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July 29, 2018

U6でお食事禁止プロジェクトがスタート

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今日は「Wiener Linienが試験的な実施を進めている地下鉄U6でのお食事禁止プロジェクト」の話題をお届けしましょう。

日本でも鉄道車内(除く、長距離列車)での飲食については、色々なご意見があるようですが、こちらでも昨今、大きな問題になっています。

Feriも、その昔、ウィーンの路面電車でピザを食べながら乗車しているお客さまを見た時は、びっくりしたものです。

ウィーンの場合、特に利用者からのクレームが多い地下鉄は、比較的治安の良くないと言われるU6のようです。

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そこで、Wiener Linienでは、試験的に2018年9月から、U6社内での食事を禁止するプロジェクトをスタートさせることになりました。

ただし、当局からの一方的なルールの押しつけでは、利用者の参道が得られないと判断したのか、現在、Webサイトで民意を探るためのアンケート調査を実施しています。

アンケートの内容ですが、9月から禁止して欲しい食事は何か(要するに迷惑な食事は何かということですよね。

これは複数の選択が可能)、U6での食事禁止への賛否、食事禁止を他の路線に拡大することの可否の3項目で、2018年8月12日まで実施されます。

この結果を踏まえて、今後のプロジェクトを、どのように推進するかを決定するようです。

ちなみに、「Welche Speisen sollten in der U6 ab September nicht mehr Konsumiert wrden?」(要するに地下鉄でどの食事が一番迷惑ですか?)という項目に上がっている食事は、以下の通りです。

Warme,geruchsintensive Speisen(温かく匂いが強い食事、wie z.B、Pizzaschnitte,Kebap,Leberkässemmel,Burger,Nudeln,etc)

Sushi

Wurstsemmel/Käsebrot/gefüllte Weckerl(Sandwich,Baguette,etc)

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Eis & Frozen Joghurt

Salate(Nudelsalat,Mayonnaise Salat,Fertigsalate,etc)

-Sonstiges(その他、記入式)

まぁ、日本でも話題に上るのが「匂いが強い食事」だと思います。大阪で有名な豚まんを新幹線の車内で食べてヒンシュクを買ったという話を耳にしたこともありますので‥

しかし、乗客のマナーという観点から考えると、座席や床に落とした場合や、他の乗客にかかった場合などに問題となるアイスクリームやフローズンヨーグルトも気になります。

ちなみに、Feriは地下鉄車内でSushiを食べているお客さまを見かけたことはありませんが、アンケートに独立した項目となっているところを見ると、実際に召し上がっている人がいるのでしょう。

なお、これを観る限りでは、ドリンクについては禁止対象から外されているようです。もちろん「その他」に入る可能性は残っています。特にアルコール飲料‥

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まずは即時が全面禁止、部分禁止のどちらになるかが注目されます。投票についてはこちらからどうぞ。

なお、Wiener Linienでは、9月から「匂いのきつい食事」については、禁止することを決定しているようで、9月から大規模なキャンペーンが展開されるようです。

キャンペーンでは、プラットホームや車内での注意喚起に加えて、各種ポスターによる啓蒙活動も行われます。また、プラットホームに設置されている出発案内装置にも、メッセージを流すそうです。

当然、当局のセキュリティ要員が職員による巡回指導も予定されています。という訳で、続編は9月ですね。乞うご期待。

ところで、U6については、もう一つ話題があります。

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現在、U6の車両はBOMBARDIER製のType Tシリーズに統一されています。

この車両は、1992年から導入が始まりました。2004年から導入されたT1タイプは、新製時からエアコンを装備していますが、近年、ウィーンも夏期は高温にさらされるようになりました。

そこで、古いTタイプで新しいエアコンのテストを実施中です。また、Tシリーズは路面電車のULFのように大きな窓が特徴ですが、これが車内の温度を上げる要因にもなっています。

そこで、窓に熱線防止フィルムを張ることになりました。さらに窓の上部には、ULFでもおなじみの、新鮮な空気を積極的に取り入れる通風グリルを取り付ける工事も行われています。

これらを通じて車内環境の改善を図ろうという訳です。しばらく話題が豊富なU6‥と言ったところでしょうか。


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Comments

初めてウィーンに訪れた時、
若い人だけではなく、キチンとしたスーツを着た年配の紳士が
車内でホットドッグを食べていたり、
ご婦人が焼き菓子を食べている姿を初めて見た時は、ビックリしました😅
日本では数年前《肉まん》《カップ麺》を食べながら
通勤ラッシュに乗り込んで来た外国の方がいた事もありました😨
お国柄、と思っていましたが、ウィーンでも制限を、となりつつあるは時代の流れでしょうか?

Posted by: necchi | July 29, 2018 at 11:58 AM

necch様、コメント、ありがとうございます。

私も、その昔、初めてウィーンへ行ったときには、食生活に関する風習の違いに驚きました。

今回、試験的に規制が行われるようになった背景には、「外国人の増加」が影響しているような気がします。

特に「匂いのきつい食事」を車内でとる方が急増していることが背景にあるようです。

Posted by: Feri | July 31, 2018 at 09:16 AM

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