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January 31, 2019

Pilgramgasse駅の今、2月から1年間閉鎖です

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今日は「地下鉄工事の話題」をお届けしましょう。

現在、ウィーンではU2の延長工事、U5の新規建設工事が行われています。U2の延長区間は、従来の地下鉄と接続する駅が多いのが特徴です。

当然、新規路線は従来の駅よりも深いところに建設するため、工事も大規模になります。

今日はU4とU2の接続駅となる「Pilgramgasse駅の近況」をご紹介します。特にU4は、現在、大規模なリニューアル工事を推進していますので、その工事と同時並行でU2の新駅建設も進められています。

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Pilgramgasse駅は、Heiligenstadt側にオットー・ワグナー設計の伝統的な駅舎があり、反対側には、後に増設された近代的な駅舎があります。

伝統的な駅舎については、改装が難しいため、リフトは近代的な駅舎側に付いています。

ただ、Heiligenstadt側の駅舎は幹線道路であるPilgramgasseに面していますので、本来、リフトは、こちら側に付けてもらった方が便利なのですが‥

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さて、本格的なU2の工事にともなって、まず駅舎周辺にフェンスを設置して、工事用スペースが確保されました。

さらに、Rechte Wienzeileについても、写真のように車線を狭くして、工事用スペースが設けられました。

こちらの工事現場では必ず見かける大型ターワークレーンもすでに設置されており、基礎工事が始まっているようです。

皆さまご存じのように、U4は、この区間、ウィーン川沿いの堀割を走っていますので、U2は、この下に建設されます。

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Pilgramgasse地下に建設されるトンネル工事は、シールド工法で行われるようですが、駅部分については、全てをシールド工法で行うことは困難です。

とくにU4駅と統合することが決まっているため、地上から地面を掘る開削工法で行われる関係で、このように工事スペースを確保する必要があるのだと思います。

実際、現場に出ているイラストを見ると、地下に大規模な構造体ができることがわかります。エスカレーターでU2とU4の駅が結ばれるようです。

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この写真は、準備工事の段階ですが、本格的な工事が開始にあわせて、2019年2月3日から2020年1月31日まで、U4のPilgramgasse駅は閉鎖されることが発表されました。全列車が通過扱いです。

1年間、完全閉鎖するとは、思い切ったものですが、プラットホーム下の掘削などで、閉鎖せざるを得ないのでしょう。

Wiener Linienでは、バス路線(12A、13A、14A、57A、59A)の利用と同時に、Pilgramgasse駅の前後にあるKettenbrückengasse駅(650メートル)と、Margaretengürtel駅(950メートル)の利用を推奨しています。

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工事が完成すると、Hütteldorf側の駅舎がメインとなるようで、雰囲気は一新されそうです。

この他、U4改修工事関係では、Roßauer Lände駅が改修工事のため、2019年6月末までHeiligenstadt方面の列車が通過扱いとなります。

なお、Hütteldorf方面の列車は通常どおり停車します。この間、プラットホームの改修に加えて、駅舎の改装も行われ、バリアフリー化されることになっています。


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