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March 15, 2019

愛犬の口輪は虐待?

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今日は「愛犬の話題」をお届けしましょう。

先日、日本のSNSで、「飼い主に常時口輪をされて虐待に遭っている犬がいる」という動物保護活動をしている方の投稿があり、これが拡散されているとか‥

確かに日本国内では、街中で口輪をしている犬を見かけることは少ないので、このように受けとめる方も多いのかも知れません。

動物愛護に熱心なオーストリアでも、公共交通機関に愛犬を乗せる際には口輪の装着が義務づけられています。

基本的に、こちらの愛犬は「躾がしっかりできている」ことを前提に、公共の場で人間と共生することが許されています。

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Feriがよく行くホイリゲでも、愛犬を連れてやってくるお客さまを多数、見かけます。

ご主人達がワインを飲みながらお食事やおしゃべりをしている時でも、おとなしく足元で「お座り」。決して餌をねだったりしません。もちろん、暑い時期には水を与えることはありますが‥ これはレストランやカフェでも同様です。

こちらにお越しになった方の中にも、このような光景をご覧になったこともあると思います。ちなみに、飲食店の店内で、愛犬が「口輪」を装着しているケースは少ないようです。

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ただ、「躾がしっかりできている」と言っても、公共交通機関の中では、何かが引き金になって、愛犬がパニックを引き起こすことも考えられます。突然の揺れで、他のお客さまと愛犬が接触するということもあるでしょう。

そういった祭、反射的に愛犬が噛みついたりすることを防ぐために「口輪」の装着が義務づけられているようです。

停留所などで見ていると、乗車前は口輪をしていなくても、路面電車が到着し、乗車する段階(もしくは乗車直後)に口輪を装着しています。

右の写真は路面電車の停留所(Hernals)で見かけたものですが、飼い主さんが口輪を持っているのがわかると思います。

さらに不特定多数の人が集まる場所でも、不測の事態に備えてリートだけではなく、口輪の装着が推奨されています。

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ただ、実際には列車や路面電車の車内で口輪を早着しているのは大型犬が中心で、Feriは小型犬が口輪をしているのを見たことがありません。ただ、リートはしっかり付けられていますが‥

一方、日本ではドッグランで他の犬に危害を及ぼす可能性があるので、口輪を奨励しているケースがあるようですが、こちらではドッグランでは口輪をしないのが基本のようです。

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当たり前ですが、警察官の指示で攻撃をする場合もある警察犬の場合、現場へ出るまでは原則として口輪をしています。

なお、右の写真はウィーン警察本部のオープンハウスで間近に見ることができた警察犬。さすがに口輪のレベルが違います。それくらい顎の力が強力なのでしょうね。

ちなみに、日本で口輪の販売を行っている会社によると、口輪装着の目的は、愛犬の拾い食い、噛みつき、傷舐めの防止や、無駄吠えの躾に使われるそうです。

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「拾い食いで病院に通う愛犬は、治療の一環として獣医が口輪の装着を勧めるケースもあるとか‥また、トリミング・ペットサロンで、トリマーに噛みついてしまう愛犬にも必要なアイテムだそうです。

Feriは使ったことがないので、詳しくは知りませんでしたが、口輪の種類は、装着時には開口ができないものと、水が飲めるほどには開けられるものがあるそうです。

オーストリアでも、愛犬の躾をする時に、口輪を使っているケースがあるのかもしれません。

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ところで、このブログでも度々お伝えしているように、ウィーンでは、残念なことに愛犬の躾をしっかりしていない飼い主が増えてきました。愛犬のソーシャルスキルが低下している訳です。そこで、一定の犬種については、飼い主にライセンス制が導入されました。

Feriは、これからも、住民と愛犬が共生できる街であることを願っています。


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