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August 09, 2018

謎のピクトグラムシリーズ 電車の業務用ピクトグラム

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最近、ウィーンでも夜の気温が高く、「20度を下回らない日」が14日間も続いています。まだまだ暑い日は続きそうです。

さて、昨日に続き「謎のピクトグラムシリーズ」をお届けしましょう。

ピクトグラムというと、普通、「一般の方を対象としたもの」というイメージが強いのですが、オーストリアでは専門のスタッフしか取り扱わない装置や機器にもピクトグラムが採用されているケースがあります。

今日は、そんな例をÖBBのピクトグラムでご紹介しましょう。

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まず、冒頭でご紹介した写真は典型的な「謎のピクトグラム」ではないでしょうか。

「○の右側にJのようなイラスト」。これはCityJetの運転台横に描かれていたものですが、「空転防止用の砂」を補給する点検口です。このフタを開いて、中に砂を補給するものです。

もちろん、スタッフ以外が勝手にフタを空けると困るため、フタにはロック機構が付いています。

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日本では、機関車には空転防止用の砂を撒く装置が取り付けられていますが、電車の場合は、あまり例を見ないと思います。こちらでは、比較的ポピュラーな装置です。

2枚目は比較的わかりやすいピクトグラムですね。「運転台前面窓用ウォッシャー液」を補給する点検口です。

運転室内部からではなく、外側から補給するシステムになっているのがポイントです。もちろん、これもイタズラ防止のために、フタにはロック機構が取り付けられています。

3枚目の写真は、2つのメンテナンス口の位置関係がわかる写真です。大きさも異なっているのがおわかりになると思います。「ウォッシャー液」用の点検口は、かなり上部についていますね。

このように専門のメンテナンススタッフしか使わないような部分にピクトグラムを採用したのは、最近かもしれません。

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確かにピクトグラムは直感的にわかるので、文字での表示よりも効率的だと思います。

工事現場の場合は、言葉がわからない作業員が働いている可能性があるため、早くからピクトグラムが採用されていました。

今回はÖBBの新型電車CityJetの例をご紹介しましたが、今後は、このように専門家が使用するものに関してもピクトグラム化が進む可能性も考えられますね。

それにしても、細かく探すと、色々なピクトグラムが出てくるものです。

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ピクトグラム, 鉄道のお話 |

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