« 新演出の「Die Csárdásfürstin」雑感 | Main | プラーターの禁酒政策に思う »

October 01, 2018

公共充電ステーションが10月1日から有料化

20180928_x201_00001

日本では、10月1日から主要なタバコの値段が上がるそうで、愛煙家の皆さまは週末、まとめ買いをなさっているのでしょうか。

さて、先日、このブログでウィーン市内で見かけた「公共路上充電ステーションの話題」をお伝えしましたが、その続報です。

ヨーロッパでは、ディーゼル車のデーター改ざん事件以降、ディーゼル車に対する熱は冷めて、一気に電気自動車(EV)にのめり込み出しました。

オーストリアも例外ではありません。現在、ウィーンには230箇所の公共充電ステーションが設置されています。

Img_2018_09_0506

当局の責任者によると、2020年までには1000箇所近くまで増設する計画とか‥ とにかくインフラ整備に対する力の入れ方が半端ではありません。

気になる利用状況ですが、2018年4月以来、新たな充電ステーションで合計16000時間、200メガワット/時の電力が補給されましたそうです(当局は「わずか」という表現を使っています)。

ただ、需要は毎月増加しており、7月から8月にかけての充電回数は約20%増加したと発表されています。日本と同じく、電気自動車は初期投資が高いですから、インフラが整備されても、普及には時間がかかります。

そういった観点から、半年間、公共充電ステーションは利用促進と試行の意味もあって利用料金は無料でした。それなばら、電気自動車のオーナーさんは積極的に利用しますよね。

Img_2018_09_0388

10月1日から試用期間が終了し、有料化がスタートします。

公共充電ステーションには、「City」というステッカーが張られています。利用料金は充電ステーションで決済するのではなく、Wien Energie-LadekarteまたはTanke-Appを使って行うようです。

なお、公共充電ステーションでは、駐車料金は請求されません。ただし、公共充電ステーションの駐車スペースは、電気自動車の充電専用です。

料金は以下の2種類が設定されています。

○Tag-Tarif (月曜日~日曜日、8時00分~22時00分に適用)
-1.60 Euro/時間 + 0.20 Euro/kWh

○Nacht-Tarif 月曜日から日曜日、22時00分~9時00分に適用)
-0.16 Euro/時間 + 0.20 Euro/kWh

充電時間プラス充電容量という仕組みが面白いですね。夜間に関しては、駐車を兼ねて充電を行うことが許可されているようです。

Img_2018_09_0495

ところで、最近は日本でも電気自動車用の充電ステーションが増えていますが、日本の場合、充電時間で料金が設定されているケースが多いそうです。

これは日本の場合、「使用した電力量(kWh)に応じて充電料金を徴収する場合、計量法の規定による検定に合格したメーターを設置する必要がある」ため、システムが複雑になることが要因のようです。

また、先日、充電時間が長いことがネックであると書きましたが、誰でも考えることは同じ。Tanke Wien Energy Appで登録しておくと、充電が完了するとスマートフォンにメッセージが届きます。

このメッセージが来たら、自分の車へ戻ればOK。よく考えられています。これを自動車側ではなく、ステーション側で行っているところがポイントだと思います。

Img_2018_09_0507

ところで、先日、ご紹介した電気自動車はTeslaでしたが、今回は内燃機関が主力のBMW製の電気自動車をご紹介しましょう。

Feriは、BMWの電気自動車は、初めて見ました。BMWでは電気自動車(EV)の他、プラグインハイブリッド車(PHEV)をラインナップしており、最近、新モデルを続々と発表しています。

今回、見かけたのは4ドアハッチバックスタイルのタイプでした。充電プラグが前方ボンネットにもあるのですね。

ところで、ウィーンには、今回ご紹介した公共充電ステーションの他にも、民間企業が運営している充電ステーションがあります。こちらは、路上ではなく、有料駐車場の中に設置されており、以前から、有料でした。


※「人気ブログランキング」に登録しています。この記事がお気に召しましたら、下記のバナーをクリックしていただくとFeriの励みになります

Br_decobanner_201105_b_3

街角の話題, in 乗り物 |

« 新演出の「Die Csárdásfürstin」雑感 | Main | プラーターの禁酒政策に思う »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 新演出の「Die Csárdásfürstin」雑感 | Main | プラーターの禁酒政策に思う »