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September 20, 2018

先週末、WienはFestで大賑わい

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「Die Csárdásfürstin」Premium Reportが続いたため、「気の抜けたビール状態」になってしまいましたが、先週末、Wienで行われたFestの模様をお伝えしましょう。

何しろ、9月は週末ごとに色々なFestが繰り広げられています。

StreetlifeFestival2018
15日と16日に行われたのが「StreetlifeFestival2018」。会場は旧市街に隣接したBabenberger StraßeとMariahilfer Straße。

ウィーン市が中心となって行われた、このイベントですが、「道路を自動車に占有させるのではなく、住民が多角的に活用できる場にしよう」といった考え方に沿ったものです。

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会場には仮設舞台が設営され、各種のバンド演奏をはじめ、大道芸、物品販売、ワークショップなどが行われていました。

また、関連する団体のブースも多数出展されており、それぞれ活動や商品などをアピールしていました。

今年はCityBikeが15周年を迎えたこともあり、例年以上にCityBikeをはじめとする自転車の利用をアピールしていたのが印象的でした。

さらにWiener Linienをはじめとする公共交通期間もブースを出していますが、Wiener Linienでは、建設が始まったU5とU2に関する展示を行っていました。もちろん、グッズの配布も‥

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この中で面白いのが、毎年、恒例になっている「Slowbiking」。自転車でコースをいかに長い時間をかけて走るかというレース。Citybikeが主催者です。

時間をかけてゆっくり走ったライダーが優勝。このFestの考え方を体現しているようなイベントですね。

また、現在、注目されている無人自動運転電気バスも登場しました。こちらについては、別の場所でデモンストレーションを見る機会があったので、改めてお伝えすることにしましょう。

日本では、街頭イベントというと公園などの広場を利用するのが一般的かと思います。それに対して、Wienでは、道路を閉鎖して開催するStraßenfestを奨励しています。

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これは、道路を「住民交流の場」として活用しようという発想で、2017年には、前年より26箇所増えて、456箇所で開催されています。また、使用された道路の長さも総計45270メートル(前年比プラス6238メートル)になりました。

当然、Straßenfestは道路は交通規制が入ります。路面電車や路線バスが走る道路も対象となるため、当然、迂回またや部分運休となります。

そこまでしてStraßenfestの開催を奨励するというのは、ある意味、文化の違いなのかもしれません。

この「StreetlifeFestival2018」は、Straßenfesteを奨励するためのモデルイベント的な生活も強いようです。

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日本では道路占有許可を取るのが大変ですが、Wienの場合、「誰でも無料で参加できるStraßenfest」で、一定の条件を満たせば、比較的容易に認可が下りるようです。ポータルサイトから申請もできるシステムになっています。

今年は、2日間で4万人の来場者があったと主催者から発表されています。まぁ、日本のイベントに比べると来場者の数は少ないような気もしますが、こちらでは大規模なイベントです。

Ottakringer Kirtag 2018
こちらはOttakringで開催された大規模なStraßenfestです。9月14日から16日にかけて行われました。

会場はAlt-Ottakringと呼ばれるエリアで、Ottakringer Straßeの一部。ちょうど、教会前のJohannes-Krawarik-Gasse停留所付近が中心です。ここには、現在、44系統が走っていますが、当然、運休です。

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毎年、恒例となっている行事ですが、移動遊園地が出店するのが、最大の特徴。そのため、準備期間を含めると、もっと長く道路は閉鎖されます。

実は、このStraßenfesteは現市長が所属するSPÖ(オーストリア社会民主党)が後援しているため、毎回、市長がご挨拶にやってきます。今年は、新市長のMichael Ludwigさんが、開会初日の14日に来場したようです。

しかし、Festival自体は政治色はなく、大人はステージの音楽演奏に耳を傾けながら、BierやWineを楽しみ、子供さんは移動遊園地で遊ぶといったレクレーション的な色彩が強いものです。

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ところでOttakringは、Ottakringerの地元。公式スポンサーにもなっているようで、オープニングでは振る舞い酒(Bier)もあったようです。タイミングを逃してしまって残念。

最も、SPÖもブースを出しており、来場者のグッズを配りまくっていました。現在、政権与党であるFPÖ(オーストリア自由党)も会場近くにブースを出して、こちらもグッズを配布中。

グッズをもらうからといって、投票行動には結び付かないかもしれませんが、毎回、気前が良いのには驚きます。

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今年は市長が交代したこともあり、SPÖは気合いが入っていましたね。

投票権のないFeriですが、それなりの格好をしているので、政党ブースの前を通りかかると、かなりの隔離でグッズをゲットできます。右の写真は「戦利品」です(笑)。

さて、今週末(22日と23日)は、Straßenfesteではありませんが、これまた恒例のMA48主催の「MistFest」が開催されます。

こちらも人気が高い入場無料のイベントなので、お客さまで賑わいそうです。ちなみに、来場者が目当てにしているのは、廃棄物を再生した「蚤の市」。結構、掘り出し物があるようで、毎年、規模が大きくなっています。

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