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March 2019

March 31, 2019

番外編 屋形船でお花見体験

201903300001ココログのトラブルで、皆さまにご迷惑とご心配をお掛けしていますが、今日もだましだまし更新中です。

3月最後の話題は、「番外編」として「日本でのお花見体験」をお伝えしましょう。

Feriは、小さいながらも会社を経営しており、経理・税務面では横浜にある某会計事務所のお世話になっています。

この会計事務所ですが、小さい組織ながら、クラウド会計システムを独自に導入しており、Feriの会社も利用しています。通常、月次会計打合せは、毎月、税理士さんが会社を訪問、もしくは経営者(経理担当者)が会計事務所を訪問といったパターンが一般的です。

しかし、クラウド会計システムを採用しているため、インターネット接続環境が完備していれば、双方が会うことなく、同じ画面を見ながら各種打合せが可能です。

201903300008もちろん、音声でのやり取りが必要ですが、スカイプなどを利用すれば、ウィーンにいても、月次会計打合せは可能です。

そのため、実際にFeriが会計事務所のオフィスを訪問するのは、年度決算の時だけなので、年に1回程度です。これが出張が多い上に、ウィーンに滞在していることが多いFeriが、この事務所と契約をする決め手になりました。

201903300007この事務所の所長さんですが、「遊ばないやつは儲からない」というユニークなコンセプトを掲げており、会計事務所主催で、クライアントを招いて各種の研修会(という名の懇親会)を定期的に開催しています。しかし、このコンセプト、オーストリア人みたいですね。

今までも何度かお誘いをいただいたのですが、ウィーンに居たり、日本での本業と重なったりして、参加する機会がありませんでした。3月中旬に日本へやって来たFeriですが、たまたま日本国内の予定が変更となり、屋形船をチャーターしての船上研修会に参加できることになりました。

某日夕刻、指定された横浜・桜木町近くの船着き場に行くと、複数の屋形船が係留されており、出発を待っていました。この時期、日本では年度替わりなので、歓送迎会などの需要が多いのかも知れません。

201903300002Feriが乗船することになったのは「はまかぜ」という屋形船。今から20年以上前、Feriは、前の会社のメンバーと東京湾で乗船したことがありましたが、それ以来です。

通常、屋形船は船内が畳敷きの和室になっており、座って利用します。が、窓のブラインドが開いて、中が見えるようになってびっくり仰天。何と、テーブルと椅子が設えてあるではありませんか。ただ、床は畳敷きでしたが‥

スタッフの方にうかがったところ、最近は日本人でも畳に座るのが苦手なお客さまが増えており、チャーターの場合、リクエストに応じて、両方に対応しているとのことでした。

ただ、元々、座って利用することを前提に設計されているため、天井が低く、椅子に座っていると、立ち上がった際に頭をぶつけそうになる方も‥Feriは背が低いので、大丈夫でしたが‥ なお、最近では、完全洋風の屋形船も登場しているようです。

参加者が全員集まったところで、「はまかぜ」は出帆。

201903300006しかし、桟橋を離れたところで停船。どうやらある程度、食事が進むまで、停船しているようでした。この間、美味しいお料理やお酒が振る舞われ、参加者同志で懇談することに‥

Feriのお隣の経営者は、変わった会社を運営しており、海外から日本に進出してくる企業のコンサルティングを行っているとのことでした。

とくに北欧の企業が多いようで、同じヨーロッパで仕事をしているFeriとは、結構、話が盛り上がりました。

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March 30, 2019

大型旅客機A380の製造打ち切りに思う(下)

201903270003昨日に引き続き「旅客機の話題」です。

昨日はご紹介できませんでしたが、中型機や小型機が多いウィーン国際空港で、抜群の存在感を発揮しているエミレーツ航空のA380の写真をトップに持ってきました。

そう言えば、写真のような特別塗装機も飛来してきたこともありますね。しかし、エミレーツ航空はA380を、何と109機も保有しているのですから、びっくり仰天です。

また、双発のB777も138機保有しており、どちらも「世界最大の保有数」を誇っています。さすがにオイルマネーは違います。

201903270001さて、現在、航空会社が最も重視するのは採算性です。つまり、いかに経費を削減した上で、定期便を満席で運行するかということ。

そのため、各社とも燃費の良い新型機の導入を急いでいる訳です。そういう意味では、新型機を買えず、増備も中古というオーストリア航空は気の毒です。

また、収益性の高いビジネスクラスやプレミアムエコノミークラスの座席数を増やし、事実上の「お荷物」であるエコノミークラスの座席を少なくするのは、世界的な傾向のようです。201903270017<>p業界では、ロードファクター(有償座席利用率)を高めることが喫緊の課題になっています。

かつてB747が日本とヨーロッパの間を結んでいた時代、エコノミークラスは200席以上あるのが当たり前でしたが、現在、B777-300で150席弱、B787で100席強になっています。

201903270007逆に燃費の良い中型機の導入によりポーランド航空のワルシャワ線、全日空のウィーン線など、従来では採算性が問題視されていた路線の開設につながっています。

また、フィンエアは、繁忙期には成田―ヘルシンキ間に毎日2便、就航させています。普通に考えれば、大型機1機の方がコストが安くすみそうですが、逆に状況に応じて、便数を調整するという技を使うことで、採算性の向上を図っているようです。

このような背景から、特殊な背景がある中東の航空会社以外は、A380を持てあましているのは事実のようで、ルフトハンザドイツ航空も、先日、一部の売却を発表しました。

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March 29, 2019

大型旅客機A380の製造打ち切りに思う(上)

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何とか「だましだまし」ブログの更新を継続中です。

今日は「旅客機の話題」をお届けしましょう。

先日、エアバスが誇る超大型機A380の製造打ち切りが発表されました。アメリカのボーイングはB747-8の旅客型を一応製造していますが、最近は航空会社からの発注もなく、A380の製造打ち切りは、事実上、「4発仕様の大型旅客機の終焉」を意味するもので、感慨深いものがあります。

かつてFeriが初めてヨーロッパへ行った時、長距離路線の多くは、B747に代表される4発機の牙城でした。例外的に3発のDC-10やL-1011なども使用されていましたが、圧倒的に4発機が存在感を示していました。これは航続距離と飛行の安全性が大きな要因だったと言われています。

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オーストリア航空が日本線開設に当たり、投入した双発機A310などは例外的でした。もっとも、その後、オーストリア航空も4発のA340に切り替えたのは、皆さまもご存じのとおりです。

それが技術革新により航空機の信頼性が向上し、洋上を含む長距離路線でも、今では燃費の良い双発機、B777、B787、A350などが主流となりました。正直、30年前には双発機で太平洋を横断するなど、思いも寄りませんでした。

201903270002

特に日本航空は一時期、世界で最も多くのB747を運航していた実績があっただけに、同社から4発機が姿を消してしまったというのは、経営破綻という要因があったとはいえ、信じられない思いです。

今や日本を代表するエアラインに成長した全日空も、B747を保有していましたが、やはり運航経費の関係からB777などに置き換え、現在では国内線、国際線ともに引退しています。

右の写真は、新東京国際空港時代の写真ですが、日本航空、全日空のB747-400が並んでします。これが日常的な光景でしたね。

201903270009

なお、日本国内で最後まで残ったB747の旅客型は、現在は航空自衛隊が運航している政府専用機。

ただ、これも先日、後継機のB777-300と交代しています。

天皇皇后両陛下もご搭乗になる政府専用機が、双発になるのですから、これも時代の流れと言えそうです。

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ただ、貨物用としては向いているため、貨物専門の航空会社ではB747貨物専用機を運用しているところは多いようです。

B747の開発当初、将来、旅客機は超音速機に移管すると言われており、その時、速度の遅いB747は貨物機に転用することを前提に設計されていたとか‥

日本でも日本郵船グループの日本貨物航空(NCA)が現在もB747-8を運用しています。

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March 28, 2019

今週末は「Argus Bike Festival 2019」開催

201903260001当ブログが利用しているココログですが、仕様変更後、トラブルが多発し、会社側で、逐次、修正を行っているようですが、それによる別のトラブルが発生するなど、まともに運用できる状態ではありません(いわゆる泥縄対応に陥っている感じです)。

実際、記事の作成に時間がかかるのは私の能力が低いので、やむを得ませんが、記事を登録するのに、2時間近くかかるため、本業にも支障が出てきています。料金をいただいて提供しているサービスとは思えない対応と言わざるを得ません。

とくに昨日から新規の記事を投稿中、記事作成画面がフリーズする事態が発生しており、新しい記事を事実上、投稿できなくなっています。状況が改善されない場合、この記事を最後に、しばらく更新を中断せざるを得ないかもしれません。本当に残念です。

さて、ウィーンも春本番になり、アウトドアで様々なイベントが行われるようになりました。

201903260003今日は、自転車関連の話題が続いて申し訳ございませんが、今週末、Rathausplatz(市庁舎前広場)で行われるイベント「Argus Bike Festival 2019」をご紹介しましょう。

「Argus Bike Festival」は1999年から始まったオーストリア最大の自転車イベントで、今年は20回目の開催です。「春の自転車シーズン到来」を告げるイベントとして、ウィーン子にも親しまれています。

過去、Feriも何回か会場に足を運んだことがあり、また、その模様を当ブログでご所介したこともありました。
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例年、自転車に関連する様々なデモンストレーションや展示、関連商品の販売などが行われますが、今年は20周年なので、大々的な催しになりそうです。

開催日は3月30日(土曜日)と31日(日曜日)ですが、20周年を記念して、ハイジャンプコンテストとベストトリックコンテスが、市庁舎前広場の特設会場で開催されることになりました。

このコンテストには、FMBAワールドプロツアーに参戦している最高のライダー達が集まります。
また、今回、「ウィーンBMXジャム」も開催されます。これはBMXドライビングを試すすべての人を対象としたワークショップです。BMXのワールドチャンピオンがインストラクターとして登場することがアナウンスされています。

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March 27, 2019

自動車のドアにご用心!

201903260005今日は「自転車にまつわる話題」をお届けしましょう。ウィーンでは、自転車を公共交通機関の一つと位置づけており、レンタルバイクも含めて、その使用を推奨しています。

CityBikeのステーションも以前は駅周辺が中心でしたが、最近では街中でも数多く見かけるようになりました。もちろん、自分の自転車の乗っているウィーン子も多数。

日本では、自転車を邪魔者扱いする風潮があるような気がしますが、こちらでは自転車を積極的に利用してもらうためのインフラ整備も行われています。

その一つが、自転車専用レーンの設置です。広い歩道があるエリアでは、歩道の一部を自転車専用レーンとして、明確に分けています。交差点にも自転車専用信号機が設置されている場所もあります。

201903260006とは言っても、全ての歩道上に自転車専用レーンがある訳ではありません。

歩道が狭い場所では、日本と異なり、自転車は車道を走ることになっています。つまり、歩道は「基本的に歩行者が使うもの」という考え方が徹底している訳です。

自転車が車道を走る場合、基本的には歩道寄りを走行することになりますが、ここで問題になるのが、自動車の公認路上駐車エリア。ウィーンでは、車道の一部に公式の駐車スペースを設けているところが多数、存在します。

中には実質的には、片側1車線にしてまで、駐車スペースを確保している道路もあるほどです。このあたりの考え方は、日本とは大きく異なりますね。

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March 26, 2019

幼稚園は元銀行支店

201903250002相変わらずココログのリニューアル後、「改行の問題」が完全に解消されず、体裁の悪いブログになっており、自分としても非常に不愉快です。過去の情報を参考に修正をかけていますが、完全に解消するには至っておりません。
さらに、記事の作成以上に、体裁の修正に非常に時間がかかるようになり、この点も不満が募っています。フィールドテストを十分に行った上でのリニューアルとは思えない対応と言わざるをえません。

さて、今日は「幼稚園(Kindergarten)の話題」をお届けしましょう。

日本では、幼稚園や保育園に入れない「待機児童」の件が、各地で問題になっていますが、ウィーンの街中を歩いていると、幼稚園の数が多いことに驚かされます。

ただ、幼稚園も千差万別。ウィーン市が運営している公立もありますが、私立も多数。特に私立については、日本以上にバリエーションが豊富かもしれません。

201903250003以前、このブログでもお伝えしたシュタインホーフ公園に近い幼稚園は、広大な敷地を誇り、園内には子供さんが自由に遊べる広い園庭が設けられています。

一方、中心部になると、スペースの都合上、園庭を持たない幼稚園も多数、存在します。ただ、ウィーンでは公共の公園が多く、かつ、ゾーニングにより子供さんを遊ばせるスペースを別に確保しているところも多いので、そういった場所を園庭の代替として利用しているようです。公共の公園で、独立した子供専用の遊び場を確保しているケースが少ない、日本とは対照的なような気がします。

201903250001さて、以前もご紹介したことがあるS BahnのHernals駅前にあったERSTE銀行の支店は、合理化の一環として閉鎖されてしまいました。

いわゆるフルサービスの有人支店だったので、17区に住んでいた頃は重宝していたのですが、その後は記帳や両替などは、路面電車に乗車して市役所もある17区の中心、Elterleinplatzにある支店まで出向くことになってしまいました。

その後、閉鎖されたHernals駅前支店は、Bankomat(日本のATMに相当する機械)も撤去され、完全に空き家状態になっていました。ちなみに2階以上はアパートになっている建物です。

その後、このブログでもお伝えしたように、外装が幼稚園風になったところから、幼稚園への業態転換が行われたようです。

以前、見たときは開演前だったのですが、先日、近くを通りかかったところ、銀行の入り口だったところが、幼稚園の玄関になり、「miniBambini」という立派な案内版が掲げられていました。

開園時間は、月曜日から金曜日までの7時から17時まで。親御さんが、この時間帯に園を訪れて、子供さんを預けるというシステムです。

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March 25, 2019

定点撮影 Hernalsのアパート工事

201903240006今日は、懲りもせず「定点撮影シリーズ」をお届けしましょう。
場所は、かつてFeriがお借りしていたアパートの最寄り駅であるS BahnのHernals駅に隣接するエリアです。

12月に訪問した際は、すでに躯体工事が急ピッチで進められていましたが、最近、所要があって訪問した際、工事の進捗具合が早いのに驚きました。

かつて、駅に隣接するエリアは小高い丘で、何も立っていなかったのですが、丘を崩して、平地にした上で、高級アパートが2棟、建設されています。それほど広大な敷地ではありませんが、2棟は別のデベロッパーが建設しています。

ちなみに左の写真は、工事が始まるかなり前のものです。まさか、この丘を崩して平地にしてしまうとは‥

面白いのは、このエリア、17区と16区の境にあたるため、住所がHeigerleinStrasse43(17区)とPaletzgasse40(16区)に別れている点でしょうか。

なお、基礎工事中の様子は2018年3月21日の記事をご覧ください。

こちらでは、別の場所で作ったコンクリートパネルを組み合わせて建設する方式が主体なので、基礎工事が完了すると、その後は、予想以上に早いペースで建設が進みます。

駅に近い方のアパートがトップの写真。ここはmigraというデベロッパーが建設中。6階建てのようで、既に躯体は、ほぼ完成しています。

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このアパートについては、1階は商業施設が入るような感じです。また、窓の形などから、一部はオフィスなどになるのかもしれません。

完成予想イラストを見ると、上層階(日本式の5階と6階)については、ルーフバルコニーがついた仕様のようです。Hernalsは「ウィーンの森」も近いので、眺めは良いでしょうね。

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どのような物件なのか興味があったので、同社のホームページをチェックしてみましたが、まだ、この物件に関する情報は出ていませんでした。こちらは、HeigerleinStrasse43です。

一方、Ottakring寄りのPaletzgasse40に建設されているアパートはARWAGというデベロッパーが担当。こちらはバルコニーが各部屋に付いているので、恐らくアパート中心の構造だろうと思います。

こちらも躯体は、ほぼ完成しており、足場でよく見えませんが、窓のサッシなどの取り付けも進んでいます。

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この物件については、同社のホームページで概要が紹介されていました。

6階建てで、総戸数は125戸。そのうち46戸は2~4室をもつファミリー向け物件のようです。やはり上層階にはルーフバルコニーが備えられています。

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March 24, 2019

謎のピクトグラムシリーズ 何の会社でしょうか?

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今日は、ウィーン市内で見かけた「商用車の話題」です。「謎のピクトグラム」とも言えますが‥

先日、16区内を歩いている時、駐車場で写真のような商用車を見つけました。荷台には「鳩のシルエットに斜線」が入った独特のピクトグラムが描かれています。

社名は「KillTec」というようですが、正式な社名はKillTec SchädlingsbekämpfungsgesmbHと言います。

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後日、調べたところ、ウィーン17区に本社がある害虫駆除会社であることがわかりました。営業範囲はウィーンとニーダーエスターライヒ州、そしてブルゲンラント州です。

こちらでは鳩も害虫に含まれます。実は、鳩の糞は、コンクリート、アルミニウム、鉄、大理石、レンガなどを腐食させる性質があります。そこで、鳩を寄せ付けない対応も、同社が行っているという訳です。
同社が行っている対鳩対策は、鳩を寄せ付けないようにするために「プラスチック製の網」を取り付けるようです。
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確か、日本の駅でも、構内に鳩が巣を作らないように、プラスチック製の網を取り付けているところがあったような気がします。同じ仕組みのようですね。
さらに、木材や木製建物の保護という業務も請け負っています。これは、害虫によって木材が損傷することを防ぐというもの。日本でもおなじみの「シロアリ対策」と同じ考え方です。
基本的には害虫駆除が専門の会社なのですが、変わったところでは、クライアントのHACCP取得に向けたコンサルティングも行っているようです。

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March 23, 2019

謎のピクトグラムシリーズ ラジコン禁止

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リニューアル後、不具合が完全に治っていないココログですが、改行が適切に設定できず、読みにくくなっている点、お詫びいたします。

色々とトライアルしていますが、根本的な解決先まではたどり着いておりません。

さて、今日は「謎のピクトグラムシリーズ」をお届けしましょう。

最近では、無線操縦のドローンを色々な用途で活用する動きが活発ですね。以前は大変な費用がかかった空撮もドローンを使えば、比較的安く実現できるためか、テレビ番組でも空撮映像が増えたような気がします。

このブログでも、2017年に「ウィーンのドローン使用」に関する話題をご紹介したことがあります(詳しくはこちらから)。

プロ用のドローンも去ることながら、アマチュアが簡単に使えるドローン、というかラジコンも広く発売されているのは皆さまもご存じのとおり。

日本と異なり、電線が少ないとは言え、街中でラジコン飛行機やドローンを遊びで飛ばすのは、さすがに無謀。

そこで、広い公園で‥と考えるのは誰でも同じです。先日、久しぶりにSteinhofgrünede und Dehneparkに散歩へ出かけました。週末の午後だったのですが、天気が良かったため、結構、人が来ていました。

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この時間だと、「何かをする」というより、園内をのんびり散策する人が大多数です。

以前、この公園を訪れた時、園内の広場でラジコン飛行機を飛ばしているグループを見たことがあります。が、今回訪問してみると、入り口や園内に新しい看板が掲出されていました。園内の禁止事項を列挙したピクトグラムです。

斜線のピクトグラムは、禁止事項です。ほとんどは一般的な内容ですが、興味深いのが二つありました。

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March 22, 2019

教習車でトレーニング中

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ココログのリニューアル後、改行がうまく入らない、写真が掲載できないというトラブルがありましたが、一部は解消されたようなので、テストを兼ねて、軽めの話題をお届けしましょう。

今日は「自動車運転教習の話題」をお届けしましょう。

ご存じのように、こちらでは日本のような自動車教習所は存在しません。とくに所内に教習線用コースを持っているところは、ほぼ、皆無。

そう、いきなり路上教習です。日本人から見ると、無謀にも思えますが、逆に効率的かつ、実践的と言えるのかもしれません。

街中で屋根に「L」という看板を掲げた自家用車を見かけますが、あれが教習車です。従って、Lの看板を掲げた自家用車を見たら、近づかないのが吉かも‥

ところで、以前、Wiener Linienが開催する「Tramwaytag(路面電車の日)」の中央工場オープンハウスで、教習用バスをご紹介したことがあります(2枚目の写真が、その時のもの。運転席には体験運転の素人さんが乗っております)。

一番の特徴は「ハンドルが2つついていること」です。つまり、トレーニーがハンドル操作を誤った場合、トレーナーが別のハンドルでリカバリーできるようになっている訳です。

201903200001また、このハンドルを2つ持つ教習車が、日本の陸上自衛隊でも導入されていることを、後日、お伝えしました。

Feriは、大型車の運転免許を取得していないので、実際、日本の民間教習所では、どのような車両を使って大型車教習をしているのかは知りませんが、興味はありますね。

さて、先日、Pilgramgasse周辺を歩いていたところ、Wiener Linienの教習車がやってきました。そう、例のハンドルが2つついている教習車です。

トレーナーはちゃんと制服姿なのに、トレーニーがトレーナーで運転しているのはご愛敬。後日、写真を拡大したところ、後ろにもトレーニーらしき人物が乗車しているのがわかります。

ちょうど、交差点でハンドルを切る場面でしたが、トレーナーはハンドルに手をかけておらず、トレーニーが運転しているようです。

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March 21, 2019

喫煙場所雑感

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19日に行われたブログ仕様のリニューアルとメンテナンスの関係で、不具合が色々と出ているようです。そのため、ブログの更新も思うようにできず、正直、イライラが募っています。

また、現在、写真のアップロードで問題が発生しています。この記事までの写真は、実は、メンテナンスでのトラブルを予想して、事前にアップしていたものです。

当ブログは「写真もウリ」なので、写真が反映されるまで、しばらくブログをお休みする可能性があります。システムの復旧具合に合わせて、対応いたしますので、ご了承ください。
さて、今日は「喫煙の話題」をお届けしましょう。
Feriは、その昔、一時、たばこを吸っていたことがありますが、習慣化する前に吸わなくなりました。これは、Feriの父親や兄が、当時、愛煙家だった影響によるものです。
昨今では、日本も含めて、「公共の場」での喫煙は、非常に厳しくなっていますね。
日本でも、以前は鉄道の駅でもプラットホームの一角に喫煙所がありましたが、現在は構内全面禁煙になっているところが多いという話を耳にしました。
201903190004しかし、不思議なのは構内全面禁煙なのに、駅構内のキオスクやコンビニエンスストアでは、タバコを堂々と販売していることです。
冗談みたいな話ですが、以前、愛煙家の友人が、日本の某駅にあるコンビニエンスストアでタバコを買って、店員さんに“この付近では、どこで吸えますか?”とたずねたところ、“駅構内は全面禁煙で、近くでタバコが据えるところは、駅を出て広場の向かいにあるパチンコ屋さんの屋外ですね”と言われて、そこでの喫煙を断念したとこぼしていました。
201903190002とくに日本では、路上喫煙を禁止する条例を制定している自治体も多いので、表では事実上、吸えませんね。
たばこ産業が盛んだったオーストリアでは、以前は、喫煙に対して寛容でした(規制が緩かったというということですが‥)。しかし、EUによる規制強化の影響で、喫煙は大幅に制限されるようになりました。
ただ、根本的な発想が日本と違うのは、「屋内禁煙、屋外喫煙」という考え方でしょうか。
201903190001
そのため、歌劇劇場内には喫煙所はなく、表に吸える場所が設置されています。Volksoperの場合、玄関前が唯一の喫煙場所。
また、屋外でも公園なども子供さんが遊ぶエリアは、危険防止のため禁煙になっています。当然、入り口には吸い殻入れが設置されています。
では、鉄道駅構内は、どうでしょうか。実は、ÖBBの場合、かつての日本の駅同様、プラットホームには立派な灰皿を備えた喫煙コーナーが設置されています。ただ、吹きさらしですから、冬は寒くて大変だと思います。
一方、空港については、セキュリティの関係もあるため、ターミナルビルの外に喫煙所を設けることが困難。

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March 19, 2019

新型車内券売機を拝見

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昨日から当ブログを掲載しているココログが、リニューアルに伴う大規模なメンテナンスを実施していました。
メンテナンスが長引き、19日中の更新ができませんでした。管理者画面にもアクセスできなかったため、ご案内もできず、ご心配をお掛けしました。
この他、仕様が変わったため、見づらくなっているようです。今後、修正しますが、しばらくはご容赦ください。
さて、今日は「路面電車内の券売機の話題」をお伝えしましょう。
ご存じのようにウィーンの路面電車は、信用乗車方式で、原則として乗車前にチケットを購入することになっています。しかし、停留所周辺に券売機が設置されているところは、ごくわずか。そこで、役に立つのが街角にあるタバコ屋さんです。
Feriも時々、利用しますが、タバコ屋さんで市内交通のチケットを購入できるシステムは、便利ですね。ただ、タバコ屋さんも営業していない日や時間帯があります。
こちらでは、基本的に乗務員は運転専任なので、チケットの発券をはじめとする料金授受は一切行いません。
201903180002という訳で、路面電車車内には券売機が設置されています。
従来の券売機は、コイン線用で、1回券(大人と子供の種類は選択は可能)だけしか発券できませんでした。
また、時々、故障していることも多く、万が一、乗車して、券売機が使用不能だったら万事休す。こんな時に車内改札があったら、目も当てられません。
このブログでも、以前、Wiener Linienのプレスリリースを転用する形で、2018年2月に新型車内券売機の導入をご紹介しましたが(詳しくはこちらから)、先日、Feriはやっと実物を見ることができました。
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Feriが見たのはULFに搭載されていたもので、写真を見ればわかるようにかなり大型です。操作は15インチのタッチ式スクリーンで行うようになっています。
ただ、その分、多機能になっており、発券できる券種も増えているようです。
また、決済方式も、従来のコインに加えて、クレジットカードや電子マネーにも対応しています。そのため、向かって右側にはPINコードを入力するためのテンキーがついています。
ユニバーサルデザイン化を進めているWiener Linienらしく、液晶画面の下には点字の説明が取り付けられている他、音声ガイダンス用のイヤホン端子も組み込まれていました。
そして、このディスプレイにはドイツ語と英語に加えて、フランス語、イタリア語、スペイン語、ハンガリー語、ロシア語、チェコ語、スロバキア語、クロアチア語、スロベニア語に対応しています。

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March 18, 2019

ウィーンのキッチンから 「卵のばら売り」はいかが

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今日は「食材についての話題」をお届けしましょう。

日本でもオーストリアでも定番の食材が。色々な料理に使いますから、どこのスーパーマーケットでも入手できます。

ただ、こちらで販売されている卵は、以前、このブログにも紹介したことがありますが、BIOが中心。日本のように閉鎖された空間で飼われている鶏が産んだものではなく、放し飼い、もしくは、それに近い環境で育成されている鶏から産出されたものです。

当然、餌に抗生物質などは入っていませんから、生で食べることはできません。日本人が好きな「卵掛けご飯」は、こちらでは御法度です。

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また、卵、一つひとつにトレーサビリティ用の番号が印刷されており、これをインターネット上の専用サイトで検索すると、様々な情報を入手することができます。

販売方法ですが、スーパーマーケットでの売り方は、日本と同じくパック入り。最小単位は6個です。

最近、日本の某スーパーマーケットに行って驚いたのは、かつては最小単位が4個だったものが、2個パックが並んでいました。

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いわゆる少量パックという方式ですが、一人暮らしなどの場合、自宅にストックしておくよりも、小まめに補充した方が新鮮な卵を食べることができるので、こういう売り方は助かりますね。

基本的に少量パックという概念が希釈はオーストリアなので、パックに入っている食材は、量が多いのが玉に瑕。これは、カット野菜なども同様です。

そのため、Feriのような単身者は、使い切ることができないという悩みも‥

最も野菜や果物については、スーパーマーケットでも量り売りをしていますから、ある程度、個数を制限して購入することができるのは助かります。

ところで、卵の販売に話を戻すと、実はパック以外で販売している場所があります。それが、一部の市(Markt)。

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March 17, 2019

変わったお店シリーズ151 突然の撤退 何があったのでしょう?

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今日は変わったお店シリーズの続編として、「突然の閉店にまつわる話題」をお届けしましょう。

2019年2月13日の当ブログで、Schottentorの地下停留所の商店街に進出した「Bushdoctor」の話題をお伝えしました(詳しくはこちらから)。

このお店は、いわゆる「大麻関連商品(吸引用のパイプや栽培グッズなど)を取り扱うお店」です。ウィーンでも、グレーゾーンのお店と言っても良いでしょう。

日本では芸能人がコカインの使用で逮捕されていますが、薬物は色々と物議を醸し出します。

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ウィーン大学からも近い、こんな賑やかな場所で、堂々と営業をして良いのだろうか…とFeriも、ちょっと気がかりでした。

が、先日、38系統に乗るため、Schottentorの地下停留所へ行ったところ、何と「Bushdoctor」はもぬけの殻‥

きれいに整備された店内には、何もありません。ただ、店前には「Bushdoctor」の折りたたみ式看板が置かれていました。

改装なのか、それとも撤退なのか、この段階では何とも言えませんが、雰囲気としては撤退の可能性が高いと思います。

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今から考えると「期間限定」という可能性もありますが、営業中の写真を見る限りでは、期間限定でオープンしていたとは思えない本格的な作りだっただけに、狐につままれたような感じ‥

さすがに目立つ場所での商売は支障があったのでしょうかね。このようになった理由は、会社の方に伺うしかわからないでしょうね。

なお、前回、この店の記事をまとめる際、同社のホームページをチェックしたのですが、その際、本店の情報は詳しく出てきたのですが、Schottentorの支店については、情報が得られませんでした。

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March 16, 2019

いずこも同じ? 鉄道の車内サービス見直し

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今日は長距離列車の「車内サービスの話題」をお届けしましょう。

毎年、日本のJRでは春先にダイヤ改正を実施することが多いですが、今年は、3月16日だとか‥新幹線の開業など、大規模な改正はないようですが、一つ気になった話題が「車内販売の大幅縮小」というニュースです。

東北新幹線「やまびこ」や特急「踊り子」などでは全面的に廃止されるほか、JR北海道、JR四国、九州新幹線でも車内販売が廃止されると発表されるとか‥

Feriが若かった頃は、特急列車の車内販売は当たり前で、東海道・山陽新幹線でも食堂車を連結している列車も多数、存在しました(歳がばれますが‥)。

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廃止の理由は、「採算がとれない」ということだそうです。日本の場合、大都市部を中心に駅ナカが極めて充実していますから、乗車前に仕込んでしまうお客さまが多いということなのでしょう。

その点、ÖBBでは、現在もRailJetなどの優等列車では、編成が短いにもかかわらず食堂車も連結されていますし、ワゴンを使った車内販売も実施されています。

このワゴンが強力で、何とエスプレッソマシンを搭載しており、車内巡回中にオーダーが入ると、客席にあるコンセントから電源を取り、Cafeを提供するという本格的なサービスを実施しています。その分、時間がかかりますが‥

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また、2階建て電車を使用しているWestBahnではワゴンサービスが難しいため、売店設備を設けています。この点、日本よりは長距離列車での供食サービスは充実していると言っても良いでしょう。

そして、日本から、もう一つ気になるニュースが流れてきました。JR東日本が、新幹線に満を持して投入したグランクラスのサービス見直しです。

東北新幹線「はやぶさ」にグランクラスが誕生したとき、JR東日本では「飛行機のファーストクラス並みのシートに専属アテンダントがつき、軽食サービスやアルコールも含めた飲み物飲み放題など、新幹線最高水準のサービス」を大々的にアピールしていました。

その後、金沢新幹線でもグランクラスが採用されたのは、皆さまもご存じのとおりです。

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March 15, 2019

愛犬の口輪は虐待?

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今日は「愛犬の話題」をお届けしましょう。

先日、日本のSNSで、「飼い主に常時口輪をされて虐待に遭っている犬がいる」という動物保護活動をしている方の投稿があり、これが拡散されているとか‥

確かに日本国内では、街中で口輪をしている犬を見かけることは少ないので、このように受けとめる方も多いのかも知れません。

動物愛護に熱心なオーストリアでも、公共交通機関に愛犬を乗せる際には口輪の装着が義務づけられています。

基本的に、こちらの愛犬は「躾がしっかりできている」ことを前提に、公共の場で人間と共生することが許されています。

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Feriがよく行くホイリゲでも、愛犬を連れてやってくるお客さまを多数、見かけます。

ご主人達がワインを飲みながらお食事やおしゃべりをしている時でも、おとなしく足元で「お座り」。決して餌をねだったりしません。もちろん、暑い時期には水を与えることはありますが‥ これはレストランやカフェでも同様です。

こちらにお越しになった方の中にも、このような光景をご覧になったこともあると思います。ちなみに、飲食店の店内で、愛犬が「口輪」を装着しているケースは少ないようです。

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ただ、「躾がしっかりできている」と言っても、公共交通機関の中では、何かが引き金になって、愛犬がパニックを引き起こすことも考えられます。突然の揺れで、他のお客さまと愛犬が接触するということもあるでしょう。

そういった祭、反射的に愛犬が噛みついたりすることを防ぐために「口輪」の装着が義務づけられているようです。

停留所などで見ていると、乗車前は口輪をしていなくても、路面電車が到着し、乗車する段階(もしくは乗車直後)に口輪を装着しています。

右の写真は路面電車の停留所(Hernals)で見かけたものですが、飼い主さんが口輪を持っているのがわかると思います。

さらに不特定多数の人が集まる場所でも、不測の事態に備えてリートだけではなく、口輪の装着が推奨されています。

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March 14, 2019

「Fasching krapfen」よもやま話

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今日は「お菓子の話題」をお届けしましょう。

このブログでもご紹介したことがあるオーストリアの揚げ菓子「Krapfen(クラップフェン)」。

発酵生地を丸めて、油で揚げるのですが、浮力によってできる「中心部の白い帯」が特徴です。

一般的には、中にアプリコットジャムが入っています(リンゴが入ったアップフェル・クラップフェンというもあります)。そのため、当然、高カロリー(これ、ポイント)。ドーナツの原型とも言われています。

このクラプフェンですが、正式には「ファシングクラップフェン」(Fasching krapfen)と言います。

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ファッシングとは、謝肉祭のこと。英語ではCarnival(カーニバル)、オーストリアやドイツでは、Karneval(カーネバル)、 Fasching (ファッシング)、 Fastnacht(ファストナハト)、Fasnet(ファスネット)など、色々な呼び名があるようです。

そのため、昔は謝肉祭が近づくと、ベッカライの店頭に並べられる「季節感のあるお菓子」でしたが、現在では年間を通じて販売しています。

この話は日本オーストリア食文化協会の方から伺ったのですが、 Fastnacht (ファストナハト)のFastは「断食」という意味だとか。英語では朝食のことを breakfast と言いますが、その意味は「断食を破る」。この fast と同じ使い方です。

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Nacht は「夜」という意味なので、この場合は「前の日」のこと。という訳で、Fastnachtは「断食の前日」といったニュアンスになります。

カトリックでは、復活祭までの40日間を四旬節と言いますが、この期間は本来は「断食の期間」です。つまり「四旬節に入る前日」という意味になります。

ちなみに2019年は復活祭が、例年よりも遅い4月21日なので、「灰の水曜日」は3月6日でした(2018年の復活祭は4月1日でした)。

ところで、四旬節に入る前日に、なぜファッシング(カーニバル)があるのかという話ですが、これも日本オーストリア食文化協会の方からうかがった興味深いお話です。

ヨーロッパの冬は厳しいのは皆さまもご存じのとおり。特にドイツなどは冬の寒い時期、これを乗り越えるのはどうすればよいかと考えたとき、身体に油脂を取り込んで寒い冬を乗り越えようという発想に至ったとか。

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March 13, 2019

ここからは乗車できません

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今日は「地下鉄乗り場の話題」をお届けしましょう。

皆さまもご存じのように、ウィーンの地下鉄にはチケットに乗車日時を印字する器械は改札口に備えられていますが、有人の改札口や自動改札機はありません。

いわゆる「信用乗車方式」が全面的に採用されています。そのため、出入り口は比較的自由に設定することができます。

しかし、一部の駅には「降車線用口」が設けられています。乗降用のプラットホームが分離されているOttakringのような終端駅の場合は、何となくわかりますが、それ以外の駅では不思議な気がします。

実は、これはプラットホームから地上へのアクセスが、エスカレーターに限定されている場合に存在するようです。

1枚目の写真は、かつてU1の終点だったReumannplatz駅のケースです。出口専用なので「Kein Zugang」という看板が掲げられていると同時に、こちらではおなじみの「手が前面に出ている」進入禁止にピクトグラムが描かれています。

なお、この出口の右側には通常の入り口(もちろん出口兼用)があるので、チケット売場の案内も含めて掲出されています。

この駅は、かつては路面電車や路線バスの乗換駅として利用者が非常に多かったため、このように専用の出口が設けられたのでしょう。

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March 12, 2019

粋な自動車ナンバー「CANON1」

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今日は「自動車のナンバープレートにまつわる話題」をお届けしましょう。

日本では自動車の登録番号は、片仮名一文字と数字4桁の組み合わせが標準になっていると思います。

確か、1999年頃、「希望ナンバー制度」が全国に導入され、ユーザーがリクエストすれば、希望する4桁の番号を入手することも可能になりました。

なお、希望ナンバーのプレートは受注生産となるため、通常のナンバープレートより、やや高めの料金設定となっているとか‥ただ、4桁の数字なので、リクエストできるのは数字だけですね。

一方、オーストリアの場合、基本は登録地の略号と数字・アルファベットの組み合わせが基本です。そして、登録地とナンバーの間には「州の紋章」が入っています。

ちなみに公用車の場合は、「州の紋章」部分が「国の紋章」になり、左側の登録地記号が組織記号に変わります(郵便の場合はPTなど)。

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こちらでは自動車のナンバープレートにはアルファベットが使われているため、希望ナンバーの幅も非常に広がります。

そのため、企業名や組織名を記されたナンバープレートを時々見かけます。先日、市内を歩いていた時、黒いミニバンが駐車していました。貨物室にはCanonのロゴ。

恐らくオーストリアのCanon関連企業の業務用車両でしょうか。さて、この時、ナンバープレートに目をやると「CANON1」という粋なプレートが付いているではありませんか。

なお、2006年にも、このようなパターンで「ホテル・ザッハーの社用車」をご紹介したことがあります。ただ、この時は、登録地ザルツブルクである「S」を上手に活用したパターンでした(詳しくはこちらから)。

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March 11, 2019

3月11日に寄せて

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今日、3月11日は、2011年に東日本大震災が発生した日。8年目を迎え、被災した各地でも追悼行事が行われることと思います。

現在も2500名以上の方が行方不明というニュースに接すると心が痛みます。改めて被害に遭われた皆さまにお見舞いを申し上げます。

さて、このブログを古くからご覧になっている方は、ご存じのように、地震発生時、Feriはウィーンに滞在中でした。

こちらの時間では、早朝に地震が発生したこともあり、地震発生による大被害を知ることなく、市内観光に出かけた皆さまも多かったようです。

ちなみにORFの臨時ニュースで「東日本で巨大地震発生」の報を受けて、ウィーンから日本の実家に電話を入れましたが、当然、着信規制がかかっており、全くつながりませんでした。

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当日は週末の金曜日。Feriは、友人宅へ行く途中、地下鉄で移動中、偶然、ご一緒になった日本人観光客の方に「日本で大規模な地震があったようですよ」とお伝えしたところ、明確な反応が返ってこなかった記憶があります。

恐らく、まさか、これほどの大規模災害になっているとは想像ができなかったのだと思います。

友人宅に到着後、日本での震災被害を心配する方からのお電話が入っていたのが印象的でした。

当然、友人宅でも震災の話題になりましたが、この時点では詳細な情報(被害の本意など)が、はっきりせず、不安が募るばかりでした。

こちらでは、ORFの臨時ニュースでも色々な映像を交えて報道しているのですが、震源や被害範囲といった位置関係が全くわからないため、被害の全容がつかめないのです。

これは、こちらの方は、日本の地理に詳しくない訳なので、やむを得ないでしょう。

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当日は、夜、Badenでオペレッタ「シュヴァルツヴァルトの娘」を観賞する予定になっていました。日本の実家も心配でしたが、こちらでは何もすることができず、夕方、友人宅を後にBadenへ向かいました。

味のあるオペレッタでしたが、やはり連絡が全くつかない留守宅のことが気になり、作品に集中できませんでした。

オペレッタがお開きになり、Badenからウィーン市内へ戻ると、こちらでは深夜ですが、日本では12日の早朝。そこで再度、日本へ連絡を入れたところ、まず兄宅に電話がつながりました。

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兄の住まいとFeriの留守宅は近くなので、兄が留守宅に様子を見にいってくれたようです。

人的被害がなかったこと、建物も大きな被害ななかったことなどを聴き、まずは一安心。その後、留守宅にも電話がつながりました。

また、都内に勤めている親友からもメールで、東京の様子を伝えてきました。親友は勤務先から自宅へ戻ることができず、都内で一夜を明かすことになったようです。ウィーンでも、すでに日付は3月12日になっていました。

ウィーンでは3月12日も朝からORFが震災関連のニュースを流していました。ORFでは、主にCNNの画像を使って津波被害の報道をしていました。

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March 10, 2019

新しいバスターミナルが誕生します

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今日は「長距離バス用ターミナル建設の話題」をお伝えしましょう。

日本でも、最近、リーズナブルな運賃で利用できる長距離バスが人気を集めていますが、陸続きのオーストリアでは、国際長距離バスは以前から高い人気を誇っています。

もちろん、これは運賃が手頃だからです。東京駅や新宿駅にも大規模な長距離バス用ターミナルが新設され、賑わっていると聞きます。

さて、ウィーンには、現在、長距離バス用の大きなターミナルとしては、レオポルトシュタットのBusterminal Vienna(ウィーンバスターミナル、長距離バスの20%が利用)、エルトベルクのVienna International Busterminal(ウィーン国際バスターミナル、2007年完成)、南チロル広場のBusbahnhof am Südtiroler Platzの3箇所があります。

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今回、ウィーン市では、利用者の利便性を高めるため、WienHoldingsと共同で新しいバスターミナルDusika-Stadionを建設することになりました。

新しいバスターミナルは、Busterminal Viennaが入っているショッピングモールに近い場所で、現在、スポーツ複合施設「Sport & Fun Halle」(敷地面積16,500平方メートル)がある場所に建設されます。


なお、建設期間は5年間が予定されています。新しいバスターミナルですが、別棟建設によるBusterminal Viennaの機能拡張といった感じです。ただし、経営母体は異なりますが‥

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今回、発表された完成予想図によると、ターミナルは2階建てで、1階にはオンラインチケット発券機、コンコース、カフェ、ショップ、チケットカウンターを備えたチェックインホールが設けられます。

空港のチェックインカウンターをイメージしているような感じです。

当然、隣接するショッピングセンターStadion Centerへも直接アクセスできるようになります。

バス乗り場は地下に設けられるようで、プラットホームは36箇所。ターミナルから幹線道路Handelskai経由で、スムーズアウトバーンA23に乗り入れることができるように設計されています。

完成予想イラストによると、バス乗り場のある地下にも天井に明かり取り窓が設置され、開放的な雰囲気になりそうです。

バス乗り場が表にある場合、雨や雪といった悪天候の際、不便ですが、このように地下に設けられていれば天候を気にすることなく利用することができます。とくに車いすなどをご利用の方にとっては、利便性が高いと思います。

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March 09, 2019

現地を見学してびっくり Pilgramgasse駅改良工事続報

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今日は「地下鉄U2延長工事の話題」をお届けしましょう。

先日、Wiener Linien提供の写真でご紹介したPilgramgasse駅の大規模工事ですが、現地に足を運んで、現場を見てきましたので、新しい情報も含めて、ご紹介しましょう。

工事に伴う駅の閉鎖(U4の列車は通過)は、2019年2月4日から2020年1月31日までが予定されています。約1年間、駅を全面閉鎖しての工事ということになります。

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なお、U4で利用できる最寄り駅ですが、Kettenbrüchengassse駅までが650メートル、Margartengürtel駅までが950メートルです。

まず、Hütteldorf方面に設けられていた駅舎(プラットホームへのリフト設置)ですが、ここは将来、U2との複合駅になった際に中心となる駅舎になるようで、現在、事実上、解体されています。

恐らく、大幅に拡張されるものと推察されます。

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そして、驚いたのは運河沿いの工事。まず、運河の上に建設された人工地盤ですが、現地に行ってつぶさに見ると鉄筋コンクリートを使った本格的なものでした。

場合によっては、工事完了後も解体されるのではなく、そのまま新駅舎の土台になるような気がします。それくらい本格的なものでした。

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ちなみにトップの写真は、Hütteldorf方面からHeiligenstadt側を見た現在の姿です。2枚目と3枚目は、工事が始まる前の写真で、運河の様子がよくわかると思います。

比較していただくために、以前に撮影した写真を掲載したのですが、工事開始に伴う変貌ぶりに、正直、驚かされました。

運河のU4側は石積みでしたが、現在、重機を使って石積みを解体中でした。この解体方法を見ていると、どうも石積みの復活はないかもしれません。

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まぁ、既存のU4の下にU2を通すだけでなく、大規模な駅設備を作るわけですから、これだけ大規模な工事にならざるを得ないのでしょう。

ちなみに右側の写真が、骨組みだけになってしまったHütteldorf側の駅舎です。

その後、オットー・ワグナー設計の駅舎があるPilgramgasse側に移動すると、工事に伴ってAlser Straße, Skodagasse方面の13A停留所がPilgramBruckeの上に移設されるようで、新しい停留所が設けられていました。

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March 08, 2019

変わったお店シリーズ150 レストランがBäckereiに衣替え

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変わったお店シリーズも、何と150回目になりました。まぁ、自分で言うのも何ですが、よくネタを集めてくるものだと思います。

今日は「業態転換したお店(本当に変わったお店)の話題」です。

5区のPilgramgasse駅近くに「NEW POINT」というレストランがありました。路線バスも走る交差点の角地にあって、なかなか目立つ存在。

Feriは利用したことはありませんが、お店も比較的大きく、若者を中心に、そこそこ繁盛していたような雰囲気でした。現役だった頃の写真が2枚目と3枚目です。

Feriが17区から5区のアパートに引っ越した頃は営業していましたが、その後、2016年の末、営業を休止したようです。

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店の前を通りかかったところ、「店舗売ります」というポスターが出ていました。ただ、この時点では「居抜き」を考慮していたのか、レストランの形態は、そのままでしたね(これが4枚目の写真です)。

その後、しばらく、こういった状態が続いていたような気がします。

先日、近くを通りかかったところ、全く新しいお店がオープンしていました。今度はレストランではなくBäckereiです。屋号も「Tat Bäckerei Lebensmittel」に変わりました。

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ファザードはほとんど変わっていませんが、レストランとBäckereiでは構造が異なるため、内部はかなり手を加えているようでした。

この時は、時間がなかったので、実際に店内に入ってチェックしませんでしたが、入り口から見た範囲でも、店内レイアウトは変わっていました。

そして、店内をのぞいて驚いたのは、Bäckereiという看板を掲げているにもかかわらず、実質的には多様な食料品を取り扱っている中規模なスーパーマーケットになっていたことです。

という訳で、新装開店した後の写真が、本日のトップです。

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March 07, 2019

番外編 FOODEX Japan 2019

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今日はオーストリアも出展している日本で開催中の「イベントのご紹介」です。

3月5日から8日まで、千葉県の幕張メッセで、アジア最大級の食品・飲料専門展示会「FOODEX JAPAN/国際食品・飲料展」が開催されています。

この展示会は、1976年から毎年開催されており、2019年で44回目を迎えました。いわゆるトレードショーで、出展者・来場者双方のビジネス拡大に絶好の場です。

今回は、世界95ヵ国・地域から、過去最多の食品・飲料メーカー・商社ら約3,500社/4,100ブースが出展しています。

主催は、一般社団法人日本能率協会、一般社団法人日本ホテル協会、一般社団法人日本旅館協会、一般社団法人国際観光日本レストラン協会、公益社団法人国際観光施設協会ですが、実質的には日本能率協会が取り仕切っているようです。

このところ、オーストリアも大使館商務部が中心となってパビリオンを設けて、ワインを含む同国の食料品を幅広く紹介しています。

先日、Feriの友人が、同展を視察してきたので、そのレポートです。

今年は、日本・EU経済連携協定が発効したことを受けて、ヨーロッパ各国は食料品の日本への輸出好機と捉え、積極的な出展が行われていました。

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特にEUとしてパビリオンを設けたのが特徴。EU全体の「食の取り組み」について、各種デモンストレーションを含めて紹介していました。

全体的に多くのスペースをとっていたのは、スペイン、イタリアでした。この他、トルコも結構、大きなスペースを確保。食料品の輸出に力を入れていることがわかります。

全般的にEU各国はオーガニックを前面に打ち出していたのが印象的。

オーストリアは、ご存じのようにヨーロッパでもオーガニック先進国。その取り組みは世界でもトップクラスです。高品質、安全、地域の特産、環境に配慮した生産が、オーストリアの食品産業の特徴です。

今回は、このオーガニックを前面に打ち出して展示を行っていました。3月6日に行われたオーストリア食品セミナーも「オーガニック先進国オーストリア - 市場の成り立ちと認証の仕組み」というテーマで行われています。

友人は、同セミナーには参加していないので、具体的な内容は紹介できませんが、オーストリア得意な分野だけに、興味深いお話が聴けたことでしょう。

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今回、オーストリアパビリオンでブースを出展していたのは、ヴェズロン社(エナジードリンク)、マルコ社(オーガニックチーズ)、サン・スナック社(クラッカー)、マーヒャ社(食肉加工)、インターデル・ハンデルス社(食肉販売)、アグラマルクト・オーストリア・マーケティング社(品質認証マークの発行を通じて農産物の品質保証とマーケティングを行う会社)、ホーニグマイヤ・ハンデルス社(蜂蜜)、ミヒャエル・バウアー醸造所(ワイン)、タウフラッツホーファー醸造所(ワイン)、エスターハージー醸造所(ワイン)、シュロス・ゴベスブルグ醸造所(ワイン)、ブリュンデルマイヤー醸造所(ワイン)、ユルチッチ醸造所(ワイン)、エッゲンベルク社(ビール)、ワイン&コマース社(ジュース、フルーツワイン)、ステックス・ショコラーデン・ナヌファクトゥアー社(有機チョコレート)、ビオメガ社(天然素材)、ビオ・オーストリア・マーケティング社(オーガニック団体)、ルービン・ガーデン社(オーガニックジュース、オーガニックオイル)、ナンネル社(リキュール)などでした。

日本には、まだ販路が開拓されていない会社や商品も多かったようです。

国によっては、ブースで各種イベントを行っているところもありましたが、オーストリアは正攻法。比較的おとなしい展示だったようです。

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March 06, 2019

街頭フォトプリンターが登場

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今日は「フォトプリンターの話題」をお届けしましょう。

日本と同様、こちらでもカメラで写真を撮る人は激減しており、観光客を含む多くの方はスマートフォンで撮影しています。

スマートフォンで撮影した場合、デジタルデーターをメールなどで相手に送れば、それでおしまいというケースが多いと思いますが、やはりプリントしてシェアしたいと考える人も一定数存在します。

日本では、写真屋さんをはじめ、コンビニエンスストアのマルチプリンターなどでプリントが可能ですが、こちらでは、今まではドラッグストア内にあるセルフプリンターを使うのが一般的でした。

ドラッグストア内のセルフプリンターについては、このブログでもご紹介したことがあります。

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Feriも、以前、グルベローヴァさんの写真をドラッグストアでプリントして、出待ちの際にサインをいただいた経験があります。その場でプリントできるのは、便利ですね。

さて、先日、馴染みのホイリゲへ出かけるためSchottentorの地下停留所に向かったところ、ちょっと変わった機械を見かけました。向かって左側は、おなじみの証明写真撮影ボックスなのですが、問題は右側。

「DRUCKEN SIE IHRE FOTOS」と書かれており、中央には大型液晶ディスプレイが馬混まれています。そして機械の左側には、メモリーカードのスロットやケーブルが出ています。

もう、おわかりですね。街頭フォトプリンターです。この手の機械は、イタズラ防止のため、店内に設置するのが基本だと思うのですが、街頭に設置するとは思いきったものです。

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また、ケーブルがぶら下がっていますが、イタズラで引っ張ったりすることは考慮していないのでしょうか。他人事ながら、心配になってしまいました。

最近では電子マネーなどを使える自動販売機が増えていますが、こちらは現金オンリー。紙幣は10Euroと20Euro。硬貨は1Euro、2Euro、10Cent、20Cent、50Centが使用できます。Feriは試して見ませんでしたが、中央の液晶パネルで操作をするのでしょう。

日本では、この手のセルフサービス方式のフォトプリンターでは、ゴミなどが入るのを防ぐため、メモリーカードスロットにはカバーが付いており、操作時のみ開くようになっていますが、これはカバー無しでした。

カードスロットには、USB、SD、MicroSD、MiniSD、XD、MemoryStick、CompactFlashと、ほぼ全ての規格に対応しています。

実は、この場所にある証明写真撮影機は、以前から他のサービスを併合したゴンバインド機でした。

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March 05, 2019

話題のスポット? HUAWEIの旗艦店

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今日は、世界的に話題になっている「HUAWEIにまつわるお話」です。

中国共産党政権の情報工作に関与している疑いから中国通信機器大手HUAWEIを政府調達から排除する動きが、欧米諸国で急速に加速しているのは、皆さまもご存じのとおりです。

HUAWEIは、業務用機器はもちろんのこと、一般ユーザーを対象としたスマートフォンをはじめとする情報通信機器も多数、開発・発売しています。ちなみにFeriが使っているポケットWi-FiはHUAWEI製です。

このHUAWEIがウィーンに一般ユーザーを対象とした旗艦店(Flagship shop)を開設することになり、現在、準備が進められています。

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その場所は、観光客で賑わう旧市街のケルントナーシュトラーッセ32~34(角地)。国立歌劇場側から向かうとホテル・ザッハーの裏手になる一等地です。

ちなみにケルントナーシュトラーセには、アメリカを代表するIT企業Appleの旗艦店もあります。まさしく米中が熾烈な戦いを繰り広げることに‥

という訳で、どの程度、工事が進んでいるのかを見るため、最近は人混みが苦手で、足が遠のいているケルントナーシュトラーセへ行ってきました。

写真のようにファザードは完成していますが、窓ガラスの内側には目隠しが取り付けられており、店内を見ることはできません。

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また、正式な看板は掛かっていませんでしたが、玄関上の窓にはHUAWEIのロゴが掲げられていました。

窓には「MAKE IT POSSIBLE HUAWEI」というキャッチレーズが‥そう言えば、日本のCanonも、同じキャッチレーズを使っていたような気がしますが‥

IT企業の旗艦店では、一般ユーザーを対象とした各種製品に加えて、会社のコンセプトなどをビジュアル・マーチャンダイジングで展示することが多いので、ある程度、内装工事に時間がかかると思われます。

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March 04, 2019

Volksoperのオペレッタを憂う-「偉大なるマンネリ」は否か-(下)

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今日は昨日に続き「最近のVolksoperのオペレッタについて思うこと」を書き綴ってみます。

正直なところ、Feriは、最近のVolksoperのオペレッタ演出改訂で、期待以上の仕上がりだった作品に当たったという経験がありません。それでもPremiumに“わずかな期待を持って”通ってしまうのが、ファンの悲しい性‥

もちろん、これはFeri個人の受けとめ方ですから、「そんなことはない」「この作品は良かった」という方もいらっしゃると思います。

当ブログでは、Feriは、すべてチケットを正規の金額で購入している「自前観賞」です。劇場からのご招待はありません。

しかし、少しでも多くの方にVolksoperのオペレッタを楽しんでいただけるように、問題点だけを論うというスタンスではなく、極力、良いところを数多くご紹介するように心がけています。お客さまが少しでも増えることが、オペレッタの継続上演につながりますから‥

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特に有名作品の改訂は、惨憺たるもの。時代設定を現代に切り替えた作品(最近では「パリの生活」や「オペラ舞踏会」)は、のきなみ落胆モードです。

というのは、ファンの皆さまはご存じのように、オペレッタの多くは、階級社会を揶揄した作品が多いため、時代設定を現代にすると、Feriには、今ひとつピンとこなくなってしまうのです。

もちろん、男女の恋がベースになっているので、時代が変わっても普遍的なところはありますが、「身分社会」が背景にあると、ニュアンスが変わってくるものです。

一方、最近では、いわゆる定番オペレッタの改訂と同時に、今まで注目されていなかった作品を取り上げるケースが増えています。

これは「この作品、観たことがない」というファンを視野に入れているのかもしれません。珍しい作品でしたら、地元のオペレッタファンも、1回は劇場に足を運んでもらえますからね。

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ただ、万人受けするかどうかは別なので、継続上演して、満席になるかどうかは疑問ですが‥

「珍しいオペレッタ」の一つに、オペレッタ映画を舞台化した「会議は踊る」。

舞台版のオリジナルがなかったため、Feriも楽しく見ることができました。しかし、個人的には本作品の山場である「ただ一度だけ」のシーンがあっさりしていたのがねぇ‥ あそこは盛り上げてほしかったところです‥。

また、「白馬亭にて」は、近年、FeriがVolksoperで観たオペレッタの中では、最も気に入った作品です。

特に演奏が素晴らしかったですね。ただ、演出については、無駄を省き、全体的に洗練されていたRobert Herzl氏による前演出の方に、軍配が上がります。

本編と無関係なお芝居が色々なところで展開するのは、どうも本筋に集中できず、最期まで好きになれませんでした。

一方、当ブログにもたびたびコメントをお寄せ頂くオペレッタファンであるSteppke様の情報では、ドイツでは「オペレッタ復活の兆し」が見えており、劇場にはウィーンと異なり、若い人の姿も目立っているとか‥

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ただ、演出については、かなり突飛な作品が多いという話です。

「突飛な演出でもお客さまが集まる」というのは、もしかしたら国民性の違いなのかもしれません。ドイツでオペレッタが再び上演されるケースが増えている背景には、国民性を踏まえた作品づくりが関係しているような気もします。

そのように考えると、オーストリアの国民性を踏まえたオペレッタを展開すれば、観客動員を上げることは不可能ではないのかもしれませんが、そんなことは劇場関係者は十分ご承知のこと。ここが難しいところなのでしょう。

また、Volksoperがオペレッタの観客を「地元のファン」に設定しているのか、「海外を含む広い音楽ファン」を対象にしているのかが、時々、わからなくなることがあります。

もし、地元のファンに足繁く通っていただくのであれば、ウィーン子の心を捉える作品と演出に加えて、お客さまを呼べるウィーン情緒を体現したオペレッタ歌手を育成することです。

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March 03, 2019

Volksoperのオペレッタを憂う-「偉大なるマンネリ」は否か-(上)

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今日、東京では「東京マラソン2019」が開催されると思いますが、以前、Feriのお得意先の社長さんが出場したことがありました。後日、出場した旨をうかがって、びっくりしたことがあります。

ウィーンマラソンとは規模が違いますので、東京にお住まいの皆さまは、色々と大変だと思います。

さて、今日は「Volksoperのオペレッタに関するお話」をお届けしましょう。

2019年も3月に入り、しばらくすると2019/20シーズンにプログラムが発表になることでしょう。さて、来シーズンはVolksoperでは、どんな演目が上演されるのでしょう。気になるのはオペレッタの演目です。

通常ですと、今シーズンPremiereが行われた「Die Csárdásfürstin(チャールダーシュの女王)」と、4月にPremiumが行われる「Meine Schwester und ich」は間違いなく継続上演されると思います。問題はレパートリー公演ですね。

ところで、2018/19シーズンで、Feriが最も驚いたのはVolksoperで定番オペレッタの「Die lustige Witwe」(メリーウィドウ)が消えたことです。

かつては「こうもり」と並ぶ「鉄板オペレッタ」だっただけに、リニューアルが事前に発表された上で、休演になるのならばわかるのですが、突然の消滅にはショックを受けました。

一節によると観客動員が思わしくないことに加えて、主役級のキャストを確保できなかったことが、上演見送りの要因だと言われています。

Volksoperでは「こうもり」が、現在も、ほぼ伝統的なウィンナオペレッタの様式を堅持しているのに対し、「Die lustige Witwe」は、正直、2005/06シーズンの演出改訂からケチがつき始めました。

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2004/05シーズンまで上演されていたRobert Herzl版は休憩が2回入り、3幕が極めて充実していました。「天国と地獄」のギャロップに乗ったカンカンが素晴らしく、舞台と客席が一体となって、一気に盛り上がるという素晴らしい演出でした。

演出改訂は、「レハール100周年記念の年」だっただけに、大きな期待が寄せられましたが、マスコミに「お葬式になってしまった」と揶揄されるほど、惨憺たる演出でした。ちなみに演出を担当したのはDaniel Dollé氏。

舞台装置が貧弱になったのも、この頃からで、正直、オペレッタとしての魅力が半減(それ以下か)してしまいました。特に3幕は改悪と言って良いでしょう。

劇場側も、お客さまの反応に驚いたのか、シーズンごとにこっそり演出に手を入れて、ごまかしてきました。しかし、演出家との関係もあるのか、抜本的な解決にはなりません。

そして、2010/11シーズン、ついに再改訂となりました。今回の演出は鬼才Marco Arturo Marelli氏。Daniel Dollé版よりも舞台が洗練されて、きれいになった点は評価できますが、ダニロの性格付けが大きく変えてしまった点にFeriは不満を抱きました。

ただ、3幕のカンカンがDaniel Dollé版よりも充実した点は良くなったと言えるかも知れません。

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March 02, 2019

FLEXITY試乗・見学記

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2月28日、恒例の「オペラ座舞踏会」が予定どおり開催されました。今回、友人が参加したので、昨日の記事に写真をご紹介しました。ご興味のある方は、ご覧になってください。

今日はWiener Linien自慢の最新路面電車「FLEXITYの試乗・見学記」です。

昨年12月、クリスマスに合わせて営業運転を開始したBOMBARDIER製の路面電車FLEXITY(Wiener Linienの型式はType D)。

営業運転に投入された路線が、こともあろうにウィーン郊外の67系統(Otto-Probst-Platz-Reumannplatz間)だったこともあり、なかなか乗りに行くチャンスがありませんでした。

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せっかくの新型路面電車ですから、1系統や2系統のような目立つ路線に投入すれば良いのに‥と思うのですが、何か事情があるのでしょうかね。

とは言っても、鉄道ファンのFeriは気になっていたので、先日、時間をつくって見学に行ってきました。

ただ、現在、FLEXITYは先行試作車2編成が完成しているだけで、実際、営業に使用されているのは1編成だけのようです。そのため、「行っても、来なかった」という可能性も‥

さて、Feriは地下鉄U2でReumannplatzへ行ったのですが、地上区間では、現在、Oberlaa方面の軌道撤去作業が急ピッチで進められていました。

また、旧路面電車のターミナルですが、屋根のある停留所は残っていましたが、すでに一部は軌道が撤去されており、近い将来、ターミナルの撤去を含む再開発が行われるのでしょう。

工事現場を見学していたところ、すぐにOtto-Probst-Platz方面からFLEXITYがやってきました。くじ運が悪いFeriですが、今日はラッキーデー。

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さっそく乗車用停留所に向かいOtto-Probst-Platz行きのFLEXITYに乗車。ちなみに当日、運用されていたのは302号車でした。

Feriは一番後ろの席に座ることができましたが、最初の印象は「座面が高い」ということ。少なくとも体感上はULFよりも座面が高いと思います。列車はすぐに走り出しましたが、乗り心地に関しては、ULFと大差はない感じでした。

この路線は、終点近くに大学キャンパスがある他、住宅団地も多く、結構、混雑します。さすがに終点近くになるとお客さまはだいぶ少なくなりましたが‥

ここで、FLEXITYの仕様を、改めてご紹介しましょう。

-全長:34.0m(34.5m)

-全幅:2.4m(2.4m)
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-定員:211名(207名)

-床高さ:215mm(197mm)

-車いすスペース:2箇所

-ベビーカー用シート:8席

仕様的には、ULFのロングバージョン(Type B)と、ほぼ同じです(括弧内はULFロングバージョンの仕様)。

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March 01, 2019

愛猫が天国へ

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3月最初の話題は、「ちょっと悲しいお話」です。

昨日、ウィーンにお住まいのFeriの友人から、悲しい連絡をいただきました。

音楽家ご夫婦なのですが、ご夫婦とも大の愛猫家。ご自宅のアパートで2匹の猫を飼っていました。

Feriも、ご自宅に何回かお伺いしたことがありますが、愛猫2匹は、基本的には部屋の中で気ままに過ごしていました。暖かい時期は、飼い主さんがご在宅の時だけ、中庭に出ていたこともありました。

ご夫婦にとっては、大切な家族の一員。お仕事でお忙しいお2人ですが、きっと色々な思い出を共有していたことでしょう。

お話によると、その内の1匹(本当は可愛い名前があるのですが、ご紹介は控えます)が、25日の午後に体調が急変してしまったそうです。そして、27日の夜、奥さまの腕の中で天国へ旅立っていったそうです。

最期は苦しそうな様子だったため、獣医さんに往診をお願いして楽にしてもらったとか…

友人ご夫婦は、そうとうショック(いわゆるペットロス)を受けたようですが、愛猫の最期を看取ることができたのは、唯一の救いかもしれません。

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