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June 01, 2018

Feriの独断と偏見による「夏のオペレッタ情報」

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5月の当ブログですが、やはり「オーストリア航空日本線復活」関連の記事へのアクセスが最も多かったようです。それだけ皆さまのご関心が高いということなのでしょう。

問題はオペレッタやオペラが新シーズンの佳境に入るウィンターシーズンの運行スケジュール。しばらくは様子見ですね‥

さて、6月に入り、通常の劇場は2017/18シーズンの最終月です。そして、7月からは、各地で音楽フェスティバルが始まります。

という訳で、6月最初の話題は、Feriの独断と偏見による「2018年夏のオペレッタ情報」をお届けしましょう。

Seefestspiele Mörbisch
やはり「夏のオペレッタ」と言えば「Seefestspiele Mörbisch」でしょうね。60年の伝統を誇る舞台ですが、Serafinさんが引退してから、正直、魅力が半減。内部もゴタゴタ続きのようで、ちょっと心配です。

2018年はご存じのようにカールマンの名作「Gräfin Mariza」(伯爵令嬢マリッツア)。Premiere は7月12日で、8月25日が千秋楽です。都合21公演上演されます。

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すでに大型舞台装置の建設も始まっており、記者会見では舞台装置の概要も紹介されています。巨大なヴァイオリンが舞台中央に設置されるようで、何やら嫌な予感が‥綺麗な舞台に仕上がってくれることを期待しましょう。

タイトルロールのGräfin MarizaはVida MikneviciuteさんとJulia Kociさんのダブルキャスト。Fürst PopulescuはHorst Lamnekさん、Baron Kolomán ZsupánはAndreas SauerzapfさんとChristoph Fillerさん、Graf Tassilo von Endrödy-WittemburgはAlexander GellerさんとRoman Payerさん、
Lisa, Tassilos SchwesterにはKaterina von BennigsenさんとRinnat Moriahさん、Fürstin Božena Cuddenstein zu Clumetz には何とビックリMelanie Hollidayさん、Penižek, KammerdienerにはFranz Suhradaさんなどが起用されることが発表されています。

ダブルキャストは、どちらが出演するかは、当日にならないと決まらないことも多いので、後は運任せ。Julia KociさんのGräfin Marizaを観てみたい気がします。

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Bühne Baden
最近は夏冬を一括してプロモーションするようになったBühne Baden。2017/18シーズンのラストを飾るSommerarena公演ではレハールの傑作「Die lustige Witwe」(メリーウィドウ、6月23日Premiere)、カールミレッカー作の「Der Bettelstudent」(乞食学生、7月14日Premiere)の2作品が上演されます。また、Stadttheaterではミュージカル「Bonnie & Clyde」(7月28日Premiere)が上演されます。

Sommerarena公演の場合、1作品は珍しいものがかかるケースが多いのですが、今回は両作品とも有名なオペレッタです。

「Die lustige Witwe」では、Hanna GlawariにMaya Boogさん、Graf Danilo DanilowitschにReinhard Alessandriさん、Baron Mirko ZetaにWolfgang Geroldさん、ValencienneにMartha Hirschmannさん、Camille de RosillonにSven Hjörleifssonさん、NjegusにPaul Schmitzbergerさんが起用されます。

「Der Bettelstudent」では、PalmaticaにSylvia Rieserさん、OnuphrieにJohannes Terneさん、LauraにRegina Rielさん、BronislawaにIlia Stapleさん、Symon RymanowiczにMatjaž Stopinšekさん、Jan JanickiにRicardo Baudischさんが起用されます。

Sommerarenaは舞台が狭いので、両作品とも思い切った演出にしてくるような気がします。

なお、2018/19シーズンではVolksoperの演目から「Die lustige Witwe」が消えてしまったので、今年、ウィーン近郊で「Die lustige Witwe」を観賞できる数少ないチャンスと言えそうです。

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Schlossfestspele LANGENLOIS
ワインの産地として有名なLANGENLOISも「夏のオペレッタ」の定番スポットです。比較的小規模な会場ですが、会場規模に合わせた演出が光ります。

2018年の演目は「Vogelhandler」(小鳥売り)。以前はVolksoperのメンバーが出ていることも多かったのですが、今回は異なるようです。

KurfürstinにはJennifer Davisonさん、AdamにはOliver Ringelhahnさん、Christel von der PostにはTheresa Dittmarさん、Baron WepsにはSteven Schescharegさんなどが起用されます

7月19日がPremiereで、8月4日まで、12公演、上演されます。ワインの産地なので、なかなか良い場所なのですが、公演期間が短いのが「玉に瑕」でしょうか。

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Lehár Festivals Bad Ischl.
「夏のオペレッタ」では、珍しい屋内劇場での公演です。その分、天候には左右されませんが‥また、Badenと同じく複数の作品が上演されるのが特徴です。

2018年はオペレッタについては、Paul Abrahamの作品「Die Blume von Hawaii」(ハワイの花、7月14日Premiere)とFranz Lehárの作品「Das Land des Lächelns」(微笑みの国、7月21日Premiere)が上演されます。この他、「Sissi in Concert」(公演日は8月11日、19日、22日)と「Hoppla jetzt komm ich!」(公演日は8月21日)も上演されます。

「Die Blume von Hawaii」では、John BuffyにRahmesh Nairさん、RakaにSusanna Hirschlerさん、Prinzessin LayaにSieglinde Feldhoferさん、Prinz LiloにClemens Kerschbaumerさんなどが起用されます。

一方、「Das Land des Lächelns」では、LsaにAlexandra Reinprechtさん、Prinz Sou-ChongにThomas Blondelleさん、MiにVerena Barth-Jurcaさん、Graf GustavにPeter Kratochvilさんなどが起用されます。

Musikfestival Steyr
多才なプログラムが組まれる「Musikfestival Steyr」ですが、今年はオペレッタはなし‥
ミュージカル「Chicago」が上演されます。という訳で、詳細は省略。

-Kufstein Operetta Summer
その昔、Feriが入れ込んでいたチロルの小さな街、Kufsteinでも最近はオペレッタが上演されるようになりました。12回目を迎える2018年の演目はミュージカル「Anatevka」。という訳で、こちらも詳細は省略。なお、会場は屋根付なので、雨の心配はありません。

という訳で、今年はオペレッタ常連の2会場が脱落。さて、Feriはどこへ行くでしょうか?

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