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July 04, 2018

「街頭充電ステーション」が増えてきました

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今日は「電気自動車用充電ステーションの話題」をお届けしましょう。

最近は日本でも、ホテルの駐車場などに電気自動車用充電ステーションを設置するところも増えてきたという話を耳にしたことがあります。

ただ、日本の場合、現時点では圧倒的に多いにはハイブリッド車。また、国は電気自動車(EV)よりも、水素をエネルギーとする自動車の普及を推進しているので、充電ステーションの普及は今ひとつのような気がします。

さて、先日、ウィーン市16区から、次のような発表がありました。

2018年夏までに、区内8箇所に電気自動車用充電ステーション(E-Tankstellen)を設置するというものです。

設置場所は、下記のとおりですが、ウィーンお得意の路上駐車スペースに充電ステーションを併設するという形をとっているようです。

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- Hasnerstraße (gegenüber Hausnummer 124b)

-Johann-Nepomuk-Berger-Platz 10

-Musilplatz (gegenüber Hausnummer 15)

-Ottakringer Straße 113

-Ottakringer Straße 264

-Richard-Wagner-Platz 16

-Weyprechtgasse 5

-Wilhelminenstraße 70

最初にオープンしたのが、Richard-Wagner-Platzですが、オープン直前の様子が最初の写真。まだ、カバーが掛けられていますが、設備そのものは完成しています。

その後、関係者によるオープニングセレモニーなどが行われ、運用を開始しました。

20180703ss00001

オーストリアは電力の約7割を水力発電によりまかなっています。また、最近では風力や太陽光の発電量も増えているようです。そして、同国内では原子力発電所は稼働していません。

ただ、ヨーロッパの場合、陸続きなので、「電力の輸入」が比較的容易です。そのため、他国の原子力発電所で発電した電力を輸入するという国もあります。

ところが、オーストリアは、2013年に、原子力発電所で発電した電力の輸入使用を全面的に禁止する法案が議決され、2015年1月から施行となりました。

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再生可能エネルギーによる発電量が多いという背景もあり、オーストリアでは電気自動車の普及に力を入れています。

今回の「街頭充電ステーション設置」も、その一環だと思いますが、問題は電気自動車の普及率。以前もご紹介しましたが、オーストリアの場合はインフラを整備することで、普及を促進しようという政策を取っています。

そのため、ウィーン市では民間の駐車場内の充電ステーションも含めて、2020年までに新たに500箇所のステーションを開設する計画を立てています。

ところで、気になるのは料金。現在、ウィーン市が開設している充電ステーションの場合、以下のような料金体系になっているようです。

-Steckertyp Schuko (230V/16A): 0,78 € / Stunde

-Steckertyp Typ 2 (400V/16A): 2,35 € / Stunde

-Steckertyp CEE (400V/16A): 2,35 € / Stunde

-Steckertyp CHAdeMO (500V/125A): 2,35 € / Stunde

電力なので、料金は時間単位なのですね。電気自動車の場合、充電方式が完全に統一されていないため、上記のように、いくつかのパターンがあります。いずれ、仕様は統一されることになると思いますが‥

今後の展開に注目されるところです。

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