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November 17, 2018

ウィーンは「ヨーロッパのクリスマスの都」

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今週末からウィーンではクリスマス市が始まりましたが、今日は、「クリスマスシーズンにまつわるプロジェクトの話題」です。

かつて、Adventの時期、最も賑わったのは伝統的なクリスマス市を主要都市で開催していたドイツでした。

Feriも訪問したことがありますが、ニュルンベルクやドレスデンなどで開催されている、統制のとれた伝統的なクリスマス市は、魅力的です。

しかし、EUの東側諸国への拡大など、クリスマス市を狙ったテロ発生などにより、状況が変化しつつあります。

もともとウィーンにはイタリアからのお客さまが多かったのですが、最近では、Adventの時期、旧東欧圏からのお客さまが非常に増えています。何しろ陸続きで、近いですから‥

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そこで、ウィーン市と商工会議所は、Adventの時期、ウィーンを大々的にアピールして、多くの観光客に来てもらうというプロジェクトをスタートさせました。

要するに「クリスマスの魅力を高めて、沢山のお客さまに楽しんでいただくと同時に、地元では商売を盛り上げましょう」ということです。

先週、クリスマス市が開幕する一足先にKärntnerStraßeで電飾の点灯式がありましたが、参加したMichael Ludwig市長とWalter Ruck商工会議所会頭が記者会見で、クリスマスはウィーンの商業にとって最大のチャンスであると宣言しています。

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ウィーン市によるとAdventの時期、オーストリア国内では2017年12月に140万件の宿泊予約があったそうです。これは過去10年間で60%の増加です。観光産業にとっては、かき入れ時と言えるでしょうね。

また、ウィーン商工会議所の発表によると、2017年は、この時期、35000万Euroの売上があったそうです。当たり前ですが、売上が上がるということは、雇用の創出にもつながります。

やはりAdventの時期、ウィーンの魅力を高めるのはクリスマス市(Christkindlmärkte)です。

ヨーロッパ最大とうたわれる市庁舎前のクリスマス市は、昨年、370万人の来場者があったそうです。Feriが最初に出かけた頃は、正直、ドイツに比べると若干、見劣りしていました。良い意味で洗練されていませんでした。

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しかし、最近では物販や食品を販売する屋台に加えて、写真設営スポットや各種のアトラクションが設置され、楽しみ方が増えました。

そして、禁断の裏技「スケートリンクの前倒し営業」が、お客さまの心を捉えたようです。

かつて、市庁舎前のスケートリンクは、クリスマス後、お客さまが激減するための対策だったものを前倒しすることで、相乗効果を狙ったものですが、これがずばり当たったという訳です。

なお、このスケートリンクですが、幼稚園児や児童に関しては、レッスンの場合、10時から16時まで無料で使用できると発表されました。

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また、小さなお子さま連れのお客さまに対応するための施設も新設されることになりました。

この他、市庁舎内で、主に子供さんを対象に開催されるワークショップも、さらに充実されるようです。

クリスマス市を訪問した後は、市内でショッピングを楽しんでもらいたいというのが、当局の腹づもりのようです。

幸い、現在のところウィーンのクリスマス市では、テロなどの事件は発生していないので、その点も安心。今年も、様々な施策で「ウィーンのクリスマス」の魅力を高めていくことでしょう。

ただ、その分、お客さまが多くなって、人混みが苦手なFeriにとっては、複雑な心境ですが‥


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