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January 19, 2019

雪害対策も色々

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今日は「雪害対策の話題」をお届けしましょう。

オーストリアでは、現在もオーバーエスターライヒ州を中心に雪が降っており、ÖBBの路線も一部が運休になっています。

先日も、このブログでお伝えしたように線路に積もった雪に関しては、除雪車や作業員の手で除雪が行われています。とくに駅構内に関してはポイントの除雪ができないと、列車の交換や追い抜きができないため、ダイヤを維持することが困難です。

また、ÖBBの場合、運休区間に関しては、気温的にバスによる代行輸送を行っています。自社グループにPost Busを保有していることも強みになっているようですが、実際には民間会社のバスも使われているようです。

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もう一つ問題となるのは、雪崩です。ザルツカンマーグートでは山間部を走る路線も多く、線路上の積雪だけではなく、周囲の山に積もった雪による雪崩が危惧されます。

万が一、雪崩が発生した場合に備えた対策も施されていると思うのですが、ÖBBは日本では考えられない「ちょっと変わった対策」をとっています。

それは、ヘリコプターを使い、ローターのダウンウォッシュにより木に積もった雪をふるい落とすというもの。それにより積雪による倒木を防ごうというアイデアです。

ÖBB広報の発表では、1月11日にKlaus-Linzerhaus間を、14時30分から15時30分までの1時間、運休にして、ヘリコプターによる除雪を試みました。

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ÖBBはヘリコプターを保有していないので、オーストリア連邦軍の協力を得て、実施されています。

日本流に言うと「災害派遣」ですね。使ったヘリコプターは、オーストリア連邦軍でも最も大きいUH-60Lブラックホークでした。冒頭の写真は、オーストリア連邦軍が提供した「災害派遣」の様子です。

日本では雪崩が発生しそうな箇所の点検には無人ヘリコプター(ドローン)などを活用している例はあるようですが、斜面の木に積もった雪を落とすためにヘリコプターのダウンウォッシュを使うという例は、Feriは聴いたことはありません。

なお、ザルツカンマーグート方面を鉄道でご旅行予定の皆さまは、ÖBBのホームページで、列車の運行状況をご確認の上、ご利用ください。

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