« ウィーンのシャニガルテンらしい装備 | Main | U6でお食事禁止プロジェクトがスタート »

July 28, 2018

またまた水平クレーン

Img_2018_06_0047

日本では、週末、台風12号が、伊豆諸島や関東甲信越に接近しているいう話ですが、小笠原方面から左に進路をとるという珍しいコースだとか‥ 大きな被害が出ないことを祈るばかりです。

6月は猛暑に悩まされたウィーンですが、7月に入って落ち着きました。

予報によると、今後は昨夏のような猛暑にはならない模様です。昨日お伝えしたシャニガルテンの扇風機も出番がなくなるかもしれません。

Img_2018_06_0035

さて、今日は「建設重機の話題」です。普通の人にとっては「どうでもいいこと」が気になるFeri。その一つが建設現場で見かける建設重機のクレーンです。

日本の建設現場では、ジブ(アーム)が起伏する起伏式タワークレーンが一般的だと思います。それに対して、こちらでは起伏式タワークレーンはほとんど見かけません。

主流は塔状の構造物の上に水平のジブをのせ、トロリーが水平移動する水平式タワークレーンです。ちなみにこのタイプを、その形状からトンボクレーン、ハンマーヘッドクレーンという愛称がついているそうです。

では、なぜ、日本と、こちらではクレーンの方式が違うのでしょうか。日本の場合、敷地境界を超えたジブ先端から、油や氷雪塊、事故時の部品が、隣接する敷地に落下することが許容されない安全衛生上の問題があるそうです。

Img_2018_06_0036

実際、事故が発生しなくても、工事敷地外部へのジブの侵出を嫌う傾向が強いという国民性も影響しているようです。なるほどねぇ。

ハンマーヘッドクレーンのメリットは、構造が簡単なため、安価であること。水平引込や引出の操作が安易であるです。デメリットは、自重が大きい割に吊上荷重が小さいこと、耐風強度・耐震強度が低いことだとか。

また、複数のクレーンを使用する大規模現場では、ブーム同士が衝突する危険を避けるため、日本では起伏式が多用されるようになったようです。

Img_2018_06_0037

しかし、工事現場以外の敷地に、何かが落下するリスクは、こちらでも同じ。にも関わらず、こちらでは水平ジブが他人の建物の上を平気で回っています。クレームが出ないのでしょうかね。

やはり考え方の違いが出ているのでしょうか?
また、地震が多い日本の場合、それも考慮している可能性もあると思います。

さて、今日、ご紹介するのは車載型クレーンですが、日本ではまず見かけないハンマーヘッド型クレーンを搭載しています。

見かけたのは旧市街のFreyung。遠くから見た時は、通常のクレーンだと思ったのですが、近づいて見たびっくり。何と車載式でした。

車載式ながら、伝統的な建物の6階以上にタワーが伸びているのが驚き。しかし、車載型でタワーが伸びているというのは、新鮮な光景です。

どうやってセッティングするのか(収納するのか)が見たかったのですが、すぐには撤収する雰囲気がなかったので、見学はあきらめました。

なお、車載式であるため、純粋なハンマーヘッド型ではなく、ジブが若干上向きになっており、起伏式の機能も兼ね備えているような雰囲気です。

それにしても格納して移動する場面を、ぜひ見学したかったFeriでした。


※「人気ブログランキング」に登録しています。この記事がお気に召しましたら、下記のバナーをクリックしていただくとFeriの励みになります

Br_decobanner_201105_b_3

街角の話題 |

« ウィーンのシャニガルテンらしい装備 | Main | U6でお食事禁止プロジェクトがスタート »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« ウィーンのシャニガルテンらしい装備 | Main | U6でお食事禁止プロジェクトがスタート »