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February 05, 2019

謎のピクトグラムシリーズ 進入禁止ですが‥

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日本でも2020年のオリンピック・パラリンピック開催に合わせて、公共交通機関の案内などを充実させるプロジェクトが始まっているようですね。

1964年の東京オリンピックが、日本の「ピクトグラム元年」と言われていますから、新しい時代に合わせて、興味深いピクトグラムが誕生することでしょう。

今日は「謎のピクトグラムシリーズ」をお届けしましょう。

先日、旧市街を歩いているとき、写真のような交通標識を見かけました。以前からあったのかもしれませんが、Feriが見落としていたのでしょう。

日本では「赤丸の標識」といえば、「車両進入禁止」に代表されるように「禁止・規制」を表します。基本的にオーストリアでも、ほぼ同じです。

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しかし、日本とはニュアンスが異なるものもあります。

さて、今日の交通標識は赤丸の中に馬車の絵柄が描かれています。この図柄が、自動車、バイク、歩行者など色々あるのですが、いずれも対象物の進入禁止を表しています。

日本では禁止標識の場合は、斜線が入っているのが一般的ですが、こちらでは、この例のように斜線がない標識が多く採用されています。

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さて、この図柄ですが、よく見ると荷馬車のデザイン。ということは荷馬車の進入は禁止されているが、観光用馬車フィアカーはOKなのでしょうかね? それとも馬車は、すべてアウトなのでしょうか。

という訳で、ウィーン市のホームページ内を検索したところ、ちゃんと解説がありました。

オリジナルの定義は「Fahrverbot für Fuhrwerke」。「荷車進入禁止」という意味です。解説によると、「この標識は、荷車の入場が禁止されていることを示しています。荷車は、人間や動物により動かされるもの。設計速度が10km/h以下」となっています。

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さすがに、今の時代、郊外から旧市街まで馬車で荷物を運んでくる人は、皆無だと思われますので、意味があるのでしょうかね。

ちょうど日本の「自転車以外の軽車両通行禁止」(馬車や牛車、人力車、荷車、リヤカーなどが対象)という標識がありますが、これと近いニュアンスなのかもしれません。

日本のピクトグラムが荷車になっているのに対し、こちらは荷馬車。文化の違いがよく現れているような気がします。

なお、現在、こちらではポピュラーなトレーラーに関する禁止標識「トレーラー付き自動車進入禁止」は別途設定されています。


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ピクトグラム, in 乗り物 |

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