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December 30, 2018

緊急帰国命令 甥の結婚式に参列せよ!

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今日は「個人的な話題」です。

11月上旬、Feriの兄から「12月に長男が結婚式を挙げることになったので、出席して欲しい」という連絡が入りました。

通常、この時期はウィーンに居ることが多いのですが、甥の結婚式では出席しない訳にはいきません。

さっそくスケジュール調整を行って、いざ、日本へ‥Adventの時期にウィーンを離れるのは、正直、後ろ髪を引かれる思いでした‥

おめでたい行事での日本行きなので、フランクフルトから成田までは、PYを奮発(空港での当日、有償アップグレード)。

ところで、Feriと兄は色々な事情があって12歳ほど歳が離れています。兄の結婚は比較的早く、二人の子供を授かりました(長男、長女)。Feriは、長男、長女を子供の頃から良く知っています。

長男は、兄と同じ教員の道に進みましたが、40歳を過ぎても結婚の話はでず、両親(兄夫婦)も、このまま独身を貫くのではないか…と思っていたそうです。

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ところが、1年ほど前、ひとり暮らしをしていた甥が実家へ戻ってきた時、突然、結婚を前提に付き合っている女性がいると告白されて、兄夫婦もびっくりしたとか‥ちなみにお相手は20代後半です。

しかも、最初に出会ってから、10年近い歳月を経ての再開と結婚。何やら、色々な物語がありそうですが、まずはおめでたい話です。最近、このように「歳の離れたカップル」の結婚も多いそうですね。

式は東京駅に近い、とあるビルディングの中にある結婚式専門の会場。ちなみにFeriは、日本で結婚式に出席したのは、15年ほど前、当時、勤務していた会社の同僚の式が最後。

この15年間で様変わりして、びっくり仰天しました。

そもそも、ホテルでもない、このような都心の一等地にあるビルディングに結婚式場があるというのは驚きでした。しかもファーストフロアは通常のオフィスビルディング。テナントも式場が占有している階以外はオフィスという、Feriには信じられない作り。

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何でも、最近は、ニューヨークスタイルと呼ばれるこの手の式場が人気だとか。

以前、仕事で結婚式場関係者とご一緒したことがあるのですが、日本では某社の結婚情報誌が定期的に「式のブーム」を創るため、それに合わせた設備を導入しないと、利用者が激減してしまうそうです。

ところが、やっと費用をかけて作った施設も減価償却前に新しいブームが起こることが多く、式場関係者は頭が痛いと嘆いていたことを思い出しました。

Feriは、当然、親族なので、式前の親族紹介から参列しましたが、ここで、なぜ、Feriが呼ばれたのかがわかりました。

というのは、新婦側の親族は親戚が多く、約30名。それに対して、新郎側の親族はFeriも含めて、わずか8名。バランスをとるためにも弟のFeriは必須だった訳です。

親族紹介の際、隣の披露宴会場では、前の組が盛り上がっている様子が聞こえてきました。

式は同じ階にある結婚式専用チャペル(という表現で良いのでしょうかね)。

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日本の結婚式場にあるチャペルは、敷地内に独立した礼拝堂を持つケースもありますが、このように建物内に一角につくるケースも多いですね。

ビルディング内ながら天井が高くて、シンプルな作り。ステンドグラスや凝った祭壇はありませんでした。

向かって右側には電子オルガンがあり、参列者が入場し、待機中はクリスマス関連の音楽(賛美歌を含む)を演奏していました。Adventの時期らしい演出。

そして、聖歌隊(といっても2名編成恐らく音大のご出身かと‥)のリーダーが、何故か式中の諸注意事項をアナウンス。皆さま、マルチタクスで大変です。

その後、外国人牧師の入場。ご存じのように、この手の結婚式では、教義が厳しいカトリックでは神父を派遣しませんから、「神父」の名称は不可。そこで、牧師となる訳です。

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しかし、通常、プロテスタントの牧師は派手な僧服はお召しになりません。スーツ姿で礼拝などを執り行います。しかし、それでは雰囲気がでませんので、それっぽい服をお召しになっていました。

日本人牧師だと、ロマンチックな雰囲気が出ないためか、この手の式場では外国人が多いですね。いわゆるアルバイトでしょうか。

なお、兄はプロテスタント教会の信者だったので、結婚式は所属していた本物の教会で挙げました。当然、披露宴は教会から離れた別会場です。ある意味、こちらと同じパターンですね。

プロテスタントですから、派手な演出はありませんが、伝統的な礼拝堂で行われた式は、荘厳で、非常に印象深いものでした。

なお、オーストリアは、カトリックの方が多い国ですが、信者でないカップルが結婚式を挙げる場合は、人前式が基本のようで、ウィーンでは式は市庁舎をはじめ、いくつかの宮殿で執り行われるそうです。

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この牧師さん、イタリア人らしく、お祈りは日本語とイタリア語の混成でした。そして、賛美歌は参列者が歌うものは日本語、聖歌隊が単独で歌うものはドイツ語という、オーストリア人が見たら卒倒しそうな演出。正直、Feriも笑いを抑えるのが大変でした。

指輪交換が終わると向かって左側の演台で新郎新婦がサインをしていました。その後、お決まりのブーケトス。通常はチャペルの外で行うことが多いようですが、ここは披露宴会場と通路でつながっているだけなので、チャペル内で実施。

ここまでは、Feriの想定内だったのですが、続いて新郎がブロッコリートスなるものを実施。独身参加者が集まっていました。ごていねいにマヨネーズのミニボトルもついていまいた。

また、式の模様はビデオカメラマン2名、スチールカメラマン2名が多角的に撮影していました。お開きの前に式場で参列者全員を入れた記念撮影。巨大な脚立の上に女性カメラマンが乗って撮影していました。これならば全員入ります。

式の後は、隣接する会場で披露宴。ここでびっくりしたのは、挨拶は良家の来賓各1組と友人代表1組の系4名。では、それ以外の時間は何をしているかというと、司会者が新郎新婦との記念撮影を推奨するのです。

そのため、お食事中、主賓のテーブル脇には記念撮影をする参列者の行列が‥

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最近はスマートフォンが普及しているため、大多数はスマートフォン。しかも、グループで記念撮影をするケースも多く、主賓テーブルが異様な盛り上がりになっていました。

また、甥が若い嫁さんをもらったため、甥の職場仲間からは、羨望の眼差しやコメントが‥

一方、嫁さんの友人は、同世代の若い女性が多く、ちょっと変わった雰囲気でしたね。

記念撮影大会を除けば普通のお食事会でしたが、フィナーレで驚いたのは、当日、結婚式だけでなく、披露宴も撮影したビデオが大スクリーンに流れたことです。

しかも、参列者の名前がテロップで出るのです。まるでドラマのエンディングシーン。

Feriも仕事でビデオ編集をすることがありますが、最近はパソコンで比較的簡単にオンライン編集ができるとは言え、複数のカメラで、同時並行で撮影していますから、編集担当や結構、大変だと思います。

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ビデオカメラを見ている限り、オンラインで編集機器に送られている気配はありませんでしたので、時間との闘いでしょうね。

そして、当日、式場のカメラマンが撮影した写真は専用のサイトで1ヵ月間、自由に閲覧できるという案内がありました。気に入ったものはプリントを手配できるようです。今風ですね。

この歳になると、なかなか結婚式に参列する機会はありませんが、今回は、ある意味、貴重な体験でした。終始、今まで見たことのない満面の笑みをたくわえた甥が印象的でした。

という訳で、驚きに満ちた甥の結婚式は、華やかに無事、お開きとなりました。日本に来ると、色々とやることも多いので、しばらくは日本です。

飛行機が好きな甥夫婦には、いずれウィーンにお越し頂き、Feriが案内できる日が来ることを願っています。そして、どうかお幸せに

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