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December 08, 2018

「怖いクリスマス」の主役クランプスもアルコールチェックだ!

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最近は日本でも徐々に有名になってきたダークサイドのサンタ、「Krampus(クランプス)」。

先日、日本でも東京の志村坂上「しむらん通り」歩行者天国で、第4回クランプス・パレードを開催されたという話を耳にしました。

聖ニコラウスが訪れる12月6日頃は、亡霊にまつわる行事が最も集中する時期。そのため、いつのまにか亡霊が聖人の付添い人として考えられるようになったとか。

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オーストリア中東部、ドイツ東南部のバイエルン州、ハンガリー、ルーマニア北部のトランシルヴァニア地方において、クリスマスシーズンの間に、聖ニコラウスに同行する行事として、国民からも親しまれています。

日本の「なまはげ」に雰囲気が似ており、現在では12月の最初の2週間、特に12月5日の晩がピーク。クランプスに扮した若者らは、錆びた鎖と鐘を持ち、子どもと女性を怯えさせながら通りを練り歩きます。

クランプスは、悪い子ども達を、錆びた鎖や鞭を使ってお仕置きします。クランプスが十分にお仕置きしたと感じると、その後、子ども達は袋に詰められ、クランプスの隠れ家へと連れ去られてしまうとか‥

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クランプスは、他の怪物たちと一緒に聖ニコラウスに同行しながら町を回ります。

聖ニコラウスが良い子にプレゼントを配る一方で、クランプスは悪い子に、注意をしながら罰を与えて、歩く訳です。

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クランプスの衣装は、arve(ラルフェ)と呼ばれる木製の仮面と、羊の皮と角から作られる。すべて手作りなので、1つ1つ仕上げるのにかなり時間がかかります。

Feriも、一度、本物を見てみたいと思っていますが、チャンスが訪れません。

基本的には伝統行事なのですが、最近、オーストリアではクランプスに扮した若者がとんでもない行動をとることが問題視されています。実際、放火まがいの行為があったそうです。

とくに寒い時期なので、強い酒を飲んで、テンションが上がってくると、問題が多発するようです。そこで、クランプスに扮する若者にアルコールチェックを行う自治体も出てきました。

写真はORFのニュースで紹介されたもので、クランプスに扮した男性が、出撃前にアルコールチェックを受けている場面です。

本来の趣旨であれば、子供さんに正しい行動をしてもらうための、警告ですから、良いことなのですが、羽目を外すと、困りますね。


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