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October 24, 2018

「Nationalfeiertag 2018 in Wien」

Karriere

10月26日、オーストリアでは恒例の「ナショナルデー」。ウィーンでは関連する行事が大規模に行われますが、今日は、その話題をご紹介しましょう。

オーストリア連邦軍関連の展示やイベントは、以前はHeldenplatzで行われていました。しかし、2016年から国会議事堂改修工事の関係で、関連施設がHeldenplatzにできた関係で、旧市街での数箇所で分散開催となりました。

2018年もパンフレットの掲載されている地図のようにBurgtheater 、Heldenplatz、Michaelerplatz、Graben 、Am Hof、Freyung、Schottengasseが会場です。

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戦車や装甲車といった主要装備が展示されるのは、Burgtheater会場です。ちょうど劇場を取り囲むように展示されます。ヘリコプターに関しては、直接、会場に着陸し、展示される関係からHeldenplatzに別れて展示されます。

なお、メイン行事は10月26日ですが、関連行事は23日からBurgtheater とHeldenplatzで行われています(公開時間は10時~17時)。そのため、戦車や装甲車、ヘリコプターなどの装備品は早々と搬入され、展示が行われます。

10月25日は、学校の生徒さんを対象とした公開です(公開時間は8時~16時)。

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そして、メインとなる10月26日には、9時から大統領も参加して戦死者に対する慰霊祭と観閲式がHeldenplatzで行われます。

ただ、場所の関係で、車両による大規模なパレードなどは行われません。式典終了後、12時からは各会場で、デモンストレーションが行われます。

「ナショナルデー」翌日の27日もBurgtheater とHeldenplatzでは、装備品などの一般展示が行われます(公開時間は10時~17時)。

一方、民間防衛組織が主催する警察、消防、救急をはじめとするセキュリティ関係機関が一同に集まる「Nationalfeiertag - Wiener Sicherheitsfest 2018」は、従来どおり、Rathausplatzで、10月25日と26日に開催されます。

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25日は主に学生・生徒を対象としてセキュリティフェスティバルです。旧市街が連邦軍の展示なのに対して、こちらは市民生活を守る組織の展示です。

毎年、人気があるのは救助犬のデモンストレーションです。また、ウィーンでも活躍するドクターヘリも、会場に直接着陸して、展示されます。

ウィーン警察音楽隊の演奏も行われるほか、今年はVereinigten Bühnen Wienのアンサンブルが参加し、ミュージカル「I AM FROM AUSTRIA」のハイライトが上演されるようです。

いずれも入場無料で、外国人も含めて、誰でも入ることができます。

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ところで、2018年はグラーツでも「Nationalfeiertag 2018 in Graz」が開催されます。こちらは、10月26日だけの開催で、会場はグラーツの旧市街。

ただ、会場に展示するヘリコプターの搬入などの準備は24日から始まります。26日の公開時間は9時から16時ですが、ウィーンと異なり、戦車などの車両は当日朝、基地から会場へ入るようです。

ご存じのようにオーストリアは、第2次世界大戦後、連合軍に分割占領されました。

そして、1955年5月15日、占領4カ国とオーストリア国家条約が締結され、完全な独立を取り戻し、同年、10月26日、オーストリアは永世中立を宣言し、この日が「ナショナルデー(Nationalfeiertag)」となったものです。

オーストリアの祝日はキリスト教関連のものが多いのですが、その中で異色なのが「ナショナルデー」と言えるかも知れません。

例年、日本でも10月、自衛隊記念日関連行事として観閲式などが開催されますが、現在は、広く国民が見学できる形では行われていません。

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Feriが子供の頃は、神宮外苑絵画館前で自衛隊の観閲式が行われており、自由に見学ができました。

その後、理由はわかりませんが、観閲式は、国民が簡単に参加できない自衛隊の基地や訓練場内で行われるようになりました。

さらに殉職した自衛隊員に対する追悼式は、防衛省慰霊碑地区で、完全に身内だけで行っており、国民の目に触れることはありません。

東京の場合、都市の規模が大きくなりすぎたため、大規模なイベントを都心で開催できないという事情を考慮しても、同じ敗戦国として、戦後70年以上が経過した現在、この差は何なのだろう‥と思うこともあります。

最後に2017年の様子を連邦軍がビデオ映像にまとめているので、こちらをご紹介しましょう。会場の雰囲気が伝わってくると思います。

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