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May 28, 2018

ウィーン市長が交代しました

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今日は「ウィーン市長交代の話題」をお届けしましょう。

このブログでも2018年1月にお伝えしたように24年間、市長を務めたMichael Häuplさんが、5月24日に市長職を辞任し、後任にMichael Ludwig氏(ミヒャエル・ルドヴィク)が議会で新しい市長に任命されました。

ウィーン市長は、日本の首長のように住民の直接選挙で選ばれるのはなく、市議会選挙の結果を受けて、議会で選任されるシステムです。

ウィーンは市ですが、連邦州でもあるため、市長は事実上の州首相です。

2017年の国政選挙では、国民党が躍進しましたが、ウィーン市議会に関しては、戦後、1945年から、現在に至るまで社会民主党(前社会党、SPÖ)が政権を掌握してきました。

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そのため、オーストリアではウィーン市は「赤い砦」と呼ばれていました。

1949年9月にAltlengbachで、教師の家庭に生まれたMichael Häupl氏は、生物学者でもあります。

1988年、当時市長だったHelmut Zilk氏の進めもあって、政治家の道を選んだそうです。そして、1994年11月、ウィーン市長に選出されました。

後任のMichael Ludwig氏は、1961年4月にWienで生まれました。ウィーン大学で政治学と歴史を学び、卒業後、1999年からウィーン市議会議員を務め、副議長、副市長などを歴任しています。

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ホイプル市長時代には、国際機関本部や国際会議の招致などを通じて、ウィーンの知名度を上げることに成功しました。その結果、Mercerが選定する「世界で最も住みやすい都市」ではトップになっています。

また、1990年代半ばから、周辺国で発生した難民の保護にも積極的に取り組んでいました。

もちろん、長期政権によるマイナスも皆無ではありませんが、様々な功績があったことも事実です。

難問が山積するウィーン。新市長のMichael Ludwigの手腕に期待が寄せられています。5月24日には、さっそくウィーン市の新政権がスタート。各局長も発表されています。


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