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April 26, 2019

遮音壁の設置が始まりました

201904240010今週末から日本では、平成から令和への改元をまたいだゴールデンウィークが始まりますが、東京では日本オーストリア修好150周年を記念した展示会が始まりました。

一つは、23日から東京都美術館で始まった「クリムト展 ウィーンと日本 1900」。注目作品は、旧約聖書に登場する女性を官能的に描いた「ユディトI」でしょうか。

201904240009こちらの新聞でも、展覧会の模様が右のように大々的に取り上げられています。

そして、24日からは新国立美術館で、「ウィーン・モダン クリムト、シーレ世紀末への道」が始まりました。

日本に居ながら、クリムトの作品を鑑賞できる貴重な機会と言えるでしょう。

さて、今日はクリムトとは無縁の「遮音壁の話題」です。

このブログでも建設工事中の様子を逐次お伝えしているHernals駅に隣接するアパート。

201904240003前回、このブログでご紹介した時に、「S Bahnに面した側に遮音壁が設置される」という内容をご紹介しましたが、いよいよ、その「遮音壁の設置工事」が始まりました。

通常、ÖBBが設置する遮音壁は外部が金属製で、内部に吸音材が入ったタイプです。Hauptbahnhof周辺には車両基地などがあるため、この遮音壁が設置されているところも多いですね。

一方、今回はÖBBが設置するのではなく、アパートを建設している業者が設置するものです。

言葉で説明するより、写真をご覧になるとよくわかると思います。

201904240008さすがにアパートに取り付けるため、眺望と採光を考慮して透明になっています。恐らく強化ガラス製だと思われます。

「強化ガラス製の遮音壁」と言うと、このブログでも2015年3月24日の記事でご紹介したMargaretengürtel沿いに立つアパート「Theodor-Körner-Hof」の遮音壁(Lärmschutzwand)を思い出します(詳しくは「謎の透明壁‥不思議なアパート」<こちらから>をご覧ください)。

どうも基本的な構造は同じようです。

ご覧のように金属製のフレームを組み立てて、そこへガラス製の防音壁を取り付ける方式です。

201904240001強度と点検のため、金属製のフレームが足場状になっているのが特徴です。

また、遮音壁は単独で建設されているのではなく、左右の建物に連結されているようで、高さも建物と合わせてあります。

かなり巨大な防音壁ですが、透明なので、圧迫感は少ないように感じます。

Hütteldorf方面のプラットホームから見ると、駅の構造物と一体化しているように見えますが、実際には駅の構造物とはつながっていません。

201904240002このような強化ガラス製の防音壁ですが、日本の場合、耐震性が求められるので、採用は難しいような気がします。

そういう意味では、巨大地震を考慮せずに建設ができるオーストリアならではの構造物と言えるのかも知れません。

まだ、アパート本体の工事も途中で、足場が組まれていますから、遮音壁と一体感がありませんが、恐らく工事が完成すると、アパートの「躯体の一部」になるような気がします。

いずれにしても洒落たデザインの遮音壁であることは言うまでもありません。

完成するとパブリックスペースの中庭から、遮音壁を見ることがかもしれないので、後日、完成後の姿もご紹介しましょう。

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