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November 2018

November 30, 2018

番外編 映画「Strategic Air Command」再見

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11月最後の話題は、オーストリアともウィーンとも全く関係の無い「映画の話題」で申し訳ございません。実は、是非、紹介したいDVDが手に入ったもので‥

実は先日、日本の友人から“Feriさんが探していた映画のDVDが日本で発売になっているよ”という貴重な連絡をもらいました。

その映画とは1955年制作のハリウッド映画「Strategic Air Command」です。当時、アメリカに創設された戦略空軍団を描いた航空映画ですが、軍隊が舞台であるにも関わらず、戦闘のシーンが全くないという異色の作品です。

監督はAnthony Mann(アンソニー・マン)、音楽はVictor Young(ヴィクター・ヤング)という、当時のハリウッドの大御所(アメリカ映画に詳しい先輩曰く、「ハリウッドの一流どころ」のお二人)。

主演はJames Stewart(ジェームズ・スチュワート)とJune Allyson(ジェーン・アリソン)。映画通の方はご存じのように1954年制作の「グレン・ミラー物語」でも、トリオを組んでいます。

内容は当時の時代背景を反映したアメリカ戦略空軍団の完全な広報作品(プロパガンダ映画)です。

というのは、第2次世界大戦が終結し、多くのアメリカ国民が戦争は終わり、平和な時代が来たと思っている時期に、ソビエト連邦との冷戦が深刻化。核兵器による戦争抑止を東西両陣営ともに考えます。

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1946年、アメリカ陸軍航空軍は大規模な組織再編を行いますが、この時、戦術航空軍団(TAC)、防空軍団(ADC)とともに主要軍団として戦略航空軍団(Strategic Air Command、S AC)が設立されました(メジャーコマンドと呼ばれます)。

戦略航空軍団の使命は、核兵器を搭載できる長距離爆撃機(アメリカ本土から無着陸でソ連中枢部まで飛行できる性能を持っています)を運用し、核兵器による戦争抑止です。

その他にも海軍も核兵器を運用する潜水艦や航空母艦を就役させていますが、ここで空軍と海軍の予算、奪い合いが発生しているという背景もあります。

東西冷戦と言えば、オーストリアやウィーンも関係がない訳ではありませんが‥(超こじつけ)。

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その後、1947年に空軍が、陸軍から独立した際、戦略航空軍団も引き継がれています。

特に1949年から1957年まで、戦略航空軍団司令官であったカーチス・ルメイ(第2次世界大戦中、日本への無差別爆撃を推進した人物)は、戦略爆撃能力・核攻撃能力の拡充に努めました。

本作品ではホークス司令官という人物が登場しますが、カーチス・ルメイがモデルであったことは間違いありません。

しかし、米国民には実際に戦争が発生していないため、水面下で東西対立が激化しているという「冷戦の実感」がなく、軍備拡張に関して国民の理解が得られません。そこで、このような映画が作成されたようです。

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Bike&Ride-Anlage in Klagenfurt

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今日は「自転車の話題」をお届けしましょう。

オーストリアでは、ウィーンに限らず、自転車は都市交通機関と位置づけられており、様々な利用推進策が実施されています。

今回、ÖBBのクラーゲンフルト中央駅のプラットホーム1上に280台の駐輪スペースが開設されました。

駅構内に駐輪場を設置するケースは沢山ありますが、プラットホーム上というのが、すごいですね。

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今回の施策はS-Bahn-Kärntenへのアクセス改善の一環として行われたものです。「Bike&Ride」なので、駅まで自転車で来て、そのままS-Bahnに乗車して目的地に‥という利用方法を想定しているようです。

地域ぐるみの取り組みであるため、開設費用はÖBB(50%)、Karnten州(30%)、Klagenfurt市(20%)が負担しています。

これとは別に州政府とKlagenfurt市が連携して、長期間、自転車を格納できる駐輪ボックス(Radabstellbox)を駅周辺に設置する計画も進められています。

今後、Velden、St. Veit an der Glan、Treibach-Althofen、Friesach、Wolfsberg、Spittal-Millstätterseeなどにも開設される予定です。

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November 29, 2018

入管法改正に思う

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本ブログは、基本的に政治の問題は取り上げませんが、今日はFeriが気になった「日本の話題」をお届けしましょう。

11月27日、外国人労働者の受け入れ拡大を目的とした入管法改正案が衆議院で可決され、参議院へ送付されたというニュースが入ってきました。

深刻な人手不足に直面する経済界の要望に応じた法案の改正ですが、日本でも色々な意見があると思います。

特定技能1号は、一定の日本語力や技能があれば得ることができ、通算、5年間滞在できる制度だそうです。農業や介護、建設など日本で人手不足が深刻な14業種が対象になっていると報じられています。

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インターネットの政治関連サイトを見ると、色々な意見が出ていますが、実際、日本の中で、国民が本格的に外国人労働者の受け入れについて、考えたのでしょうか。

こちらに住んでいる日本人の中には、近い将来、日本が「周回遅れのドイツ状態」になることを危惧する方もいらっしゃいます。

最近、他民族国家だったオーストリアが外国人に対して、不寛容になったという見方があります。それは、日本ではあまり報道されませんが、従来から行っていた同化政策では、対応が不可能になったという背景があります。

実際、治安の悪化が進んでおり、今まででは考えられなかった犯罪も発生するようになりました。

元々、オーストリアは、外国人の就労ビザの取得はハードルが高い国です。収入証明なども必要で、国に依存するリスクの高い外国人(極端な低所得層)を受け入れないという施策をとってきました。

そのため、長期間、オーストリアで生活をしているFeriの友人も、毎年、面倒な手続きをしています。

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日本政府は否定していますが、日本は事実上、世界第4位の「移民大国」に変化しましたが、厳格な規制が徹底しているとは言えない気がします。

実際、Feriの実家は千葉県の某市にありますが、25年前に移ってきた時は、ほとんど外国人の姿は見かけませんでしたが、今では、子持ちのイスラーム系、インド、アフリカ系の方が増えてきました。

今回の入管法改正案では、「家族の帯同を認めない」ことになっていますが、外国人同士が日本で結婚し、子供が生まれた場合は、どうするのでしょうか。

日本人と同じ権利が得られますから、産休や育休もとることができますし、出産に関する補助も日本人と同じように支給されるでしょう。

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November 28, 2018

列車を電力供給源は‥

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昨日は「ÖBBのストライキ関連の話題」をお届けしましたが、今日もÖBBに関係する話題です。

題して「鉄道への電力供給は?」です。

ÖBBは幹線を中心に電化されています。RailJetも電気機関車が先頭に立っているのは、皆さま、ご存じのとおりです。
では、その電気は、どこから供給されているのでしょうか。実はÖBBが運営する発電所から使用電力の1/3を供給しているのです。

気になる発電方式ですが、SalzburgにあるÖBB専用水力発電所で発電しています。

また、残りの電力については、提携している発電会社および商用回線から供給を受けていますが、2018年7月から全てグリーン電力(水力を中心とする再生可能エネルギー)になりました。

その結果、ÖBB-Infrastruktur AGは、ヨーロッパで最も環境にやさしい鉄道インフラ事業者の一つになりました。

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現在、ÖBB自社所有の水力発電所はSalzburger Stubachtalエリアにある、4基の発電設備を設けたKraftwerk Tauernmoos(タウエルンモース発電所)です。なお、ピーク時に対応するため、揚水式を採用しています。

揚水式発電所というのは、発電所の上部と下部に大きな調整池をつくり、電力需要の多いときは上の調整池から下の調整池に水を落として発電し、発電に使った水は下部の調整池に貯めておきます。

そして、電力需要が少ない時間帯(通常や夜間)に、下部の貯水池から上部の貯水池まで発電用水を汲み上げ、再び昼間の発電に使うというものです。

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November 27, 2018

ÖBB労組が時限スト実施

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今日は「ストライキの話題」です。

11月26日、ÖBB労働組合が12時から14時まで時限ストライキを実施しました。

会社側との交渉は25日の日曜日も行われていたのですが、妥結に至らず、当日も交渉が続けられていました。ちなみにÖBBグループの従業員は約4万人で、交渉の内容は従業員の賃上げのようです。

しかし、最終的に労使間で妥結に至らず、12時からストライキに突入しました。ÖBBでは、ストライキを受けて、混乱を避けるため、全列車の運行を停止する決定を下しました。

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長距離列車だけでなく、S-Bahnなども含まれています。利用予定者にインターネットなどからの情報収集を呼びかけていました。

この間、ÖBBの全線で列車の運行が停止されましたが、これには他国から乗り入れる国際列車も含まれます。他国から列車でオーストリアに向かっていたお客さまは、国境で足止め‥という事態に‥

ウィーン市内に関してはÖBBのチケットでWiener Linienへの乗車が認められているので、事実上の振り替え輸送が実施される訳です。Vorarlberg地区ではバスによる代行輸送が行われました。

この他、Graz、Linz、Wienの空港アクセスについても、バス代行になりました。

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November 26, 2018

「古都の挑戦」

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今日は「日本の雑誌に掲載された記事の話題」をお届けしましょう。

日本で発売されている週刊「エコノミスト」という雑誌の11月20日号に「古都の挑戦」という記事が掲載されました。ちなみに同誌は1923年に毎日新聞社が創刊したビジネス誌です(現在は毎日新聞出版株式会社が発行)。

特集記事は「攻める私鉄」という大手民鉄の新しい取り組みを多角的に紹介した内容で、こちらの方が面白そうです(笑)。

今回、「古都の挑戦」に取り上げられたのは、ウィーンと京都。友人が、さっそく雑誌を送ってくれました。

ウィーンの紹介記事は、「幸福の街、ウィーン 伝統と革新の融合」と題する記名記事(編集部記者の小島清利氏)です。

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ちなみに京都の方は、京都市長へのインタビュー記事(京都『おもてなし』改革 文化を基軸に街づくり)と小西美術工藝社社長デービッド・アトキンソン氏による「インバウンド拡大へ投資戦略描け」という2本立てです。

特集ではないので、ページ数は少なかったですが、“ウィーン市の観光開発における新たな長期戦略のテーマは「グローバル」「スマート」「プレミアム」だ。豊かな文化、持続可能性、先進的な都市テクノロジー、便利でコンパクトな交通システムなどを看板に、観光都市としても確固たる地位を目指す”という観点で、様々な取り組みが紹介されています。

まずは、「最も幸せな都市」の称号を手にしたことで、観光客が増えているという分析。観光名所としてシェーンブルン宮殿や動物園が紹介されていました。


次が、ユーロビジョン・ソング・コンテスト」で優勝したコンチータ・ウルストさん。日本でも昨今話題となっているLGBT(性的少数者)コミュニティーのグローバル大使も務めていることの紹介。

そして、環境配慮や持続的な街づくりという観点で、「木造の高層建築」として建設が進められている「HoHo Wien」や、コンパクトに畳めて自家発電機能を搭載した自転車VELLO BIKE+の話題。

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November 25, 2018

12月1日から運転開始Ströck-Weihnachtsbim

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先日、Manner-Weihnachtsstraßenbahn(11月6日の記事)の運転予定をお知らせしましたが、大手ベッカライチェーンStröckがWiener Linienと共同で運行する「Ströck-Weihnachtsbim」の運転予定が発表になりました。

今年は12月1日から運行が始まります。昨年は11月26日から運行が始まりましたので、ちょっと遅めのスタートです。

Ströck-Weihnachtsbimは有料ですが、乗車料金は慈善団体に寄付されるのが特徴。今年は「Wings for Life」という脊髄移植関連の団体に寄付されることになりました。

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毎年、運転されているStröck-Weihnachtsbimですが、14年間で10万Euro以上の寄付を行っています。

毎年、書いていますが、「Adventの時期、家族や恋人同士で楽しみながら社会貢献ができる」というコンセプトがウィーンらしいと思います。

運転日は12月1日以降、Adventの期間中の土曜日・日曜日で、12月23日まで運行されるようです。

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運転時刻は、例年どおり13時から18時までで、、Karlsplatz(Oldtimer-Haltestelle beim Otto-Wagner-Pavillion)を出発後、Ringに入ってからSchwedenplatz、Schottentor、Rathausplatzと外回りで運転され、Karlsplatzへ戻ってきます。

Karlsplatz発は1便13時00分、2便13時50分、3便14時40分、4便15時50分、5便16時40分、6便17時40分となっています。所要時間は45分で、途中の停留所からの乗車や降車も可能。

例によって3便と4便の間に20分間の休憩があります。

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November 24, 2018

Pepper君、ウィーンに現る

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今日は「ロボットの話題」をお届けしましょう。

Feriが子供の頃、21世紀はロボットが活躍する時代になると吹聴されていました。確かに、生産現場では工業用ロボットが活躍しているのは事実です。

しかし、日本人は何故かロボット=人型(ヒューマノイドロボット)というイメージが強いですね。これは、鉄腕アトムに代表されるアニメーションの影響なのかもしれません。

各企業でも産業用ロボットとは別に、ヒューマノイドロボットの開発に力を入れていますが、実用化という観点では、色々と難問が多いようです。

そんな中、SoftBank系の企業ソフトバンクロボティクスが事業展開を手掛けているのが、感情エンジンとクラウドAIを搭載した「世界初の感情認識パーソナルロボット」のPepperです。

2014年に発売されたPepperは、一時期、大変な人気を集めたのは、皆さまもご存じのとおり。高さ1210 mm×奥行425 mm×幅485 mmという手頃なサイズで、日本ではSoftBankの店頭をはじめ、駅構内などの公共施設やカフェなどで、活躍しているようです。

そして、このPepperが何とウィーンに現れました。残念ながら街中のお店ではなく、Tourismusschule Wassermanngasseという専門学校に教材として配備されました。

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同校では、最近のIT技術発達を受けて、「観光産業におけるデジタル化」を多角的に教育しています。

将来的に、新しい観光産業の起業を視野に各種プログラミングのトレーニングを計画しているそうです。また、従来の観光関連のトレーニングについても、デジタル化への移行も検討中とか。

そのような中、ヒューマノイドロボットPepperの活用方法を研究しようというものです。今回、IT企業Weboffice IT-Service & Marketingと共同で研究開発が行われることになっています。

観光客への対応をヒューマノイドロボットが肩代わりする時代を想定して、2018/19学年度から、「観光分野におけるプログラミング」という講座を開講することになったようです。

なお、日本でもSoftBankグループが、Pepper君をプログラミング教育のため、教育機関にレンタルしているようです。おそらく今回のウィーンでの展開も同じようなスタイルだと思います。

さて、ウィーンの学生さんの反応は、どうなのでしょうね。ちょっと興味があります。

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November 23, 2018

ウィーンらしい「プレゼントのお買い物」はいかが?

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今日、日本は「勤労感謝の日」でお休みかと思います。24日が土曜日なので、三連休という皆さまも多いと思います。

今年は12月24日の「天皇誕生日」が月曜日なので、ここも三連休になる方もいらっしゃると思いますが、年末なので、どうなのでしょうか。

ちなみにFeriは、11月の三連休も平常運転。お仕事です。

さて、Adventに入ると、ウィーン子が気になるのは「クリスマスプレゼント選び」です。何しろ、対象が子供さんだけでなく、家族、友人などに範囲が及ぶため、皆さん、それぞれご苦労があるようです。ちょうど、日本のお歳暮選びと同じ感覚でしょうか。

さて、今日は、ウィーンらしい「プレゼントのお買い物情報」をお届けしましょう。

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こちらでは、廃棄されたものの再利用化に積極的です。そのため、Mistplatz(日本のゴミ集積所に相当する施設)には、様々な種類の不要品を分別して廃棄できるようになっています。

もちろん、その中には手入れをすれば使える品物も多数あります。そこで、MA48では、再利用可能なものを、整備の上、中古品として「48er Tandler」という自前のショップで販売しています。

この時期、48er Tandlerではクリスマス市を開催します。出展されるのは、再利用可能なクリスマスツリー、クリスマスの装飾、ベビーベッド、スポーツ用品、食器、調理器具、家電、楽器、CD、おもちゃ、衣類など多種多様。

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ある意味「環境に配慮した贈り物」という訳です。日本では、「贈り物に中古品」というには考えてしまう方が多いと思いますが、環境保護に対する意識が高いウィーンらしい発想のような気もします。

ただ、実際に行ってみないと「何があるかわからない」という性格のお店なので、その点がネックかもしれません。逆に掘り出し物に当たる可能性も‥

そして、今年からMA48が主導してはじめたのが、「通年で使えるギフトバッグ」の提供です。実は、2005年からクリスマス用のエコバッグはMA48が提供していました。今回、これを通年、使えるデザインに変更したのです。

一年を通して、様々な機会にギフトバッグとして使用できるため、贈り物の包装を廃棄することがなくなるというもの。ゴミの削減にギフトバッグを提供するとは考えましたね。

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November 22, 2018

ウィーンで5G回線の試験運用が始まりました

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今日は「移動通信の話題」をお届けしましょう。

現在、日本も含めて移動通信(モバイル回線)は、スマートフォンの急速な普及によって、4G/LTEが主流になりつつありますが、すでに次世代の移動通信技術の開発が進められています。これが5G(5Generation)です。

日本でも、2020年頃のサービス開始を目指して、大手通信会社が研究開発に取り組んでいます。

5Gは、増大するトラフィックに応えるネットワークシステムの大容量化を、低コスト・低消費電力で実現することを目標としているそうです。

さて、10月20日から、ウィーンで5Gのテスト運用が始まったというニュースがありました。残念ながら市内全域が試験対象地域になっている訳ではなく、Rathausplatzです。

ご存じのようにRathausplatzは、現在開催中のクリスマス市に代表されるように各種イベントが通年、行われています。来場者はインターネットを通じて様々な情報にアクセスするため、新技術の運用フィールドに選ばれました。

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November 21, 2018

ÖBB Cityjet TALENT3の試運転開始

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今まで暖冬模様だったウィーンですが、先週末のクリスマス市オープンに合わせるかのように、寒気が襲来。19日には雪が降りました。

さて、今日は「ÖBB CityJetの話題」です。

先日、ドイツ・ベルリンで開催されたInnoTrans2018(国際鉄道技術専門見本市)に出展されたÖBBの新型電車「Cityjet TALENT3」が落成し、チロル地区で試運転をはじめたというニュースが入ってきました。

Bombardierで製造されたCityJet TALENT3(4758型)の第1編成がオーストリアに到着しました。1編成の6両ユニット全長104.5メートルというTALENT3は、ÖBBの地方路線用としては最も長い電車です。

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到着後、各種試験を行い、Innsbruck-Kufstein間で本線試運転が行われましたが、当日の模様がÖBBから公開されています。今後、TALENT3は、様々な路線で適合テストを行うことになっているようです。

現在の予定では、2019年中頃、Vorarlberg地区(S-Bahn Vorarlberg)で営業運転を開始することになっています。さらに2020年からは、今回、試運転が行われたTirol地区で営業運転が開始される予定です。

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November 20, 2018

産業遺産の動態保存に思う

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今日は「産業遺産の動態保存についての雑感」をお届けしましょう。

先日、日本の方が、アメリカから購入した飛行可能な零戦を資金的な理由で手放すというニュースを耳にしました。

ビンテージ航空機の動態保存ですが、「日本では絶対に不可能」とまで言われた状況でしたが、法的な問題も含めて難問をクリアし、飛行可能状態を維持していました。

しかし、最終的に「資金の問題」で挫折した訳です。これに対して、「資金の問題で挫折とは、残念」という意見がある一方、「そもそも、この零戦を動態保存する意義があるのか」という意見も聞かれます。

というのは、この機体、パプアニューギニアのラバウル付近で朽ち果てていたものを、1970年代にアメリカのサンタモニカ航空博物館が回収。その後、ロシアで、ほとんどの部品をリバースエンジニアリングで、製造当時同様に新造して復元されたものなのです。

リバースエンジニアリングとは、機械を分解、動作観察などを通じて、製品の構造を分析し、製造方法や動作原理、設計図などの仕様を調査する手法です。

つまり、オリジナルは存在しますが、「事実上の新造機」なので、零戦に縁がありそうな博物館などが「本物ではない」ため食指は動かないにでは‥という訳です。

更に、意外なことに日本では「ビンテージ航空機の飛行可能は価値がない」という考え方があります。

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世俗的な言い方をすれば、金儲けのために人口密集地で飛ばすことは、周辺住民に危険を与える行為だというものです。

保存している団体(個人)が、この飛行機で金儲けをしようと考えているかどうかは、知る由はありませんが‥

ところで、こちらでは航空機だけではなく、リバースエンジニアリングの手法を活用して動態に復元するという行為は、一般的なことのようです。

鉄道車両などでは、オリジナルの部材を全く使わずに、図面から新造してしまうケースもあります。もちろん、その場合、「レプリカ」と明記されますが‥

当然、動態復帰を行うためには、多額の資金が必要なので、寄付を募る、ファンドを組むといった活動が行われます。

それに対して、「オリジナルではないから、意味が無い。資金も出さない」という声は、あまり耳にしません。

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これは、恐らく「産業遺産の動態保存」に対する考え方の違いによるものだろうと思います。

「例えリバースエンジニアリングで復元したものや、レプリカであっても実際に動くことに価値がある」という考え方が根底にあるような気がします。

こちらの保存団体は、商売で行っている訳ではありませんが、組織や設備を維持するためにお客さまからお金を頂いています。しかし、主目的は「産業遺産の動態保存」なので、立派な博物館と言えるでしょう。

また、アメリカでは民間団体によるビンテージ航空機の動態保存が盛んです。

しかし、やはりオリジナルの部品だけでは、動態保存は困難なので、代替部品(エンジンを含む)などを使っているケースが多いという話を耳にしました。こちらについても、否定的な意見はあまり聞いたことがありません。

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November 19, 2018

オーストリア航空ビジネスクラス搭乗記(下)

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今日は「オーストリア航空ビジネスクラス搭乗記」の続き、サービス面をご紹介しましょう。

優先搭乗が始まってしばらくすると、離陸前にウェルカムドリンクとメニューが配布されます。ウェルカムドリンクは、シャンペンとソフトドリンクのチョイス。

今回は地上待機中に昼食のオーダーが始まりました。私の席にはオーストリア航空自慢のスカイ・シェフがやって来ました。

日本線なので和食というチョイスもあったのですが、今回はDO & COご自慢のオーストリア料理をお願いしました。

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メインディッシュは洋食の場合、「ラムの背肉のグリル」(Lammrücken)、「海老のパルミジャーナ」(Crevetten Parmigiana)でした。Feriは後者を選択。

ちなみに和食メニューは「牛肉のとうば煮」または「金目鯛煮付け」でした。最近、日系の航空会社では和食のメインディッシュは一種類というケースが多いだけに、オーストリア航空は気合いが入っています。

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日系の航空会社では、ビジネスクラスでも、ある程度、食事をコンパクトにまとめる傾向が出てきているようですが、オーストリア航空は伝統的なフルサービス。

最初にパンと前菜。なお、前菜はワゴンサービスで、その場でお客さまがチョイスする方式です。昔のファーストクラスみたいですね(経験はありませんが‥)。

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もちろん、和風のオードブルも準備されています。沢山、チョイスしてしまうとオードブルだけでも、結構なボリュームになります。そこで、Feriは、少なめに‥

続いてスープ。当日は「ズッキーニのクリームスープ」(Gremige Zucchini Suppe)でした。

そしてメインディッシュという流れです。飲み物はFeriお気に入りのGRÜNER VELTLINER。エコノミークラスと異なり、頻繁に客室乗務員が回って、ワインをサーブしてくれます。

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November 18, 2018

オーストリア航空ビジネスクラス搭乗記(上)

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今日はオーストリア航空の「日本線ビジネスクラス搭乗記」をお届けしましょう。

「ビジネスクラス=富裕層」というのが一般的な図式ですが、Feriは同社のビジネスクラス搭乗は、いわゆるインボラアップグレード(航空会社の都合で上位クラスに変更されるケース)があるだけでした。

今回、本業の関係でスターアライアンス系航空会社のマイルが貯まったため、片道だけビジネスクラスを利用できることになったものです。とてもフルフェアでは搭乗できません。

ちなみにFeriが以前、乗った時は現在のフルフラットタイプではありませんでした。最近の長距離ビジネスクラスは、ほとんどフルフラット仕様になっており、座席だけに関しては、昔のファーストクラスを上回る快適性。時代の流れを感じます。

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オーストリア航空B777-200のビジネスクラスは、シートマップの図をご覧になるとわかるように、ちょっと興味深い座席配置になっています。

日系の場合、各座席が完全に独立しているパターンが多いのですが、オーストリア航空の場合、1人席と2人席を混在させています。これはフルフラットにするためのスペース確保が目的。

いかに狭いスペースでフルフラットにするかは、各社(実際はシートを納入しているメーカー)の知恵比べです。

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日本人の場合、2人席は知らない人と相席になるので嫌がる方もいますが、こちらの場合、カップルで搭乗するケースも多いのか、需要はありそうです。

Feriは、事前予約の段階では、7列目の1人席を確保していたのですが、Web Check-in の際、最前列1Aが空いていたので、速攻で変更しました。

シートマップをご覧になるとよくわかると思いますが、1人席の場合、左右に大きな固定式テーブルがあります。実は、この下に、後席(2人席)のシートが潜り込む構造になっているのです。

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November 17, 2018

ウィーンは「ヨーロッパのクリスマスの都」

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今週末からウィーンではクリスマス市が始まりましたが、今日は、「クリスマスシーズンにまつわるプロジェクトの話題」です。

かつて、Adventの時期、最も賑わったのは伝統的なクリスマス市を主要都市で開催していたドイツでした。

Feriも訪問したことがありますが、ニュルンベルクやドレスデンなどで開催されている、統制のとれた伝統的なクリスマス市は、魅力的です。

しかし、EUの東側諸国への拡大など、クリスマス市を狙ったテロ発生などにより、状況が変化しつつあります。

もともとウィーンにはイタリアからのお客さまが多かったのですが、最近では、Adventの時期、旧東欧圏からのお客さまが非常に増えています。何しろ陸続きで、近いですから‥

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そこで、ウィーン市と商工会議所は、Adventの時期、ウィーンを大々的にアピールして、多くの観光客に来てもらうというプロジェクトをスタートさせました。

要するに「クリスマスの魅力を高めて、沢山のお客さまに楽しんでいただくと同時に、地元では商売を盛り上げましょう」ということです。

先週、クリスマス市が開幕する一足先にKärntnerStraßeで電飾の点灯式がありましたが、参加したMichael Ludwig市長とWalter Ruck商工会議所会頭が記者会見で、クリスマスはウィーンの商業にとって最大のチャンスであると宣言しています。

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ウィーン市によるとAdventの時期、オーストリア国内では2017年12月に140万件の宿泊予約があったそうです。これは過去10年間で60%の増加です。観光産業にとっては、かき入れ時と言えるでしょうね。

また、ウィーン商工会議所の発表によると、2017年は、この時期、35000万Euroの売上があったそうです。当たり前ですが、売上が上がるということは、雇用の創出にもつながります。

やはりAdventの時期、ウィーンの魅力を高めるのはクリスマス市(Christkindlmärkte)です。

ヨーロッパ最大とうたわれる市庁舎前のクリスマス市は、昨年、370万人の来場者があったそうです。Feriが最初に出かけた頃は、正直、ドイツに比べると若干、見劣りしていました。良い意味で洗練されていませんでした。

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November 16, 2018

変わったお店シリーズ145 Breitling Boutique Vienne

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今日は久しぶりに「変わったお店シリーズ」をお届けしましょう。ウィーンの中心部には海外ブランドの直営店が増えているような気がします。

それだけ富裕層の訪問者が増えているということなのでしょうかね。ブランド品がお好きな方も多いと思いますが、どうもFeriは、衣料品関係のブランドものには、全く関心がなく、そのようなお店がオープンしても前を素通りするだけ‥

まぁ、ブランドものを購入する資金がないというのも事実ですが‥その資金は、オペレッタのチケットに消えてしまうと言う説も‥

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今日、ご紹介するのは男性には人気が高い時計、ブライトリングの直営店(Breitling Boutique Vienne)です。GIORIO ARMANIのお店と隣接していることからもわかるようにブランドショップ街のKOHLMARKT にあります。

男性はメカニズムが凝縮されている時計のファンが多いと言われていますが、その中でも航空時計は独特のデザインと機能で魅力がありますね。

その中でも、航空時計に特化しているのがスイスのブライトリング(Breitling Montres S.A.)。

航空業界とのつながりが強く、コクピットウォッチ、クロノグラフ、ストップウォッチを主力としおり、「時計ではなく(航空用)計器である」という理念のもとに、製品はすべてクロノメーター検定に合格しているそうです。

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そして、同社は各種航空イベントを支援している他、自社でもチェコ製のジェット練習機アルバトロスを使ったデモフライトチーム(BREITLING JET TEAM、しかも7機編成)を保有しています。

ブライトリングの面白いところは、各国の空軍やアクロバットチーム仕様のクロノグラフを限定品として発売しているところです。

実はオーストリア連邦軍のリミテッドエディション「オーストリアンエアフォース エマージェンシー」というのが発売されたことがあります。

「エマージェンシー」というカテゴリーは、周波数121.5MHzの国際航空遭難信号発信機を装備しており、万が一、遭難した場合、救助を要請することができるものです。そのため、購入できる人が限定されていました(パイロットまたは航空無線従事者)。

ブライトリングは基本的に機械式なのですが、エアロスペースというモデルは、アナログとデジタルのコンビネーションです(電池式クォーツ)。そのため、機械式のモデルよりも若干、お値段が安いようです。

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November 15, 2018

Währinger Schubertparkを訪ねて

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11月15日、オーストリアとは関係ありませんが、ボジョレー・ヌーボーの解禁日ですね。

日本ではコンビニエンスストアでも、15日0時(14日の24時)過ぎから販売をはじめているそうですが、バブル期のような大騒ぎはくなったのは結構なことだと思います。

ふと、オーストリアのホイリゲも、このようなブームになれば沢山売れるのに‥と思いますが、逆に極端な生産量の確保は、品質の低下が危惧されますから、「今のまま」が良いのでしょう。

今日は「公園の話題」をお届けしましょう。

皆さんはWähringer Straße沿いにある「Währinger Schubertpark」をご存じでしょうか。名前からわかるようにオーストリアの作曲家Franz Peter Schubertにちなんだ公園です。

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場所は、ギュルテルの外側になるので、SchottentorやVolksoperから41系統などに乗ってゆくことになります。もちろん、徒歩でも行くことができます。最寄りの停留所はAumannplatzです。

現在のWähringer Schubertparkは約14000平方メートルの18区Währing地区の123番と123番の間、WähringerStraße沿いにあります。

入り口には史跡を示すプレートも取り付けられています。

実はSchubertparkは、1925年、ヴェーリング地域墓地の跡に開設された公園です。今では周囲が都市化されおり、墓地のイメージはありませんが、その昔、このエリアは郊外でした。

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こちらでは、基本的に教会に隣接する墓地に埋葬するのが一般的ですが、当時、ウィーンも都市化が進んだため、この地区でも教区教会の墓地が不足してきたようです。

そこで、教会から離れた場所に墓地を建設することになったのですが、土地の所有者が墓地になることがわかると、契約を忌避するケースが多かったと伝えられています。今も昔も、墓地は「嫌われる施設」の代表なのですね。

最終的に現在の場所に「ヴェーリング地域墓地」が建設されることになりました。墓地は1769年2月24日にビーダーマイヤー様式で建立され、主にWähringとWeinhausで亡くなった方が埋葬されたそうです。

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ヴェーリング地方墓地には、当時、有名人も埋葬されました。オーストリアを代表する劇作家ヨハン・ネストロイ、詩人のフランツ・グリルパルツァーも埋葬されています。

そして、1827年3月26日に亡くなったベートーベンもヴェーリング地域墓地に埋葬されました。

ベートーベンが没した翌年に亡くなったシューベルトは、兄フェルディナントの尽力によりヴェーリング地域墓地にあった「ベートーベンの墓」の隣に埋葬されました。

「ヴェーリング地域墓地」は人気が高く、1820年代後半、埋葬者が増えたため、ヴェーリング地域墓地の拡張が行われました。同時に、同墓地で埋葬する場合、条件が付けられたという話もあります。

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November 14, 2018

2019年4月、WestBahnがミュンヘンへ直通運転開始

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今日は「Westbahnの話題」をお届けしましょう。

今までWestbahnはWien-Salzburg間の運転に限定されていましたが、2019年4月から列車運行会社Meridianと提携して、ドイツのMünchenまで直通運転を行うことが発表されました。

Westbahnは乗客確保のため、従来のWestbahnhofに加えて、Wien Pratersternも発着駅に加えるなどの対策をとってきました。

一方、ドイツのMünchenについては、SalzburgでDBもしくはMeridianが運行する列車への乗り換えが必要でした。

今回、Münchenまで延長されるのは、Westbahnhof発着のグリーンラインですが、全列車がMünchenまで乗り入れるのではなく、3往復でスタートします。

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ただ、直通運転が開始されても所要時間は現在の乗り換えと変わりません。これは、Salzburg駅での停車時間に余裕(7分間)をもたせているためのようです。

列車ダイヤは、以下のようになっています(列車番号は現行のもの)。

-900列車 Westbahnhof 5時43分発-München Hbf 10時06分着
-906列車 Westbahnhof 8時43分発-München Hbf 13時06分着
-918列車 Westbahnhof 14時43分発-München Hbf 19時06分着

-913列車 München Hbf 8時56分発-Westbahnhof 13時17分着
-925列車 München Hbf 14時55分発-Westbahnhof 19時17分着
-931列車 München Hbf 17時55分発-Westbahnhof 22時17分着

所要時間は4時間23分です。

一方、ÖBBでもWien Hbf-München Hbf間にRailJetを運行していますが、所要時間は最短の列車は4時間01分です。これはSalzburg Hbf-München Hbf間がノンストップのためです。

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November 13, 2018

タバコ屋さんに強盗

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いよいよ今週末からウィーンではクリスマス市が始まります。今年は、今のところ、気温が高いので、何かピンとこない感じがしますが‥

今日は「ウィーンで発生した強盗事件の話題」です。比較的、治安が良いとされるウィーンですが、強盗事件は時々発生します。

先週の金曜日、11月9日、ウィーンのJosefstadtとMeidlingにあるタバコ店に、強盗が押し入ったといううニュースがありました。

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犯人は2人組で、フェイスマスクで顔を描くし、拳銃を所持していたそうです。強盗は、従業員に現金とタバコを要求。「タバコの要求」というのは、珍しいというか‥

幸い従業員に怪我などはなかったそうです。警察は直ちに緊急配備を行い犯人の検挙に乗り出しましたが、残念ながら身柄の確保には至っていません。

二つの事件に関連があるかどうか、警察が捜査にあたっているようです。

日本では、銃規制が厳しいため、拳銃強盗は、ほとんどありませんが、オーストリアの場合、こういった事件があるのですね。

犯人が、タバコ屋を狙われたというのは、比較的防犯体制が弱いと踏んだのでしょうか。

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November 12, 2018

交通博物館のクリスマス(Es weihnachtet im Verkehrsmuseum Remise)

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今日は「クリスマス市の話題」をお届けしましょう。

今年もWiener Linienは交通博物館Remiseでクリスマス市を開催します。期間は11月30日から12月16日までの金曜日・土曜日・日曜日です。時間は14時00分から21時00分まで。

昨年との違いは、開催期間が短縮されたことでしょうか。

以前は正面玄関付近で開催されていましたが、ここ数年は、奥にある広場で開催されており、今年も、そのパターンになると思います。

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今年はWiener Linien特製のクッキーが販売されるようです。

地下鉄をモチーフにしたクッキーが11月30日と12月1日に販売され、売上は寄付されるとのこと。どんなクッキーが提供されるのか、ちょっと興味がありますね。

クリスマスシーズンには欠かせないPunschや料理を提供する屋台が出店するのも例年どおり。そして、アトラクションとしてカーリングレーンも開設されるほか、子供さん向けの工作教室も開催されます。

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毎年、Wiener LinienのFanshopでは、趣向を凝らしたグッズが販売されますが、今年は、上記のクッキーに加えて、どのような商品がラインナップされるか楽しみですね。

交通博物館らいしいアトラクションがOldtimer-Bim(オールドタイマー路面電車)の運転です。今年は、12月2日、9日、16日の3日間、14時から20時30分まで、随時、運転されます。

そして、「U-Bahn-Stars」のメンバーによる演奏も行われます。

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November 11, 2018

インフルエンザの予防接種

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日本では初冬になると、地方自治体などが「インフルエンザの予防接種」を呼びかけるメッセージが増えてきますね。

Feriは医療の専門家ではありませんが、ドクターのお話だと“インフルエンザワクチンは、感染を完全に抑えることはできないけれども、インフルエンザにかかってしまったとき、肺炎などの重い合併症になるのを軽減してくれる可能性があるといわれている”ということでした。

日本の場合、接種の時期は、インフルエンザが12月から3月に流行することが多いため、その前の11月中がお勧めだそうです。

そのため、ご年配の方は、インフルエンザが命に関わることもあるため、費用の一部を負担しているところもありますね。

また、インフルエンザ予防接種は、保険適用外になるため、医療機関によって料金が異なるようです。友人の話によると、全額自己負担の場合、3000円くらいだとか‥

では、ウィーンではインフルエンザの予防接種(Grippeimpfung)は、どうなっているのでしょうか。

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November 10, 2018

アパートのデザイン

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今日は「集合住宅(アパート)の話題」をお届けしましょう。

ウィーンは、日本の大都市に比べるとコンパクトな街で、職住接近が一般的です。そのため、このブログでもお伝えしているように、市内の住居は集合住宅が中心です。

集合住宅も「伝統的な石造りの建物」から、「斬新なデザインの建物」まで多種多様。最近では、スクラップアンドビルド方式が増えたため、新しいデザインの建物が増えているような気がします。もちろん、個人の感想ですが‥

今日は、ちょっと変わったデザインのアパートをご紹介しましょう。

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16区で見かけたものですが、どっしりとした造りで、二つの幹線道路に面した巨大な集合住宅です。多面形の造詣がユニークですね。

これは、太陽光線を効果的に入れるために考えられたのではないかと思います(違っていたらスミマセン)。

通常、この手の集合住宅にはベランダがケースが多いのですが、日本式の2階から7階までは、ベランダらしい構造物は見あたりません。

そして、何ともユニークなのは外側に張り出したオレンジ色の日よけ。この日よけですが、全ての部屋に接されていないのが不思議。

もしかしたら、最初は全て付いていたのかも知れませんが、お住まいになっている方の意向で取り外したのでしょうか。

そして、この日よけの裏側には、ビルトインタイプのベランダがあるのかもしれませんが、そこまでは確認できませんでした。

道路に面した側面にまわると、出窓の部分が一部、ベランダ状になっていることがわかります。しかし、階によっては窓が付いており、部屋になっているもよう。

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November 09, 2018

Weihnachtsbaumがウィーンにやって来た

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今年のウィーンは、例年よりも気温が高く、11月になっても冬のコートの出番がありません。もっとも、急に寒くなることがあるので、油断は禁物ですが‥

さて、日本だったら「平成最後のクリスマス」(元号と西洋の行事というすごい組み合わせ)ということで、色々と盛り上げるのでしょうが、こちらは、平常モード。

毎年、Wiener Rathausplatz(市庁舎前広場)には、オーストリア各地から巨大なWeihnachtsbaum(クリスマスツリー)。

今年はケルンテン州で伐採された28メートルのトウヒがやってきました。

ところで、実際に伐採されたツリーですが、そのまま市庁舎前に設置されるのではなく、設置後、お客さまに美しく見えるように剪定作業を行っています。

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当然、巨大なツリーなので、作業に当たっては写真のように重機なども駆使して行っています。

もっとも、作業そのものは職員が行っている訳ですが‥今回は、普段は見ることができない剪定作業の様子を、ウィーン市が公開している公式写真でご紹介しましょう。

ところで、この写真ですが、カメラマンのポジションが作業員に近いので、重機に乗って撮影したのでしょうね。

なお、従来、ウィーンに到着後、ここまで徹底した剪定作業が行われたことがなかったそうです。今回は、ウィーンに到着後、「ツリーの体裁が良くない」という声が上がったため、急きょ、本格的な剪定作業を行うことになりました。

剪定作業終了後は、今度はイルミネーションの設置。このブログでもお伝えしましたが、現在はLED照明が使われています。

そして、ウィーン最大のクリスマス市「Wiener Christkindlmarkt am Rathausplatz」は、11月16日(金曜日)から始まります。

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November 08, 2018

定年退職、長い間、ありがとうございました

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今日は「定年退職の話題」です。

Feriの友人には、すでに定年退職して、新しい人生を歩み出している仲間もいます。

定年退職という制度がない外資系金融機関に勤務していたFeriの友人は、自分で区切りをつけて退職しましたが、その際、外国人の同僚から送られてきたメッセージが“congratulations”だった言っていました。

日本の場合だと、「長年、お疲れさまでした」というメッセージになりそうですが、“congratulations”というのは、勤労観が関係しているのかも知れません。

なお、日本には、「欧米では、キリスト教の影響で、労働は“罰”なので、できるだけ働きたくないし、長い休みを取りたがる」という俗説がありますが、これは聖書の記述から逸れた「ある種の思い込み」で語られている話のようです。

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日本では「一億総活躍社会」というキャッチフレーズに代表されるように、「定年=リタイア」という図式は崩れてしまっているようですね。

さて、先日、Volksoperのオーケストラで長年、ヴァイオリニストとして活躍していたオーストリア人の「粋なおじさま」が10月末で定年を迎えて、引退しました。

40年以上、Volksoperのオーケストラでご活躍になっていた方なので、Volksoperでオペレッタが「最後の盛り上がり」を見せていた時期から奏者としてご活躍だったことになります。

もし、お時間が許せば、「オペレッタ全盛期のお話」をオフレコで伺ってみたいところです。きっと、色々なエピソードがあったことでしょう。

後任は、公募の結果、外国人女性ヴァイオリニストが就任したというお話です。別に全員がオーストリア人でなければダメという訳ではありませんが、外国人奏者の比率が増えてくると、ウィンナワルツ独特の「こぶし」が引き継がれるかどうか、ちょと心配な面もあります。

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November 07, 2018

Wiener Linienの防犯対策

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このブログでは、政治の問題は取り上げませんが、今、話題になっているのはオーストリアが、12月にモロッコのマラケシュで開催される「安全で秩序ある正規移住のためのグローバル・コンパクト採択政府間会議」で正式に採択される「移民協定」(Migrationspakt)に参加しないと表明しました。

これは国連加盟国が、18ヵ月以上にわたり協議してきたもので、国連加盟国中、190ヵ国が、これまで「移民協定」への加盟意思を表明していました。

しかし、オーストリアの離脱声明がきかっけになり、他国にも加盟保留の動きが出てきています。もちろん、オーストリア国内にも「移民協定」に参加しないことに対して批判的な意見もあるようです。

さて、今日は「Wiener Linienの防犯対策」のお話です。

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残念なことに最近、地下鉄などで治安が悪化してきています。そこで、Wiener Linienでは、独自にセキュリティチームを組織し、警察と連携して駅構内や車内の巡回を行っています。

現在、80名のスタッフが所属しているそうですが、2019年末までには120名に増員されることになっています。

日本の鉄道では、鉄道警察隊が存在しますが、通常は民間の警備会社に業務を委託しているケースが多く、鉄道会社が独自でセキュリティチームを組織しているという話は耳にした記憶がありません。

このあたり、考え方の違いなのでしょうかね。

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ところで、最近、セキュリティスタッフに導入された装備がボディカメラです。写真のようにスタッフが身につけるベストにカメラが取り付けられており、巡回中の様子を録画するというもの。人間版のドライブレコーダーですね。

すでに警察やÖBBのセキュリティスタッフも使用しているそうですが、Wiener Linienでは今夏、試験的に導入しました。

これは、犯罪の抑止に効果があるようで、年末までに全面的に導入されることが発表になりました。これから、Advent、Sylvesterと賑やかな季節を迎えると、車内や駅構内でのトラブルが増えることも予想されます。

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November 06, 2018

今年も運転 Manner-Weihnachtsstraßenbahn

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日本では、11月に入るとコンビニエンスストアなどでもクリスマスケーキやおせち料理の予約が本格化しますね。気が早いような気もしますが、師走が近づいているような気になります。

今年は「平成最後のクリスマス+年末」ですから、色々と盛り上げるのでしょう。

さて、気が早いですが、今年もマンナーの「クリスマス・トラム運転」の情報が入ってきましたので、お知らせしましょう。

毎年、Wienを代表する菓子メーカーMannerが保存されているMannerカラーの路面電車を使ってRingでクリスマス・トラムを運転しています。

Karlsplatz beim Otto-Wagner-Pavillonを出発して、Ringへ入り、反時計回りに一周して、Karlsplatzへ戻るルートです。

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最初の運転日は、Weihnachtsmarkt(クリスマス市)がオープンする11月16日(金曜日)。16時50分、17時40分、18時25分、19時10分に出発します。

そして、「サンタクロースの起源」と呼ばれる聖人Nikolo(Nikolaus)の命日に当たる12月6日(木曜日)にも運転されます。オーストリアでは、この日に子供たちにクリスマスプレゼントが配られます。

当日は、15時50分、16時40分、17時25分、18時10分、19時10分に出発します。

この他、Adventの週末にも運転されます。今年は12月1日・2日、8日・9日、15日・16日、22日・23日です。

Advent期間中は、14時10分、15時00分、15時50分、16時40分、17時30分、18時20分に発車します。

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November 05, 2018

ÖBBのダイヤ改正

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今日は「ÖBBのダイヤ改正」にまつわる話題をお届けしましょう。

2018年12月9日、ÖBBではダイヤ改正を実施します。今回は、昨年の「NightJet」の運行開始のような「目玉」はありませんが、その概要をご紹介しましょう。

ÖBBでは、2018年は2億5000万人以上の乗客が、同社が運行する列車を利用すると予想しています。

長距離列車関係
オーストリアでは毎日、約300本の長距離列車が運行されていますが、その半数以上が国際列車です。今回のダイヤ改正でも、国際列車の充実が図られます。

まず、ウィーン-ベルリン間で直通列車の運行が始まります。その内、1往復は昼行列車で、使用車両はドイツ鉄道のICE。Wienから、Linz、Nürunberg、Coburg、Erfurt、Halleを経由してBerlinへ向かいます。所要時間は7時間40分(ICE92列車:Wien10時15分発、Berlin17時58分着。ICE93列車:Berlin10時05分発、Wien17時45分着)。

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今までは、最低でも1回の乗り換えが必要でした。

もう1往復はNightJet(夜行列車)で、ダイヤはNJ490列車:Wien22時10分発、Berlin9時16分着。NJ491列車:Berlin18時40分発、Wien7時00分着。ただし、運行ルートは昼行と異なり、Ostrava、Wroclaw、Frankfurt(Oder)経由です。

なお、今までNJ490列車・NJ491列車はWien Hbf―Hamburg-Altona間(Nürunberg、Hannover Hbf経由)のNightJetでした。

時間帯から考えると、NightJetの方が便利そうな気がします。ただ、Feri個人としては、もう少し、遅い時間に出発して、早く到着すれば利用価値が高まると思うのですが‥

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次に、Zürich -Wien-Bratislava間の直通運転1日1往復、始まります。列車名は「Railjet Xpress(RJX)」。

ダイヤはRJX167列車がZürich14時40分発 、Bratislava21時51分着。RJX列車160列車Bratislava6時10分発、Zürich15時20分着です。 この両列車は、今までFlughafen Wien-Zürich間を結んでいたので、延長運転という形になります。

なお、新しい列車種別RJXは、この列車だけではなく、速達系のRailJetに命名されるようで、ÖBBによるとWien-Salzburg間を2時間22分で結ぶと発表されています。日本の「のぞみ」「はやぶさ」みたいなものでしょか。

国内の長距離列車ですが、東チロルとウィーンを結ぶ列車が新設されます。飛び地になっているBezirk Lienz(リエンツ行政管区)の中心都市Lienz-Wien間にRailJetが運行されることになりました。

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November 04, 2018

鉄瓶でお茶はいかが?

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多忙につき、短めの話題でご容赦ください。

今日は「グッズの話題」をお届けしましょう。

以前、ウィーン西駅にあるBahnhofCityにあるバラエティショップに立ち寄った時のことです。このお店は、チェーン店なのですが、季節によって、なかなか興味深い商品を販売しています。

その日、店頭に並んでいたのは、写真のような「鉄瓶」でした。日本でも、最近は店頭で見かけることが少なくなった鉄瓶ですが、まさかウィーンで見かけるとは思ってもみませんでした。

ところで、こちらでは推販には基本的にガスを使っているご家庭は少ないようです。これは、ガス爆発を心配する方が多く、電気コンロや電磁調理器を使っているご家庭が多いようです。

実際、Feriがお世話になったアパートも全て調理は電気で行っていました。電気代が失敗だったのですが‥

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November 03, 2018

365日営業中U3 Supermarket

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日本は「文化の日」でお休みですね。とは言っても、日本は祝日だからと言ってスーパーマーケットやコンビニエンスストアが休業することはなく、通常営業を行っていると思います。

と言う訳で、今日は「365日営業のスーパーマーケットの話題」をお届けしましょう。

最近では、こちらもスーパーマーケットの営業時間が徐々に長くなってきました。特に週末は夜間まで営業しているところが増えてきました。さすがに日本のように23時まで営業しているところは見かけませんが‥

しかし、さすがに日曜・祝日の営業については、特殊な例を除いて行っていません(特別に許可を得ると可能で、以前、地方で営業している例をご紹介したことがあります)。

ただ、従業員の確保も含めて、多くのスーパーマーケットで実施するのは、まだまだハードルが高いようです。

そんな中、ウィーンに365日営業をうたっているスーパーマーケットが存在します。一つはÖBB駅構内なので営業している「OKAYA Shop」は「旅行者向けのスーパーマーケット」という位置づけで、日曜・祝日も営業しています。U2のSchottentor駅構内にも店を構えていますね。

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もう一つが、以前も、このブログで取り上げたことがありますが、地下鉄Westbahnhof駅構内にある「U3 Supermarket」です。

こちらは、写真をご覧になるとわかるように365日営業(365 Tage)を全面的に打ち出しています。小さいスーパーマーケットで、日本のコンビニエンスストア程度の店舗面積です。

しかも、営業時間が、こちらとしては「驚異的に長い」のです。

-月曜日~目標日:6時00分~24時00分

-金曜日:6時00分~深夜1時00分

-土曜日:7時00分~深夜1時00分

-日曜日・祝日:7時00分~24時00分

日本のコンビニエンスストアでも時々見かける開閉店(24時間営業ではないお店)よりも営業時間が長いのには、驚き。

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November 02, 2018

またまた交通信号機

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10月で最もアクセスが多かった記事は、予想どおり「全日空のウィーン線開設」でした。何しろ日系航空会社としては、久しぶりのウィーン線、かつ羽田は着ですから、関心が高いのもわかります。

さて、今日は「交通信号機の話題」をお届けしましょう。

前回の記事を書いてから、街中を歩く際、交差点の交通信号を意識して見るようになりました。

もちろん、場所によって最適な設置方法が採用されている訳ですが、全般的に多いのは交差点の中央部に信号機本体を設置しているということです。

日本では、基本的に歩道にポールを立てて、そこに信号機を取り付けるため、道路を跨ぐゲート上のポールを使用しない限り、道路中央に信号機本体を設置することはできません。

それに対して、こちらではポールを使っている例もありますが、多いのは道路上にケーブルを渡して、そのケーブルに信号機をぶら下げるという構造です。

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冒頭の写真は、ご存じ国会議事堂の前。ちょうどOttakring方面へ向かう道路との交差点です。路面電車もRingから分岐するところですが、自動車用信号機は道路中央に設置されているのがわかると思います。

2枚目の写真は、Volksoper前、ギュルテルの交差点。やはり道路上にケーブルを渡して、その中央に自動車用信号機をぶら下げています。当たり前ですが、信号機へ電力を供給するケーブルは太くなっていますね。

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道路上に信号機を設置する場合、この方式が一番多いような気がしますが、先日、19区で写真のような信号機を見つけました。

ケーブルではなく、ポールに信号機を取り付けているのですが、水平方向のポールは、ほぼ道路の幅。しかも信号機が4基設置されているではありませんか。

さすがに、これだけスパンが長いと通常の方法では水平方向のポールを安定させることが難しいので、支柱からケーブルで水平方向のポールを支えていました。

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November 01, 2018

「日清焼そば カップ」を試食しました

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11月最初の話題は、今日は久しぶりに「ウィーンのキッチンから」をお届けしましょう。

遂に、その日がやって来ました。先日、スーパーマーケットSPARで見つけた「日清焼そば」試食レポートです。

最初に店頭で、カップ麺か、袋麺か、どちらを買うか迷ったのですが、第一段はカップ麺です。あえて日本で販売されている日清焼そばと比較するため、「CLASSIC」を選びました。

まず、内容量ですが、日本で販売されている「日清焼そばU.F.O.」の場合、麺は100gですが、本製品は90gと、若干、小振りです。

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そのためカロリーも控え目で219kcalとなっていました。プラスチック製の上蓋を取り外すと、まずアルミフォイルの中蓋が顔を見せます。食べる際には、この中蓋を開けてから、お湯を注ぐ訳です。

こちらの場合、カップ麺の食べ方に慣れていない方が多いためか、日本で販売されているカップ麺よりも、かなりていねいな説明が‥ もちろん図解入りです。


湯切りのシーンを皆さまにご覧頂きたかったのですが、一人では撮影不可能なので、断念。

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特にアルミの中蓋には湯切りの図解が大きく描かれています。そう“湯切りをするという習慣がない”こちらの方が食べる訳ですから、火傷防止が第一です。

中蓋を開けると、中からは半透明の小袋に入ったソースが出てきました。ただし、「青のり」などはなし。具材(かやく)は予め麺と一緒に入っているタイプです。

なお、麺にはソースは練り込まれていません。日本の「日清焼そば」と同じ仕様です。

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電気ポットでお湯を沸かして、カップ内に注ぎます。上蓋を載せて、待つこと3分。

日本人の知恵で、ソースはフタの上で温めましたが、これはマニュアルには掲載されていない「裏技」です。

湯切りのシーンを皆さまにご覧頂きたかったのですが、一人では撮影不可能なので、断念。上蓋の穴が小さかったため、当初は湯切りに時間がかかるのでは‥と思っていましたが、意外とスムーズに作業が進みました。

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