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July 05, 2018

2017/18シーズンWiener Staatsoperが売上記録を樹立

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常設劇場では2017/18シーズンも終わり、シーズンの総括が行われています。今日は「ウィーン国立歌劇場の業績に関する話題」をお届けしましょう。

先日、劇場が記者会見を行い、2017/18シーズンは新しい売上記録を達成したことを発表しました。

オペラ、バレエ、マチネなどの公演収入は3530万ユーロを記録しました。気になる稼働率ですが、98.61%を記録しました。ちなみに前シーズンは98.83%だったので、稼働率は若干、下がった感じです。

公演の来場者数ですが、2017/18シーズンは608952人に登りました。ちなみに2016/17シーズンは601532人だったそうです。

何かと批判にさらされることが多いウィーン国立歌劇場ですが、これだけの売上を上げているのは、「世界を代表する観光地」らしいと思います。

ご存じのように、最近では、オペラ公演については、ほとんどが売り切れ・満席(aus)になっており、この数字も頷けます。

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ただ、本当にオペラを愛する地元のファンが、どの程度、来場しているのかについては、正直、劇場側の発表ではよくわかりません。

ところで、現在は各座席に付いているモニターが刷新されて、日本語字幕も表示されるタッチパネルになっています。リアルタイムで表示されるスグレモノ。

先日の「グルベローヴァ50周年記念リサイタル」でも、歌の部分では、字幕が表示されていました。現時点では、アジアの国では日本語だけが対応していますが、いずれ激増している中国語に変わる日が来るかも知れません。

Feriの私見ですが、.最近では、お客さまを呼べる歌手の起用も少なくなっているような気もしますし、キャスティングも「適材適所」になっているとは言いがたいケースもあるとか‥

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ただ、集客に苦戦している日本の歌劇場から見ると、うらやましい数字だと思います。

日本では、いわゆる「ハコモノ」には力を入れて、素晴らしい劇場が各地に出来ていますが、肝心のソフトウェアに関しては、正直、残念な状態です。

新国立劇場も、座付き歌手をはじめ、オーケストラ、合唱団、バレエ団も事実上のパートタイム。これでは、「ビジネスパーソンとして音楽だけにかかわる」ことは困難でしょう。

では、補助金を出して‥というのは、今の「日本の状況」を考えると、正直、無理だと思います。

Feriが気になるのは、Volksoper。こちらは、正直、なかり厳しい経営状況だと思われます。というのは、Feriが観賞に出かけた公演で、空席が目立つこと。

各種ディスカウントによって稼働率の向上を目指しているようですが、問題は収益性です。もちろん、埋まらないよりは、埋まった方が良いのは事実ですが、利益が出なければ話になりません。

さて、2018/19シーズンは、どうなるのでしょうね。


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ウィーン国立歌劇場 |

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