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July 12, 2018

Maria Thelesien Platzの「謎の施設」

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今日はMaria Thelesien Platzで見かけた「謎の施設」の話題です。

有名観光地ですから、実際に現物をご覧になった方も多いかも知れません。

美術史美術館と自然史博物館があることでも有名なMaria Thelesien Platzですが、先日、ブルクリンクからミュージアムクォーターへ抜ける際、「奇妙な施設」が目に留まりました。

写真をご覧になるとわかるように、カプセル状の施設です。Feriは、最初、「案内所」か「スーベニアショップ」の類いかと思っていました。なぜかEUの旗と「SHEE」という文字が書かれていました。

内部にも入ることができるようで、観光客の方が並んでいました。ただ、Feriは、その時、所要があったので、その前を素通りして、内部見学はパス‥今にして思えば、見ておけば良かったと思います。

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その後、記事をまとめるために調べてみると、次のようなことがわかりました。

SHEEとは、「Self-deployable Habitat for Extreme Environments」の略で、将来、地球外の惑星で生活するための施設を研究・開発するためのテストベッドプロジェクトだそうです。

地球外の惑星では、地球上のように各種重機を使って施設を建設することは困難なため、施設自身に建設機能を持たせることを念頭に置き、そのシステムを開発する目的で研究が進められているのがSHEEです。

つまり「ロボットを組み込んだ施設」といった感じです。最終的には地球外惑星での運用を視野に入れて開発が進められていますが、当然、地球上でも厳しい環境下や、災害時の仕様も想定されているそうです。

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プロジェクトは2013年頃にEU主導で始まったようで、オーストリアからはLiQUiFER Systems Group GmbH(本社はウィーン)が参加しています。

そして、このプロジェクトの広報活動として、各種の宇宙関係の展示会などにも出展されているようです。

今回、どのような目的で「Maria Thelesien Platz」に展示されたのかは、わかりませんでした。内部を見学すれば、展示の趣旨などがわかったかもしれません。それだけに残念。

しかし、近未来的なデザインの施設と伝統的な美術史美術館との対比が印象的です。

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