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September 03, 2018

団体旅行に見るお国柄

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今日は「団体旅行に関するお話」です。

と、言ってもFeriは、オーストリアを団体旅行で訪問したことは、一度もありません。ただ、観光旅行でお越しの方は、団体旅行をご利用の方も多いと思います。

さて、今夏、Feriは、久しぶりにオーバーエスターライヒ州の小さな街に住む先輩ご夫婦を訪ねました。

以前、ウィーンにお住まいになっていた頃は、よく市内のご自宅にお招き頂いたのですが、現在では、ウィーンのアパートを引き払ってオーバーエスターライヒ州の小さな街へお引っ越しになっています。

オーストリアでは小さな街でもホテルがあるケースが多いのですが、その街には現在、ホテルはなく、数年前に訪問した際にも近くの街にあるホテルを利用しました。

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今回も、前回宿泊したホテルを予約するつもりだったのですが、あいにく、満室。そこで、少し離れた「別の街」のホテルを利用することになりました。

先にチェックインを済ませてから、車で先輩のご自宅へ。そこで、夕食を頂きました。ご存じのように、こちらの伝統的な夕食は、シンケンやケーゼにブロートと言った、冷たいお食事が基本です。デザートは、奥さま手作りのチョコレートケーキ。

話も尽きなかったのですが、慣れない道なので、自動車運転に慎重を期すため、日が完全に暮れる前にホテルへ戻ることにしました。

10分ほどでホテルへ戻り、部屋に入ってから、シャワーを浴びてすっきり。その後、奥さまから頂戴した「ほどよく冷えたGRÜNER VELTLINER」を頂きながら、のんびりと過ごしていました。

すると、22時頃、ホテルが賑やかになってきました。どうやら団体さんが到着したようです。

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もちろん「五月蠅くて迷惑」」というほどではなく、すぐに静かになりました。

翌朝の朝食は7時から。Feriは7時過ぎに朝食堂へ行ったのですが、先客はお一人だけ。ところが、朝食堂の奥では、すでに朝食を終えたグループがあるようで、従業員さんが後片付けに余念がありませんでした。

どうやら早朝に出発する団体さんがいらっしゃったようで、そのために特別に朝食時間を早めたようです。ちょうど、Feriがのんびりと食事をしていると、エントランスから賑やかな声が‥ どうやら件の団体さんのご出発。

ふと見ると東洋系のお客さまです。話し声から推察すると、韓国の団体のようでした。朝食をとりながら、ふと思い出したのは、数年前、友人宅近くのホテルに宿泊した時も、実は韓国の団体さんと一緒になったことです。

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この時も、団体さんの到着時刻、出発時刻は、今回と、ほぼ同じ。左の写真は、その時のもので、停車中のバスに乗って、ご出発になりました。

Feriは、オーストリアの小さな街が好きで、こういった街に宿泊する時は、できるだけ早く到着し、街中を散策するのが楽しみになっています。

ところが、この団体さんは、本当に宿泊するためだけに、この街にいらっしゃったようです。

今回、宿泊した街はザルツカンマーグートからも比較的近く、もしかしたらザルツブルクかザルツカンマーグート観光を終えてやってきた可能性が高いような気がします。

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日本の場合、有名観光地や大都市に宿泊するツアーが多いという話を耳にします。これは、フリータイムを楽しんでもらうこと、ホテルやレストランの設備が良いところがお客さまから好まれるためかもしれません。

実際、ツアーを利用した日本人の方が書かれたブログなどを、拝見すると「ホテルの話」がよく出てきます。

もちろん、ハイキングなど特殊な目的があるツアーの場合は、別だと思いますが、一般的な観光旅行では、地方の小さな街に宿泊するというケースは少ないのではないでしょうか。

その後、このホテルをチェックアウトする前に、ふと館内を見ると、ハングルの案内が掲げられていました。恐らく定期的に韓国の団体さんが利用しているのでしょう。

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そのため、従業員さん(こちらも東欧出身の外国人の方でしたが‥)も、手慣れたものでした。

ここからは、Feriの推察ですから、違っている可能性があるかもしれません。

恐らくツアー料金をリーズナブルに設定するため、日中、有名観光地を十分に巡った後、地方の小さな街にあるホテルを使っているような気がします。

確かにザルツカンマーグートやザルツブルクのホテルに比べると、日本の人はほとんど知らない名前の「小さな街」にあるホテルは、個人利用でも値段が安いです。

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それが定期的に団体で利用するとなれば、ホテル側からディスカウント料金が提示される可能性が高いと思います。

もちろん、日本でも「安いからには訳がある」という言葉があるとおり、ツアー料金が安い場合、どこかでコストカットをしているものです。

どこで、コストカットをしながら、お客さまの満足を高めるか‥それが旅行会社の腕の見せ所なのかもしれません。また、こんなところにもお国柄が出るのですね。

団体さんが出発し、静かになった朝食堂で、そんなことを思いながらのんびりと朝食をとったFeriでした。


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Comments

お部屋の中の写真を見て サルツブルクの大聖堂脇のホテルを想い出しました
シングルベッドを縦に並べた細長い部屋だったのです
鰻の寝床と呼ぶに相応しい部屋でした
色々各地で泊まり歩きましたが シングルベッドを縦に並べるのは始めて見たので驚きました
オーストリアでは細長い鰻の寝床部屋が多いのでしょうか

Posted by: | September 04, 2018 13:03

コメント、ありがとうございます。

Feriは、こういった細長い部屋も好きです。屋根裏部屋の場合、外側の天井が低いため、こういった構造の部屋が多いような気がします。

Posted by: Feri | September 13, 2018 09:59

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