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August 12, 2018

水難事故発生、レスキュー隊出動

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日本では「お盆休み」の真っ最中だと思いますが、皆さまは、いかがお過ごしでしょうか。Feriは通常どおり、各種業務に勤しんでおります。

今日は「水難事故救助訓練の話題」をお届けしましょう。

日本では、夏になると、毎年、海や川、湖で水難事故が発生しますね。

ご存じのように、現在、オーストリアは海に面した場所はありません。そのため、水難事故は河川か湖ということになります。

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こちらも、連日の猛暑で、水辺でのレジャーは大人気。そうなると、気になるのは水難事故の発生です。

8月2日、ウィーン市長Dr. Michael Ludwigさんが、水難事故の救助活動訓練を視察し、その模様がウィーン市から発表されていました。

日本では、海の事故は海上保安庁、河川や湖の事故は警察と消防が担当していますが、オーストリアの場合、基本的に警察(Polizei)と消防救助隊(Rettung)が担当します。

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今回、訓練が行われたドナウ川の場合、「Berufsfeuerwehr auf der Donau」という救助隊も組織されています。

想定は、ドナウ川上のボートで火災が発生し、搭乗者が川に投げ出されたというものです。

事故を発見した警察のパトロールボートが、ただちに消防救助隊と救急隊に通報。

数分で、消防の水難救助隊員4名がボートに乗り込んで、転覆したボートに接近。要救助者を収容。警察のボートに要救助者を引き渡し、岸へ向かいます。一方、火災が発生したボートの消火も別の部隊が行います。

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川に投げ出されて溺れた心停止状態の要救助者については、消防救助隊が収容後、直ちに救急隊員が待つ岸壁へ。そこで、救急隊員による蘇生が行われました。

日本では、消防だけでなく、警察にもレスキュー隊が組織されていますが、ウィーンの場合、警察は監視と支援を担当し、救助は消防救助隊、更に要救助者に対する医療行為は救急隊と明確に役割が別れていることがわかります。

公開された公式写真を見ると、市長が関係者から説明を受けているだけでなく、ダミーを使った蘇生訓練では、点滴を持ってダミーの横に立っていました。訓練を見学するだけでなく、自分も参加するのですね。

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今回は登場しませんでしたが、ご存じのようにオーストリアでは、ドクターヘリを積極的に活用しています。

そのため、要救助者を病院へ搬送する場合、岸壁からドクターヘリで直接病院へ搬送するケースが多いと思います(今回の訓練では、救急車での搬送でした)。

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なお、ウィーンでは、消防の水難救助部隊が、24時間体制で待機しています。

水難救助部隊は、25隻のボートと特殊車両3台を保有しています。なお、ボートについては11隻がすぐに河川で使用できるように準備されているそうです。

この他、消防救助隊は水難救助用の特殊装備も保有しており、場所によっては岸からの直接救助も行うようです。

水難事故が起きないのがベストですが、万が一、事故が発生した場合、迅速な救助体制が確立されていれば、悲惨な事故を最小限に食い止めることができる訳ですから、こういった訓練は大切ですね。


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