« 「Nationalfeiertag 2018 in Wien」 | Main | CAR2GOのベンツ »

October 25, 2018

また逢う日まで‥オーストリア航空日本線

Img_2018_08_0018

10月25日、成田発、ウィーン行きの52便をもって、オーストリア航空日本線は「冬眠」に入ります。今日は、「オーストリア航空日本線の話題」をお届けしましょう。

10月15日、同じスターアライアンスの全日空(ANA)が、2019年2月17日からデイリーで羽田-ウィーン線を開設すると発表しました。

現在、日本線は羽田発着路線の人気が高まっており、当然、成田発着のオーストリア航空は影響を受けると思われます。

再開予定が気になりますが、オーストリア航空では2019年3月31日(日曜日)のOS51便(ウィーン発成田行き)から運航を再開すると発表しています。さらに10月24日、情報が更新されました。

3月31日から4月29日まではウィーン発が、水曜以外の週6往復。4月30日から10月26日まではデイリーになります。

興味深いのは、曜日によって運行機材が異なる点です。

現在、使用されているB777-200ER型(3クラス306席:ビジネス38席、プレミアムエコノミー24席、エコノミー244席)に加えて、B767-300ER(3クラス211席:ビジネス26席、プレミアムエコノミー18席、エコノミー167席)が投入されます。ただ、性能の違いから、機種によってダイヤが異なります。

Img_2018_08_0021

○3月31日~4月29日
-OS51便: ウィーン17:時45分発、成田11時55分着(翌日)、運航日:日月木土、77-200ER

-OS51 ウィーン17時25分発、成田11時55分着(翌日)、運航日:火金、7 67-300ER

-OS52 成田13時35分発、ウィーン18時35分着、運航日:日月火金、777-200ER

-OS52 成田13時35分発、ウィーン18時55分着、運航日:水土、767-300ER

○4月30日~10月26日
-OS51便: ウィーン17:時45分発、成田11時55分着(翌日)、運航日:日月水金土:、77-200ER

-OS51 ウィーン17時25分発、成田11時55分着(翌日)、運航日:火木、767-300ER

-OS52 成田13時35分発、ウィーン18時35分着、運航日:日月火木土、777-200ER

-OS52 成田13時35分発、ウィーン18時55分着、運航日:水金、767-300ER

Img_2018_06_0416

まさか777に加えて767を投入して、デイリー化するとはFeriも予想していませんでした。かなり苦しい機材繰りであることがわかります。

全日空のウィーン線は、羽田を深夜に出発するいう「羽田の国際線枠」に事情でダイヤが決まったようですが、最近は深夜便の需要も増えているようです。

一見するとビジネスユースのような気がしますが、団体旅行などでも到着日を1日有効に使えるというメリットがあります。乗り継ぎで東欧へ行く場合でも、到着時間が早いですからメリットはあります。

オーストリア航空日本線のダイヤは、成田発が午後なので、成田空港から比較的遠方のお客さまも利用しやすいというメリットがあります。反面、到着が夜になるので、当日のオペラやオペレッタ観賞は不可能です。

20181022ss00002

また、機材の優劣は避けられません。ANAは最新鋭のB787-9、方はAUAは改装したとは言え古いB777-200ERとB767-300ER。

現在、オーストリア航空が使用しているB767-300EREは、元ラウダ航空が使用していた機材ですが、機内は改修されています。ただ、1990年代中盤に導入された機材です。

全日空のウィーン線開設後に運航が再開されるオーストリア航空の日本線。団体旅行などでは、すでに商品企画が始まっていると思うので、水面下では、料金交渉もう含めて、色々な動きがあることでしょう。

ただ、2019年は天皇陛下ご退位、新天皇陛下ご即位があるため、4月下旬から10連休になるという計画が政府で進められているようです。

さらに2019年は修好150周年という記念年。旅行会社にとっては、追い風なので、この時期までは、需要があるような気がします。

コードシェア便であるところから、両社を組み合わせたプランが可能になるのは、ある意味、便利です。

今回、デイリーで運行されることが正式に打ち出されましたので、再開せずに、そのまま休止継続というパターンは、回避されました。

いずれにしても、全日空のウィーン線が、どの程度の人気を集めるかも大きく影響していると思います。


※「人気ブログランキング」に登録しています。この記事がお気に召しましたら、下記のバナーをクリックしていただくとFeriの励みになります

Br_decobanner_201105_b_3

ニュース, in 飛行機のお話 |

« 「Nationalfeiertag 2018 in Wien」 | Main | CAR2GOのベンツ »

Comments

まず、信じられなかったのが、全日空のウィーン便就航と言う事です。今まで考えた結果なのでしょうけど、787だから出来たという事でしょうか。まぁ、ウィーンばかりではなく、イタリアや他の中欧や東欧各地への乗り継ぎも考慮に入れたダイヤ構成になっているので、需要大は確実の様です。あとは、長くても2020年東京オリンピック・パラリンピックがありますので、それを見据えての中欧・東欧からの観光客を呼び込みたいという事もあります。日本人だって、オーストリア各地へ行きたいでしょうし。ただ、オーストリア側の機材がかなり厳しそうなので、今後の状況によっては減便もありそうですが・・・

あと、関係無い話ですが、来年から大阪関空便のルフトハンザ便がフランクフルトからミュンヘンへ変更されるそうです。ウィーンや中欧・東欧へ行くには便利な反面、乗り継いで行く目的地(例えば、フランスやイギリス等)によっては逆に不便になりそうです。両方と言う訳にはいかなかったのでしょうか?

Posted by: おざきとしふみ | October 25, 2018 22:12

おざきとしふみ様

コメント、ありがとうございます。ご存じのように、現在、オーストリア航空はルフトハンザグループに入っており(実質的には子会社)、同社の意向が色濃く反映していると思います。

今回の全日空ウィーン線に関しても、スターアライアンスの総合的な戦略の一環でしょう。

これは、ルフトハンザの関空便目的地変更とも関係があると思います。その当たりは、色々な「大人の事情」がありそうで、部外者のFeriにはわからない部分が沢山あります。

ただ、ヨーロッパに関しては、事実上、スターアライアンスの牙城になっているので、今後、どのように再編されるか、注目されるところです。

Posted by: Feri | October 26, 2018 07:44

う~ん、確かにヨーロッパがスターアライアンス優勢という状況なので、全日空ウィーン線就航するのは良いとしても、ルフトハンザ関空線が目的地がフランクフルトからミュンヘンへ変更というのが気になります。ビジネスより観光重視という事なのでしょうか?まぁ、フランクフルトなら、羽田線があるので、そちらへ乗り継いでもらえれば済む話とは言え、今後どうなりますが・・・また、ルフトハンザの成田便の復活もありえるのかどうも、気になります。A380でやるのなら、成田が好都合ですが・・・

Posted by: おざきとしふみ | October 27, 2018 17:47

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 「Nationalfeiertag 2018 in Wien」 | Main | CAR2GOのベンツ »