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January 28, 2019

凍結した旧ドナウ川に騙されないで

Naturgewaessern

先日、このブログでお伝えしたアルペンスキー・ワールドカップ・ハーネンカム大会ですが、現在、総合ランキング1位のオーストリアのマルセル・ヒルシャー選手は、スラロームで2位でした。

さて、今日は「旧ドナウ川の話題」です。

現在、ウィーンは大雪に見舞われてはいませんが、日中でも氷点下を下回る寒さです。

そのため、旧ドナウ川は凍結しています。ご存じの方も多いと思いますが、旧ドナウ川は季節の良い時期は、レジャーの拠点になっています。

そうなると、ドナウ川の上で、スケートでも楽しもうか‥と考える人が出てくるのが常。実際、以前、Feriが地下鉄の駅から見ていたら、凍結した旧ドナウ川の上を歩いてわたっている人を見かけたことがあります。

しかし、これに対しウィーン市のMA45(Wiener Gewässer)が注意を呼びかけています。

Img_2009_01_0983

というのは、表面からはしっかり氷が張っているように見える旧ドナウ川ですが、実は非常に氷が薄くなっている部分があるのです。

これは、表面は凍結しているものの、旧ドナウ川には周辺から温かい地下水が流れ込むため、氷が厚くならないのです。

MA45によると、極端に寒い天候の場合でも、旧ドナウ川などに流れ込む地下水の温度は平均7度だそうです。

しかも、地下水は色々な場所から流入するため、氷の厚さが一定ではないのです。さらに流れのある部分については、凍結していないところもあります。

つまり、気温が低くて、岸に近いところは凍っていても、川の中央部に行くと、凍っていないということがある訳です。

Eissee002

そのため、天然氷でスケートを楽しもうと思っていると、川に転落という危険性があります。ちなみに旧ドナウ川の水深は最大4メートル、ドナウ川の水深は最大7メートルもあります。ご存じの方も多いと思いますが、凍結した湖などで、落水すると自力で上がることは困難です。

実際、先日も女性と愛犬が転落したという事故がありました。幸い、消防署員に救助され、一命を取り留めましたが、毎年、このような事故が後を絶ちません。

Eissee001

そこで、MA45では、旧ドナウ川が凍結した頃には、このような警告を発しています。そして、安全なWiener Eistraum(市庁舎前のスケートリンク)利用を訴えています。

という訳で、岸に接続するエリアが凍結していると、つい氷の上に乗ってみたくなりますが、絶対に立ち入らないようにしてください。

しかし、日本だったら周囲をフェンスで囲ってしまいそうですが、そこは自己責任の国‥物理的に立ち入り禁止にはなっていません。

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