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October 2018

October 31, 2018

内外価格差

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早いもので10月も今日でおしまいですね。2018年、平成30年も、あと2ヵ月となりました。「平成最後の秋」もまもなく終わろうとしている訳ですね。

さて、今日は「もののお値段にまつわる話題」をお届けしましょう。

当たり前ですが、日本の場合、輸入品は物流コストがかかるため、基本的にお値段が高くなる傾向があるのは皆さまもご存じのとおりです。

しかし、例外は輸入元で非常に安く商品が製造できるケースです。日本のコンビニエンスストアで販売されているホットスナックの多くは輸入品。チキン系はタイで製造され、現地で冷凍の上、日本へ運ばれているそうです。

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それでも「あのお値段」ですから、以下に現地で安く製造しているか‥想像できますね。また、100円ショップ(こちらでは1EuroShop)で販売されている商品の多くが、中国製というのも頷けます。

そんな中で、興味深いのは多国籍企業が世界的に販売している商品です。その一つはスイスに本社を置く、世界最大の食品・飲料会社「Nestlé」。

貿易障壁の撤廃にともない、同社は各国のメーカーを買収し、傘下に入れています。かつて日本でNestléと言えば、インスタントコーヒーの会社というイメージが強かったですが、今では様々な商品を取り扱っていますね。

現在、Nestléが力を入れているのはカプセル式コーヒー。一つは子会社が発売しているNESPRESSO。こちらはオーストリアでも人気のある勝因ですが、専用カプセルはNespressoBoutiqueだけで販売されています。

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October 30, 2018

KS Kurt Schreibmayerさんが名誉会員に推挙されました

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今日は、Feriが好きな歌役者「KS Kurt Schreibmayerさんの話題」です。

先日、Volksoperのオペレッタやミュージカルなどで活躍する粋なおじさま、Feriお気に入りの1人KS Kurt Schreibmayerさんが、同劇場名誉会員(Ehrenmitgliedschaft)に推挙されたというニュースが入ってきました。おめでとうございます。

現在、Volksoperの名誉会員は、Nikolaus Bachlerさん、KS Adolf Dallapozzaさん、Prof. Hans Grötzerさん、Ksch Michael Heltauさん、Ioan Holenderさん、KS Renate Holmさん、KS Mirjana Iroschさん、Wolfgang Jeschek さん(故人)、Dagmar Kollerさん、KS Sigrid Martikkeさん、Helga Papouschekさん、Prof. KS Harald Serafinさん、KS Wicus Slabbertさん、KS Ulrike Steinskyさん、Diethmar Straßerさん、Helmut Süssさん、KS Rudolf Wasserlofさんなどです。

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Kurt Schreibmayerさんはクラーゲンフルトのご出身で、グラーツで研鑽を積みました。その後、1978年にVolksoperのアンサンブルとなり、ウェーバーのオペラ「Die Drei Pintos」でハウスデビューを果たしました。ちなみに役はDon Gomez。

その後、今日まで、多数のオペレッタやミュージカル、オペラなどに出演しているのは、皆さまもご存じのとおりです。

また、アンサンブルとして活躍する一方、他の歌劇場やフェスティバルにゲストとして出演しています。

Feriは観ていませんが、2000年、ザルツブルク音楽祭で上演された「Doktor Faust」にパルマ公として出演しています。

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Feriにとって印象深いのは、やはりホームグラウンドであるVolksoperのオペレッタでの「数々の名演」です。

Feriが、最初にKurt SchreibmayerさんをVolksoperの舞台で観たのは「Die lustige Witwe」のDaniloだったと思います。

Kurt Schreibmayerさんは長身なので、存在感は抜群。退廃的な貴族を見事に演じていたのが印象的でした。

Feriが観たのは、DaniloがMorten Frank Larsenさんと交代する時期。Daniloとしては末期でしたが、最高の演技でした。

しかも、この時の共演はBaron Milko Zitaが、Sándor Némethさん、NjegusがRudolf Wasserlofさんという素晴らしいメンバーだったので、強く印象に残っています。

その後、Kurt Schreibmayerさんが「Die lustige Witwe」に出演する際は、Baron Milko Zitaになったのは、皆さま、ご存じのとおり。

このほか、Feriは、Kurt Schreibmayerさんを、オペレッタでは「Die Fledermaus」のFrank、「Orpheus in der Unterwelt」のJupiter、「Die lustigen Nibelungen」のDankwart、「Pariser Leben」のBaron von Gondermark、「Die Zirkusprinzessin」:Prinz Sergius Wladimir、「Gräfin Mariza」のFürst Populescu、「Die Csárdásfürstin」のFeri Bácsi、
「Axel an der Himmelstür」のCecil McScottなどで観ています。

Kurt Schreibmayerさんは「華のある歌役者さん」なので、いずれも素晴らしい演技でした。

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October 29, 2018

鉄道民営化に思う

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28日に行われたテニスの「Erste Bank Open」ですが、皆さまもご存じのように錦織 圭選手は、Kevin Anderson選手にストレートで敗れ、優勝を逃しました。今大会に初出場の錦織 圭選手は調子が良かっただけに、残念無念。

本大会で優勝すれば、ロンドンで開催されるATP Finalsに出場できる可能性があっただけに、優勝して欲しかったのはFeriだけではないと思います。

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今日は「こちらの鉄道民営化の話題」です。

日本では、台湾で発生した特急列車脱線事故が大きく取り上げられたと思います。しかし、10月12日、ドイツでも大変な鉄道事故が発生しています。ケルンからミュンヘンに向かっていたドイツ鉄道のICE511列車が走行中に火災をおこし、1両が全焼してしまいました。

幸い、軽傷者が5名発生したものの、約500名の乗客は無事、避難することができたそうです。

その後、「変圧器の故障」という事故原因が発表されました。しかし、事故発生後、事故現場周辺は運転が抑止され、21日頃、ケルン-フランクフルト間の高速新線の運転が、片側運行で再開されました。

当然、単線運転なので、運転本数は3分の2に制限されているようです。その間、幹線に当たるケルン-フランクフルト間が運休になっていた訳で、お客さまも困ったようで、テレビのインタビューでも激怒している様子がわかります。

なお、復旧に時間がかかったのは、出火した車両の損傷が激しく、現場からの搬出が困難だったため。

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まず、損傷の少なかった車両を切り離し、ディーゼル機関車で回送。そして、損傷した車両は現地で解体の上、撤去されたもようです。

今回の事故に限らずドイツに在住の方によれば、最近は列車の遅延や運休が多発しており、予定どおりの目的地に行くことができないケースが増えているとか‥

1980年台のドイツ(旧西ドイツ)を知るFeriとしては、正直、信じられないような事態です。

Feriが、ドイツに傾倒していた1980年台前半、ドイツ連邦鉄道(いわゆる国鉄ですね)では、鉄道が徐々に復権し、インターシティ(IC)のネットワークが充実してきた時期でした。

それまでもインターシティは運行されていましたが、オール1等で、限られたお客さまの乗り物。それが、1979年、2等車が連結されるようになり、合わせてネットワークが充実しました。

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October 28, 2018

ERSTE BANK OPEN 500開催中

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今日は「テニス大会の話題」をお届けしましょう。

日本でも大きく報道されていると思いますが、現在、ウィーンでは「ERSTE BANK OPEN 500」がStadthalleで開催されています。

本大会は、毎年10月にウィーンで開催されていますが、2015年よりATPワールドツアー・500のテニストーナメントに格上げとなりました。

Feriなどは、テニスの大会というと、屋外というイメージが強いのですが、本大会は屋内で開催されています。屋内開催というのは、選手にとって、どのような影響があるのかはわかりませんが、テレビ中継などを見ていても、ちょっと雰囲気が違いますね。

ちなみに賞金総額は2621850Euroだそうです。

10月26日には、準々決勝で、錦織 圭選手と地元オーストリアのDominic Thiem(ドミニク・ティム)選手が対戦しました。

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ドミニク・ティム選手は、本大会では第1シードで、世界ランク7位(錦織選手は第5シート、世界ランク11位)ということで、こちらでは盛り上がりました。

結果は、皆さん、ご存じのように錦織選手が6-3、6-1のストレートで勝ち、27日の準決勝に進出しました。準決勝の相手は、カザフスタンのMikhail Kukushkin(ミハイル・ククシュキン)選手。

当然、こちらの報道は「残念モード一色」です。

オーストリアのドミニク・ティム選手を破った錦織選手。準決勝では予選から勝ち上がったMikhail Kukushkin選手を6-4、6-3のストレートで破り、決勝へ勝ち上がりました。

ここまでkitanoで、ぜひ同大会で初の優勝を勝ち取ってもらいたいと思います(日本人モード全開のFeri‥)。

決勝は10月28日に行われる予定です。インドアの会場なので、天候に左右されることがないので、ある意味、安心です。

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October 27, 2018

やはり美味しい日本が誇る西洋梨

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今日は「Birne(梨)の話題」をお届けしましょう。

このブログを比較的長くご覧になっている方はご存じかと思いますが、Feriが好きな果物に「Birne」があります。

こちらで売っている梨なので、日本では「西洋梨」と呼ばれているものですね。

子供の頃、なぜかFeriの父親が西洋梨が好きでした。いつもは果物などは買ってこない父親が、この時期になると、西洋梨だけを自分で買ってきたことを思い出します。

随分、昔の話ですが、当時、西洋梨は、今のような「高級フルーツ」ではなかったような気がします。

当時、日本の梨は、「二十世紀」などが主流でしたね。その後、様々な品種改良が進み、色々な品種が登場しているのは、皆さまもご存じのとおりです。

余談ですが、当時は「洋梨」と呼んでいましたが、最近では「用無し」と揶揄されるためか、「西洋梨」に名称を変えたというウワサも‥

特に西洋梨に関しては、一般の梨、以上に贈答品用として高級志向に突き進んたような気がしています。

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その結果、日本では、「ラ・フランセ」をはじめ、「ル・レクチェ」、「バートレット」、「ブランデーワイン」、「マルゲリット・マリーラ」、「ゼネラル レクラーク」、「オーロラ」など、様々な品種が生産されているようです。

日本の西洋梨は、いずれも海外から苗木などを取り寄せ、それを試験場などが品種改良して、日本の風土、日本人の味覚に合わせたものだと言われています。

日本では「西洋梨」の旬は、10月から1月位までの間ですが、傷みが早いため、長期保存が難しく、店頭に並んでいる時期も短いような気がします。

しかも、日本の西洋梨は、季候の関係もあり、大玉で、しかも芳醇な香りと甘さ。本当に美味しいと感じます。

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Feriが、こちらで嬉しいのはBirnenの販売期間が長いこと。輸入品を含めると、事実上、一年中、スーパーマーケットの店頭で手に入れることができます。

また、こちらでは高級フルーツというより、普段使いの普通のフルーツなので、値段も安いのが嬉しいところ。こちらでは、スーパーマーケットでも量り売りが中心ですが、1kgあたり3Euro程度で販売されています。

そうそう、時々、Feriにとっては嬉しい特売もありますね。日本で販売されている西洋梨と比べると、サイズは2/3程度です。

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October 26, 2018

CAR2GOのベンツ

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本日は「Nationalfeiertag 」。お天気もまずまずのようで、ウィーン市内は賑わうことでしょう。しかし、当ブログは平常運転です(笑)。

今日は「カーシェアリングシステムの話題」をお届けしましょう。

日本でも最近、駐車場運営会社などがカーシェアリングシステムを導入し始めていますが、まだまだ一般的には普及していないようです。

このブログでも何回かお伝えしていますが、オーストリアでは、現在、複数の会社がカーシェアリングを運営しています。

ウィーンで、最大の勢力を誇っているのがCAR2GOだと思います。ウィーンでは2011年12月からツーシーターのミニカー「スマートスタイル」を使ってサービスが開始されました。

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CAR2GOの特徴は、専用ステーションで車を貸し借りするのではなく、街中で自由に乗り捨てできる点です。

また、借りる場合も、インターネットで最寄りの空車を探して、利用できるようになっています。利用する際は、会社から発行されるICカードをフロントガラス内部に取り付けられているセンサーにかざすことで、解錠されるようになっています。

当初は、街乗りに便利なツーシーター「スマートスタイル」だけで運営していましたが、その後、メルセデス・ベンツAクラス(250両)、メルセデス・ベンツCLA(50両)などの普通乗用車も投入されるようになりました。

ただ、Feriは、今までベンツの普通車を使ったCAR2GO仕様車を見たことがなかったのですが、先日、街中で発見。それが、今回お目にかける写真です。

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October 25, 2018

また逢う日まで‥オーストリア航空日本線

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10月25日、成田発、ウィーン行きの52便をもって、オーストリア航空日本線は「冬眠」に入ります。今日は、「オーストリア航空日本線の話題」をお届けしましょう。

10月15日、同じスターアライアンスの全日空(ANA)が、2019年2月17日からデイリーで羽田-ウィーン線を開設すると発表しました。

現在、日本線は羽田発着路線の人気が高まっており、当然、成田発着のオーストリア航空は影響を受けると思われます。

再開予定が気になりますが、オーストリア航空では2019年3月31日(日曜日)のOS51便(ウィーン発成田行き)から運航を再開すると発表しています。さらに10月24日、情報が更新されました。

3月31日から4月29日まではウィーン発が、水曜以外の週6往復。4月30日から10月26日まではデイリーになります。

興味深いのは、曜日によって運行機材が異なる点です。

現在、使用されているB777-200ER型(3クラス306席:ビジネス38席、プレミアムエコノミー24席、エコノミー244席)に加えて、B767-300ER(3クラス211席:ビジネス26席、プレミアムエコノミー18席、エコノミー167席)が投入されます。ただ、性能の違いから、機種によってダイヤが異なります。

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○3月31日~4月29日
-OS51便: ウィーン17:時45分発、成田11時55分着(翌日)、運航日:日月木土、77-200ER

-OS51 ウィーン17時25分発、成田11時55分着(翌日)、運航日:火金、7 67-300ER

-OS52 成田13時35分発、ウィーン18時35分着、運航日:日月火金、777-200ER

-OS52 成田13時35分発、ウィーン18時55分着、運航日:水土、767-300ER

○4月30日~10月26日
-OS51便: ウィーン17:時45分発、成田11時55分着(翌日)、運航日:日月水金土:、77-200ER

-OS51 ウィーン17時25分発、成田11時55分着(翌日)、運航日:火木、767-300ER

-OS52 成田13時35分発、ウィーン18時35分着、運航日:日月火木土、777-200ER

-OS52 成田13時35分発、ウィーン18時55分着、運航日:水金、767-300ER

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まさか777に加えて767を投入して、デイリー化するとはFeriも予想していませんでした。かなり苦しい機材繰りであることがわかります。

全日空のウィーン線は、羽田を深夜に出発するいう「羽田の国際線枠」に事情でダイヤが決まったようですが、最近は深夜便の需要も増えているようです。

一見するとビジネスユースのような気がしますが、団体旅行などでも到着日を1日有効に使えるというメリットがあります。乗り継ぎで東欧へ行く場合でも、到着時間が早いですからメリットはあります。

オーストリア航空日本線のダイヤは、成田発が午後なので、成田空港から比較的遠方のお客さまも利用しやすいというメリットがあります。反面、到着が夜になるので、当日のオペラやオペレッタ観賞は不可能です。

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October 24, 2018

「Nationalfeiertag 2018 in Wien」

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10月26日、オーストリアでは恒例の「ナショナルデー」。ウィーンでは関連する行事が大規模に行われますが、今日は、その話題をご紹介しましょう。

オーストリア連邦軍関連の展示やイベントは、以前はHeldenplatzで行われていました。しかし、2016年から国会議事堂改修工事の関係で、関連施設がHeldenplatzにできた関係で、旧市街での数箇所で分散開催となりました。

2018年もパンフレットの掲載されている地図のようにBurgtheater 、Heldenplatz、Michaelerplatz、Graben 、Am Hof、Freyung、Schottengasseが会場です。

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戦車や装甲車といった主要装備が展示されるのは、Burgtheater会場です。ちょうど劇場を取り囲むように展示されます。ヘリコプターに関しては、直接、会場に着陸し、展示される関係からHeldenplatzに別れて展示されます。

なお、メイン行事は10月26日ですが、関連行事は23日からBurgtheater とHeldenplatzで行われています(公開時間は10時~17時)。そのため、戦車や装甲車、ヘリコプターなどの装備品は早々と搬入され、展示が行われます。

10月25日は、学校の生徒さんを対象とした公開です(公開時間は8時~16時)。

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そして、メインとなる10月26日には、9時から大統領も参加して戦死者に対する慰霊祭と観閲式がHeldenplatzで行われます。

ただ、場所の関係で、車両による大規模なパレードなどは行われません。式典終了後、12時からは各会場で、デモンストレーションが行われます。

「ナショナルデー」翌日の27日もBurgtheater とHeldenplatzでは、装備品などの一般展示が行われます(公開時間は10時~17時)。

一方、民間防衛組織が主催する警察、消防、救急をはじめとするセキュリティ関係機関が一同に集まる「Nationalfeiertag - Wiener Sicherheitsfest 2018」は、従来どおり、Rathausplatzで、10月25日と26日に開催されます。

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October 23, 2018

“Game City 2018”コスプレイヤー・パレードがありました

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このところ、交通系の話題が多いので、今日は雰囲気を変えて、サブカルチャー系の話題をお届けします。

先週末、ウィーンで開催された「Game Cityというイベントの話題」です。

ウィーンでは、色々な行事が定期的に行われていますが、その1つに「Game City」というイベントがあります。

これは、「ゲームの祭典」(古くさい表現で申し訳ございません‥)で、市庁舎が会場となって、今年は10月19日から21日にかけて行われました。

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以前は、伝統的なボードゲームが中心だったようですが、現在では、皆さまもご存じのようにインターネットを使ったビデオゲームが主流。

展示やイベントも、そちらの方向に大きくシフトしているようです(Feriは、現地に行っていないので、その点は、ご容赦ください)。

また、Feriは、こちらの方面は全く疎いので、どのようなゲームがこちらで流行っているのかといった情報は提供できません。

しかし、「Gran Turismo」や「Super Mario」と言った名称が出ていましたから、日本で開発されたゲームが、こちらでも普及しているようです。

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そして、「Game City 2018」の関連行事として、20日(土曜日)には、MuseumsquartierからRathausまでRingでコスプレイヤー・パレードが開催されました。

ゲームやアニメのコスプレに関しては、ヨーロッパではフランスが最も盛んだと言われています。

実際、フランスで開催されている行事の写真などを見ると、非常にレベルの高いコスプレーヤーが多数登場しています。

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October 22, 2018

Wiener Linienが新しい停留所デザインを発表

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乗客の利便性や快適性向上に向けて、色々な施策を導入しているWiener Linienですが、10月18日、新しい停留所(路面電車、路線バス)のデザインを発表しました。

今日は、新デザインの停留所をWiener Linienが発表した広報写真を使ってご紹介しましょう。

停留所のポールは一本で、高さは3.65メートル。トップには、電飾式のWiener Linienのロゴが取り付けられており、夜間でもよく見えるようになっています。

そして、このポールには、電子案内表示器、案内用スピーカー、時刻表、周辺の地図などが取り付けられています。

従来も一部の停留所では、「次の電車、バスが来るまで○分」という電子表示器が取り付けられていましたが、今回は市庁舎前停留所で試験的に採用されていた路線名と時刻などが表示される大型に変更されました。

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その下には、停留所の名称表示板が取り付けられています。こちらも文字が大きくなって見やすくなりました。

そして、ポールには、停留所に停車する乗り物のピクトグラムも取り付けられています。

また、時刻表と地図も大型(A3サイズ)になり、見やすくなっています。全体的に「視認性の向上」を意図していることがわかります。

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ちなみに現在では、オリジナルの停留所表示に加えて、電子案内表示を増設した場所では、停留所にポールが2本立っています。

これは後から電子案内表示器を設置したので、やむを得ないところですね。

ただ、Feriが残念に思ったのは、伝統的な「楕円形(路面電車)、半円形(バス)の停留所標識」が姿を消してしまったことです。

この標識は風情があって好きだったのですが、今回のものは電飾式になったためか、細長いスマートなもの。慣れれば気にならないのかも知れませんが、ちょっとねぇ‥

Wiener Linienの担当者も“情報が増えて、お客さまの利便性が改善される”と自信を持っているようです。

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October 21, 2018

2シーズン目のVolksoper「GASPARONE」

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今日は久しぶりに「オペレッタの話題」をお届けしましょう。

昨シーズンの最後にPremiereが行われたカール・ミレッカーの作品「GASPARONE」。

当然、2018/19シーズンも継続上演となりました。前シーズンは1回しか観ることができなかったので、再見ということで‥

当日の指揮は、Andreas Schüllerさん。出演者は、以下のとおりです。

-Carlotta(カルロッタ):Julia Kociさん(PremiumはMara Mastalirさん)

-Baboleno Nasoni(パポーレ・ナゾーニ、市長):Gerhard Ernstさん

-Sindulfo(シンドゥルフォ、パポーレ・ナゾーニの息子):David Sitkaさん

-Der Fremde(よそ者、実はシチリア総督):Sebastian Geyerさん

-Luigi(ルイージ、よそ者の連れ):Christian Grafさん
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-Benozzo(ペノッツォ、旅籠の亭主):Marco Di Sapiaさん

-Sora(ソーラ、ペノッツォの女房):Johanna Arrouasさん

-Massaccio(密輸業者):Wolfgang Gratschmaierさん

-Petruccio(密輸業者):Josef Luftensteinerさん

-Benito(密輸業者):Franz Suhradaさん

-Calvazzi(密輸業者):Daniel Ohlenschlägerさん

Premiereとは、カルロッタが変わっただけで、あとは同じメンバーです。今回は舞台全体を見渡すことができるBALKONだったので、前回とは違った印象になりました。やはり、見る場所を変えて観賞することも、楽しみの一つですね。

まず、演出はPremiereの時と同じ。場所や時代が特定できないような「抽象的な演出」なのですが、作品の内容を考えると、これで良いのかもしれません。

舞台には電飾の枠が付いているのも、架空のお話をイメージさせているのかもしれません。

なお、途中、海をバックに芝居が行われる場面がありますが、正面から見ると、奥に青い海が広がっており、非常に綺麗な印象です。Feriは、基本的にオペレッタは「綺麗な舞台」が好きです。

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October 20, 2018

犬を飼うのも大変です 動物福祉法による規制が強化

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今日は「ペット飼育のお話」です。

当たり前ですが、Feriはウィーンではペットを飼っていませんが、犬や猫を飼っている方が多いですね。

このブログでも、時々ご紹介していますが、こちらの犬は躾が行き届いていて、レストランやホイリゲ、カフェへの入店も許可さえています。しかし、最近では、飼い主自身の問題で躾の行き届いていない愛犬が増えて、トラブルに発展するケースも多くなっています。

そこで、ウィーン市では、特定の犬種に限って飼い主にライセンス制を導入しました。

今回、この延長線上の政策として、動物福祉法の強化が打ち出されました。規制強化の目的は、トラブルの防止に加えて、子供に危害を加えないようにすることです。今日は、この内容をご紹介しましょう。

動物福祉法の改正点は、以下のとおりです。なお、これはリストに掲載されている犬種を飼う場合です。

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-屋外での口輪とリートの義務化(ドッグランなど特定の運動場では除外):口輪の装着に違反した場合は200Euroの過料と6時間の強制訓練が課せられます。2年以内に2回、違反した場合は、ライセンスが取り上げられます。なお、口輪をしていなかったため、人が咬まれた場合、即刻、該当する犬の飼育が禁止されるようです。

-公共の場所で散歩をさせる場合、飼い主にはアルコール制限が適用されます。違反した場合は、1000Euroの過料。

-警察が飼い主の適性を判断し、問題がある場合は、即刻、犬の飼育禁止を命じることができます。また、犬の飼育が禁止された場合、同じ家庭内でも犬を飼うことはできなくなります。

-ライセンスを持たない人への譲渡は禁止されます。

-飼い主のライセンスは2年毎に、テストを受けて更新する必要があります。

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October 19, 2018

銀行が幼稚園に変身

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今日は「幼稚園の話題(KINDERGARTEN)<」をお届けしましょう。

ウィーンは街の規模は小さいですが、市内には、公営、民営を含めると幼稚園が多数、設置されています。

郊外には、遊戯施設などを配した大きな庭を持っている施設もありますが、都心部については、基本的にビルディング内に開設されているのが一般的です。

Feriは、幼稚園を利用する立場ではありませんが、以前、こちらに住んでいた友人ご夫婦の話によると、人気のある施設は、やはり入園倍率が高いそうで、色々とご苦労があるようです。

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そのため、子供さんが、お世話になる、かなり前から施設を探して、入園に向た活動をする必要があるとか‥このあたりは、いずこも同じですね。

さて、Feriが最初にお世話になったアパートは「ウィーンの森」に近い17区(Hernals)にありました。

17区はS45の線路を境に、内側(都心側)と外側(郊外側)では、大きく雰囲気が異なります。基本的に、都心側は外国人が多く住んでいるエリアだそうです。

一方、外型に関しては、郊外へ行くほど富裕層が住んでいるエリアになっていました。もちろん、郊外側でも市営住宅団地などもありましたから、完璧にセパレーションされている訳ではありませんが、何となく街の雰囲気も違っていたような気がします。

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Feriは、ERSTEに銀行口座を持っているのですが、当時、S BahnのHernals駅前に有人支店がありました。

もう一箇所、43系統の終点近くにも支店があるのですが、Hernals駅前の方が、用事で出かける際にも利用しやすいので、こちらを使っていました。

こちらでは、現時点では、口座維持手数料を定期的に引かれるため、他の銀行に設置されているATMで引き出しても、手数料はかかりません。

ただ、日本のように通帳がないため、取引記録(Kontoauszug)を印刷しますを定期的に印字することが多いのですが、これだけは、自行に設置してある機械でないと印字できません。もちろん、インターネットバンキングで確認もできますが‥

そのため、どうしても口座を持っている銀行支店へ足を向けることがある訳です。

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October 18, 2018

リンツ市が都市交通にロープウェイを検討中

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乗り物関係の話題が続いて恐縮ですが、今日は「新しい公共交通機関の話題」をお届けしましょう。

オーバーエスターライヒ州の州都リンツは、皆さまもご存じのようにウィーン、グラーツに続く、オーストリア第三の都市です。ドナウ川沿いに位置していますね。

さて、このリンツ市が、ロープウェイ(Seilbahnen)を都市交通に採用するための検討に入っているというニュースが入ってきました。同市は、現在、路面電車網が充実していますが、それを補完するという位置づけのようです。

オーストリアではありませんが、南米のボリビアなどでは、ロープウェイを都市交通として活用している例があり、リンツ市がウィーンのBAUCON ZT GmbHという会社に実現可能性の調査を依頼していました。

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調査を依頼されたBAUCON社の専門家は、Bahnhof Ebelsberg-Handelshafen間8.4キロにロープウェイを建設することを提案しています。

第1段階は、Bahnhof Ebelsberg-Voestalpine間の3.5キロ。第2段階はVoestalpine-Handelshafen間の4.9キロ。そして、 第3段階がHandelshafen-Pleschinger Seeまでの1.7キロです。

提案では第3段階はオプションとなっています。第1段階と第2段階の計画と建設工事は、各々約3年が見込まれています。 そして、最終段階は2年が予定されています。

第1段階から第3段階までを同時に実施することもでき、その場合、完成までの時間が大幅に短縮できると提言されています。

提案にはBahnhof Ebelsberg、Bahnhof Franck straße、Pleschinger Seeにパークアンドライドの開設が盛り込まれています。

計画によると3ロープ方式(懸垂用のロープ2本に牽引用ロープ1本)で、定員35名のゴンドラを使い、1時間い5500名の乗客を運ぶことができるとされています。巡航速度ですが、時速29kmとなっています。

写真はドイツ・コブレンツのロープウェイですが、計画が実施されれば、このような感じになるようです。

ルートは、居住者の人口分布、求人情報、公共交通機関の接続など考慮して決められたものです。とくに鉄道を利用する通勤客をリンツ中央駅まで車行くことなく、エベルスベルグ駅の近くの工業地区に直接、移動できるようにするのが大きな特徴です。

調査では 1日あたり約4万〜4万8000人の乗客のうち、約16000人が通勤客になると予測しています。もちろん、観光客にとっても、市内をロープウェイで移動するのは魅力的です。

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October 17, 2018

Wiener Linienの自動運転バスArma見学レポート

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このところ、オーストリアでは、季節外れの暖かさが続いている地域もあります。先日、オーバーエスターライヒ州に住む友人から、“休日にアッターゼーへ行ったら、泳いでいる人がいたよ”というメールを頂きました。

10月中旬に泳いでいる人がいる‥これは、びっくり仰天。しかも、ダイバーではなく、普通のスイマーだったそうです。

さて、今日は、このブログでも取り上げた「Wiener Linienが実用化の向けてテスト中の自動運転バス」の話題です。

本来は実験フィールドのSeestadtまで出かけて行って見学するのがベストですが、今回は9月に行われた「WOW」と「StreetlifeFestival2018」で現車を見たので、その結果を踏まえたレポートです。

自動運転バスArmaはフランスのANAVYA社が開発したもので、「AUTONOM SHUTTLE」という名称がついています。

WOW会場では、実際に特設コースで一般のお客さまを乗せて、デモンストレーションを実施していました。

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第一印象は、「小さい」ということです。イメージとしては、ロープウェイのちょっと大きいゴンドラのような感じです。

側面中央に両開き式のドアが設置されていること、前後が基本的に同じ形状であることからも、そのような印象を受けました。

車体は、全長7.75メートル、全幅2.11メートル、全高2.65メートル、空虚重量は2400kgです。15kwのモーター2台を搭載しており、120‰の勾配を登ることもできます。

搭載しているバッテリーの容量は33kw/hで、理論的には9時間使用できます。そして、90%までの充電時間は8時間と説明されています。

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最高速度は25km/hですが、ウィーンでテスト中の車両は20km/hに抑えられています。これは、法令の関係と思われます。

Feriは、実際に乗車した訳ではありませんが、車内はドアの向かいと前後にシートが設置されており、ウィーンの場合、定員は11名(座席定員のみ)となっています。メーカーの標準仕様では、立ち席を入れると15名が乗車できます。

全自動運転バスなので、車体の至る所にカメラやセンサーが搭載されています。

そして、カメラやセンサーから得られた情報を分析して、進路に障害物がないかを確認し、屋根上に搭載されたGPSアンテナで位置情報を入手して、自動運転している訳です。

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October 16, 2018

速報 2019年2月、ANAが羽田-ウィーン線を開設

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10月15日、日本からびっくりするようなニュースが流れてきました。ANA(全日本空輸)が2019年2月17日から羽田-ウィーン線を自社運行するというものです。

今回、ANAが羽田-ウィーン線の開設を決めた理由は、2019年が日本オーストリア修好150年を迎えること、2019年にも日欧経済連携協定(EPA)が発効する可能性が高いことなどから、日欧のビジネス需要が増えることを踏まえた結果のようです。

ウィーンは、ANAのヨーロッパ就航地で7番目、世界で44番目となり、ヨーロッパへの路線と便数は計7路線、週112便の体制に拡充されます。

運行はデイリー(毎日1便)で、ダイヤは以下のとおりです。

NH205便:羽田1時55分発、ウィーン6時00分着

NH206便:ウィーン11時50分発、羽田6時55分着(翌日)

気になる機材ですが、FeriはB787-8を予測していたのですが、何とB787-9(ビジネス48席、エコノミー167席、計215席)が投入されることになりました。

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羽田を深夜に発ち、現地に早朝着とすることで、ウィーン空港で乗り継ぎを含めヨーロッパ各都市へ午前中に到着できる利便性の高いダイヤになっています。

ご存じのようにウィーン国際空港は、共同事業パートナー・ルフトハンザ・グループのオーストリア航空が拠点を置き、ヨーロッパ域内68都市へスムーズにアクセスできます。

航空機への乗り継ぎに加え、空港地下駅にはRailJetも乗り入れていることから、中・東欧各都市への渡航スケジュールも組みやすくなります。

ところで、若い方は、ご存じないかも知れませんが、ANAのウィーン線は、今回が「初」ではありません。実は2000年頃、B747-400型で、成田-ウィーン-パリ線が運行されていました。

ただ、この時は、結局、短期間で撤退しています。

現在は状況がかわり、すでに就航しているANAの羽田―フランクフルト路線は、深夜便のビジネスクラス利用率が9割になるなどビジネス需要が高く、ウィーン路線も同様の需要を取り込めるとみているようです。

ちょうど、AUA(オーストリア航空)のウィーン-成田線が冬期運休中にスタートするANAの羽田-ウィーン線。Feriの実家は成田の方が近いので、羽田は‥ですが、深夜便となると状況は変わります。

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October 15, 2018

籐製品の修繕にみるユニークな取り組み

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今日は「社会福祉にまつわる話題」をお届けしましょう。

先日、ウィーン市内にある「籐製品の専門店」をご紹介しました(詳しくは、こちらから)が、その際、興味深い情報を発見しました。

それは、視聴覚障がい者と聴覚障がい者の方が、籐製品の補修や製造を行っている施設があるというものです。

日本でも、最近では障害を持った方の自立に向けた取り組みが行われていますが、ウィーンで行われている籐製品の補修事業も、同じ性格のものです。

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この事業はÖHTB(Österreichisches Hilfswerk für Taubblinde und hochgradig Hör- und Sehbehinderte が主導して、1989年に立ち上げたものです。

施設ですが、各種籐製品修復や製造を通じて利益を得て自立支援を行うことが中心ですが、職業療法も行っているようです。

施設の名称はFACHWERKと言い、6区のMollardgasseにあります。

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現在、30名近い視覚障がい者、聴覚障がい者が、この施設で働いています。

先日、お伝えした籐製品の専門店とも密接な連携をとっているようで、同店で取り扱っている商品の中にも、ここで製造されているものもあるようです。

障がいを持った方が作業に携わっていますが、各自の不断の努力により、その品質は非常に高いのが特徴です。
Feriは、関係者ではないので、施設の内部を見学することはできませんが、同団体のホームページには製品に加えて、作業風景なども紹介されています。

実際、施設の前まで行きましたが、ビルディングの2階(日本式)に工房があるようで、事実上、ワンフロアーを使っているようでした。

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October 14, 2018

これは目立ちます

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今日は「目立つ看板の話題」をお届けしましょう。

皆さんもご存じのように、こちらでは「FLOHMARKT」(蚤の市)が非常に盛んです。ウィーンでは旧市街のAm Hofなどでも定期的のFLOHMARKTが開催されています。

それ以外にも、企業や各種団体などが、不定期でFLOHMARKTを開催することがありますが、いずれも人気が高く、結構、お客さまが集まっています。

意外な掘り出し物が見つかるケースも多いので、チェックを欠かさない人が多いのかもしれません。特に一般には販売されていない商品や古い商品などが並ぶこともありますので‥

さて、先日、馴染みのホイリゲへ行くため19区の某所を歩いていたところ、写真のような自動車を見かけました。

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屋根に大きく「FLOHMARKT」と書かれた看板が設置されています。これは、目立ちますね。

このまま街中を走ったら注目度抜群でしょうが、どうもルーフキャリアを使って仮設したもののようで、このまま走ったら、看板が吹っ飛びそうです(笑)。

この車が止まっていた場所には、伝統的な家具工房があります。恐らく、この家具工房がFLOHMARKTを開催していたのだと思います。

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October 13, 2018

ウィーン-ブラチスラヴァ間でKunst-Zug運行中

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日本は、何故か秋になると「芸術の秋」というフレーズが登場しますね。

今日は「ちょっと変わった列車の話題」をお届けしましょう。

日本でも、最近は趣向を凝らしたイベント列車が運行されていますが、現在、ÖBBとスロバキア共和国鉄道(ZSSK:ŽSR, Železnice Slovenskej republiky)が協力して、ウィーン-ブラチスラヴァ間に「Kunst-Zug」を運転しています。

これはProjekt 「T.R.A.M.」という活動の一環として運行されているものですが、正式名称は「Train Gallery and Cultural Center」と言うそうです。

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プロジェクトは、旅行者に珍しい芸術的体験を提供することで、文化・芸術に興味を持った皆さんの移動性を促進し、ウィーンとブラチスラヴァの交流を活発にしようというもので、2018年2月から始まりました。

両都市の美術館や博物館では、関係機関の全面的な協力の下、様々な展示会が行われていますが、移動手段の列車にも工夫が凝らされています。

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外装も写真のような特別デザイン。さらに車内には、新進気鋭の芸術家の皆さんが制作した絵画やイラスト、ピクトグラムなどが、「作品」として展示されています。

移動中の列車でも、お客さまは様々なアート体験ができるという訳です。客席のテーブルに料理の絵(写真でしょうか)を張り付けているというのも、立派なアートです。

これらの芸術作品は、テーマによって定期的に変更されており、今回ご紹介した作品が、必ずしも見ることができるとは限りません。

また、毎週水曜日の夕方、芸術、文化などの分野から著名なゲストが招かれ、ディスカッションやプレゼンテーション、レクチャーが一部の列車で行われています。音楽演奏などが行われることもあるようです。

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October 12, 2018

燃料電池バスのテストが始まりました

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今日は「バスの話題」をお届けしましょう。

先日、「電気自動車の話題」をお伝えしましたが、ヨーロッパでは、ディーゼルエンジンのデーターねつ造問題が発覚してから、一気に電気自動車(EV)へのめり込んでいるような気がします。

ただ、現状では、電気自動車は乗用車をはじめとする小型車両には対応できますが、バスをはじめとする大型車両の場合、充電時間や出力の問題もあり、必ずしも適切な方式とは言えないかもしれません。

Wiener Linienでは、現在、旧市街を中心に電気バスを運行していますが、サイズは一般の路線バスよりも小型です。現在の技術では、このあたりのサイズが電気自動車の限界かもしれません。

一方、日本では航続距離の長さなどから、水素を使った燃料電池車両に力を入れていますが、オーストリアでも、遅ればせながら燃料電池バス(Wasserstoffbusses)の試験運行が始まりした。

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テスト運行をはじめたのは、ÖBB傘下のPostbusです。

今回のテストは、ドイツのebe EUROPA社からバスを借り受けて行われています。日本でも東京都が実用化している燃料電池バスと同じく、水素によって電力を発生させ、モーターを駆動する方式です。

今回、テストに投入された燃料電池バスの航続距離は、1回の充填で約400kmと発表されています。

また、寒い国だけあって、燃料電池バスのメリットとして、燃料電池で発生する熱を冬期の暖房にも活用できるとしています。

プレスリリースでは、車両の仕様は発表されていませんが、恐らく同社のBlue City Busというシリーズだと思われます。

Blue City Busは12メートルタイプの場合、全長11980mm、最大重量18000kgで、定員は75名(座席30名、立ち席45名)、113kwのモーターを搭載し、最高時速は81km/hとなっています。もちろん、車いすの搭載にも対応したユニバーサルデザインです。

興味深いのは駆動方式で、インホイールモーター方式(Radnabenmotor)を採用しているようです。二次電池にはニッケル・マグネシウム・コバルト電池が使用されています。

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October 11, 2018

街角の不思議なスペース

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今日は「ウィーンの街角で見かけた不思議なスペース」をご紹介しましょう。

先日、このブログでも「StreetlifeFestival」でご紹介したように、ウィーン市では「道路を、単なる通行の場所ではなく、生活者に活用してもらおう」という方針をとっています。

それを踏まえて各区でも、色々な取り組みを行っています。以前、ご紹介した16区(Ottakring区)の歩道にあるベンチも、そういった取り組みの一つだと思います。

今日、ご紹介するのは6区(Mariahilf)で見かけたケースです。

先日、所用があってU4のPilgramgasse駅から、目的地へ向かうためMollardgasseを歩いていた時のことです。

歩道上で写真のような施設を見つけました。ベンチと表現するには、ちょっと違和感がある立派な椅子とテーブル。

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最初は、誰かが一時的に設置したもの(仮置きしたもの)なのかと思ったのですが、近づいて良く見ると、椅子もテーブルもボルトで路面に固定されていました。

これでテーブルクロスを掛けたら、立派な「Caféのシャニガルテン」になりそうな雰囲気です。

どうやら車道にあった駐車スペースを潰して、このようなフリースペース(お休み処といった趣)にしたような感じです。

この日は、天気は良かったのですが、あいにく利用している人はいませんでしたが、自宅のテラス代わりに利用できそうな感じです。

表に恒常的に設置されているものなので、比較的丈夫な材料で作られているようです。例によって、いたずら書きがあるのが、残念ですが、本体が破損していないのが救いでしょうか。

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October 10, 2018

U2×U5起工式挙行

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今日は「地下鉄の話題」をお届けします。

10月8日、運輸大臣(Verkehrsminister)Norbert Hofer氏、ウィーン市副市長( Vizebürgermeisterin) Maria Vassilakou氏らが出席して、U2延伸区間の終点となるMatzleinsdorfer Platz駅予定地でU2×U5の起工式が行われました。

これにより、U2×U5の建設プロジェクトが、本格的に始動したことになります。

起工式は、トンネルボーリングマシンの発進基地で挙行されましたが、今後、地下30メートルの地点まで縦坑を掘って、全長65メートル、幅35メートルのトンネルボーリングマシン(愛称は“Maulwur”)を組み立てます。

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そして、7区のAugustinplatz方面に向けて掘削を行い、発進基地から各種資材を搬入し、トンネルとして完成させるシールド工法で施工されます。

道路上からトンネルを掘る開削工法に比べて、シールド工法では、残土や資材を運ぶトラックの台数を大幅に削減することができるとWiener LinienのCEO、Günter Steinbauer氏は語っています。

一方、Pilgramgasse駅でも作業が始まりました。これはU4のリニューアル工事と並行して行われるもので、同時にU4の下に建設されるU2の駅も施工してしまうというものです。

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October 09, 2018

空港運営に思う ベビーカー貸し出し中

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今日は「空港の話題」をお届けしましょう。

先日、ウィーン国際空港を利用した際、Terminal1の制限エリア内で、写真のようなベビーカーの貸し出しステーションを見かけました。

以前は見た記憶がないので、最近、設置されたのかも知れません(Feriが見過ごしていただけかもしれませんが‥)。

皆さまもご存じのように、制限エリア内では、自分が所有しているベビーカーは、機内に持ち込めないため、使えないケースが多いようです。

そのため、自分のベビーカーはチェックインカウンターで預け入れ荷物にして、そこからベビーカーを借りるというパターンが一般的ではないでしょうか。

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ただ、日本の国内線では、直前まで自分のベビーカーを使って、搭乗ゲートのところで預けるというケースを見かけたこともありますが‥

まぁ、これ自体は普通の光景なのですが、ふと、気づいたのは、貸出用ベビーカーの運用を、どこが行っているか‥ということです。つまらないことが気になるFeri‥

良く見るとベビーカーにはVIEのロゴが‥つまり、空港の運営会社が実施しているようです。

確か、日本国内では各航空会社が、この手のサービスを実施しており、貸出用ベビーカーなども、航空会社で準備していると思います。

考えてみると、このベビーカーに限らず、現在、ヨーロッパの空港では、航空機牽引車やタラップ車をはじめとする航空機運用に必要な支援機材は、航空会社ではなく、空港会社が準備して、運用しているケースをよく見かけます。

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ウィーン国際空港でも、航空機の周囲に集まっている各種作業車を見ると、航空会社のロゴが入っているものではなく、黄色い車両が中心です。この黄色い車両にもVIEのロゴが入っており、空港会社が所有し、運営しているようです。

日本の場合、各航空会社が機材を準備して、運用しているのと対照的です。そのため、航空会社のロゴが入っていますよね。

色々と「大人の事情」がありそうですが、素人が考えると、空港運営会社が一括して機材の準備と運用を行う方が、各航空会社が各々に機材を準備するより、効率的な気がします。

最も、その分、空港運営会社に費用を支払っていると思われるので、最終的には、どちらの方がメリットが多いのかは、部外者にはわからないところです。

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October 08, 2018

窓辺に佇む愛犬

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日本では、今年は10月8日が「体育の日」でお休みですが、1964年の東京オリンピックを体験しているFeriとしては、10月10日にこだわりがありますので、移動祝日には違和感を覚えますね。

さて、今日は「ペットの話題」をお届けしましょう。

ウィーンでは犬や猫を飼っている皆さまが多く、街中でも犬を連れた人をよく見かけます。

基本的に躾ができている愛犬については、ホイリゲやレストランなどにも入店できるのはご存じのとおりです。ある意味、本当に家族の一員ですね。

先日、市内を歩いていたら、とある集合住宅の窓辺に犬が立っているではありませんか。場所が、場所だけに最初は、「作りも」のかと思ったのですが、本物の犬でした。

猫が窓辺に佇んでいるケースは多いですが、比較的大きな犬が、窓の外へ出て、立っているというのは、何とも不思議な光景です。

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日本式では2階なので、間違って下に落ちたりしないのか、他人事ながら心配になってしまいました。

日本でしたら、大型犬になりそうですが、こちらでは中型犬でしょうか。このクラスの犬でも、普通に集合住宅で飼うことができるというのは、こちらならでは‥と言えるかもしれません。

表に連れていってもらえないので、散歩に行きたい意思表示なのか、それとも別の意図があるのか‥これだけは、Feriにも予想がつきません。

また、猫の場合、前を人が通ると、人の動きを目で追うケースが多いように感じるのですが、犬は人が通っても、目で追うケースは少ないような気がします。Feriは、動物の生態には詳しくないので、詳しいことはわかりませんが、面白い違いだと思います。

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October 07, 2018

結婚式シーズン

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今年、「日本の秋」は3連休が多いですが、またまた台風の襲来で、予定を変更している皆さまもいらっしゃるのではないでしょうか。

日本も秋は結婚式が多い季節ですが、今年は週末の連続して台風が襲来して、気をもんだ方も多かったのではないでしょうか。

こちらでも、秋は結婚式が多いようです。教会で式を挙げる場合、日曜日はミサがあるため、土曜日に挙式を挙げるカップルが多いようです。

先日、週末に某ホテルを通りかかったところ、写真のような乗用車を見かけました。ご覧になるとわかるように、花が飾ってあるところから、新郎新婦がお乗りになる(もしくは乗ってきた)乗用車のようです。

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この車を先頭に、隊列を組んで披露宴会場までドライブするようですね。Feriも市内で何回か見かけたことがありますが、後ろに続く参列者が、クラクションなどを流して、賑やかなグループも、たまに見かけます。

音に敏感なウィーンですが、結婚式だから、多少はお目こぼし頂けるのでしょうか。

ところで、この駐車場で見かけた自動車ですが、1台はオーストリアナンバーではなく、スロベニア国籍でした。スロベニアは、北はオーストリア、西はイタリア、南東はクロアチア、北東はハンガリーと、それぞれ国境を接していますが、グラーツの方が近いですよね。

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October 06, 2018

JTIグループAUSTRIA TABAK

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日本では10月1日からたばこ税の増税に合わせて、タバコの価格も40円程度、値上がりしたというニュースを耳にしました。

9月末には、値上げ前にタバコのまとめ買いを煽ったコンビニエンスストアやスーパーマーケットも多いようで、結構、売上げに貢献したことでしょう。最も、反動は10月に来ますが‥

さて、今日は「タバコ会社の話題」をお届けしましょう。

以前、このブログでもお伝えしたことがありますが、現在、Austria Tabak GmbH は日本たばこ産業の関連会社で、スイスに本社があるJTI(JT International)の傘下に入っています。

この会社の前身は、ハプスブルク時代に設立された歴史ある会社。オーストリアがEUに下命するまで、タバコとタバコの栽培、加工、輸入、流通を国内で独占していました。ある意味、日本の専売公社とよく似ていますね。

その後、1997年に株式交換を行い、2001年、完全民営化されました。日本では1985年に専売公社から日本たばこ産業株式会社へ移行しましたから、かなり後になりますが、基本的には同じパターンです。

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その後、何故、Austria TabakがJTIの傘下に入ったのでしょうか。実は、Austria Tabakは、いきなりJTIに買収されたのではありません。

2002年1月、イギリスに本社を置いていた多国籍タバコ会社ギャラハー・グループ(Gallaher Group)が、Austria Tabakの100%株主となり、同社はギャラハー・グループの一員となったのです。やはりEUで自由化が進むと、競争が激しくなり、単独では経営が難しくなったのでしょう。

ところが、2007年4月、何と日本たばこ産業がギャラハーのを買収したため、結果として、Austria Tabak GmbHのに入ることになったというものです。

かつてはタバコの栽培から製造、販売までを一貫して手がけていたAustria Tabak GmbHですが、国内市場向けに40%の製品を製造していたHainburgの紙巻きタバコ工場は2011年に閉鎖され、国内でのタバコ製造から撤退しました。これにはびっくり。

さて、Austria Tabak GmbHの本社は、16区、U3のOttakring駅の向かいにあります。生産部門が廃止されたため、会社の規模も小さくなっているようで、研究開発研究所Ökolabとタバコの流通を担当するtobaccolandを傘下に収めています。現在、地方も含めると従業員数は500名ほどのようです。

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October 05, 2018

CityJetになったTalent2

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今日は「ÖBB CityJetの話題」をお届けします。

現在、ÖBBにはSIEMENS製(4744型、4746型)と、先日、ベルリンでお披露目されたBOMBARDIER製(TALENT3、4758型)という2種類の新製CityJetが存在します。

しかし、ÖBBでは、2017年5月、「CityJet」を新しい近郊型車両のブランドにすることを決定。そして、在来車の中でも比較的新しい車両(低床仕様でエアコン装備)をCityJetの仲間に加えることになりました。

CityJet仕様へ改造の対象となっているのは、以下の形式です。

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-ディーゼルカー:Railcar Desiro (ÖBB 5022型)

-電車:TALENT2(ÖBB 4023型、4024型、4124型)

最初に改造されたのは、ディーゼルカーの5022 001だそうです。

さて、先日、馴染みのホイリゲに行くためOttakring駅でS45を待っていると、新しい塗装の電車が入線してきました。最初はSIEMENS製のCityJetかと思いましたが、良く見ると車両の形はTALENT2。

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側面にはCityJetのロゴも描かれています。この他、自転車搭載をはじめとする各種ロゴマークは新製車と同じ仕様でまとめれています。

乗車してびっくり。座席配置こそ、従来と同じですが、シートは赤とグレーのCityJet仕様に交換されていました。座席の形状も異なっています。

ちなみに従来はブルーのモケットが使用されていましたので、雰囲気が随分、異なります。

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October 04, 2018

定点撮影 新築工事が本格化

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日本では9月末から10月にかけて、台風24号が列島を縦断し、生活に大きな影響があったようですが、ウィーンでは天候に恵まれ、「Wiener Weinwandertag」(ワインハイキング)が予定どおり行われました。

ウィーン市が公開した公式写真で、市長が参加した様子をご紹介しましょう。

この場所は、Feriも行ったことがあるNeustift am Walde-Nussdorfコースの「お立ち台」です。お二人とも楽しそうですね。

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さて、今日は、Feriお得意の「定点撮影シリーズ」です。

S BahnのOttakring駅前に古い建物がありましたが、1年ほど前に解体されて、その後の動向が気になっていました。

実際、解体が完了すると、間口の割に、奥行きが意外と広いことがわかりました。表からだけでは、わからないものですね。

その後、ホイリゲへ行く途中、この前を通りかかるのですが、半年ほど前から、基礎工事が始まりました。

そして、夏過ぎから、大型クレーンも設置されて、いよいよ躯体工事が開始。どうやら集合住宅が建設されるようです。

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今回は両側の建物と高さを揃えており、5階建てです。興味深いのは、両側の建物は伝統的な様式のため、各フロアの天井が高いようで、同じ高さですが4階建て。

こちらでも、最近は天井高を押さえて、フロアの数を増やす傾向にあることがよくわかります。

現時点では、足場が組まれているため、外観のデザインは良くわかりませんが、極端に違和感のあるデザインにはならないような感じです。

ご存じのように、今、ウィーンは深刻な住宅不足。郊外のSeeStadtやHauputbahnhof周辺では大規模な開発が行われており、集合住宅の建設も精力的に行われています。

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ウィーンでは、従来は、以前からある建物をリフォームするパターンが多かったのですが、最近では「スクラップアンドビルド方式」で集合住宅の建設が行うケースが増えてきました。

この場所に関しては、両側が伝統的な様式の集合住宅だったのですが、なぜか、ここだけは道路の面した建物は平屋でした。

最も、その奥があった訳ですから、もしかしたら、以前は普通の住宅ではなかったのかもしれません。以前の写真を引っ張り出して、改めて見てみると、何かの工場か工房があったような雰囲気‥

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October 03, 2018

謎のピクトグラムシリーズ 洒落たピクトグラムの看板

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今日は、仕事がちょっと立て込んでいるので、「軽い話題」でご容赦ください。

お店の看板には、結構、お国柄や文化が反映されると思います。

オーストリアでは、伝統的なマイスターが経営しているお店みは、重厚で魅力的な看板が掲げられているところが多いですね。いかにも「伝統と誇り」を感じさせます。

一方、ユーモアに富んだ看板を掲げているお店もあります。このセンスが、興味をそそります。今日は、そんなユーモアに富んだ看板をご紹介しましょう。

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ビジュアルなので、細かい説明よりも写真をご覧頂ければ、一目瞭然。ガソリン計量器のイラストですが、供給しているのはベンジンではなく、Bier。

呑兵衛のFeriなどが見ると、「発案者の意図」がよくわかります。暑い時期、汗をかいた後などは、燃料を補給したくなるものです。その心理をついた「見事な看板」と言えるでしょう。

この看板は、Ottakringで9月に開催された「Ottakringer Kirtag 2018」の会場に出店していた「ワゴン型の屋台」で見かけたものです。

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October 02, 2018

プラーターの禁酒政策に思う

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今年は自然災害が多発している日本ですが、皆さまの生活には大きな影響はなかったでしょうか。被害に遭われた方には、お見舞い申し上げます。

さて、今日は「プラーター周辺の禁酒」の話題です。

賛否両論がありましたが、2018年4月27日からプラーター(Praterstern)周辺で飲酒が禁止されました。

飲酒可能の「最後の日」となった4月26日には、規制強化に反対するグループの抗議集会も行われましたが、当局は方針を変えることなく、「禁酒」が実施されました。

久しぶりにFeriもプラーター駅を訪ねましたが、駅前広場には写真のような「禁酒の標識」が大々的に掲げられていました。これも「ピクトグラムの一つ」ですね。

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短い時間ですが、周辺を見たところ、このエリアで堂々と飲酒をしている人は見かけませんでした。

規制が強化されたエリアで飲酒をした場合は、罰金が科せられる上に、警察の徹底した取り締まりにより、実際に飲酒をする人はいなくなったのは事実のようです。

飲酒が禁止されているだけで、アルコール飲料の販売禁止ではありませんから、駅構内のスーパーマーケットや売店では、通常どおり、販売しています。

しかし、8月にお伝えしたように、今まで、このエリアで飲酒をしていたホームレスは、規制が行われていない周辺の住宅地へ移動して飲酒を続行。

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October 01, 2018

公共充電ステーションが10月1日から有料化

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日本では、10月1日から主要なタバコの値段が上がるそうで、愛煙家の皆さまは週末、まとめ買いをなさっているのでしょうか。

さて、先日、このブログでウィーン市内で見かけた「公共路上充電ステーションの話題」をお伝えしましたが、その続報です。

ヨーロッパでは、ディーゼル車のデーター改ざん事件以降、ディーゼル車に対する熱は冷めて、一気に電気自動車(EV)にのめり込み出しました。

オーストリアも例外ではありません。現在、ウィーンには230箇所の公共充電ステーションが設置されています。

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当局の責任者によると、2020年までには1000箇所近くまで増設する計画とか‥ とにかくインフラ整備に対する力の入れ方が半端ではありません。

気になる利用状況ですが、2018年4月以来、新たな充電ステーションで合計16000時間、200メガワット/時の電力が補給されましたそうです(当局は「わずか」という表現を使っています)。

ただ、需要は毎月増加しており、7月から8月にかけての充電回数は約20%増加したと発表されています。日本と同じく、電気自動車は初期投資が高いですから、インフラが整備されても、普及には時間がかかります。

そういった観点から、半年間、公共充電ステーションは利用促進と試行の意味もあって利用料金は無料でした。それなばら、電気自動車のオーナーさんは積極的に利用しますよね。

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10月1日から試用期間が終了し、有料化がスタートします。

公共充電ステーションには、「City」というステッカーが張られています。利用料金は充電ステーションで決済するのではなく、Wien Energie-LadekarteまたはTanke-Appを使って行うようです。

なお、公共充電ステーションでは、駐車料金は請求されません。ただし、公共充電ステーションの駐車スペースは、電気自動車の充電専用です。

料金は以下の2種類が設定されています。

○Tag-Tarif (月曜日~日曜日、8時00分~22時00分に適用)
-1.60 Euro/時間 + 0.20 Euro/kWh

○Nacht-Tarif 月曜日から日曜日、22時00分~9時00分に適用)
-0.16 Euro/時間 + 0.20 Euro/kWh

充電時間プラス充電容量という仕組みが面白いですね。夜間に関しては、駐車を兼ねて充電を行うことが許可されているようです。

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