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April 19, 2019

今シーズンの「Axel an der Himmelstür」

Axel_006今日は「フォルクスオーパーのオペレッタ鑑賞記」です。

フォルクスオーパーにしては珍しく、今シーズンはRalph Benatzky作曲の作品が2作、上演されています。

2016/17シーズンにPremiereが行われた「Axel an der Himmelstür」については、恐らく2019/20シーズンは「Meine Schwester und ich」が継続上演されるため、打ち止めになると思われます。

この手の珍しい作品は、一度、打ち止めになると再演は、非常に難しいような気がしています。という訳で「Meine Schwester und ich」と比べる意味もあって、観てきました。

指揮はLorenz C. Aichnerさん。主な出演者は、以下のとおりです。

-Gloria Mills, Filmstar(映画女優:グロリア・ミルズ):Bettina Mönchさん

-Axel Swift, Reporter(記者:アクセル):Andreas Bieberさん

Axel_003-Jessie Leyland, Sekretärin(秘書:ジェシー):Juliette Khalilさん

-Theodor Herlinger, Friseur(メーキャップ・アーチスト:テオドール):Peter Lesiakさん

-Cecil McScott, Filmproduzent(映画プロデューサー:スコット):Kurt Schreibmayerさん

-Kriminalinspektor Morton(刑事:モートン):Gerhard Ernstさん

-1. Herr / Autor / Randy Racebottom, Klatschreporter(第1の男、記者:ランディほか):Stefan Bischoffさん

-2. Herr / Aufnahmeleiter / Ausstatter / Bab Peppermint, Rechtsanwalt(第2の男、弁護士:バブ・ペパーミントほか):Jakob Semotanさん

-3. Herr / Komponist / Beleuchter / Tommy, Polizist(第3の男、警察官:トミーほか):Oliver Lieblさん

Axel_002-4. Herr / Regisseur / Meredith, Butler / Clark, Glorias Chauffeur(第4の男、グロリアお抱え運転手ほか):Jeffrey Treganzaさん

-5. Herr / Tonmeister / Prinz Tino Taciano(第5の男、プリンス・ティノ・タチアーノほか):Maximilian Klakowさん

演出はPremiereと時と変わっておらず、モノクロ映画をモチーフにしたモノトーンの舞台です。当時のハリウッド映画を強く意識した演出です。

グロリア・ミルズ、アクセルともにプレミア組なので、こなれていましたね。

Bettina Mönchさんはスタイルが良く映画スターというイメージにピッタリですが、Feriの個人的な感想としては、声があまりきれいではないような気がします。

このあたり、難しいところ。

Axel_001プレミアシーズンのセカンドクルーはJulia Kociさんでしたが、こちらの歌は見事でしたね。

ジェシーは、Juliette Khalilさんは、「Im Weißen Rössl」のクレールヒェン、「オズの魔法使い」のドロシー、「ヘンゼルとグレーテル」の霧の精などに起用されているスプレッドです。仕上がりは申し分ありません。< /P>

テオドールのPeter Lesiakさん。過去に「オズの魔法使い」の案山子、「Im Weißen Rössl」のギズスムントに出演していたブッフォ。こちらも見事な仕上がり。

Axel_004このペアは良い味を出していましたね。やはりプスレッドとブッフォの仕上がりが良いと、オペレッタは盛り上がります。

脇役ですがスコットのKurt Schreibmayerさん、刑事のGerhard Ernstさんが良い味を出していました。

ところで、本作品ですが、カーテンコールの際3分ほどで、ダイジェストを上演するのが特徴。これは面白いですね。

変な言い方ですが、このダイジェストの内容を2時間も延々とやっていた訳です‥さすがオペレッタ。

最近はオペレッタにお客さまが集まらない傾向があるのですが、当日は、結構、入っていました。

Axel_005もしかしたら各種割引の効果かも知れません。

そして、お客さまの反応も比較的良く、Ralph Benatzkyの作品がウィーン子に愛されていることが良くわかる一夜でした。

Feri、個人の感想ですが、同じRalph Benatzkyの作品でも、今回、Premiereが行われた「Meine Schwester und ich」の方が華やで、明るい、オペレッタらしい仕上がりになっており、好感が持てます。

もちろん、「Axel an der Himmelstür」にも別の魅力があるのは言うまでもありません。

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