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June 06, 2018

Auf Rädern und Ketten 2018(上)

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日本の皆さまもテレビ中継などでご存じかと思いますが、テニスの「全仏オープン」男子シングルス4回戦で、日本の錦織 圭選手とオーストリアのDominic Thiem(ドミニク・ティーム)選手が対戦しましたね。

オーストリア期待の選手だけに、こちらでも大きく報道されました(写真は撮れませんでしたが、地下鉄のインフォスクリーンでも紹介されていました)。結果は、ドミニク・ティーム選手が勝ち、ベスト8に進出しました。

先週末は、「Life Ball 2018」がウィーン最大のイベントでしたが、軍事史博物館(Heeresgeschichtliche Museum)では、6月2日と3日「Auf Rädern und Ketten 2018」と題した「ちょっと変わったイベント」が開催されました。日本語だと「装輪と装軌」といった意味になります。

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このイベントですが、毎年、開催されているのですが、残念ながらFeriはスケジュールが合わず、参加することはできませんでした。

今年は、2日の夜、Volksoperで「Gasparone」のPremiereがあり、昼間の時間も開いていたので、見学してきました。
このイベントですが、「11. Oldtimertre¬ffen im Arsenal」という副題がついているように軍用のビンテージカーが大集合するというものです。

軍事史博物館は、オーストリア連邦軍の管轄で、博物館自体も動態保存している戦闘用車両や軍用車両もありますので、Feriは、当初、博物館が所有している車両を中心に展示するものだと思っていました。

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しかし、実際に集まったのはアマチュアの愛好家(グループを含む)が保存している車両が大多数。その数に、正直、Feriは驚きました。

そして、この2日間、軍事史博物館は入館無料。会場となった特設エリアはもちろん、通常の館内見学も無料。連邦軍は太っ腹です。

会場は軍事史博物館裏の特設エリアで、軍用車両の代表ジープなどは、非常に沢山、集まっていました。

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もちろん、展示だけではなく、時間を区切って動態展示も行われました。当たり前ですが、普段、目にすることがない戦車は大人気。

さすがに戦車に関しては、オーストリアでは民間保有の車両は存在せず、軍事史博物館の所属で、連邦軍の隊員が操縦していました。

Feriが到着したのは、9時30分過ぎで、すでに戦車の動態展示は終盤。そのため、撮影できるポジションを確保できず、観るだけになってしまいました。

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さすがに戦車となると第二次世界大戦中のものは少ないようで、戦後、連邦軍が使用していたアメリカ製のM-47やM-60などが動態保存されています。

Feriは展示走行を見ることができませんでしたが、会場に展示されていた第二次世界大戦中に製造されたドイツのJagdpanzer 38“Hetzer”も動態のようでした。

また、現役のドイツ製戦車Leopard 2やPandur 装甲救急車(これはオーストリア製です)なども展示されていました。

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これらは、もしかすると部隊配置されている車両ではなく、軍事史博物館に動態保存されている可能性もあります。

ところで、オーストリアは、第二次世界大戦時は、ドイツに併合されて、最終的に敗戦国になったという微妙な立ち位置。

そのため、さすがに第二次世界大戦当時のオーストリア軍(ドイツ軍)の車両は、フォルクスワーゲンの水陸両用車Schwimmwagenやトラックが目立った程度で、どちらかと言うと、アメリカやイギリスと言った連合国側の軍用車両が多かったですね。

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この中で、ビックリしたのは装輪と装軌の両用車両。所属はPostになっていましたが、スタイルからして、かなり古い車両のようです。

実際に両方の装備を入れ替える展示も行っていました。さらに、この動態展示終了後、運転していたドライバーさんが降りたって、解説をしていました。

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ところで、ドイツではナチスの紋章は博物館などでも展示できませんが、オーストリアは平気です。

しかし、さすがに集まった軍用車両にナチスドイツ仕様のマーキングは見かけませんでした。

驚いたのは、ほとんどが動態保存である上に、通常のナンバープレートが取り付けられていることです。つまり、通常のビンテージカーと同じく、公道を走行できるようになっている訳です。

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さすがに最高速度が50km/hに制限されているものもありましたが、皆、素晴らしい走りを披露してくれました。

アマチュアの愛好家が保存している車両に関しては、手間暇をかけて整備しているため、状態は良いですね。鉄道と異なり、車両だけで保存が可能なので、ハードルは引くそうです。

今回は、多くの写真を撮影したので、この話題は2回に分けてお伝えします。


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