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September 11, 2018

空港らしい駐車場

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今日は「ウィーン国際空港の話題」をお届けしましょう。

ウィーン国際空港へのアクセスですが、以前、公共交通機関は路線バス(日本流だとリムジンバス)が中心でしたが、現在では地下にÖBBの駅にRailJetが発着するようになり、アクセスが多様するようになりました。

しかし、地元の皆さまを中心に自家用車を使う人が多いような気がします。そのため、空港規模の割には駐車場が充実しているような印象を受けます。

ターミナルビル前の駐車場(Kurzparkplätze K1、K3、K4)に加えて、ターミナルビル向かいには立派な立体駐車場(Parkhaus 3/Parkhaus 4)が、建設されています。

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さらに、その奥には、屋外の平面駐車場(Parkplatz C)も広がっています。

空港利用者の場合、荷物が多いですから、それを考えると自家用車の利用が、最も便利なのかも知れません

余談ですが、同じ空港内駐車場でも、場所によってお値段が違います。

Kurzparkplätzeが1時間4.9Euro、Parkhaus 3/Parkhaus 4が1時間4.7Euro、Parkplatz Cが1時間3.9Euroです。利便性などにより料金形態を変えているところは、実に合理的です。

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さて、先日、ウィーン国際空港を訪れた際、敷地内にスーパーマーケットBILLAがあるParkplatz Cで、興味深い看板を見つけました。


皆さまもご経験があるかも知れませんが、巨大な駐車場の場合、自分が止めた場所がわからなくなってしまうケースがあります。

Feriも、オーストリアではありませんが、屋外の臨時駐車場で、自分が止めた場所がわからず、右往左往した経験があります。

そこで、常設の駐車場では、駐車場所を記号や番号で指定するなどの対策がとられますが、Parkplatz Cでは、通常の記号の他に「愛称」が付けられていました。

その愛称がいずれも航空機に関係するもの。「William E.Boeig」は、現在、世界的な航空機メーカーとなっているボーイング社の創業者のお名前です。

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看板には、その「いきさつ」と代表的な旅客機であるB707、B747の説明が入っています。ちなみにイラストのシルエットは、ご存じB747です。

Andrej N.Tupolew」は、旧ソ連の航空機設計者で、ツポレフ設計局の創始者です。東側を代表する航空機メーカーで、軍用機や旅客機を多数、開発しています。

旧ソ連時代には、世界初の超音速旅客機Tu-144を開発したことでも有名です。という訳で、看板のイラストはTu-144。

他にも看板があるかどうかは、確認しませんでしたが、永世中立国のオーストリアらしく、アメリカと旧ソ連という東西冷戦時の二大国に敬意を払っているところに、配慮が感じられます。

こちらでは、道路や広場、公園に人名をつけるケースが一般的ですが、空港らしい愛称の付け方で、このセンスには脱帽です。

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