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December 25, 2018

「ORF-Friedenslicht」は列車で各地へ運ばれました

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皆さまは、どのようなクリスマスをお迎えになりましたでしょうか。本来のクリスマス市は、24日の夕方、早い時間に幕を閉じ、市内は静かになります。

もっとも観光客の皆さまが多いウィーンの場合、旧市街では営業している飲食店も増えてきました。ただ、こちらの方はクリスマス休暇に入っているので、働いているのはキリスト教徒ではない方が多いようです。

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さて、こちらでは、クリスマスになるとORFが「LICHT INS DUNKEL」という慈善活動を行います。クリスマスに合わせて恵まれない人などに義援金を送るための寄付を募る活動が中心です。

こちらは、寄付をする方が多いので、毎年、かなりの金額が集まります。

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さて、この活動に関連して行われているのが「ORF-Friedenslicht」(平和の光)というプロジェクトです。今年で32回目となるそうです。

「ORF-Friedenslicht」は、毎年、ベツレヘムにある降誕教会(聖誕教会)の下にある洞窟(イエス・キリストが降誕したと伝承される洞穴)で、オーバーエスターライヒ州出身の子供さんが火を灯します。

洞窟で採火された明かり(平和の光)は、オーストリア航空でリンツへ送られます。オーストリアに到着した「ORF-Friedenslicht」は、ÖBBの列車でリンツから各地へ。

そして、Heiligen Abend(12月24日)には、ÖBBの駅で8時から一般の皆さんも火を分けてもらうことができます。特別番組を放送中のORFスタジオにも「ORF-Friedenslicht」は灯されます。

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また、多くの教会でも、Heiligen Abendのミサでは、この火が使われるそうです。

こちらでは、Heiligen Abendのミサに参列した方は、教会から自分が持参したろうそくに教会の火を移して、自宅へ持ち帰るという風習があります。

途中で消えないようにカンテラを持参する信者の方も多く見かけます。

また、ミサでは、教会がろうそくを準備してくれる場合もあり、Feriも、教会で頂いたろうそくに明かりを灯してアパートまで持ち帰った経験があります。

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ÖBBは「LICHT INS DUNKEL」の活動を支援しおており、先日、ご紹介したÖBB-Postbusが運行する「Ihr Stern hilft helfen」も、この活動の一環です。さらに駅での各種PRなどを通じて、活動を支援しています。

なお、「ORF-Friedenslicht」はオーストリア国内のみならず、複数の国に配られているそうです。

さて、2018年も各地で紛争やテロが絶えませんでしたが、平穏なクリスマスになることを願うものです。

ところで、クリスマスの時期、こちらでは家族と過ごすのが基本。単身で、こちらに住んでいる外国人(もちろん日本人を含む)にとっては、寂しい時期でもあります。

Feriは、この時期、ウィーンに滞在している場合、24日の晩、25日の朝は、教会の礼拝に参列していますが、これも「人恋しい」という気持ちが背景にあるのかもしれませんね。

カトリックの礼拝では、信者同士が握手をする習慣があります。皆さん、素晴らしい笑顔で、アイコンタクト。ふと、人の温かみを感じる一時でもあります。

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