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February 22, 2019

THE ICON VIENNAがまもなくグランドオープン

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今日は「Hauptbahnhof周辺の再開発にまつわる話題」をお届けしましょう。

駅に隣接した場所に駅舎と一体になる形で建設されていた複合施設「THE ICON VIENNA」が、まもなくグランドオープンを迎えることになりました。

「THE ICON VIENNA」はSIGNAというデベロッパーが開発している物件で、3棟のビルディングから構成されています。このうち、Hauptbahnhofの表玄関につながっているのが高層ビルディングです。

また、主要道路であるWiednerGürtelにも面しており、交通の便は最高です。

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この高層ビルディングはオフィス棟になっており、SIGNAの発表によると郵便貯金を継承したBawag P.SK(賃貸スペースは約28000平方メートル)、大手食品会社ネスレのオーストリア法人(賃貸スペースは約3800平方メートル)、税務コンサルタント・監査法人TPA(賃貸スペースは8600平方メートル)などが入居するようです。

さらに別棟のC棟には日本でもおなじみのProcter&Gambleのオーストリア本社が入居することになっています。この他にも有名な企業がオフィスを構えています。

当たり前ですが、オフィス棟については、セキュリティの都合で関係者出ないと中へ入れませんので、実際にオフィス機能が全面移転しているのかどうかはわかりません。

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一方、パブリックスペースについては、誰でも自由に利用できるようになっており、既にCaféやレストラン、スーパーマーケットのMERKURが営業を開始していました。

MERKURについては、グランドフロアに小型店舗がある一方、地下には大型店舗(床面積900平方メートル)が入居しています。

ご存じのようにHauputbahnhofの中にはSPARが2店舗(地下のBahnhof Cityは大型店)営業していますが、同じような展開になっています。

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なお、グランドフロアはHauputbahnhofと直接、つながっており、表に出ることなく、行き来することができます。さらに建物は3棟に別れていますが、アトリウムはつながっており、ここに飲食店などが入っているという構造です。

この他、オフィス棟で働く従業員の利用を考えているのか、フィットネスクラブJohn Harrisも入居しているようです。ちなみに約5000人の従業員が「THE ICON VIENNA」で働くことになるそうです。

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Feriが訪問したときは、まだ最終工事中で利用はできませんでしたが、「THE ICON VIENNA」側にもSbahnやU Bahnの入り口が数箇所、設けられていました。そういう意味では、駅と一体となった複合施設と言えるでしょう。

このプロジェクトは2012年からÖBB主導ではじまり、その後、SIGNAが受注。国際建設コンテストによって建物のデザインが決まりました。

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工事は2015年から始まり、当初は2018年半ばのグランドオープンが予定されていましたが、半年ほど、工期がずれたようです。

雰囲気としては、東京駅八重洲口に建設されたツィンビルディングのようですが、「THE ICON VIENNA」の方がデザインが斬新な気がします。これは耐震性の問題なのかもしれません。

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それにしても上野駅にも通じる雰囲気が合ったSüdBahnhof時代を知るFeriとしては、この付近の大変貌には、驚かされるばかりです。

しかし、やがてウィーンに新しいランドマークとして定着していくのでしょうね。

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