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February 01, 2019

Twin City Linerの新造船がウィーンに到着

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1月も多くの方にご覧頂き、ありがとうございます。なお、最もサクセス数が多かった日は1月5日と27日でした。

さて、2月最初の話題は、このブログでも計画をご紹介した「Twin City Linerの新造船にまつわる話題」です。

1月25日、イギリスのWerft Wight Shipyで建造されていた高速カタマラン船(双胴船)がウィーン(Wien-Freudenau)に到着しました。

到着後、さっそく関係者に対してお披露目が行われ、その模様をウィーン市が公開しています。

新造船は2019年1月11日、イギリス・イングランドにあるワイト島(the Isle of Wight)を出帆し、オランダ、ドイツを経由してオーストリアに入りました。

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全区間の内、海上区間は270海里(約500km)、内陸水路は約1600kmで、所要日数は15日間かかっています。

就航開始は3月29日が予定されており、これから内装の最終的な仕上げや、乗員に対する訓練などが行われる予定になっています。

今回、公開された写真は外観と操舵室だけで、船室の写真が紹介されていないことから、内装関係の仕上げが、まだ行われていないようです。

新造船は、在来の船に比べて全長が6.2メートル長くなっていることから、営業開始までにウィーン-ブラチスラバ間で運航に関わるクルーの訓練も行われるようです。

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なお、航海に関わるクルーは、従来同様、Wien Holding傘下のDDSG Blue Danubeに所属しています。

新造船は高速性能を追求するため、アルミ合金主体で、写真のように客席からの眺望を良くするため、大きなガラス窓を備えているのが特徴です。

乗客定員は250名、最高速度は60km/h、ウィーンとブラチスラバ間を75分で結びます。

また、設備面ではWi-Fiが設置されるほか、船内で喫食が楽しめるようにビュフェも設けられています。操縦席を見ると、船と言うよりは飛行機に近い感じがしますね。ちなみに建造費は約700万Euroだそうです。

Twin City Linerは、現在、Wien HoldingとRaiffeisenlandesbankNÖ-Wienの合弁事業であるCentral Danubeによって運営されています。

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新造船の設計は高速カタマランの分野に精通しているオーストラリアのIncat Crowther(本社はタスマニア州ホバート)が担当しました。

ちなみに同社が設計した艦船は500隻以上に上り、日本でも、かつて青函航路で活躍した「ナッチャンWorld」や佐渡汽船の高速フェリー「あかね」も同社の設計によるものです。

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Twin City Linerは、2006年からウィーンとブラチスラバ間を結んでいますが、12年間で170万人以上の利用者があったそうです。

この区間は、鉄道、バス、自家用車などがしのぎを削っており、新造船の投入で、水路の利用者がどのように変化するか、注目されるところです。

現在、発表されている新ダイヤでは、月曜日から木曜日までが1日1便(ウィーン9時発、ブラチスラバ16時発)、金曜日から日曜日までが1日3便(ウィーン8時30分発、12時30分発、16時30分発、ブラチスラバ10時30分発、14時30分発、18時30分発)となっています。

また、料金はエコノミークラスが30Euro(土曜・日曜は35Euro)、ファーストクラスが35Euro、キャプテンズ・ラウンジが45Euroなどとなっています。

なお、操舵室でご満悦なのは、関係者の皆さまです。そして、最後の写真はイギリスの造船所で行われた進水式の模様です。クレーンで下ろしていますね。


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