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September 07, 2018

謎のピクトグラムシリーズ イノシシにご注意

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日本では台風21号で関西地方などで大きな被害が出ているようですが、それに加えて北海道の地震。被害に遭われた皆さまには、お見舞いを申し上げます。

さて、今日は「アウトバーンで見かけた注意書きの話題」をお届けしましょう。

最近、ウィーン市内でも、ネズミなどの野生動物に対する餌付けを禁止する看板を見かけるようになりました。

また、これに関連して、公園などに生ゴミを放置すると野生動物が集まってくるので、適切に処理することを促す案内も立っています。

先日、オーバーエスターライヒ州の友人宅訪問を終えて、ウィーンへ戻る途中、アウトバーンのレストステーションに立ち寄りました。

週末のA2のような大混雑や大渋滞はなく、順調なドライブで、まずは一安心。レストステーションの駐車スペースも比較的空いていました。

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休憩中、建物の壁に貼りだしてあったのが、今日、お目にかけるポスターです。「野生のイノシシ」の写真が出ており、ピクトグラムで残飯の適正な処理、餌やりの禁止が指示されています。

ちなみに、Feriは、このピクトグラムは初めて見ました。野生のイノシシが出没する場所で、なおかつ「人が集まる場所、限定」というような気がします。

Feriが気になったのは「注意」の下に、大きな文字で書かれている「AFRIKANISCHE SCHWEINEPEST」という言葉。

今回、記事をまとめるのにあたって、ちょっと調べたところ「アフリカ豚コレラ」という家畜の伝染病であることがわかりました。

日本の農水省でもホームページで、以下のように解説しています。

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アフリカ豚コレラは、アフリカ豚コレラウイルスが豚やいのししに感染する伝染病であり、発熱や全身の出血性病変を特徴とする致死率の高い伝染病です。

本病は、ダニが媒介することや、感染畜等との直接的な接触により感染が拡大します。

本病に有効なワクチンや治療法はなく、 発生した場合の畜産業界への影響が甚大であることから、我が国の家畜伝染病予防法において「家畜伝染病」に指定され、患畜・疑似患畜の速やかな届出とと殺が義務付けられています。

我が国(日本)は、これまで本病の発生が確認されておらず、本病の清浄国ですが、アフリカでは常在的に、ロシア及びその周辺諸国でも発生が確認されているため、今後とも、海外からの侵入に対する警戒を怠ることなく、本病の発生予防に努めることが重要です。

なお、アフリカ豚コレラは豚、いのししの病気であり、人に感染することはありません。

Afrikanische_schweinepest

広がっている地域ですが、ポーランド、バルト、モルドバ、ルーマニア、チェコ、ベラルーシ、ロシア、ウクライナ、ジョージア、アルメニア、アゼルバイジャンなどで感染が拡大しているようです。

オーストリアでは、感染が拡大していませんが、最近では東欧圏との交流も盛んになっているので、東欧圏から来た人を介して、感染が広がることが懸念されているのだと思います。

特に野生のイノシシから、家畜に伝染すると、大変な被害になるため、感染地域から来た人に対しては、特に野生のイノシシとの接触を避けるような指示が出ているのだと思います。

ポスターを良く見ると、「感染地域の言語」で注意書きが書かれています。これで納得。何しろ日本と違って陸続きですから、この手の感染が一気に広がる危険性があります。

そこで、野生のイノシシが出没する可能性の高い、アウトバーンのレストステーションで、利用者に注意を喚起しているのでしょう。という訳で、皆さまも野生のイノシシには、ご注意ください。

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ピクトグラム, 街角の話題 |

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