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July 11, 2018

またまた仮設薬局 その背景は‥

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今日は「薬局(APOTHEKE)の話題」をお届けしましょう。

日本の場合、薬局というと、いわゆる「調剤薬局」をイメージする方が多いと思います。

最近、日本では、調剤部門を併設したチェーン店のドラッグストアーが増えているようですが、いわゆる病院や医院に近い場所で営業している「調剤薬局」(門前薬局と揶揄されますが‥)では、OTC医薬品(Over The Counter:オーバー・ザ・カウンター、以前は大衆薬、市販薬などと呼ばれていました)は扱っていないのが一般的だと思います。

実際、風邪を引いた、胃腸の調子が悪い、頭痛がするといった症状が出た場合、皆さんもドラッグストアーで市販薬をお買い求めになるケースが多いと思います。

日本では医療費を抑制するため、厚生労働省は、安易に医者にかかり、薬を処方してもらうのではなく、「自分の健康は自分で守る」という「セルフメディケーション」を推奨しているようです。

それに対して、こちらでは医薬品に限らず、ごく最近まで業種・業態ごとに取り扱うことができる商品が限定されていました。

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医薬品に関しては、現在も、この「シバリ」があるため、ドラッグストアーでは医薬品は販売されていません(日本の医薬部外品に相当する商品は別ですが‥)。

そのため、処方薬に限らず、医薬品を購入するには薬局に足を運ぶ必要があります。

Feriは、こちらの法令や条例に詳しくないので、何とも言えませんが、薬局については出店規制があるのか、ドラッグストアーほど集中出店していることは少ないように感じます。

恐らく、その関係だと思うのが、日本では、余り見かけない「仮設薬局」です。本来の薬局が改装工事などで、一定期間、閉店する場合、近くの歩道上に仮設薬局を設置するのが一般的になっているようです。

写真は、最近、19区で見かけた仮設薬局。例によってコンテナハウスを活用したものですが、多くのお客さま(患者さま)が立ち寄っていました。

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余談になりますが、取り扱っている商品の性格上、コンテナハウスですが、エアコンが取り付けられています。

そう言えば、こちらの薬局では、看板のデザインが統一されていますよね。そのため、誰でも、すぐに薬局であることがわかりますが‥

Feriは、オーストリアで薬局で医薬品を買った経験がありませんが、話によるとジェネリック医薬品が多いようです。

日本のように、ドラッグストアーで市販薬を販売した方が、利便性は向上するような気がするのですが、恐らく古くからの伝統(悪く言えば既得権益)があるため、難しいのかもしれません。

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薬局も、一般の店舗と同じく平日のみの営業ですが、深夜・週末・祝祭日に営業している緊急当番薬局(交代制)が存在します。

ただ、緊急当番薬局で、医薬品を購入すると追加料金がかかるそうです(これは、日本の調剤薬局でも、夜間・休日等加算、時間外加算という制度があるので、それに似ていますね)。

なお、どの最寄り薬局が、その日の当番薬局かという常用が店頭にが掲出されています。

余談になりますが、ドイツでは、薬局は2つにタイプに分かれているそうです。1つは薬剤師がおり、処方箋が必要な薬や、薬剤師のみが販売できる「薬局販売医薬品」を取り扱う「薬局(Apotheke:アポテーケ)」。

もう一つは、薬剤師がいなくても販売できる「自由販売医薬品」のみを取り扱う「薬店(Drogerie:ドロゲリー)」。日本に似たシステムですね。

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変わったお店, 街角の話題 |

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