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April 17, 2019

森林火災消火訓練が行われました

201904160003パリではノートルダム大聖堂で火災が発生して、大変なことになったようですが、火事は怖いですね。

今日は「森林火災消火訓練の話題」をお届けしましょう。

皆さまもご存じのようにウィーンは郊外に広大な「ウィーンの森」を擁しています。Feriが散歩で訪れる19区も、その一つ。やはり怖いのは森林火災です。

先日、連邦軍も参加した大規模な森林火災消火訓練がCobenzl周辺で実施されました。

オーストリアでも火災が発生した場合、基本的には消防当局が対応にあたります。しかし、大規模な森林火災が発生した場合、消防車が現場に急行できない場合もあるため、今回、関連する機関が参加した連携を深めるための大規模な訓練が行われた訳です。

今回は「ウィーンの森」で大規模火災が発生したという想定で、連邦軍のヘリコプター部隊も参加して、空中からの消火活動や救助活動も行われました。

201904160001参加したヘリコプターはシコルスキーS-70(ブラックホーク)と、小型のSA319(アルエットⅢ)が使われました。日本でも自衛隊のヘリコプターが森林火災の消火に「災害派遣」として参加しますが、同じパターンです。

なお、日本では消防防災ヘリコプターを所有している自治体がありますが、こちらの場合、消防当局はヘリコプターを所有しておらず、空中からの支援が必要な場合は、連邦軍が出動します。

こちらの訓練らしく、様々なシナリオが想定されており、森林の中で炎に囲まれた学生グループの救助、負傷した森林作業者の救助、空中からの消火活動などです。

空中消火はヘリコプターが吊り下げたバスケットから水を散水して行いますが、水はドナウ川で補給したようです。もちろん、地上の消防部隊も消防車を使って火災を制圧する訓練を行っています。

201904160002大規模森林火災の場合、複数の組織が連携をとることで、効果的な消火活動や救助活動ができるので、このような訓練は重要だと責任者は説明しています。

今回の訓練には、ウィーン市消防隊から消防隊員50名、緊急対応部隊20名、連邦軍15名をはじめ、ボランティアを含めて200名以上の人員が参加したそうです。

ちなみに日本の場合、森林火災の約7割は、1月から5月にかけての春先に集中しているそうです。

これは山に入る人が増加するほか、農作業に由来する枯草焼きなどが山林に飛び火することも原因とも言われています。オーストリアでも同様な傾向があるのかもしれません。

なお、実際には今までのところ「ウィーンの森」で、大規模な森林火災は発生したことはないそうですが、万が一のために訓練を行っておくことは大切ですね。

今日はウィーン市提供の広報写真で訓練の模様をご紹介しました。

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