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September 27, 2018

ÖBB Cityjet「TALENT3」がInnoTrans2018でお披露目

Obb_cityjet_talent3_001

今日は、Feriの得意分野の一つ、鉄道の話題です。テーマは、ÖBB が新製を進めている「Cityjetのニューバージョン、TALENT3」です。

9月18日から21日まで、ドイツ・ベルリンで開催されたInnoTrans2018(国際鉄道技術専門見本市)に、ÖBBがBOMBARDIERに発注していたCityJetのニューバージョン「TALENT3」が出展されました。

Feriは、ベルリンまで遠征していないので、この情報はÖBBのプレスリリースで知りました。今回の写真は、ÖBBが提供している公式写真(Bombardier Transportationが提供)です。

ÖBBでは、現在のCityJet(SIEMENS製、4744型、4746型)に加えて、BOMBARDIERが製造しているTALENT2の後継車となるTALENT3(4758型)も、2018年7月に25編成、発注しました。

これだけ短期間で現車が落成したのは、メーカーの標準仕様を各鉄道会社の要望に応じてカスタマイズするセミオーダー方式だからでしょう。

さて、4744型・4746型では一般的なボギー台車方式に戻りましたが、TALENT3はTALENT2(4024型、4124型)と同じく、車体の間に台車がある連接構造になっているのが特徴です。

ただ、地方路線で運用する関係で、6両固定編成となっています(ウィーンのS Bahnなどで活躍しているTALENT2は4両固定編成)。

外観は、塗装以外はTALENT2に似ていますが、前面に関してはヘッドライトの形状などが変更されているのがわかります。

20180919_oebb_bombardier_cityjet_ta

なお、ÖBBが今回、導入するTALENT3は、VorarlbergとTirolで使用されることになっています。

基本的な仕様は同一で、編成長104.5m、最高時速160km/h(TALENT3は140km/h)ですが、VorarlbergバージョンとTirolバージョンでは、定員などが若干異なります。

Vorarlbergバージョンは定員304名で、自転車を最大53台搭載するスペースを有しています。

一方、Tirolバージョンの定員は316名、自転車は最大24台搭載することができます。このあたり、地域特性を踏まえた、きめ細かい仕様設定をしているようです。

客室はエアコン装備で、座席はリクライニングが可能で、フットレストと電源コンセント、背もたれに大型テーブルが設置されています。

車内には乗客案内情報システムが設置されている他、ベビーカー、自転車、スキーやスノーボード、荷物の搭載スペースも十分に確保されています。

さすがにウィンターリゾートを走るだけあって、冬のスポーツを楽しむお客さまへの対応も万全です。

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乗降口に関しては、従来からプラットホームと同じレベルでしたが、バリアフリー化を徹底するため、現行のCityJetのように、隙間を埋めるためのブリッジが取り付けられました。

トイレは1編成に2箇所設置されており、その内、1箇所はバリアフリー仕様になっています。

Feriは現車を見ていないので、何とも言えませんが、ÖBBの発表によるとTALENT3はモジュール設計になっているため、多目的ゾーンを冬と夏でレイアウト変更できるようです。

つまり、夏に自転車を搭載するスペースを、冬はスキーやスノーボードを搭載するスペースに転換する訳です。今回は、車内の写真が公表されていないため、具体的に、どのような仕組みになっているのか、非常に興味があります。

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乗降口に関しては、従来からプラットホームと同じレベルでしたが、バリアフリー化を徹底するため、現行のCityJetのように、隙間を埋めるためのブリッジが取り付けられました。

トイレは1編成に2箇所設置されており、その内、1箇所はバリアフリー仕様になっています。

Feriは現車を見ていないので、何とも言えませんが、ÖBBの発表によるとTALENT3はモジュール設計になっているため、多目的ゾーンを冬と夏でレイアウト変更できるようです。

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つまり、夏に自転車を搭載するスペースを、冬はスキーやスノーボードを搭載するスペースに転換する訳です。今回は、車内の写真が公表されていないため、具体的に、どのような仕組みになっているのか、非常に興味があります。

また、窓ガラスには電波を通しやすい仕様(特殊コーティングと表現されています)のものが採用され、従来よりもスマートフォンなどの電波受信状況が改善されるそうです。さらに車内Wi-Fiも設置されています。

気になる営業開始ですが、Vorarlbergエリアでは2019年、Tirolエリアでは2020年が、それぞれ予定されています。

ご参考までに、現在、ウィーンのS Bahnで使用されているTALENT2の写真を掲載しておきます。塗装の関係もあり、雰囲気が変わったことがおわかり頂けると思います。

なお、在来車に関してもCityJet仕様に改良された車両が存在します。この話題については、後日、お伝えすることにしましょう。


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