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March 27, 2019

自動車のドアにご用心!

201903260005今日は「自転車にまつわる話題」をお届けしましょう。ウィーンでは、自転車を公共交通機関の一つと位置づけており、レンタルバイクも含めて、その使用を推奨しています。

CityBikeのステーションも以前は駅周辺が中心でしたが、最近では街中でも数多く見かけるようになりました。もちろん、自分の自転車の乗っているウィーン子も多数。

日本では、自転車を邪魔者扱いする風潮があるような気がしますが、こちらでは自転車を積極的に利用してもらうためのインフラ整備も行われています。

その一つが、自転車専用レーンの設置です。広い歩道があるエリアでは、歩道の一部を自転車専用レーンとして、明確に分けています。交差点にも自転車専用信号機が設置されている場所もあります。

201903260006とは言っても、全ての歩道上に自転車専用レーンがある訳ではありません。

歩道が狭い場所では、日本と異なり、自転車は車道を走ることになっています。つまり、歩道は「基本的に歩行者が使うもの」という考え方が徹底している訳です。

自転車が車道を走る場合、基本的には歩道寄りを走行することになりますが、ここで問題になるのが、自動車の公認路上駐車エリア。ウィーンでは、車道の一部に公式の駐車スペースを設けているところが多数、存在します。

中には実質的には、片側1車線にしてまで、駐車スペースを確保している道路もあるほどです。このあたりの考え方は、日本とは大きく異なりますね。

写真のように、駐車スペースを設けて歩道が狭くなる場所から、自転車は歩道の専用レーンから、車道に出るよう指示されている場所もあります。<201903260004当然、自転車は駐車スペースと走行車線の間を走るわけですが、突然、自動車のドアが開いたら‥ そう、開いたドアに自転車がぶつかってしまいます。
Feriは目撃したことはありませんが、実際には、この手の事故は多いようで、色々な団体が啓蒙活動を行っています。
最後に、お目にかけるにはRadlobby Österreichという組織が発行しているパンフレット。
突然、ドアが開くことを想定して、駐車スペースから1.2メートルの距離をとって送稿することを推奨しています。
一方、自動車を運転するドライバーに対しても、サイクリストを追い越す場合は、1.5メートルのサイドクリアランスをとることが法令で義務づけられているようです。さらにドライバーに対しても、ドアを開ける際には横を走行している自転車に細心の注意を払うことが義務づけられています。
201903260007
なお、駐車スペース横に自転車専用レーンを設ける場合、1.75メートルの幅を確保することが推奨されています。
以前、Feriがウィーン市内で開催されたストリートライフフェルティバルに行った時には、写真のように自動車ドアと自転車の接触事故を再現したディスプレイがありました。マネキンまで使った、かなりリアルな展示です。
道が狭い場所が多いウィーンだけに、事故防止のためには、ライダー、ドライバーなどに対する啓蒙活動が必要なのでしょう。


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