなぎ登り。大会では、145000リットルの水が消費されと新聞記事では報じています。

ご参加の皆さま、お疲れさまでした。怠惰なFeriとしては、このように季候が良くなると、ホイリゲのシャニガルが恋しくなります(笑)。

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さて、今日は「ウィーンのタクシーに関する話題」です。

最近は乗らなくなりましたが、以前はシュヴェヒャート空港から市内までは、タクシーを利用していた時期がありました。これは、ヨーロッパ内乗り継ぎで、空港到着が遅くなっていたことも理由の一つ。また、公共交通機関がバス中心だったこともありますが‥

劇場がはねる時間には、玄関前にタクシーが並んでいるのはいつもの光景ですね。

さて、そんなウィーンのタクシー業界で、問題になっているのはUber。ご存じの方も多いと思いますが、Uberは、自動車配車ウェブサイトおよび配車アプリを運営している会社。

車両とドライバーさんは、同社に登録した一般の方。副業で有償運送を行う訳で、言葉は悪いですが「昔の白タク」です。

実際にはドライバーの質を向上させるため、評価システム(ドライバーと乗客の双方)を採用している他、アプリによる目的地の指示、クレジットカードによる決済など、トラブルを防ぐ仕組みも導入されているようです。

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現在、世界70カ国・地域、450都市以上で展開しているそうです。オーストリアではウィーンで、運用中。

日本では、2015年に、福岡市で一般のドライバーが自家用車で運送サービスを行う「みんなのUber」のテストが始まりましたが、を国土交通省から「自家用車による運送サービスは白タク行為に当たる」という指導が入り、サービスは中断されました。

その後、、最近話題の国家戦略特区諮問会議で、一般のドライバーが自家用車で有償送迎する「ライドシェア(相乗り)」を可能にする規制緩和を検討されているようですが、具体的に、どの程度進んでいるのかは、Feriは存じません。

さて、オーストリアではご存じのように、職能別組織が強いように、今までは事業領域が厳密に規定されていました。

そのため、このような規制緩和に関しては、既存のタクシー業界から強い反発が出ています。

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その理由は、Uberが増えると価格破壊が起き、既存のタクシー業界の業績が悪化する可能性が高いためのようです。

ちなみに、こちらの商用タクシーはナンバープレートに「TX」と書かれています。

利用者は、料金が乗車前に決まっていて、安ければ、そちらに流れるのは世の常‥タクシー業界が危機感を持つのは当然かも知れません。

そこで、ウィーン商工会議所がタクシー業界の代表者と話し合いの場を設けて、具体的な対応策を協議することになったようです。

どうもレンタカーを使ってライドシェアを行っている例もあるようで、これもタクシー業界からの反発を招いているようです。

ちなみにUberを利用した場合、シュヴェヒャート空港から市内までは、定額料金で30Euro(その逆は50Euro)。

さて、ウィーンではUberが規制の対象になるのでしょうか。それともタクシー業界が譲歩することになるのでしょうか。


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