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December 2018

December 31, 2018

2018年「今年のオペレッタ」を振り返って

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2018年も、1年間、当ブログにお付き合いいただき、ありがとうございました。2004年9月に当ブログを開設したので、今年で14年になります。まぁ、良く続けられたものです。

Feriにとって、2018年もオーストリア、日本で色々なことがありました。

さて、今日は当ブログ、恒例の「今年のオペレッタを振り返って」をお届けしましょう。

まず、2018年に観たオペレッタですが、諸般の事情で非常に少なくなってしまいました。

Volksoperでは「オペラ舞踏会」、「ガスペローネ」、「チャールダーシュの女王」、「こうもり」の4作品、そしてメルビッシュでは「伯爵令嬢マリッツア」です。

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とは言っても、「オペラ舞踏会」、「ガスペローネ」、「チャールダーシュの女王」の3作品は、しっかりPremiumに顔を出しました。Volksoperで上演されたオペレッタのPremiereについては「皆勤賞」です。

ゲネプロを含めると、2018年のオペレッタ鑑賞界数は9回と、ついに一桁になってしまいました。

ちなみに2015年は24回、2016年は27回でしたから、三分の一以下という惨憺たる結果。とても「オペレッタにはまっている男」というハンドルネームを名乗れない状況です(涙)。

詳しくは書けませんが、Feriの個人的な事情に加えて、万難を排して観たい…と思える演目が少ないというのもウィーンでのオペレッタ観賞が激減した要因でもあります。

また、2018年は、Badenに足を運ぶことはありませんでした。これは、たまたまFeriのスケジュールが上演スケジュールと合わなかったことが理由ですが、ちょっと残念な展開でしたね。

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その中で、最もガッカリしたのが2017/18シーズンの「オペラ舞踏会」(DER OPERENBALL)。時代設定を現代にしたため、正直、全く魅力が感じられない作品になってしまいました。

旧演出では、舞踏会当日、オペラ座の個室を舞台にしたドタバタが楽しかったのですが、当時の時代背景を踏まえた「粋な部分」がなくなってしまったのが残念。出演者の皆さんが、スマートフォンで連絡を取り合っているだけで、幻滅です。

ガスパローネ」Gasparone)に関しては、「オペラ舞踏会」ほどではありませんが、出演者の仕上がりが今ひとつで、オペレッタらしい躍動感あふれる舞台ではありませんでした。

Feriは、本作品に関しては前演出を観ていませんから、比較できませんでしたが、先日、「ZUM120.GEBYRTSTAG DER VOLKSOPER」の際、貴重なカラー映像で紹介されたAdolf Dallapozzaさんが出演の「ガスパローネ」。これを観たときに、作品の魅力を再認識しました。

明るい舞台と素晴らしい歌とダンス。これぞオペレッタという仕上がり。演出もさることながら、やはり出演者のレベルが違うという見本でしょうか。

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December 30, 2018

緊急帰国命令 甥の結婚式に参列せよ!

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今日は「個人的な話題」です。

11月上旬、Feriの兄から「12月に長男が結婚式を挙げることになったので、出席して欲しい」という連絡が入りました。

通常、この時期はウィーンに居ることが多いのですが、甥の結婚式では出席しない訳にはいきません。

さっそくスケジュール調整を行って、いざ、日本へ‥Adventの時期にウィーンを離れるのは、正直、後ろ髪を引かれる思いでした‥

おめでたい行事での日本行きなので、フランクフルトから成田までは、PYを奮発(空港での当日、有償アップグレード)。

ところで、Feriと兄は色々な事情があって12歳ほど歳が離れています。兄の結婚は比較的早く、二人の子供を授かりました(長男、長女)。Feriは、長男、長女を子供の頃から良く知っています。

長男は、兄と同じ教員の道に進みましたが、40歳を過ぎても結婚の話はでず、両親(兄夫婦)も、このまま独身を貫くのではないか…と思っていたそうです。

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ところが、1年ほど前、ひとり暮らしをしていた甥が実家へ戻ってきた時、突然、結婚を前提に付き合っている女性がいると告白されて、兄夫婦もびっくりしたとか‥ちなみにお相手は20代後半です。

しかも、最初に出会ってから、10年近い歳月を経ての再開と結婚。何やら、色々な物語がありそうですが、まずはおめでたい話です。最近、このように「歳の離れたカップル」の結婚も多いそうですね。

式は東京駅に近い、とあるビルディングの中にある結婚式専門の会場。ちなみにFeriは、日本で結婚式に出席したのは、15年ほど前、当時、勤務していた会社の同僚の式が最後。

この15年間で様変わりして、びっくり仰天しました。

そもそも、ホテルでもない、このような都心の一等地にあるビルディングに結婚式場があるというのは驚きでした。しかもファーストフロアは通常のオフィスビルディング。テナントも式場が占有している階以外はオフィスという、Feriには信じられない作り。

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何でも、最近は、ニューヨークスタイルと呼ばれるこの手の式場が人気だとか。

以前、仕事で結婚式場関係者とご一緒したことがあるのですが、日本では某社の結婚情報誌が定期的に「式のブーム」を創るため、それに合わせた設備を導入しないと、利用者が激減してしまうそうです。

ところが、やっと費用をかけて作った施設も減価償却前に新しいブームが起こることが多く、式場関係者は頭が痛いと嘆いていたことを思い出しました。

Feriは、当然、親族なので、式前の親族紹介から参列しましたが、ここで、なぜ、Feriが呼ばれたのかがわかりました。

というのは、新婦側の親族は親戚が多く、約30名。それに対して、新郎側の親族はFeriも含めて、わずか8名。バランスをとるためにも弟のFeriは必須だった訳です。

親族紹介の際、隣の披露宴会場では、前の組が盛り上がっている様子が聞こえてきました。

式は同じ階にある結婚式専用チャペル(という表現で良いのでしょうかね)。

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日本の結婚式場にあるチャペルは、敷地内に独立した礼拝堂を持つケースもありますが、このように建物内に一角につくるケースも多いですね。

ビルディング内ながら天井が高くて、シンプルな作り。ステンドグラスや凝った祭壇はありませんでした。

向かって右側には電子オルガンがあり、参列者が入場し、待機中はクリスマス関連の音楽(賛美歌を含む)を演奏していました。Adventの時期らしい演出。

そして、聖歌隊(といっても2名編成恐らく音大のご出身かと‥)のリーダーが、何故か式中の諸注意事項をアナウンス。皆さま、マルチタクスで大変です。

その後、外国人牧師の入場。ご存じのように、この手の結婚式では、教義が厳しいカトリックでは神父を派遣しませんから、「神父」の名称は不可。そこで、牧師となる訳です。

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December 29, 2018

壮大なSilvester、楽しみ方は色々‥

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クリスマスも終わり、ウィーン旧市街では休日返上で、Silvesterに向けての準備が「山場」を迎えています。

何しろ5日間という短い期間で、Advent用の設備を撤去し、Silvester用の仮設ステージや屋台、装飾を設置する訳ですから、大忙しです。

ご存じのように宗教的な色彩がないSilvesterは、旧市街は完全なパーティー会場と化します。最近は、日本でもカウントダウンを行う場所が増えてきて、警察も警備を強化しているようですが、本場ウィーンほど大規模な行事は少ないと思います。

ウィーン市も、観光客の集客につながる行事なだけに、最近、とくに気合いが入っているような気がします。

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近年、Silvesterには旧市街に60万人以上が集まると言われています。各ステージでは、クラシックからポップミュージックまで、様々な演奏やパフォーマンスが披露されますが、同時にお客さまも聴いているだけでなく、ステージ周辺でワルツを踊ったりします。

踊る相手が初対面の方の場合も多いようです。このあたり、「文化の違い」ですね。

最近ではHerbert von Karajan-Platzで「Die Fledermaus」のライブ放送も行われるようになったのは、皆さまもご存じのとおり。

日本では危険防止のため、瓶入りのアルコール飲料販売を自粛する動きが出ていますが、こちらではお祝い事に欠かせないセクトは瓶入りなので、それは無理‥

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December 28, 2018

ウィーンでも好評発売中 EOS-Rシステム

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今日は「カメラの話題」をお届けしましょう。

デジタル一眼レフカメラに関しては、ヨーロッパでも主流は、もはや日本製です。

Canon、Nikonという二大メーカーに加えて、αを引き継いだSONYやPanasonicなどのカメラが店頭に並んでいます。

最近ではミラーレス一眼レフの登場によって、市場の動向も変わりつつあるようです。

従来のデジタル一眼レフカメラは、基本的に銀塩カメラの延長だったので、フィルムを使う一眼レフカメラを開発・製造していたメーカーが圧倒的に有利でした。

しかし、ミラーレスになると、メカニカルシャッターを含む機械部分の構造が大きく変わるため、電子機器メーカーでもカメラ専業メーカーに太刀打ちできると言われています。

ただ、一眼レフカメラの場合、何と言っても交換レンズの品質とラインナップがユーザーにとっては大きな関心事。

そういう意味では、築き上げた資産を継承できるカメラ専業メーカーが有利という見方もありました。

とは言ってもミラーレスになると、本来は新しいレンズシステムを開発した方が、システム全体としては最適化を図ることができます。

その点、豊富な過去の資産を持っているカメラ専業メーカーは、逆に本格的なレンズ構造(主にカメラと接続するマウント部分)の変更に着手するのは大変だという話を耳にしたことがあります。

これは、かつてフィルムを使う一眼レフカメラでも、電子化の進展によって、マウントの変更を余儀なくされた例がありました。

かつて某出版社に勤務していたFeriは、CanonがFDマウントからEOSシリーズの登場により、EFマウントに変わった場面に直面しました。その結果、ボディを変えると社有のレンズがほとんど使えなくなるという事態に‥

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December 27, 2018

Amazonは行く

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今日は「皆さまもご利用になっているかもしれないAmazon.comの話題」をお届けしましょう。

Feriも、日本では結構、Amazon.comを利用しています。何しろ色々な商品がラインナップされている上に、お値段も手頃なケースが多く、早ければオーダーした翌日には到着するという便利さに負けてしまいました。

また、最近では、コンビニエンスストア受取指定も可能になったため、日本滞在中は外出が多いFeriの場合もチャンスロスがありません。まぁ、便利な世の中になったものです。

最も、その影にはブラックと揶揄される流通倉庫での厳しい業務があるという話を耳にしたことがあります。

首都圏では、Amazon.comの流通倉庫が数箇所あるようですが、いずれも体育館よりも巨大な倉庫で、派遣社員さんやアルバイト社員さんがハンディーターミナルに送信される情報を元に、商品をピックするそうです。

当然、1人当たりの生産性が明確にわかるため、生産性の低い従業員は社員から注意されるとか。実は、Feriの友人が一時期、Amazon.comの流通倉庫で働いていたことがあり、実体験を聞いたことで、その業務内容がわかりました。

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December 26, 2018

謎のE-Scooterが増殖中

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オーストリアでは12月26日も祝日(Stefanitag)なので、お休みです。そのため、このまま年末休暇に入ってしまう人も多いようです。

さて、今日は「レンタルの乗り物にまつわる話題」です。

昨年の今頃、ウィーンで話題になったのは「マナー違反が目立つシェアバイク」でした(悲惨な実態は2017年12月22日の記事をご覧ください)。


最終的に、乗り捨てによる「公害」が酷かったため、社会的に強いバッシングを受けて、乗り捨て方式のシェアバイクは、ウィーンから、ほとんど撤退してしまいました。

そして代わって登場したのが、シェア電動スクーターです。しかし、商才のある頭のいい人はいるものですね。

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実は、Feriは、最初、E-Scooter(電動スクーター)を街角で見かけた時、何かのイベント用(ゼグウェイを使った観光ツアーなど)か、個人が所有するものだと思っていました。

しかし、その後、街中の至る所で電動スクーターが置かれている(専用のスタンドに置いてある訳ではないので、事実上の放置)のを見て、どうやら、シェアバイクに代わる新しい乗り物が出てきたことに気づきました。

最初にサービスを開始したのは、アメリカに本社を置くLime社。同社は2017年、シリコンバレーで誕生したベンチャー企業で、ヨーロッパではチューリヒ、マドリードに続いて3番目の導入となりました。

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使い方はスマートフォンに専用アプリをダウンロードし、このアプリで最寄りの電動スクーターを見つけて利用します。

利用料金は、基本料金が1Euro、毎分15Centとなっており、登録したクレジットカードで支払うシステムです。

電動スクーターはゼグウェイが製造しているようで、最高速度は24km/hです。ただ、10km/h以上になった場合、制動距離を考慮した運転が求められます。また、航続距離は50kmと紹介されています。

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December 25, 2018

「ORF-Friedenslicht」は列車で各地へ運ばれました

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皆さまは、どのようなクリスマスをお迎えになりましたでしょうか。本来のクリスマス市は、24日の夕方、早い時間に幕を閉じ、市内は静かになります。

もっとも観光客の皆さまが多いウィーンの場合、旧市街では営業している飲食店も増えてきました。ただ、こちらの方はクリスマス休暇に入っているので、働いているのはキリスト教徒ではない方が多いようです。

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さて、こちらでは、クリスマスになるとORFが「LICHT INS DUNKEL」という慈善活動を行います。クリスマスに合わせて恵まれない人などに義援金を送るための寄付を募る活動が中心です。

こちらは、寄付をする方が多いので、毎年、かなりの金額が集まります。

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さて、この活動に関連して行われているのが「ORF-Friedenslicht」(平和の光)というプロジェクトです。今年で32回目となるそうです。

「ORF-Friedenslicht」は、毎年、ベツレヘムにある降誕教会(聖誕教会)の下にある洞窟(イエス・キリストが降誕したと伝承される洞穴)で、オーバーエスターライヒ州出身の子供さんが火を灯します。

洞窟で採火された明かり(平和の光)は、オーストリア航空でリンツへ送られます。オーストリアに到着した「ORF-Friedenslicht」は、ÖBBの列車でリンツから各地へ。

そして、Heiligen Abend(12月24日)には、ÖBBの駅で8時から一般の皆さんも火を分けてもらうことができます。特別番組を放送中のORFスタジオにも「ORF-Friedenslicht」は灯されます。

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December 24, 2018

“Stille Nacht”誕生200年

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先週、VolksoperのDirector Robert Meyerさんから、クリスマスカードが届きました(Feriも送ったので、その返礼ですが‥)。

今年は、何と「Die Csárdásfürstin」の第2幕、リッペルト侯爵邸のサロンがクリスマス仕様になっているスペシャルバージョン。

シーンはオイゲンがシルヴァの素性をバラして、皆が苦笑いする場面のようです。このカードのデザインは、Feri好み。良い感じですね。

さて、今晩は「Heiligen Abend」ですが、それにふさわしい話題をお届けしましょう。

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今年は日本でも有名な賛美歌“Stille Nacht”(きよしこの夜)が生まれて200年になります。

“Stille Nacht”は、ご存じのようにオーストリアで生まれ、世界各国(300ヵ国と言われています)でうたわれている名曲。

ザルツブルクでは、4年前から200年祭に向けて委員会を設立し、入念な準備が進められていました。実際、11月から「誕生の地」であるOberndorfでは、各種行事が盛大に行われているそうです。

まぁ、本来は「現地取材」の上、記事をお届けするのが筋ですが、その点はご了承ください。

なお、Feriは1991年12月24日にOberndorfを訪れたことがあります。当時から、バスを連ねた観光客の皆さまで大賑わいでした。今年は、さぞやすごいことになっていることでしょう。

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“Stille Nacht”が最初に演奏された場所として有名なのがザルツブルク近郊、ドイツに国境を接しているオーベルンドルフ(Oberndorf bei Salzburg)。“Stille Nacht”は、この街にある聖ニコラウス教会で、1818年に初演されました。

ご存じの方も多いと思いますが、「きよしこの夜」には、有名な逸話があります。

クリスマス・イブの前日、教会にあるオルガンが音が出なくなり、クリスマスに歌う賛美歌の伴奏ができなくなりました(オルガンから音が出なくなった理由は諸説あるそうです)。

神父のヨゼフ(Joseph Mohr、1972年~1848年)は、自分で書いた“Stille Nacht”の詩を、オルガニストのグルーバー(Franz Xaver Gruber、1787年~1863年)に渡し、ギターで伴奏できる讃美歌を作曲してくれるように依頼しました。

なお、このブログでも2013年12月1日の記事でご紹介しましたが、ヨゼフ神父はザルツブルク州LungauにあるMariapfarrという街のPersönlichkeiten(巡礼教会)赴任中の1816年に“Stille Nacht”を作詩しました。

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この事実が判明したことから、現在、Mariapfarrは「きよしこの夜のふるさと」として、教会に隣接した広場は「Joseph Mohr Platz」と銘々され、ヨゼフの胸像が乗った噴水が立てられています。また、小さな記念館も作られています。

現在では、「世界300以上の言語で歌われているクリスマスソング」ですが、Feriは、やはり賛美歌だと思います。

宗教色のないクリスマスソングはアメリカが発祥の地で、ヨーロッパにも沢山、入ってきています。しかし、これらはキリスト教の教会で歌われることはありません。

オーストリアの教会では12月24日の深夜(Heiliger Nacht)に行われるクリスマス・ミサでは、必ずギターの伴奏で“Stille Nacht”が歌われます。この「ギター伴奏」というのがポイントなのです。

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December 23, 2018

臨時更新 Wiener Hauptbahnhofで断線事故

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クリスマス休暇で賑わう混雑する公共交通期間ですが、12月20日、Wiener Hauptbahnhof構内でEurocityの脱線事故が発生しました。

幸い、駅を出発して、列車の速度が上がっていなかったため、転覆には至らず、他の列車との衝突もありませんでした。そのため、負傷者も発生なかったようです。

ただ、列車動けなくなったため、乗客は係員の誘導で、徒歩でHauptbahnhofまで戻りました。

事故を起こしたのはEC159列車(Wien Hbf発、Zagreb行き)で、機関車と次位の客車が脱線しました。

脱線事故により、本線の一部が不通になったため、ダイヤが乱れた他、ICEやRailJetの一部がWestBahnhof発着になりました。また、Meidling止まりとなった列車もあったようです。

なお、S Bahnについては別路線を使用しているため、脱線事故の影響はありませんでした。

脱線したEC159列車は、通常、1116型電気機関車が牽引しますが、ニュース報道を見ると、当日は1144型が牽引していたようです。しかも、数少ない特殊塗装(チェス盤塗装)の117号機でした。

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建物が完成しました

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日本は、12月23日は「平成最後の天皇誕生日」。皇居がある東京のお天気ですが、曇り模様とか。ただ、一般参賀に多くの皆さまが訪れることでしょう。

これから、来年の4月末までは、色々な行事に「平成最後の」という枕詞が付くことでしょう。もちろん、日本では、クリスマスや大晦日も「平成最後」ですね。

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さて、今日はクリスマスに関係がない話題。Feriお得意の定点観測シリーズです。S45のOttakring駅向かいで行われた再開発ですが、Adventに訪問した際、チェックしたところ、建物は、ほぼ完成していました。

なお、10月4日の記事では、前の建物を解体した直後の写真を掲載していますので、ご興味のある方はご覧ください(笑)。

すでに足場も撤去されており、建物の全体像をチェックすることができました。

やはり今の建物なので、古くからある両側の建物に比べると、凝った装飾がないため、違和感はありますね。まぁ、完全な新築ですから窓周りの装飾などは無理ですよね。

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興味深いのは、両側の建物よりもワンフロアの高さが低いことです。そのため、同じ高さでも5階建てになっています。効率を考えると、これは当然の帰結かと思います。

現在、ウィーンはアパートの需要が旺盛なので、恐らく2階以上は集合住宅でしょう。また、屋上にはペントハウスがあるようです。S45のOttakring駅前、30秒という好立地(U3の駅からでも1分程度)なので、賃貸の場合、結構、お高いような気がします。

気になっていたのは、日本式の1階がどうなるか‥という点です。まだ、工事中でしたら、HOFERのロゴが見えました。どうやらスーパーマーケットチェーンのHOFERが入ることが決まったようですね。付近にはBILLAなどもありますから、競争が激しくなりそうです。

HOFERは低価格をウリにしているスーパーマーケットチェーンなので、付近にお住まいの方にとっては新しい選択肢ができることになります。ただ、建物が比較的小さいので、中型店ですね。

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December 22, 2018

TirolにもICEがやってきました

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日本では、今日から、本年最後の3連休という方もいらっしゃると思います。中には、そのまま10連休という方もいるとか‥

こちらでは、本格的なクリスマス休暇のスタートです。Feriが馴染みのホイリゲも、12月19日をもって本年の営業は終了。営業再開は年明けです。

オーナーご夫婦は、どこかにお出かけでしょうかね。クリスマス休暇に入る前に訪問した際、例によってGRÜNER VELTLINERのプレゼントを頂きました。

さて、今日は「鉄道の話題」をお届けしましょう。ご存じのようにオーストリアには他国から色々な列車が乗り入れてきます。

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とくにドイツ(ドイツ鉄道、DB)からは特急列車ICEが乗り入れているのは、皆さまもご存じのとおり。今回のダイヤ改正では、Wien-Berlin間という長距離路線も設定されました。

ただ、従来はニュルンベルク方面からパッサウ、リンツを経由して、ウィーンへ向かうルートに限定されていました。

今回、ハンブルクからハノーバー経由でゼーフェルトへ、またドルトムントからケルン、フランクフルトを経由してインスブルックへ乗り入れを開始しました。

この列車はチロルでウィンタースポーツを楽しむお客さまを対象とした列車なので、運転日は週末に限定されています。ダイヤは、以下のとおりです。

金曜日運行
ICE1221列車 Dortmund Hbf:6時35分発、Seefeld in Tirol: 16時27分着

土曜日運行
ICE1297列車 Hamburg Hbf:8時28分発、Seefeld in Tirol:17時28分着、Innsbruck Hbf:18時22分着
ICE2194列車 Innsbruck Hbf:10時23分発、Seefeld in Tirol:11時06分発、Hamburg Hbf:20時28分着
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日曜日運行
ICE1222列車 Innsbruck Hbf:12時54分発、Seefeld in Tirol:13時33分発、Dortmund Hbf:23時20分着

使用されている車両は通常、オーストリアに乗り入れている車体傾斜装置搭載のICE T(最高速度230km/h)です。

当たり前ですが、長期休暇が当たり前の国なので、金曜日にオーストリアへ来て、日曜日にドイツへ戻るというような弾丸旅行の方はいないと思います。最低でも1週間は滞在していることでしょう。

この他、ICEではありませんが、ミュンヘン方面からインスブルック方面への列車も増発されているようです。

アウトバーンが発達しているため、レジャーのお客さまは自家用車を使う傾向がありますが、冬期の場合、気象条件などによる渋滞という問題もあります。“鉄道を使えば、ストレスフリーの旅を楽しめます”というのがセールスポイント。

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December 21, 2018

Weihnachts Markt am Hofにて

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Adventも後半に入りました。今年は23日が日曜日なので、4週目は実質的にありません。そのため、クリスマス前のお買い物は実質的に今週が最後になりそうです。

先日、所要があって旧市街へ出かけた帰り、Radio Wienが主催しているWeihnachts Markt am Hofに立ち寄って見ました。

以前は、この近くのホテルを定宿としていたので、定番のWeihnachts Marktだったのですが、最近は混雑が激しいこともあり、ちょっと敬遠。

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Am Hofは、もともと蚤の市が開かれる広場なので、以前は、骨董品などちょっと変わった品物を販売する屋台が多かったのですが、最近は多少控え目になっています。これもコモディティ化なのでしょうかね。

また、ホテルがオープンしてから、広場の中央にタワーを立てて、円錐状に電飾を施すスタイルに変わりました。

さて、入り口にある案内看板には、Feriお得意の「ピクトグラム」が描かれていました。

「自転車禁止」、「キックボード禁止」、「犬はリートにつなぐこと」という3つのお約束を守って、楽しく過ごしてください‥となっていました。

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ホテル側入り口横には、Postの立派なブースが設置されていました。以前はAltwiener Christkindlmarkt(Freyung)にバスタイプの臨時販売車が来ていることが多かったのですが、最近は様変わりしたようです。
他の屋台が木製の統一されたデザインであるのに対し、唯一、ガラス張りの近代的な仮設ブース。異彩を放っています。

もう一つ、気になったのがトイレの有料化。最近では、仮設トイレも有料化の動きがあるようで、Am Hofも例外ではないようです。

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December 20, 2018

リゾート地へGo!

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今日は「団体旅行の話題」です。

日本では、貸し切りバスを利用した募集型の団体旅行が人気を集めていると思います。特に最近では、値段の安いツアーが多く、気軽に利用できるようですね。

Feriは基本的に、団体旅行は好きではないので、利用したことはありませんが‥

こちらでも、旅行会社のパンフレットなどを見ると、陸続きの特徴を生かして、他国までバスで向かう団体旅行が結構、設定されています。

今年、ウィーン郊外に住むFeriの友人ご夫婦が、パリ行きの団体旅行に参加しましたが、なかなか面白かったという話をしてくれました。

フランスまでは、ドイツ語圏なので基本的に自由行動が多いようで、フランスに入るとガイドさんが案内をしてまわる形に変わったそうです。

さて、先日、U3のOttakring駅前を通りかかったところ、広場に沢山の人が集まっていました。そして、道路にはウィーンナンバーの大型ダブルデッカーバスが‥

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どうもクリスマス休暇を利用した団体旅行が出発するところだったようです。

Feriは先を急いでいたので、出発まで見送ることはできませんでしたが、バスの後部にはトレーラーが着いていたので、スキーリゾートへ向かうのでしょう。

この近くには学校もあるので、もしかしたら学生さんのツアーかもしれません。

ご存じのように、こちらでは観光バスがトレーラーを牽引している場面を、よく見かけます。トレーラーにはスキー用具などの荷物を搭載しています。

日本では、バスのトランクに入れるのが一般的ですが、写真のダブルデッカーは床下のトランクが事実上、ありませんから、トレーラーを使わざるを得ないのでしょう。

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December 19, 2018

2019年のSeefestspielen MörbischにHarald Serafinさんが登場

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今日はオペレッタをこよなく愛する歌役者「Harald Serafinさんの話題」をお届けしましょう。

ご多分に漏れず、Seefestspielen MörbischもHarald SerafinさんがIntendantを降板してから、各種のプロモーションも含めて、何となく精彩を欠いている気がします。

2019年の演目はレハール作曲の「DAS LAND DES LÄCHELNS」(微笑みの国)ですが、制作陣は発表されているものの、キャストについては、現時点では詳細は不明です。

そんな中、先日、Kurier紙に興味深い記事が掲載されました。題して「"Mr. Wunderbar": Harald Serafin kehrt nach Mörbisch zurück」。

記事によると来年のSeefestspielen MörbischにHarald Serafinさんが起用されることが決まったようです。役はObereunuchです。この役はBuffoなのでSerafinさんには適任でしょう。

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今回、現在のIntendantであるPeter Edelmannさんが、Serafinさんの抜擢を決めたようです。起死回生の一手‥という訳でしょうか。

ご本人も舞台に立つことは大乗り気で、Kurier紙のインタビューに“Weil das das Leben eines Künstlers ist. Soll ich Tomaten pflanzen?”と答えています。根っからの歌役者さんなのですね。

SerafinさんがSeefestspielen Mörbischに登場したのは1985年の「Weißen Rössl」で、その後、1992年から20年間にわたってIntendant(芸術監督)を務めてきました。

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December 18, 2018

銀行で現金の引き下ろし

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今日は「銀行の手続きにまつわる話題」をお届けしましょう。

日本と同様、こちらでも銀行は合理化に力を入れており、係員が対応してくれる有人支店は随分、減ってきました。

また、係員が常駐していても、各種の案内や手続きのみで、現金をカウンターで扱わない支店も生まれています。これは防犯対策という一面もあるようです。

自分の口座への入金、引き出し、振り込み、両替、口座記録の確認などは、銀行備え付けの機械で行うのが一般的になってきました。

機械が設置してあるロビーは、休日、夜間でも利用できるので、通常の生活では不便を感じることは少ないと思います。

さて、先日、仕事の支払いで、客先から“現金で支払って欲しい”という要望がありました。振り込みでしたら、インターネットバンキングや銀行の機械で簡単に対応できるのですが、まとまった金額の現金となると、結構、手間がかかります。

というのはATMでは、1日当たりの引き出し金額の上限が設定されているため、指定の金額を用意する場合、数日かかってしまいます。

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そうなると有人支店の窓口へ出向いて、口座から現金を引き出す方法が最も手間がかかりません。

しかし、有人支店が激減している上に、現金を取り扱うカウンターが一箇所というところが多く、手続きに、ある程度の時間を覚悟する必要がありますが‥

日本の場合、窓口へ行く前に書類に記入の上、届け印を捺印しますが、こちらでは、そういった手続きは不要。また、受付順を示した番号札もありません。

カウンター前の列に並んで、順番を待ちます。至ってシンプル。自分の番になったら、キャッシュカードを係員に渡して、この口座から現金を引き出して欲しい旨を伝えると、直ちに手続きに入ってくれます。

日本の場合、まとまった金額の場合、予めカウンター後方で、別の行員さんが準備をしてからお客さまに手渡すのが一般的だと思います。その当たりが、違いますね。

日本の届け印の代わりは自筆サインですが、最近では電子パッドの上に電子ペンでサインを行うようになっています。

今回は、市中では嫌われモノの100Euro紙幣を希望したこと、比較的まとまった金額だったため、係員が操作している機械内の現金が不足してしまったようで、責任者に連絡して、現金(100Euro紙幣)を補充していました。

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December 17, 2018

深刻なVolksoperの集客状況を憂う

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今日はFeriのホームグラウンド「Volksoperの話題」をお届けしましょう。

実は、現在、Volksoperは深刻な集客力不足で悩んでいます。写真の座席表は2018年12月19日に上演予定のオペレッタ「Der Opernball」のものです。

一見すると、Galerieが完売しているので、大盛況のように見えますが、実は、このフロアは閉鎖しており、チケットは販売されていません。つまり、意図的にBalkon、Parkettなどにお客さまを誘導している訳です。

Galerieを閉鎖している理由は、ズバリ「お客さまが集まらないから」。以前も、一部のバレエ作品などでは、このようなケースはあったようですが、Adventで観光客が沢山来ているかき入れ時に、オペレッタ作品で、Galerieを閉鎖せざるを得ないというところに、現在のVolksoperが深刻な状況に置かれていることが現れています。

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実際、先日、ご紹介した「Die Csárdásfürstin」は、さすがにGalerieの閉鎖はありませんでしたが、週末にもかかわらず、Parkett後方や、Balkon、Galerieには空席が目立ちました。

ミュージカルについては、ある程度、席が埋まっているようですが、「特に悲惨なのがオペレッタ」というのが、Feriにとっても悲しい出来事です。

ちなみに、現在、Volksoperの演目で、ほぼ満席となるのはÖffentliche Generalprobe(有料公開ゲネプロ)の時。一律15Euroですから、当然かな。

先日、ORFでBadenのDirektorを招いて「ウィンナオペレッタの現状」を語る番組が放送されました。残念ながらFeriは所要があって外出していたため、視聴することはできませんでしたが、「Volksoperのオペレッタはコマのようだ」というのがキーワードだったそうです。

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ここから先は、ひとりのファンとしての意見ですから、異論をお持ちの方がいらっしゃるかもしれません。その点は、ご了承ください。

まず、12月という繁忙期に、このような状況になってしまった最大の要因は、Feriは、プログラム構成の問題だと考えています。

つまり、観光客の皆さま(一見さん)が、“Volksoperも楽しそうな演目がかかっているから観てみようか”と思えるような演目がラインナップされていないと思います。

前回のVolksoper日本公演では、珍しくオペレッタが3作品上演されました。

ただ、演目は「こうもり」、「メリーウィドウ」、「チャールダーシュの女王」だったので、「定番作品ではなく、もっと他の演目を観たい」というご意見をお持ちのオペレッタファンもいらっしゃったかもしれません。

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December 16, 2018

CAT運行開始15周年

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今日は「City Airport Train(CAT)の話題」をお届けしましょう。

Flughafen Wien-とWien-Mitteを16分で結ぶ空港連絡列車CATは、12月14日に運行開始15周年を迎えました。

2003年以来、1600万人を越えるお客さまがCATを利用し、1330万Euroの売上を記録しています。利用者は年々増えているようで、直近では2017年が最も利用者が多かったようです。

私用されている車両はÖBBの近郊型ダブルデッカー客車(3両編成)を改造したものです。

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プッシュプル運転に対応しており、FlughafenWien寄りの先頭車には運転室があります。また、この車両には預け入れ荷物を搭載するスペースが設置されています。そのため、客席は2階だけ(座席定員39名)。

中間車2両は上下に客室があります(座席定員68名)。改造車なのでトイレも付いているのですが、閉鎖されており、使用できません。最高速度は140km/hです。

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一方、機関車はWine-Mitte寄りに連結されています。運行開始当初は、専用塗装の1014型3両(005号機、007号機、010号機)が使用されていました。

1014型は東欧圏の国に直接乗り入れることを目的に開発された複電源の高性能機関車で、18両が製造されました。

2009年に1014型が引退したため、その後は専用塗装の1016型が使用されるようになりました。ただ、専用塗装機が検査などの際には、一般型が使用されることもあります。

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December 15, 2018

Weihnachtskekse

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今日は「クリスマスにまつわるお菓子の話題」をお届けしましょう。

この時期、日本では、いわゆる「クリスマスケーキ」の予約が積極的に受け付けていると思います。

洋菓子専門店はもちろん、スーパーマーケットやコンビニエンスストアでも、立派なパンフレットを作成して、予約獲得に懸命ですね。

Feriが、子供の頃は、クリスマスケーキと言えば「苺の載ったショートケーキ」などシンプルなものが多かったですが、最近は和風テイストのものをはじめ、様々なケーキがラインナップされているようです。

実際には、おせち料理の予約も同時並行で行っていることを考えると、クリスマスはどうでも良い訳で、商売につながるならば何でもOKというのが経営側の本音でしょう。

ご存じのように、こちらではクリスマスは宗教行事という性格が強いので、色々な行事や関連する食品も、日本よりは伝統的なものが多いようです。最も、これはFeriの主観ですが‥

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先日、大手ベッカライチェーンANKERの店頭で、写真のようなディスプレイを見つけました。写真をご覧になるとおわかりのように、クリスマス用のお菓子を並べたものです。

中央はChriststollen。このブログでも何回かお伝えしている「伝統的なお菓子の代表」でしょうか。

以前、日本オーストリア食文化協会会員の専門家からうかがったお話によると、Stollen(シュトレン)はドレスデンで誕生したお菓子で、1329年の文献に、その名が記されています。

もともと新年や収穫祭、皇帝の即位式などの祝事の際に作られていたようです。その後、徐々にクリスマス菓子として定着していきます。その由来が興味深いところ。

名前の由来には、以下のような諸説があります。
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-イエス=キリストのおくるみの姿やゆりかごの形

-東方三博士がキリストを訪ねたときの杖

-神父がかける袈裟(シュートル)

-坑道(シュトレン)ドレスデン南方エルツ山地はヨーロッパ有数の鉱山

-表面の粉砂糖を「キリスト生誕の日の雪」に見立てた

なお、日持ちすることが求められたため、「Dauerbrot(ダウワーブロート)」、つまり時間の経過をともなっておいしくなるパンとも呼ばれています。

発祥の地・ドレスデンのシュトレンには、「Dresdner Stollen(ドレスドナー・シュトレン)」という特別な名前が与えられ、それ以外の「Christstollen(クリストシュトレン)」とは一線を画しているとか。

ちなみに右の写真はドレスデンのクリスマス市で、以前、撮影したものです。正に「本家」。

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December 14, 2018

オーストリア航空が近距離線用機材を増強

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今日はAdvent関連の話題からちょっと離れて「オーストリア航空の話題」をお届けしましょう。

先日、同社は2019年夏スケジュールを前に、ウィーンを拠点とする機材の増強を発表しました。

これは、ヨーロッパ域内のネットワーク強化を目的としたもので、機種はターボプロップ双発のBOMBARDIER DHC-8-Q400(定員76名)で、4機が追加されます。

ただ、例によって親会社の意向なのか、ルフトハンザ・グループのスイスインターナショナルエアラインズ(SWISS)向けに運航している機材を移籍させるというものです。

ただし、スイスインターナショナルエアラインズおよびエーデルワイス航空は、DHC-8-Q400を運用していません。オーストリア航空がスイス向けに運航している便の機材を振り替えるのでしょう。

そのため、実質的には機数は増えないと思われます。ちなみに、現在、オーストリア航空が所有するDCH-8-Q400は18機(OE-LGA~OE-LGR)です。

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1機目は、2018年10月中に配置換えを終えており、残る3機は、2019年前半にウィーンに拠点を変更することになっています。

オーストリア航空は、ウィーン発着のネットワーク拡充は、LCC(格安航空会社)との競争施策と位置づけており、長距離国際線との連携で、サービス体制を強化し、差別化を図る狙いのようです。

2019年には全日空の羽田-ウィーン線も就航しますし、その接続便にも投入されることになるのでしょうね。

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December 13, 2018

FLEXITY営業運転開始

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昨日、「Mariahilfer Straßeの話題」で繁華街のテロ行為を心配していましたが、フランスのトラスブールの中心部で11日の20時頃、クリスマス市近くで銃の乱射事件が発生し、犠牲者が出てしまいました。

さて、今日は「Wiener Linienの新型路面電車FLEXITY営業運転開始の話題」をお届けしましょう。

当局から「12月から67系統(Otto-Probst-Platz-Reumannplatz間)で営業開始」が発表されていましたが、具体的な営業開始日は公表されていませんでした。

Feriは、遅くてもWiener LinienがFLEXITYの営業運転開始を、「ウィーン市民へのクリスマスプレゼント」として考えていると思っていましたので、Adventの2週もしくは3週には営業を開始すると踏んでいました。

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その読みは当たり、12月6日から営業運転を開始しました。

新型路面電車FLEXITY(形式はType D)は、昨年12月、メーカーのBOMBARDIERから最初の1編成がWiener Linienに引き渡されました。

さらに2018年3月には第2編成が落成。この2編成は量産先行車という位置づけでしょうね。

その後、2編成を使って車両工場でのテストを経て、路線適合テストに移りました。

現在、Wiener Linienの路面電車に関しては、全路線に全車種の乗り入れが可能です。当然、FLEXITYも全路線に乗り入れることを前提に、全路線で試運転を行っています。

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試運転では停留所とのクリアランス、カーブや勾配区間の通過などがチェックされ、総走行距離は4000kmにも及んだそうです。

このブログでもお伝えしているようにウィーンの路面電車は、通常の営業ルートの他に、迂回運転や折り返し運転用の短絡線、ループ線が市内随所に設けられているため、適合テストの対象は、いわゆる通常の営業路線だけではなかったと思います。

適合テスト終了後、乗務員訓練が行われ、営業開始までに70名の運転士が養成されました。

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December 12, 2018

AdventのMariahilfer Straßeにて

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今日は「ウィーンの繁華街Mariahilfer Straßeのお話」です。

このブログでも何回かご紹介しているMariahilfer Straßeですが、現在、一部は歩行者優先となっています。

とくにAdventの時期は、クリスマスプレゼントを買い求める人で大賑わい。物販系のお店が休んでいる日曜日でも結構な賑わいですが、金曜日と土曜日は本当に混雑しています。

そのため、Adventの時期、土曜日に限りMariahilfer Straßeの一部区間を走る路線バス13Aは、途中の停留所(Neubaugasse、Westbahn straße)で折り返し運転となります。

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そして、もう一つFeriが気になったのは、WestBahnhof側の入り口にコンクリート製のシケインが置かれており、自動車は、かなり減速しないとMariahilfer Straßeへ入れなくなっているという点です。

WestBahnhof側については、完全な歩行者優先ではなく、車両も通行することができます。

これは、店舗などへの荷物搬入や地域住民のためなのですが、もしかすると、昨今、他国で発生している大型トラックを使ったテロを警戒しているのかもしれません。

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実際、大型トラックの場合、ここを通過するには、かなり徐行しないと難しいと思います。

また、途中、Neubaugasseの交差点には警察のワゴン車が横に向かって停車していました(さすがに時節柄、警察車両にカメラを向けるのはリスクがあるので、写真はありません)。

車内に警察官が常駐している訳ではないので、警備拠点という訳ではなさそうです。これも、大型車両の進入を阻止するための対策かもしれません。

幸い、オーストリアでは、最近、大規模なテロ事件は発生していませんが、陸続きなので他国から人が簡単に入ってくることができます。

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December 11, 2018

Volksoper“Wonderful Town”(下)

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今日はVolksoper“Wonderful Town”の後編です。

Feriは、以前、アメリカのオハイオ州デイトンを訪問したことがありますが、非常にのんびりとした土地柄だった記憶があります。

それだけに1950年台にニューヨークに上京してくると、アメリカ人でも、その違いに付いていくのは大変だったことでしょう。それ故に、面白い話になる訳ですが‥

姉のルースは、原稿を出版社に持ち込むものの、全く相手にされません。妹のアイリーンはオーディションを受けますが、合格するもののプロデューサーにセクハラまがいの対応をされるシーンも。

中心は、ルースが仕事と恋がうまくいくかどうかという話です。それに、男たちから言い寄られるアイリーンをめぐってトラブルが起こり、物語に変化を付けています。また、本編とは関係の無いオマケが多いのも、本作品の特徴。

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例えば、第 1幕でルースが編集者ベイカーのオフィスに原稿を持ち込んだ後の場面。いったんはゴミ箱行きにしたルースの原稿を、思い直してベイカーが読む祭、原稿の中身をルースと同僚編集者などが寸劇で披露します。

この寸劇を観ると、ルースの「作家としての力量」が何となくわかるという展開。

そして、第 1幕最後の「Conga!」。電話で依頼を受けたルースが、来航中のブラジル海軍の取材に向かいます。

そこでの珍妙なやりとりを通じて、なぜかルースがブラジルの水兵たちにコンガの踊りを教えることに‥ で、テンポの良いラテンのリズムに乗って、彼らはそのままヴィレッジまでやって来て、街中を踊りの渦に巻き込みます。

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December 10, 2018

Volksoper“Wonderful Town”(上)

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2018/19シーズン、12月はオペレッタのPremiereは設定されませんでした。代わって登場したのが、1953年に初演されたブロードウェイ・ミュージカルの“Wonderful Town”。

作曲はレナード・バーンスタイン(Leonard Bernstein)ですが、2018年が生誕100周年に当たるため、セレクトされたようです。

なお、本作品のヨーロッパ初演は1956年で、Volksoperで行われました。アメリカでの初演3年度に上演されたことになりますから、かなり早かったと言えるでしょう。

ご存じのようにVolksoperのブロードウェイ・ミュージカルは、「完全ドイツ語上演」が基本。

つまり、「オーストリアの皆さんに、ドイツ語でブロードウェイ・ミュージカルを楽しんでもらおう」というコンセプトです。日本で上演されている日本語版ブロードウェイ・ミュージカルと同じスタンスですね。

このあたり、オペレッタよりも観客のターゲットが絞られているような気がします。

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さて、今回の制作陣は、以下のとおりです。

-演出:Matthias Davidsさん

-振付:Melissa Kingさん

-舞台装置:Mathias Fischer-Dieskauさん

-衣装:Judith Peterさん

-照明:Guido Petzoldさん

-合唱指揮:Holger Kristenさん

そして、指揮はJames Holmesさんが務めました。主な出演者は、以下のとおりです。

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December 09, 2018

クリスマス市の変化に思う

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今日は「クリスマス市の話題」をお届けしましょう。

このブログをご覧になっている方の中には、「ディープな話題」だけでなく、観光旅行に役立つ情報を期待している方もいらっしゃると思います。

という訳で、先日、観光客の皆さまで大賑わいの旧市街へ出向き、クリスマス市を見学してきました。

本来ならば、今年は12月1日からがAdventなので、これにあわせてクリスマス市が始まるのが本来の姿。しかし、最近では11月中旬から開幕するようになりました。これは、観光客の皆さまを意識しているのは言うまでもありません。

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ヨーロッパのクリスマスの都」というウィーン市の戦略があるためか、最近は、クリスマス市も様変わりしているような印象があります。

Feriが最初にクリスマス市を訪問したのは、20年ほど前です。ご存じのようにオーストリアは、基本的にカトリックの国なので、祝日などもカトリックに関連したものが大多数。

日本でしたら、政教分離で大騒ぎになりそうですが、従来は、これが「当たり前」だった訳です。

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そのため、クリスマス市も、キリストの生誕を祝う行事の一環という位置づけで、キリスト生誕のジオラマなどが設置されるのが一般的でした。

また、販売されているものも、基本的にはクリスマスツリーのオーナメントや関連グッズ、クリスマス用のお菓子などが中心でした。

ただ、市庁舎前のクリスマス市に関しては、以前から妙なグッズを売っている屋台もありましたが‥

このような変化は、キリスト教徒ではない方が増えてきたことも遠因のような気がします。

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さらに、深読みするとイスラームの過激派によるテロを警戒して、キリスト教色を薄めて、「単なる年末のお祭り」を前面に出しているような気もします。

市庁舎前に関しては、一応、「Wiener Christkindlmarkt am Rathausplatz」という名称を維持していますが、名称の変更も検討されているという噂も耳にしました。

実際、プラーターの場合は「Wintermarkt am Riesenradplatz」という名称になっていますね。

そして、「Wiener Christkindlmarkt am Rathausplatz」で一番ショックだったのが、キリスト生誕のジオラマが、ツリーの下ではなく、遊園地ゾーンの通路脇に追いやられていたことです。

正直、「ここはないでしょう」という雰囲気の場所です。

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December 08, 2018

「怖いクリスマス」の主役クランプスもアルコールチェックだ!

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最近は日本でも徐々に有名になってきたダークサイドのサンタ、「Krampus(クランプス)」。

先日、日本でも東京の志村坂上「しむらん通り」歩行者天国で、第4回クランプス・パレードを開催されたという話を耳にしました。

聖ニコラウスが訪れる12月6日頃は、亡霊にまつわる行事が最も集中する時期。そのため、いつのまにか亡霊が聖人の付添い人として考えられるようになったとか。

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オーストリア中東部、ドイツ東南部のバイエルン州、ハンガリー、ルーマニア北部のトランシルヴァニア地方において、クリスマスシーズンの間に、聖ニコラウスに同行する行事として、国民からも親しまれています。

日本の「なまはげ」に雰囲気が似ており、現在では12月の最初の2週間、特に12月5日の晩がピーク。クランプスに扮した若者らは、錆びた鎖と鐘を持ち、子どもと女性を怯えさせながら通りを練り歩きます。

クランプスは、悪い子ども達を、錆びた鎖や鞭を使ってお仕置きします。クランプスが十分にお仕置きしたと感じると、その後、子ども達は袋に詰められ、クランプスの隠れ家へと連れ去られてしまうとか‥

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December 07, 2018

サマータイム廃止は先送り

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今日は「EUのサマータイムにまつわる話題」をお届けしましょう。

現在、オーストリアは欧州委員会の議長国です(輪番で回ってくるそうです)。今年、話題になったのが「サマータイムの廃止」です。

実際に住民のアンケート結果では、サマータイム廃止を支持する人が多かったこともあり、欧州委員会で2019年(つまり来年)廃止することが検討されていました。

緯度が高いので、確かにサマータイム実施中は、Feriが大好きな「黄昏時」をもう存分楽しむことができます。

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加盟国は廃止後、現行の夏時間か、冬時間のいずれかを標準時間として選択できるとなっていますが、加盟国間で「時差」が生じる可能性があるため調整は難航。

議長国のオーストリアが調整を仕切っていたのですが、最終的には、「検討に更なる時間が必要だ」として廃止時期の先送りが決まりました。

今のところ、2021年を目処に協議を重ねて、サマータイムを廃止するようです。

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December 06, 2018

ÖBB本社広報訪問記

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今日の記事は、載せるかどうか、非常に迷いました。というのは、自分が特定できる情報が含まれているからです。

しかし、バレても大きな問題にもならないと考えて、掲載することにしました。このブログを長く愛読している方は、Feriがオペレッタとともに、鉄道や飛行機にも詳しいことをご存じかと思います。

実は、日本で出版されている鉄道雑誌に、今年、ÖBBの電気機関車に関する記事を書きました。

自分と親友が20代から撮りためた写真をふんだんに使った記事ですが、海外ものにもかかわらず編集者が気をきかせてくれて16ページもとってくれました。

そこで、ふと、考えたのが、日本語の記事ですが、せっかくなのでÖBBの本社広報に献本しようと考えました。せっかく、こちらに居る訳ですから、郵送では面白くないので、本社広報を訪問し、直接、お渡しすることにしました。

そこで、メールでアポイントをとり、訪問日時が決まりました。その日は、Feriの大先輩が別件でWienへ来ることになっていたので、同行してもらいました。

現在、ÖBBは複数の会社に別れていますが、訪問したのはオーストリア連邦鉄道ホールディングス本社広報部門。

本社はHauputbahnhofの前にある高層ビルディングです。エントランスに受付があり、そこでアポイントをとった担当者に連絡をとってもらうと、ICカード式の臨時パスが発行されました。


最近の日本も同じですが、大手企業の場合、セキュリティ対策が徹底しており、このICカードでアクセスできるフロアーは限定されています。

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December 05, 2018

Volksoper「Happy Birthday, altes Haus!」

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今日は12月4日の昼間に行われた「ZUM120.GEBYRTSTAG DER VOLKSOPER」の様子をお伝えしましょう。

なお、プログラムでは「Happy Birthday, altes Haus!」となっていました。この演目は、いわゆるトークショーですが、一応、ソリストによる歌なども入っています。

チケットは一律15Euroとお得なのですが、今招待者が多いようで、Feriも希望する席を確保することができませんでした。なお、平土間にはKurt Schreibmayerさんの姿も‥

トークショーなので、お客さまは、ほとんど地元の皆さんです。ただ、ノーショーの人も多く、席は8割程度、埋まっている感じでした。

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なお、ホワイエには120周年を記念したパネル展示が行われていました。ダイレクターの変遷なども紹介されており、興味深い内容。

金管による華やかな演奏で幕が開きます。通常は金管が前面に出る作品が少ないので、華を持たせた感じですね。

その後、Robert Meyerさん、Christoph Wagner-TrenkwitzさんHelmut Brandstätterさんらが登壇し、トークショーが始まります。建設のいきさつや劇場の歴史などを紹介していました。

防火壁の絵についても詳細な解説も行われました。

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途中、ピアノ伴奏で、生の歌も披露される。Melba Ramosさんは「Tosca」の名アリア、「vissi d’arte」を披露。さすがにきかせますね。

その後、今回、出版された「Ihre Dienste werden nicht mehr benötgt」の著者Marie-Theres Arnbomさんが登壇し、書籍の話に入ります。

実質的に出版プロモーションという感じです。実際、ロビーでも同書を25Euroで販売していました。

Johanna ArrouasさんとMichael Havlicekさんが登場し、「Gruß und Kuss aus der wachau」からデュエットを披露。Johanna Arrouasさんはミュージカル向けですね。

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December 04, 2018

週末は大混雑の旧市街

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12月2日から正規のAdventに入りました(変な表現ですが‥)。

Adventを示す4本のろうそく、1本目に明かりが灯ります。日曜日は気温が上がったため、雪ではなく、小雨になりました。

Feriは、友人と会うため、1日にOper近所まで行ったのですが、旧市街はすごい人出で、閉口しました。幸い友人が穴場のカフェに席を取ってくれたので、行き場に困ることはありませんでしたが‥

しかし、Café CENTRALなどは、寒いのに入り口前に長蛇の列ができていましたね。

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日本でも報道されていると思いますが、パリでは暴動が発生しており、凱旋門付近も大変なことになっているようですが、こちらWienは至って平穏。

ウィーンは「ヨーロッパのクリスマスの都」というウィーン市の戦略が大成功しているようで、平日でもクリスマス市は大賑わい。どこから、これだけの人がやってくるのだろう‥という感じです。

市庁舎前を、たまたま路面電車で通りかかったのですが、人出の多さに、週末は見学をパスしました。

ただ、その分、混雑している場所にはスリなども出没しているようで、用心が必要だと思います。

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December 03, 2018

やっと観賞 「Die Csárdásfürstin」セカンドクルー編

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今日は久しぶりに「オペレッタの話題」をお届けしましょう。

Volksoperのオペレッタは、通常、新演出の祭、Premiumに出演するメンバーの他に、予備のクルーを準備するのが一般的です。

いわゆるカバー(代役)として機能する場合もありますが、定期的にメンバーの入換を行うことも多く、出演者の変更により、作品の魅力が変わることも多々、あります。

かつては、Premiumに新人を起用する場合、セカンドクルーにはベテランを配することもありました。また、全員が入れ替わることは少なく、一部のメンバーだけが交代するケースもあります。

今シーズン、Premiumを迎えたFeriお気に入りの作品「Die Csárdásfürstin」も、当然、セカンドクルーが編成されています。

ただ、Feriの日程が合わず、今まで観ることは叶いませんでした。9月から上演が始まった「Die Csárdásfürstin」ですが、そろそろ終盤。12月1日の公演は、セカンドクルーで行われることがわかったので、出かけることにしました。指揮は、Alfred Eschwéさん。

主な出演者は、以下のとおりです。なお、括弧内はPremiumに出演した皆さんです。

-Leopold Maria, Fürst von und zu Lippert-Weylersheim(レオポルト・マリア):Wolfgang Gratschmaierさん(Robert Meyerさん)
-Anastasia Komtesse Eggenberg(アナスタシア):Johanna Arrouasさん(Juliette Khalilさん)

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-Anhilte, seine Frau(アンヒルデ):Sigrid Hauserさん

-Edwin Ronald, beider Sohn(エドウィン):Lucian Krasznecさん

-Eugen Baron Rohnsdorff(オイゲン):Christian Grafさん

-Boni Graf Káncsiánu(ボニ):Michael Havlicekさん(Jakob Semotanさん)

-Ferenc Ritter Kerekes, genannt Feri Bácsi(フェリ・バチ):Axel Herrigさん(Boris Ederさん)

-Sylva Varescu(シルヴァ):Ursula Pfitznerさん(Elissa Huberさん)

-Sándor von Kiss(公証人):Nicolaus Haggさん

ご覧のようにタイトルロールのSylva Varescu以下、Leopold Maria 、Anastasia 、Boni、Feri Bácsiが変わっています。

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December 02, 2018

今年も運行ÖBB-Postbus「Ihr Stern hilft helfen」

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Adventの時期になると各種の寄付金を集める活動が、盛んになるオーストリア。

このブログでもお伝えしていますが、その中でも最大のプロジェクトが「Licht ins Dunkel」。40年以上にわたって恵まれない人たちのために募金活動を行っています。

ÖBB傘下のPostBusも、10年ほど前から、このプロジェクトに協賛し、寄付金集めを行うため、12月1日からSternebusの運行が始まりました。

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このバスは寄付を集めるために各地を巡りますが、その際、バスの車体に張り付ける専用のステッカーを5Euroで販売し、これを寄付金にするというものです。

ちなみに昨年は約4800枚のステッカーが販売されています。このバスの巡回スケジュールについては、専用ホームページで公開されています。

ちなみに12月1日は、オーバーエスターライヒ州SterのStadtplatz (10時から16時)にやって来ます。

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ところで、昨晩、Feriが馴染みのホイリゲから戻る途中、粉雪がちらつき始めて、12月1日の朝には、写真のように雪が積もっていました。

ウィーンの場合、歩道の除雪は歩道に面した住まいの住人(集合住宅の場合は、管理人さん)の仕事で、転倒事故などが発生した場合、除雪を行った人の責任になることも‥

そのため、いつもは比較的、朝早くから除雪をしている光景を目にするのですが、土曜日だったためか、結構、雪が積もったままになっていました。

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December 01, 2018

静かに語り合えるホイリゲのようなお店飲が日本にも欲しい

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12月最初の話題は、「仲間と静かに語り合える場所」の話題です。

今日、馴染みのホイリゲでお気に入りのワインを飲みながら、ふと、考えたことがあります。ばかばかしい話ですが、お付き合いを‥

Feriは、日本で友人達と飲み会を開くことがあります。職域ではなく、趣味の友人なので、飲み会では楽しい一時を過ごすことができます。

最近、日本の若い方は、飲み会などを行うことが少なくなっているような話も耳にしますが、実際にお店に出かけてみると、平日でも結構、賑わっていることがあります。

以前、友人のセッティングで浅草にある日本酒専門店で飲み会を開いたことがありますが、若いお客さまが多くて、正直、驚きました。

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さて、ここからが本題。最近、特に感じるのは「日本の飲み屋は、残飯的に五月蠅い」ということです。友人と話をするのも、正直、大声を張りあげないと伝わらないことも‥

皆さんが、そんな感じで、コミュニケーションをとるので、店全体の賑やかさも、ますますヒートアップ。

正直、話すだけで疲れてしまいます。もちろん、個室を用意しているようなお店もありますが、なかなか気軽に利用するという訳にはいかないですよね。

ところで、こちらのホイリゲは「第二のリビング」という性格があるので、一人の方よりも、グループで利用しているケースが大多数。

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