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June 10, 2018

写真特集 「U-Bahn Tag2018」

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今日は「5月に行われたイベントの続報」です。

5月26日(土曜日)、U3のErdberg駅に隣接する車両基地をメイン会場に行われた「U-Bahn Tag2018~Happy Birthdey to U~」の模様を、Wiener Linienが公式写真で発表しました。

今日は、公式写真を使って、当日の模様をご紹介しましょう。

今回、地下鉄40周年記念ということで、注目されたのは蒸気機関車。ロンドンなどと異なり、ウィーンの地下鉄は歴史が新しいので、蒸気機関車が使われたことはありません。

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ただし、前身となるStadtbahnの初期には、蒸気機関車が使われていました。

さて、注目された蒸気機関車ですが、Eisenbahnmuseum “Das Heizhaus”Strasshofで動態保存されているkkStB 30 33号機が起用されました。実際に2軸式の客車を牽引して、構内を走行しています。

この機関車ですが、1897年、Wiener Stadtbahn用としてLokomotivfabrik Wiener Neustadtで製造されたものです。軸配置1C1、運転整備重量69tの中型蒸気機関車で、同型機は22両が製造され、Wiener Stadtbahnに投入されました。

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Stadtbahnが電化されたことから、Franz-Josefs-Bahnhofの暖房用ボイラなどに転用されたようです。その後、Strasshofに引き取られ、1987年に同博物館で動態復帰した機関車です。

ご存じのようにウィーンの地下鉄は、Stadtbahnが元になっていることから、元祖が引っ張り出された‥ということになります。さすが、歴史にうるさいオーストリア人。

しかし、写真を見るとわかりますが、実にのんびりとした「ウィーンのイベント」らしい雰囲気が伝わってきます。

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某国のように、鉄道ファンが一般のお客さまに罵声を投げかけるような光景は、感じられません。

ちなみに、そういった雰囲気は、先日、ご紹介した「Auf Rädern und Ketten 2018」でも感じましたね。“写真撮影の邪魔になるヤツは許さない”という殺気だった雰囲気がないことが、この手の趣味が市民権を得ている理由の一つかも知れません。

冒頭に掲載した会場全景写真を見ると、手前にはおなじみのビーチパラソルが‥当然、BierGarten。天気も良かったようなので、ここでのんびりと構内を走る蒸気機関車を眺めながら、美味しいBierを頂く‥何となく、そんな光景が目に浮かびます。

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車庫内では、写真のように地下鉄の車両がリフトアップされた状態で展示されたようです。後ろには、普段見ることができない事業用車両の姿も‥

そして、会場には交通博物館で保存されているStadtbahnの電車や、いつもはErdbergの車両基地にはやってこないU6用の車両(現役のType T型と引退したType E6型)も展示されたようです。

残念ながら第2会場となったウィーン交通博物館(REMISE)の様子は公式写真がアップされていませんでしたが、何となく雰囲気は想像できますね。

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