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March 05, 2019

話題のスポット? HUAWEIの旗艦店

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今日は、世界的に話題になっている「HUAWEIにまつわるお話」です。

中国共産党政権の情報工作に関与している疑いから中国通信機器大手HUAWEIを政府調達から排除する動きが、欧米諸国で急速に加速しているのは、皆さまもご存じのとおりです。

HUAWEIは、業務用機器はもちろんのこと、一般ユーザーを対象としたスマートフォンをはじめとする情報通信機器も多数、開発・発売しています。ちなみにFeriが使っているポケットWi-FiはHUAWEI製です。

このHUAWEIがウィーンに一般ユーザーを対象とした旗艦店(Flagship shop)を開設することになり、現在、準備が進められています。

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その場所は、観光客で賑わう旧市街のケルントナーシュトラーッセ32~34(角地)。国立歌劇場側から向かうとホテル・ザッハーの裏手になる一等地です。

ちなみにケルントナーシュトラーセには、アメリカを代表するIT企業Appleの旗艦店もあります。まさしく米中が熾烈な戦いを繰り広げることに‥

という訳で、どの程度、工事が進んでいるのかを見るため、最近は人混みが苦手で、足が遠のいているケルントナーシュトラーセへ行ってきました。

写真のようにファザードは完成していますが、窓ガラスの内側には目隠しが取り付けられており、店内を見ることはできません。

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また、正式な看板は掛かっていませんでしたが、玄関上の窓にはHUAWEIのロゴが掲げられていました。

窓には「MAKE IT POSSIBLE HUAWEI」というキャッチレーズが‥そう言えば、日本のCanonも、同じキャッチレーズを使っていたような気がしますが‥

IT企業の旗艦店では、一般ユーザーを対象とした各種製品に加えて、会社のコンセプトなどをビジュアル・マーチャンダイジングで展示することが多いので、ある程度、内装工事に時間がかかると思われます。

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オープン日は正式には発表されていないようですが、今夏と言われています。また、ウィーンで商売をするため、従業員には地元オーストリア人を雇用する予定で、リクルーティングもはじめているようです。

実際、工事中の店にも小さいながら求人募集のポスターが張り出されていました。

欧米では政府調達からHUAWEIを除外する動きが出ていますが、オーストリアは、一応、中立国という立場上、排除を明言していません。

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同社は東欧に深く進出しており、そこから軍事機密を含む様々情報が中国へ漏洩しているのではないかと、アメリカが懸念しているようです。

ところで、先日、日本を実務訪問したオーストリアのクルツ首相ですが、その後、ワシントンへ飛んでアメリカのトランプ大統領と会談しています。

詳細な報道はなされていませんが、もしかすると、その場で、トランプ大統領からクルツ首相へ、HUAWEI追放の要請がなされたかもしれません。

混沌とした国際情勢の中、ケルントナーシュトラーセのHUAWEI旗艦店は、無事、オープンするのでしょうか。

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