SEEFESTSPIELE MÖRBISCH2018が始まりました
今日は「オペレッタの話題」をお届けしましょう。
ザルツブルク音楽祭も始まり、オーストリアでは「夏の音楽祭」が佳境を迎えました。
Feri注目の「SEEFESTSPIELE MÖRBISCH2018」は、一足先に7月12日がPremiereでした。演目はカールマンの名作「GRÄFIN MARIZA」。前回は2004年に上演され、Feriも観賞しましたが、コミカルな演出とラスベガスを思わせる電飾が楽しかった作品です。
当時は、このブログを開設する前だったため、鑑賞記はありません。ただ、当時、お世話になっていた「ウィーンなんでも情報」というポータルサイトの掲示板に載せてもらいました。
当たり前ですが、Premiumまで具体的な内容は公開されませんので、どんな感じになるかはわかりません。
まず舞台装置で目を引くのは「世界最大のヴィオリン」。もちろん大道具です(笑)。
本来は観賞してから、皆さまに様子をお伝えするのがベストですが、Feriが観る予定は8月中旬。そのため、今回は「速報」ということで、お許しを‥
Premium後、舞台写真が公開されましたが、これを観ると、Feriお気に入りの伝統的な演出と舞台装置のようです。
もちろん、屋外の巨大ステージでのオペレッタですから、演出に関してはSerafinさん時代のように、ある程度、派手にしないと見栄えがしません。
今回、インダントがPeter Edelmannさんに入れ替わるなど、運営面で不安があったのですが、ニュースの映像などを加味すると、まずは無難な船出と言ったところでしょうか。
ちなみに厳しい評価で知られるクリーエの評価は「星三つ半」でした。また、“新インテンダント、レトロルックの演出で無難な船出“といったコメントが乗っていました。
恐らくFeriの期待を裏切らない舞台になっていることと思います。
以前は、Premiumが生中継されたのですが、Serafinさんが降板してから、テレビ放送が中止になるなど、運営面で大きな変化が起こりました。
幸い、今回のインダントは、テレビ放送は行う決断をしたようなのですが、ORFの放送日は、何と総ての公演が終わった後の9月3日。FeriのPremium Reportよりも後とは‥
もし、ご覧になる予定の皆さまは、それなりに期待して良いと思います。今回は主催者が公開している公式写真で、舞台の一部をご紹介しましょう。
なお、今回のキャストは以下の通りです。
-Gräfin Mariza:Vida Mikneviciuteさん/Julia Kociさん
-Fürst Populescu:Horst Lamnekさん
-Baron Kolomán:Andreas Sauerzapfさん/Christoph Fillerさん
-Graf Tassilo:Alexander Gellerさん/Roman Payerさん
-Lisa:Katerina von Bennigsenさん/Rinnat Moriahさん
-Karl Stefan Liebenberg:Julian Loomanさん
-Fürstin Bozena:Melanie Hollidayさん
-Penižek,Kammerdiener:Franz Suhradaさん
-Tschekko,Marizas Diener:Peter Horakさん
-Manja:Mila Janevskaさん
-Ilka von Dambössy:Verena Te Bestさん
しかし、可愛らしいオペレッタ歌手の代表だったMelanie HollidayさんがFürstin Bozenaを演じるのですから、時の流れを感じます。
CDは既に発売されていますが、DVDは未発売。恐らく8月には会場での販売が始まると思います。
最後に主催者から本作品のTRAILER:が公開されています。これを観るだけでも、Feriはちょっとワクワクします。
※「人気ブログランキング」に登録しています。この記事がお気に召しましたら、下記のバナーをクリックしていただくとFeriの励みになります
Comments